TWICEのミサモやLE SSERAFIMのサクラさん、カズハさんなど、近年ではK-POP界で多くの日本人女性が活躍しています。彼女たちは韓国をメインに活動することもあって韓国語を習得し、厳しく過酷な練習生期間やオーディションを切り抜けデビューを掴みました。
当記事では、韓国アイドルとして活躍する女性日本人メンバーを11人紹介します。
1.韓国アイドルとして活躍する日本人ガールズメンバー
現在K-POP界では韓国人だけでなく、日本人も多く活躍しています。中には日本よりも韓国での知名度のほうが高い方もおり、将来韓国アイドルを目指している若い世代も増えてきました。
K-POPアイドルは、第1世代から第4世代に分けられます。K-POPアイドルが誕生した第1世代は1996年からと言われており、その頃デビューしたH.O.T(エイチオーティー)は10代の若者から高い支持を受け、社会現象を巻き起こしました。メンバーをそれぞれリードボーカルやラッパーなどの役割分担をし、今のK-POPアイドルの基盤が作られました。
2013年にSkarf(スカーフ)のメンバーであるハナ(小川 美月)さんが初めて日本出身の韓国アイドルとしてデビューを果たしています。現在は「レア」という名前でSECRET NUMBERのリーダーを務めています。
2.韓国アイドル注目の日本人ガールズメンバー11人を紹介!
韓国では知らない方がいないほどの大手事務所から、中小事務所に至るまで、今では多くの日本人がK-POPアイドルグループで活躍しています。以下では、代表的な日本人のガールズメンバーを紹介します。
2-1.ミナ/TWICE
2015年10月に韓国でデビューしたTWICEに所属しているミナさん。TWICEはデビュー以降、韓国と日本を中心に世界中で活躍しているグループです。2022年にはアメリカのビルボード200で3度目のTOP10入りを果たすなど、世界的に活躍しています。
ミナさんの出身地は兵庫県で、出生地はアメリカのテキサスです。もともとK-POPが好きでダンススクールに通っており、デパートで母親と買い物をしている時にスカウトされて、JYPエンターテインメントに練習生として入社しました。
TWICEではメインダンサー兼サブボーカルを担当しており、「TWICEのブラックスワン」と呼ばれるほどの気品のあるしなやかなダンスが特徴です。
2-2.サナ/TWICE
サナさんは中学3年生の頃、友人と買い物をしている時にJYPエンターテインメントにスカウトされたことがきっかけで事務所に入社しました。TWICEではサブボーカルを担当しており、かわいらしい顔立ちと愛嬌のあるキャラで親しまれています。大阪出身であるため、かわいらしい関西弁も印象的です。
サナさんは愛らしいビジュアルに加え、人柄も良いことから男女ともに多くのファンから愛されているメンバーです。とても優しい性格で、メンバーやファンだけでなく番組スタッフを気遣う姿もよく見られます。
韓国語がネイティブレベルに流暢で、ハングルも韓国人メンバーよりじょうずに書けるため、「キム・サナ」という愛称で呼ばれることもあります。
2-3.モモ/TWICE
TWICEメンバー1のダンススキルのモモさんは、グループでメインダンサー、サブボーカル、サブラッパーを担当しています。所属するJYPエンターテインメントには、YouTubeにお姉さんとともに投稿したダンス動画がスカウトマンの目に留まり、オーディションを受けた後、入所に至りました。
TWICEのメンバーを決めるオーディション番組「SIXTEEN」に参加した際には、一次審査から高いパフォーマンスを披露し、存在感を放っていました。グループのメインダンサーとしてデビューが有力視されていましたが、4次審査で落選し視聴者に大きな衝撃を与えました。
しかし、圧倒的なダンススキルと脱落後もあきらめない努力家な性格が評価され、最終追加メンバーとして見事選ばれ、TWICEとしてデビューを果たしました。
2-4.ジゼル/aespa
ジゼルさんは、2020年11月にデビューしたaespaに所属している東京出身の日本人メンバーです。日本人の父親と韓国人の母親をもつハーフで、韓国のソウル特別市で生まれ、幼少期を日本で過ごしました。
ジゼルさんは、K-POPアイドルになる夢を叶えるために韓国に渡り、SM開催のオーディションの中でも最難関と言われる「土曜日の公開オーディション」に合格します。その後、入社後1年未満で「aespa」としてデビューを果たしました。
韓国語と日本語はもちろん、インターナショナルスクールに通っていたため英語も堪能です。インタビューなどでは流暢な英語で答えたり、外国籍の他グループのメンバーと英語を通じて交流したりすることもあります。世界的に活躍するaespaには、いなくてはならない存在です。
2-5.カズハ/LE SSERAFIM
LE SSERAFIMに所属している日本人メンバーのカズハさんは、グループではラッパーを担当しており、落ち着いた低音ボイスが魅力です。デビュー前はバレエコンクールで数々の賞を受賞するバレリーナとして知られており、名門校にも留学経験があります。
オランダでバレエ留学をしていた際、世界的なバレリーナを目指していましたが、その一方で「バレエ以外のジャンルの舞台にも挑戦してみたい」と考えていました。HYBEのオンラインオーディションに参加後、HYBEスタッフの目に留まり、スタッフがオランダまで足を運んで直接カズハさんをスカウトしました。
