2016年にデビューした男性アイドルグループ「NCT」には、NCT 127やNCT Uなどさまざまな派生グループが存在します。その派生グループの中で最も多くのグループに所属し、兼任しているのがMARK（マーク）さんです。マークさんは高い実力にくわえファッションセンスもあるなど、多彩な才能でファンを魅了するメンバーです。
当記事では、NCTのマークさんの経歴やプロフィール、所属しているグループ、また彼の魅力について解説します。
1.【NCT】マークとは？誕生日や国籍などプロフィールを紹介
| 名前 | MARK（マーク） |
|---|---|
| 本名 | イ・ミンヒョン |
| 生年月日 | 1999年8月2日 |
| 年齢 | 175cm |
| 血液型 | A型 |
| 出身地 | カナダ ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー |
マークさんは2012年にカナダのバンクーバーで開催されたSMエンターテインメントのグローバルオーディションに参加し、合格したことがきっかけでアイドルへの道を歩み始めました。オーディション合格後、練習生として生活をするために単身で韓国に移住し、現在はマークさんのご両親も韓国に移住しています。
2013年12月にはSMルーキーズとして、プレデビューを果たしました。2016年にはNCTのメンバーとなり、2016年に2回、2019年に1回と合計4回のデビューを経験しています。
韓国の男性は19歳から満30歳までに兵役につかなければなりません。韓国の男性アイドルグループでも、メンバーの兵役は度々話題になっています。しかし、兵役の義務が発生するのは韓国籍の男性のみです。マークさんは韓国に住んでいますがカナダ国籍であるため、兵役の義務はありません。
1-1.マークの所属グループ
マークさんNCTの派生ユニットであるNCT U、NCT 127、NCT DRAMの3グループに所属しています。それぞれのグループの特徴をみていきましょう。
■NCT U
2016年4月4日にデビューしたNCT Uは、NCTの中でも最初にデビューをしたグループです。デビューシングル曲の「The 7th Sense」は、エッジの効いた謎めいた雰囲気から、当時のK-POP界に大きな影響を与えました。
NCT Uは決まったメンバーでの活動ではなく、楽曲の雰囲気に合わせてNCTの中から参加者が選ばれます。今まで披露された作品で同じメンバーの組み合わせはなく、さまざまな雰囲気のパフォーマンスが楽しめるグループです。
■NCT 127
2016年6月にデビューしたユニットNCT 127の数字はソウルの経度である東経127度線に由来しており、韓国では「イリチル」と発音されます。マークさん、テイルさん、テヨンさん、ユウタさん、ジェヒョンさん、ウィンウィンさん、ヘチャンさん、ジャニーさん、ドヨンさん、ジョンウさんの10人で構成されています。
アイドルとは思えない歌唱力とダンス力、レベルの高い楽曲から、アーティストとしての影響力も高いグループです。
■NCT DRAM
2016年8月に結成されたNCT DRAMは、デビュー当初は10代のメンバーで構成されており、以前は20歳を迎えたメンバーは卒業する制度がありました。マークさんも一度は卒業をしましたが、現在では卒業制度が撤廃され再加入をしています。現在はマークさんをはじめ、7人で活動をしています。
【まとめ】NCT Uのメンバー12人のプロフィール・魅力を解説！
2.【NCT】マークの魅力
マークさんはNCT U、NCT 127、NCT DRAMの3つのグループだけでなく、SMエンターテインメントの各グループから選出されたメンバーで結成された「SuperM」としても活動をしています。その影響力や存在感は、K-POP業界の中でも特に高いものとなっています。
そんなマークさんの魅力について、以下で解説します。
2-1.ポジティブで素直な愛される性格
マークさんは甘えじょうずで、いつまでも少年のような性格と言われています。ジョークを真に受けるピュアなところやたくさん笑う明るいところがあり、先輩グループのEXOのシウミンさんは、マークさんを弟のようにかわいがっています。
3つのグループを兼任しているためファンから働きすぎを心配されることもありますが、ネガティブな言葉は一切言いません。以前には「大丈夫です！」と安心させるための言葉をファンに届けました。そんなマークさんのポジティブな性格は、ステージ上でもにじみ出ています。
また、NCTのメンバーであるユウタさんが一番使う言葉として「マーク サランヘ」（マーク愛している）を挙げています。マークさんがどれほどメンバーに愛されているかが分かるエピソードです。
2-2.何でもこなすオールラウンダー
