GLAY(グレイ)は、多くのヒットソングをリリースしている男性5人組のロックバンドです。1994年にメジャーデビューを果たしてから精力的に活動を続けており、抜群の演奏技術で奏でるメロディとボーカルTERUさんのセクシーな歌声が大きな魅力となっています。
当記事では、GLAYの経歴やバンド名の由来・代表曲、またメンバー4人のプロフィールや魅力を解説します。GLAYを脱退したメンバーに興味がある方も、ぜひご一読ください。
1.GLAY(グレイ)とは?
GLAY(グレイ)は、日本を代表するビジュアル系ロックバンドです。オリジナル楽曲の制作をしていたTAKUROさんが小中学校時代からの友人であるTERUさんに声を掛け、1988年にGLAYが結成されました。翌年の1989年にHISASHIさん、1992年にはJIROさんが加わり現在の4人組体制となりました。長い下積み時代を過ごした後、世界的アーティストであるYOSHIKIさんの目に留まり、メンバー全員の夢だったメジャーデビューを果たします。
1994年には、YOSHIKIさんが設立したメジャーレーベル「プラチナム・レコード」からデビュー曲「RAIN」をリリースし、15万枚のスマッシュヒットを記録します。デビュー後も数々のシングル・アルバムを大ヒットさせ、オリコンでは6曲のミリオンヒットを記録している伝説のバンドです。
1-1.GLAYのバンド名の由来
GLAYのバンド名は、当時高校生だったリーダーのTAKUROさんとTERUさんにより命名されました。
綴りは異なりますが、灰色を意味する「GRAY」がバンド名の由来です。黒(ロック)でも白(ポップ)でもない音楽を作りたいという意味が込められています。デビュー後のインタビューでは、「響きがかっこいい」「RではなくLに変えたのはインパクトがあるから」とコメントしています。
2.GLAYのメンバー4人のプロフィール・魅力を紹介!
4人組のGLAYにはドラムが不在のため、メンバーとしてサポートドラマーを迎え入れ活動しています。以下では、2024年にデビュー30周年を迎えるGLAYメンバー4人のプロフィールをご紹介します。
2-1.TERU
名前 | 小橋 輝彦(こばし てるひこ) |
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担当 | ボーカル |
生年月日 | 1971年6月8日 |
年齢 | 52歳 ※2023年12月時点 |
血液型 | O型 |
出身地 | 北海道 函館市 |
GLAYのボーカル担当のTERUさんは、シンガーソングライターとしても活躍しているメンバーです。GLAYの楽曲はもちろん、さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュースなども行っています。
GLAY結成当初はドラマーを担当していましたが、TERUさんの優れた歌唱力に衝撃を受けたTAKUROさんの勧めもありボーカルへと転身します。ドラムだけでなく、ピアノやギターなども得意です。
天然キャラでも有名で、ライブやコンサートのMCでは観客を笑わせるお茶目な発言がファンから親しまれています。
2-2.JIRO
名前 | 和山 義仁(わやま よしひと) |
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担当 | ベース |
生年月日 | 1972年10月17日 |
年齢 | 51歳 ※2023年12月時点 |
血液型 | A型 |
出身地 | 北海道 函館市 |
JIROさんはベースを担当しており、TAKUROさんに誘われて最後にGLAYに加わったメンバーです。最年少ながら副リーダー的な存在で、積極的な性格を生かしGLAYをスターダムにのし上げるきっかけを作りました。
GLAYのメンバーで唯一、芸名が本名に由来していません。GLAYの前に所属していたバンドで名前を聞かれた際に、なぜか「JIROです」と応えたために芸名に決まりました。
ステージでは、JIROさん独特の腕を大きく振るスタイルで、ベースを自由自在に操り盛り上げます。TERUさんに続きメインボーカルを担当することもあり、コーラスで参加する楽曲も多いです。
2-3.TAKURO
名前 | 久保 琢郎(くぼ たくろう) |
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担当 | ギター |
生年月日 | 1971年5月26日 |
年齢 | 52歳 ※2023年12月時点 |
血液型 | O型 |
出身地 | 北海道 函館市 |
GLAYのリーダーであるTAKUROさんは、ギターとキーボードを担当しています。TAKUROさんが作詞作曲した楽曲は数多く、GLAYにおける中心的存在です。GLAYでの活動以外にもプロデューサーとして、数多くのアーティストたちに楽曲を提供しています。