2-6.サクラ/LE SSERAFIM
サクラさんはもともと日本のアイドルグループHKT48で宮脇 咲良さんとして活躍していました。その後韓国でのオーディション参加後に2年6か月の期間限定グループ「IZ*ONE」としてデビューを果たし、その間AKBグループとしての活動は休止します。
ほとんど韓国語が話せない状態で渡韓しましたが、努力の末、単独でバラエティ番組に出演できるほどの語学力を身につけました。
2021年4月に人気絶頂の中、IZ*ONEとしての活動期限を迎え、HKT48に復帰します。しかし、その翌月5月にHKT48からの卒業を発表し、6月の卒業コンサートでAKBグループとしての活動に終止符を打ちました。
卒業後はコスメのプロデュースなどの単独での活動をしていましたが、2022年3月にHYBEの傘下であるSOURCE MUSICと専属契約を締結し、同年4月にLE SSERAFIMでデビュー。現在は再びアイドルとして活動しています。
2-7.ルカ/BABYMONSTER
2023年11月にYGエンターテインメントからアイドルグループ「BABYMONSTER」がデビューしました。ルカさんは、日本人メンバーとして知られています。
2018年からYG練習生として活動しており、BABYMONSTERのメンバーを決めるプロジェクト「Last Evalution」では最終順位2位で見事デビューへの切符を掴みました。メンバーの中で一番ダンス歴が長く、とても高いパフォーマンススキルをもっています。ダンスだけでなくラップも担当しており、韓国語のスキルの高さが話題になりました。
2-8.アサ/BABYMONSTER
沖縄出身のアサさんは、BLACK PINKのMVを見たことをきっかけに、アーティストになることを志しました。YGエンターテインメントのオーディションでは、天性のリズム感を生かしたハイレベルなラップを披露し、審査員だけでなく視聴者を驚かせました。
海外のファンからは、英語の発音がきれいであるとも話題になっています。抜群の音楽センスも持ち合わせており、デビュー曲「BATTER UP」の作詞・作曲にも参加しており、今後の活躍が期待されています。
2-9.レイ/IVE
K-POPアイドルの第4世代を代表するIVEには、レイさんが唯一の日本人メンバーとして所属しています。レイさんはRed Velvetの日本公演を行ったことがきっかけで、歌手の道を夢見始めました。その後、2018年4月に開催された「LOEN FRIENDSグローバルオーディション」に合格し、STARSHIPエンターテインメントに入社します。
IVEはメンバー全員がビジュアル担当と言われるほどの圧倒的なルックスを兼ね備えたグループです。6人のメンバーのうち4人が170cm以上の身長という抜群のスタイルを誇っています。
レイさんはグループではラップとサブボーカルを担当しており、パフォーマンスの際の鋭い眼差しで、ファンを魅了しています。韓国語の発音がとても正確であると高い評価を受けており、過去には韓国の番組で作詞したラップを披露し、話題になりました。
2-10.マシロ/Kep1er
マシロさんはKep1erとしてデビューする前の2012年に、日本のガールズグループαbubby’s(アルファバービーズ)のメンバーとして活動していました。JYPエンターテインメント公開採用12期のオーディションに合格し、ITZYの候補生として練習をしていたもののデビューを果たせず事務所を退社します。その後STONE MUSICエンターテインメントに入社したものの、デビューをあきらめ日本に帰国しました。
それでもアイドルとしてデビューする夢を諦めきれなかったマシロさんは、2021年CJ ENMによるオーディション番組「Girls Planet 999 : 少女祭典」に参加。最終順位8位でKep1erのメンバーとしてデビューを果たしました。
長年の練習生期間により高いダンス力と歌唱力の持ち主で、韓国語もとても流暢です。優しい性格から、練習生期間をともに過ごしたJYP所属のアイドルやKep1erのメンバーにも愛されています。
2-11.ヒカル/Kep1er
Kep1erには日本人メンバーが2名所属しており、ヒカルさんがその1人です。圧巻のダンススキルとラップセンスの持ち主で、グループではメインダンサーとメインラッパーを担当することが多いです。大型オーディション「Girls Planet 999」では韓国語が少し拙い印象でしたが、今では韓国人顔負けのレベルまで成長しました。メンバーからも努力の虫と言われるほど努力家な性格で知られています。
あどけないベビーフェイスであるため、かわいらしい印象を受けるヒカルさんですが、ライブなどのステージ上で見せる表情は一変。メンバーからも「ステージに立つと違う人のようにカッコいい」と、そのギャップでファンを魅了しています。
まとめ
K-POP界では多くの日本人が活躍しています。今回は女性を中心に紹介しましたが、ボーイズグループにもRIIZEのショウタロウさんやNCT 127のユウタさん、ENHYPENのニキさんなど数多くの日本人が活躍しています。
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※当記事は2024年3月時点の情報をもとに作成しています