エレファントカシマシは結成40年以上の長い歴史を持つ日本のロックバンドで、数多くの名曲を発表し、多くのファンを魅了し続けています。メンバーは、宮本浩次さん・石森敏行さん・高緑成治さん・冨永義之さんの4人で、デビュー以来変わっていません。
この記事ではエレファントカシマシの基本情報を踏まえ、メンバーのプロフィールを詳しく解説します。代表曲についても触れるため、エレファントカシマシに関心のある方はぜひご覧ください。
1.エレファントカシマシとは?
エレファントカシマシ日比谷野音、今回の生配信、ライブ・ビューイングの監督を務めるのは、94年の近藤等則氏との伝説の野音のステージなど、エピック・ソニー時代から数々の作品を手がけてきたエレカシの"生き証人"大沢昌史氏(56)です。
— エレファントカシマシ (@elekashi_ofcl) October 5, 2023
大沢氏ならではの繊細で迫力ある映像をぜひ体感してください ! pic.twitter.com/4kWPP8J1Em
1981年にデビューしたエレファントカシマシは、40年以上もの長い歴史を持つ日本のロックバンドグループです。ボーカルの宮本浩次さんを中心に中学・高校時代の同級生で結成され、デビュー以来メンバーは変わっていません。
エレファントカシマシは略称「エレカシ」で親しまれ、数々のヒットソングを世に送り出しています。
1-1.バンド名の由来
バンド名の由来については諸説あり、宮本浩次さん自身も実は正確な由来が分かっていない可能性も高いです。由来の1つとして、グループ結成当時に公開されていた映画「エレファントマン」と漫才トリオの「かしまし娘」からとったという説があります。一方で、「うるさいぞう」が由来という説もあります。うるさいという意味の「かしましい」とぞうを象にして「エレファント」を組み合わせたという説です。
中学生の時に決定したバンド名には、他にもさまざまな説やエピソードがあり真相は不明です。しかし、結成以来、長年多くの人々に愛されているバンド名であることは確かでしょう。
1-2.エレファントカシマシの歴史
1981年、同じ中学のクラスメイトであった宮本浩次さん、石森敏行さん、冨永義之さんの3人によってエレファントカシマシは結成されます。1986年、冨永義之さんの高校時代の同級生だった高緑成治さんが加わり、現在のエレファントカシマシが完成しました。
1988年EPIC SONYよりシングル「デーデ」で念願のデビューを果たします。レコード会社を転々としながらも、芸能事務所フェイスに23年間在籍します。しかし、2019年長年活動をともにしてきたフェイスから大手芸能事務所アミューズへ移籍し、ファンを驚かせました。
現在は、エレファントカシマシとしての活動はもちろん、宮本浩次さんのソロ活動にも注目が集まっています。
1-3.エレファントカシマシの魅力
エレファントカシマシの楽曲は、ハードロックもバラードも独特なメロディラインが特徴です。ボーカルの宮本浩次さんの太く男らしい歌声と才能あふれる歌の表現力、さらに異彩を放つ感受性は多くの人々の心をつかんで離しません。
エレファントカシマシの魅力は、楽曲だけでなくライブパフォーマンスにもあります。ボーカルの宮本浩次さんが披露するパワフルで縦横無尽なステージはファンでなくとも必見です。学生時代からともに支え合ってきたメンバーであるからこそ成立するステージです。ライブでしか味わえない激烈なパフォーマンスはエレファントカシマシの魅力の1つと言えるでしょう。
2.エレファントカシマシのメンバー
デビュー35周年イヤーを締めくくる作品として10月25日にシングルパッケージがリリースとなる新曲「No more cry」、そのMusic VideoをYouTubeにて公開しました。
— エレファントカシマシ (@elekashi_ofcl) October 8, 2023
Music Videoはこちらhttps://t.co/Q40rFMiXLo
本楽曲の先行配信もスタートしました。