TAKUROさんは、TERUさんに「世界で1番GLAYが好きな人」と言われるほど、GLAYへの愛情が深いことでも有名です。GLAYのリーダーとして、メンバーはもちろんスタッフ、ファンからも信頼されています。TERUさんとは実家が近く、同じ小・中学校出身の幼なじみです。
2-4.HISASHI
名前 | 外村 尚(とのむら ひさし) |
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担当 | ギター |
生年月日 | 1972年2月2日 |
年齢 | 51歳 ※2023年12月時点 |
血液型 | O型 |
出身地 | 青森県 弘前市 |
ギターを務めるHISASHIさんは、GLAYの楽曲の作詞作曲も担当しています。TAKUROさんと同じ高校出身で、TAKUROさんがツインギターのパートナーを探していたことがきっかけでGLAYに加入しました。
HISASHIさんは、車やバイク、ゲーム、アニメなど数多くの趣味を持っています。以前には趣味のアニメがきっかけで、蒼井エイルさんや声優の遠藤ゆりかさんなどに楽曲提供をしました。他にもTERUさんと結成した「rally」や、TERUさんとEXILEのTAKAHIROさん・HIROさんと期間限定で結成した「ACE OF SPADES」に参加するなど幅広く活動しています。
3.GLAYの脱退メンバー
GLAYには脱退したメンバーが4人おり、中でもドラマーは3回メンバーチェンジしています。現在はサポートドラマーを迎え活動中です。インディーズ時代からGLAYに在籍していたメンバーと在籍期間、脱退理由は下記の通りです。
名前(担当) | 在籍期間 | 脱退理由 |
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SHINGO (ベース) | 1990年2月〜1992年9月 | 音楽性の違い |
ISO(ドラム) | 1992年2月〜1992年5月 | 学生都合と演奏技術の問題 |
AKIRA(ドラム) | 1992年5月〜1994年1月 | バンドの状況変化と大遅刻が原因 |
NOBUMASA (ドラム) | 1994年〜1995年4月 | 所属事務所の意向で解雇 |
上記の4人は、現在GLAYのメンバーとしては活動していません。メンバーチェンジを繰り返し解散騒動も乗り越え、現在のGLAYへと至っています。
4.GLAYの代表曲
メジャーデビューを1994年に果たしたGLAYは、「Winter, again」「SOUL LOVE」「BE WITH YOU」など、数多くのヒット曲を世に送り出しています。以下では、幅広い世代から愛される、90年代を代表するバンド「GLAY」の代表曲をご紹介します。
4-1.HOWEVER
1997年にリリースされた「HOWEVER」は、GLAY初のミリオンヒットを記録した記念すべき楽曲です。TERUさんのハイトーンボイスが印象的なGLAYらしいバラードの名曲です。
始まりの繊細なピアノサウンドとTERUさんの透明感のある歌声は、多くの人を惹きつけます。さらに、情熱的なフレーズとメロディでサビに向かって盛り上がっていく曲の流れは、心を揺さぶります。大切な人へのストレートな想いが綴られたラブソングで、結婚式の定番ソングとしても有名です。
4-2.誘惑
誘惑は、1998年に年間オリコンチャートで1位を獲得した楽曲です。GLAYを象徴するセクシーで情熱的な世界観が演出され、キャッチーな曲調とダイナミックな歌声でファンを魅了します。
TERUさんのセクシーな歌声はもちろん、卓越した技巧のギターソロにも注目が集まります。ライブで盛り上がるアップテンポな曲調で、Mr.Childrenの桜井和寿さんやL’Arc~en~CielのHydeさんとコラボしたことでも話題となりました。
4-3.グロリアス
1996年にリリースされた8thシングルのグロリアスは、初めてオリコンのトップ10にランクインしたGLAY初期の楽曲です。
ギターのTAKUROさんが作詞作曲を担当し、これまでCMタイアップ曲としても数多く起用されており、誰もが耳にしたことがある名曲です。GLAYならではのロックとポップスをミックスさせたミドルテンポな曲調は、どこか懐かしさを感じさせます。
まとめ
GLAY(グレイ)は、1988年に結成された男性4人組のビジュアル系ロックバンドです。黒(ロック)でも白(ポップ)でもない音楽を作りたいという想いを胸に、これまで数々のヒットソングをリリースしてきました。
GLAYの楽曲には思わず涙を流してしまうバラードから、元気や勇気をもらえるアップテンポな楽曲までさまざまです。2024年にはデビュー30周年を迎え、さらなる活躍が期待できるため、最新情報をぜひ公式SNSでゲットしてくださいね!
※当記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています