韓国の音楽界で名を轟かせる4人組男性グループ、WINNER。彼らはYGエンターテインメントからデビューし、自ら音楽を制作する力量をもつことで知られています。一時活動休止を経験しながらも、その独自の音楽性で韓国だけでなく世界中の音楽チャートを賑わせてきました。
当記事では、彼らのデビュー経緯から活動休止、そして活動再開までの歩みと、魅力あふれる4人のメンバー、そして人気曲を紹介しますWINNERの音楽を通じて、その実力と深い魅力を感じ取ってください!
1.WINNER(ウィナー)とは?
WINNER(ウィナー)は、韓国の芸能事務所「YGエンターテインメント」からデビューした4人組男性グループです。YGエンターテインメント主催のサバイバル番組「WIN:WHO IS NEXT?」で戦ったAチーム、Bチームのチームのうち、勝者がWINNERとしてデビューしました。
WINNERはアイドルグループでありながら、メンバー自らがセルフプロデュースできるほどの実力をもっています。アルバム制作時は、メンバー達が収録曲に参加。デビューアルバムとなった「2014 S/S」のタイトル曲はデビューから6日でランキング1位を獲得しました。
1-1.メンバーの入隊による活動休止も
WINNERは、これまで何度か活動休止となった空白期間がありました。デビューは2014年8月ですが、日本ツアーや海外での活動のために韓国国内での活動ができなかったことが理由です。さらに、メンバーのジヌさんとフニさんが兵役のために入隊したことも活動がストップする理由となりました。
2022年には招集解除された2人のメンバーとともに、個々の活動を続けていたユンスンさんとミノさんも合流し、ファンにとって待望の活動再開を宣言しています。
1-2.テヒョンが脱退してメンバーは4人に
WINNERはデビュー当時、5人のメンバーで活動を開始しました。しかし、2016年にテヒョンさんが脱退し、その後は4人のメンバーで活動を続けています。テヒョンさんは花のあるビジュアルでグループの人気を牽引するメンバーでした。
テヒョンさんの脱退理由は、幼い頃から抱えていた心理的なものが原因です。テヒョンさんは、脱退の1年後に「South Club」というバンドを結成し、再び音楽シーンに復帰しました。
2.WINNER|メンバー4人のプロフィールを紹介!
WINNERメンバーの魅力は、才能豊かな人材が揃っていることです。「M!COUNTDOWN」が韓国アイドルの中でデビュー最速1位を獲得。2022年7月5日にリリースしたミニアルバム「HOLIDAY」は、世界18ヶ国のiTunesチャートで1位になるなど、音楽グループとして高い評価を受けています。
また、音楽番組やバラエティ、ドラマで見せる、パフォーマンス以外の姿もファンを魅了しています。ここからは、個性あふれる4人のメンバープロフィールを紹介します。
2-1.YOON(ユン)
名前 | カン・スンユン |
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担当 | ボーカル・リーダー |
生年月日 | 1994年1月21日 |
血液型 | B型 |
身長 | 180cm |
出身地 | 韓国・釜山広域市 |
趣味・特技 | ビリヤード・作詞・作曲 |
YOON(ユン)さんは、WINNERのリーダーでボーカルを担当する最年長メンバーです。オーディション番組「SUPER STAR K2」の出身で、YGエンターテインメントより2013年7月にソロデビューを果たしています。
凛とした品のあるビジュアルと、ずば抜けた歌唱力がユンさんの特徴です。作詞や作曲が特技と言えるほどの実力があり、また根っからの音楽好きな性格がうかがえます。
2-2.HOONY(フニ)
名前 | イ・スンフン |
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担当 | ラップ |
生年月日 | 1992年1月11日 |
血液型 | A型 |
身長 | 183cm |
出身地 | 韓国・釜山広域市 |
趣味・特技 | ダンス・作詞 |
HOONY(フニ)さんはWINNERのラッパー担当です。オーディション番組「K-POP STAR」でデビューを果たしました。振り付けを考え、メンバーに共有するコリオグラファーとして、カン・スンユンとともにグループの肝となるメンバーとして活躍しています。
ラップスキルのほか、キレのあるダンスもフニさんの魅力です。フニさんの高いダンススキルは、WINNERのパフォーマンスを際立たせる見どころになっています。
2-3.JINU(ジヌ)
名前 | キム・ジヌ |
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担当 | ボーカル |