マークさんは2017年に「高等ラッパー」に出演したことで一躍有名になり、グループでもメインラッパー担当のため、ラッパーとしてのイメージが強い方も多いでしょう。しかし、歌唱力にも優れており、2022年にはソロデビューも果たしています。
また、ダンスのスキルも高く、NCT 127とNCT DREAMではメインダンサーでもあります。毎日練習を欠かさないマークさんは、その努力の中でどのパートでも優れた実力を発揮できるオールラウンダーになりました。
2-3.鍛え上げられたたくましい筋肉
マークさんは細身のためムキムキの筋肉というわけではありませんが、きれいに筋肉がついています。特に肩周りの筋肉はしっかりと鍛えられており、女性ファンからはかわいい顔立ちと筋肉のギャップに魅力を感じる方も少なくありません。
2018年にリリースされたNCT127の「Simon Says」のMVでは、マークさんのきれいな腹筋が一瞬写っています。普段からトレーニングを欠かさないことから美しい筋肉がつき、力強いパフォーマンスに反映されています。
2-4.抜群のファッションセンス
2021年に開設されたマークさんのInstagramアカウントは、2024年2月時点では約1,288万人を超えるフォロワーがいます。マークさんの私服はストリート系のラフなファッションが多く、Instagramでも頻繁に私服の写真が投稿されています。
マークさんは以前に「ファッションは自分の性格を表すアートのようなもの」とファッションについて語っています。抜群のファッションセンスは、マークさんの多彩な才能からにじみ出ているものと言えるでしょう。
3.【NCT】マークのファッション・ヘアスタイル・メイク
マークさんはアイドルとしての活動だけでなく、公式Instagramで公開されている私服やヘアスタイル、メイクにも多くの注目が集まっています。私服ではぶかっとしたオーバーサイズの服をよく着ておりキャップなどの帽子をかぶることも多いです。
以下では、マークさんのファッションやヘアスタイル、メイクなどを実際の写真とともに紹介します。
3-1.ファッション
モノトーンでまとめられたシンプルな着こなしのマークさんです。私服では黒い服ばかりを選んでしまうとのエピソードを、以前のインタビューで語っています。実際にInstagramでは黒色の服が度々登場しており、特に黒色フーディやTシャツをよく着用されています。
カジュアルなストリート系の服を着こなすマークさんです。マークさんは私服ではキャップやビーニーをよく着用しています。カジュアルなスタイルはファンも真似しやすく、マークさんの着用している服や靴などのアイテムと同じものを着用したいというファンも少なくありません。
3-2.ヘアスタイル
マークさんはピンクやオレンジ、ブルーなどのハイトーンのヘアカラーをよくしています。きれいな金髪はファンから二次元のキャラのようと絶賛されています。こちらの写真は、前髪を分けてスッキリとさせた金髪スタイルです。
マークさんの黒髪も、根強い人気があります。ステージでは前髪にボリュームを出して分けたり、髪の毛全体にボリュームを出してガッチリ固めたりしますが、こちらはナチュラルにセットがされています。黒髪だと若々しく見えることから、男子高校生のようにかわいいというファンの声も少なくありません。
3-3.メイク
スモーキーなアイシャドウが印象的なメイクです。すべすべのシルキーな質感の肌に、ナチュラルなピンクのリップで血色感を出しています。ブルーのカラコンとシルバーのヘアセットも合わさって、普段のかわいらしい印象とは違い、大人のミステリアスな雰囲気を纏っています。
マークさんのメイクは、眉毛をしっかりと描くことが多く、凛々しい印象を与えています。崩れにくいメイクのコツを、マークさんのメイクを担当するアン・ソンウンさんが紹介しています。3時間にも及ぶコンサートでも崩れないアイメイクで心がけているのが、ブレンディングと言う作業です。
既に塗ったアイシャドウを、何もついていないきれいなブラシで丁寧にぼかして仕上げることで、擦れや目の周りの油分によるヨレを軽減させてくれる効果があります。
まとめ
マークさんは、NCT U、NCT 127、NCT DREAMと3つのグループで活動しているメンバーです。NCTのメンバーの中で3つのグループを兼任している方はマークさんしかいません。他にも、SMエンターテインメントの各グループからメンバーが選出された「SuperM」やソロ活動などもしています。
マークさんがこれほどまでにさまざまなグループで活動しているのは、高い実力があるためです。得意のラップだけでなくダンスやボーカルも優れた実力を持っており、抜群のビジュアルで多くのファンを魅了します。彼の素晴らしいパフォーマンスを、ぜひライブで体感してみてくださいね。
※当記事は2024年2月時点の情報をもとに作成しています