配信リンクはこちらhttps://t.co/PomsMicB8w pic.twitter.com/intHDWx35f
ボーカルの宮本浩次さんはエレファントカシマシにおいてカリスマ的存在です。しかし、個性的で魅力あふれるメンバーは宮本浩次さんだけではありません。
以下では、長い間愛され続けるエレファントカシマシのメンバーをご紹介します。
2-1.宮本 浩次(Gt・Vo)
名前 | 宮本 浩次(みやもと ひろじ) |
---|---|
愛称 | ミヤジ |
担当 | ギター・ボーカル |
生年月日 | 1966年6月12日 |
身長 | 170cm |
血液型 | O型 |
出身地 | 東京都北区赤羽 |
宮本浩次さんは、カリスマ性あふれる音楽と圧倒的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了しています。エレファントカシマシのボーカルとしてはもちろん、近年はソロアーティストとしても活躍中です。
2012年に歌手にとって危機的とも言える急性感音難聴という病気を発症し、ライブ活動を休止する時期もありました。しかし、翌年には無事活動を復活させ、俳優デビューも果たします。趣味は、読書や将棋、散歩です。男子校出身ということもあり、女性は苦手といった一面もあります。
2-2.石森 敏行(Gt)
んん かがみでもって
— 石森敏行 (@35th_ishimori) September 29, 2023
おのれを見つめてみんさい pic.twitter.com/loeuOP8TMZ
名前 | 石森 敏行(いしもり としゆき) |
---|---|
愛称 | イシクン |
担当 | ギター |
生年月日 | 1967年3月18日 |
身長 | 174cm |
血液型 | O型 |
出身地 | 東京都北区赤羽 |
石森敏行さんは、ボーカルの宮本浩次さんと中学時代のクラスメイトで、入学当初から仲が良く、今もお互いを尊敬し信頼し合う関係です。
石森敏行さんと言えば、ヘアスタイルの変化が注目されています。現在に至るまで、ロングヘアやスキンヘッド、奇抜なカラーリングなどさまざまな髪型にチャレンジしてきました。近年は、落ち着いた短髪スタイルで定着しています。個性的な風貌とスタイルで人気を集める石森敏行さんは、エレファントカシマシに欠かせない存在です。
2-3.高緑 成治(Ba)
「日比谷野外大音楽堂 2022」まであと4日。熱い練習の日々も佳境です。
— エレファントカシマシ (@elekashi_ofcl) September 21, 2022
写真は、練習中の高緑さんです。#エレファントカシマシhttps://t.co/OS9MVUQ31R pic.twitter.com/QtUHIGm19I
名前 | 高緑 成治(たかみどり せいじ) |
---|---|
愛称 | せいちゃん |
担当 | ベース |
生年月日 | 1966年4月15日 |
身長 | 178cm |
血液型 | B型 |
出身地 | 東京都中央区月島 |
高緑成治さんは、ドラムの富永義之さんと高校の同級生で、1986年にエレファントカシマシに加入しました。当時はギタリストだった高緑成治さんですが、ベースが不在だったエレファントカシマシへの加入をきっかけにベーシストへと転向します。
彫が深く、まるでハーフのような顔立ちのイケメンで女性ファンも多いです。性格は、無口でおとなしく、ぬいぐるみが好きというかわいらしい一面もあります。1994年の7thアルバム「東京の空」をリリースした頃に結婚が決まり、現在は一児の父です。
2-4.冨永 義之(Dr)
エレファントカシマシの熱きロックドラマー・冨永義之さん📸
— Yamaha Drum Japan Official (@Yamahadrums_jp) March 24, 2022
最新の電子ドラム"DTX10シリーズ"をお試し✨
「おお~面白い!凄い進化だっ!」