生年月日 | 1991年9月26日 |
血液型 | A型 |
身長 | 177cm |
出身地 | 韓国・全羅南道霊岩郡 |
趣味・特技 | 演技・水泳 |
WINNERの中で最年長のメンバーJINU(ジヌ)さんは、グループのボーカルを務めています。ジヌさんの魅力は華麗なビジュアルです。特徴のあるジヌさんの声質は、グループのボーカルラインに欠かせない存在となっています。
音楽に対する姿勢が貪欲なジヌさん。努力家で練習を欠かさず、常に上を目指す志向はグループの成長に欠かせないエネルギーの源です。
2-4.MINO(ミノ)
名前 | ソン・ミノ |
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担当 | ラップ |
生年月日 | 1993年3月30日 |
血液型 | A型 |
身長 | 181cm |
出身地 | 韓国・京畿道龍仁市 |
趣味・特技 | ビートボックス・作詞・作曲・絵・バスケットボール |
MINO(ミノ)さんは、WINNERの中でラップを担当するメンバーです。ラップスキルに定評があり、韓国ではアンダーグラウンドのHIPHOPシーンで活動していました。
WINNERの音楽性にスパイスを与える存在として、ミノさんのラップスキルは欠かせません。ビートボックスを得意とするミノさんの実力は、WINNERの楽曲がもつ魅力をさらに広げています。
3.WINNERで特に人気の曲は?
空白の活動期間を設けていたWINNERは、これまでに数々の名曲をリリースしてきました。フルアルバム「EVERYD4Y」のタイトル曲「EVERYDAY」もその1つです。MelOn、genieなど韓国国内の7つのチャートで1位を記録し、18か国のiTunesチャートでも1位を記録しました。
メンバー全員が参加して作り上げた楽曲は、多くの記録を打ち立て、WINNERの高い音楽性を証明しています。ここからは、人気ランキングでも上位に入るおすすめの曲を紹介します。
3-1.COLOR RING
「COLOR RING」は、WINNERのデビューアルバム「2014 S/S」に収録されているタイトル曲です。2014年8月12日のリリース後、ダブルタイトル曲の「EMPTY」と合わせて韓国の9大チャートで1位を獲得しました。
過去の恋人への想いに苦しむ感情を表現した曲調と歌詞が特徴で、ドラマ「ソイカレ わたしがイケメンと添い寝する30の方法」の主題歌に抜擢されています。
メンバーそれぞれが演じる、切なさが伝わってくるようなシーンが数多く登場するミュージックビデオは必見です。
3-2.LOVE ME LOVE ME
LOVE ME LOVE MEは、4枚目のアルバム「Our Twenty For」に収録されている楽曲です。2017年08月04日にリリースされました。
夏のリリースにふさわしく、ディスコサウンドを意識した清涼感あふれる楽曲です。作曲はユンさん、ミノさん、フニさんが、作詞にはユンさん、ミノさんが参加。
リリース後は韓国国内の4つの主要音楽チャートで1位を記録、17か国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得しています。
3-3.REALLY REALLY
REALLY REALLYは、WINNER初となるシングルパッケージ「FATE NUMBER FOR」に収録されています。2017年4月7にリリースされた後、韓国国内では5つの主要音楽配信サイトで1位を獲得しました。メンバーが作詞作曲に参加したこの楽曲は、新たな恋が始まる時のときめきを表現しています。
リフレインするトロピカルサウンドには中毒性があり、発表後の39週目には1億ストリーミングを突破という記録を打ち立てています。
まとめ
WINNERは、YGエンターテインメントからデビューした4人組男性グループで、サバイバル番組「WIN:WHO IS NEXT?」の勝者として誕生しました。自ら音楽制作に関与し、デビューアルバム「2014 S/S」はデビューから6日で1位を獲得。
一時期は活動休止がありましたが、メンバー全員が兵役を終えた2022年に活動を再開しました。デビュー時は5人でしたが、テヒョンさんの脱退後は4人で活動。4人それぞれが個性と実力を持ち、グループの音楽性に大きく貢献しています。また、多数のヒット曲をリリースしており、その中でも「EVERYDAY」「COLOR RING」「LOVE ME LOVE ME」「REALLY REALLY」などが特に人気です。
興味のある方は、ぜひYouTubeやInstagramでWINNERの活動に注目してくださいね!
※当記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しています