さらに「これが家にあったら楽しいだろうな」と一言😊🎵#エレファントカシマシ #エレカシ #冨永義之 #トミ #ロックドラマー #電子ドラム #DTX10 #dtxdrums pic.twitter.com/RUI573xH94
名前 | 冨永 義之(とみなが よしゆき) |
---|---|
愛称 | トミ |
担当 | ドラム |
生年月日 | 1966年4月14日 |
身長 | 171cm |
血液型 | B型 |
出身地 | 東京都北区赤羽 |
ドラマーの冨永義之さんは、激しいドラム演奏でファンを魅了しています。迫力満点のドラム演奏は、ボーカルの宮本浩次さんから「パワフルドラマー」と称されるほどの実力です。
いつも明るく陽気な性格で、お酒とおしゃべりが大好きです。エレファントカシマシの頼れる兄貴といった存在でメンバーたちを支えています。2006年に慢性硬膜下血種という大病を患いましたが、手術をして無事完治させています。
3.エレファントカシマシの代表曲
エレファントカシマシ「日比谷野外大音楽堂 concert 2023」終演いたしました。会場で、ライブ・ビューイングで、オンライン配信で、たくさんのご声援ありがとうございました。
— エレファントカシマシ (@elekashi_ofcl) October 8, 2023
アーカイブ配信は10/11(水)23:59までご覧いただけます。(チケットご購入は10/11 18:00までです。)https://t.co/7PhPJXcWbf pic.twitter.com/cBZnduXf8C
多くの熱狂的なファンに支持されているエレファントカシマシは、たくさんの名曲を世に送り出しています。「桜の花、舞い上がる道を」「さらば青春」「夢を追う旅人」など、誰もが一度は耳にしたことがある楽曲ばかりです。
以下では、時が経っても色褪せないエレファントカシマシの代表曲をご紹介します。
3-1.今宵の月のように
テレビドラマ「月の輝く夜だから」の主題歌に起用された「今宵の月のように」は、エレカシの代表曲とも言える楽曲です。テレビの歌番組への積極的な出演など、宣伝活動が功を奏し、エレファントカシマシ史上最高のヒットナンバーとなりました。
2017年のNHK紅白歌合戦でも歌唱し、エレファントカシマシメンバーゆかりの地である、JR赤羽駅の発車メロディにも起用されています。宮本浩次さんらしい独特なフレーズと耳なじみのよいメロディが印象的な一曲です。
3-2.俺たちの明日
2007年にリリースされた「俺たちの明日」は、デビュー20周年を目前に控えたエレファントカシマシ34枚目のシングルです。CMソングにも起用され、レーベル移籍とあわせてエレファントカシマシにとって転機とも言える楽曲となりました。
「さあ、がんばろうぜ!」というフレーズで始まり、多くの人々を奮い立たせる応援歌です。聴くだけで元気が出る歌詞は、人生の壁にぶつかった時でもポジティブな気持ちにさせてくれます。
3-3.風に吹かれて
「風に吹かれて」は、アルバム「明日に向かって走れ-月夜の歌-」からリカットされ、1997年にリリースされました。メロディやアレンジ、フレーズはシンプルでありながら、胸に迫るような別れのシーンを歌いあげ、明日への希望を感じさせる楽曲です。特にイントロの激渋なギターサウンドは、多くのエレカシファンを魅了しています。
CMソングにも起用され、男女問わず多くの人々の心をつかみ広く浸透しました。時代を超えて愛されるおすすめの名曲です。
まとめ
エレファントカシマシは1981年に宮本浩次さん・石森敏行さん・冨永義之さんの3人で結成され、1986年に冨永さんの高校時代の同級生の高緑成治さんが加入し現在のメンバーとなりました。1988年のデビュー以来、ユニークな楽曲を多数発表するだけでなく、パワフルなライブパフォーマンスでもファンの心を魅了し続けています。
エレファントカシマシの代表曲としては「今宵の月のように」「俺たちの明日」「風に吹かれて」などが挙げられます。
※当記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています