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韓国ドラマ「イカゲーム」とは?シーズン1&2のキャストを紹介!

韓国ドラマ「イカゲーム」とは?シーズン1&2のキャストを紹介!

世界中で大ヒットした韓国ドラマ「イカゲーム」は、社会的メッセージと緊張感あふれるストーリー展開で多くの視聴者を魅了しました。シーズン1では、人生の絶望に陥った参加者たちが、賞金をかけたサバイバルゲームに挑む様子が描かれました。個性的なキャラクターたちが繰り広げる人間ドラマが、視聴者の心を揺さぶります。

この記事では、「イカゲーム」シーズン1とシーズン2に登場する主要キャストをご紹介します。シーズン1で印象的だった9名のキャストと、シーズン2で新たに加わる10名のキャストについて詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

1.韓国ドラマ「イカゲーム」とは?あらすじを紹介

「イカゲーム」とは、2021年9月17日に公開されたNetflixオリジナルの韓国ドラマシリーズです。シーズン1は世界94か国で「今日の総合TOP1」を獲得する大ヒット作品となりました。

「トガニ 幼き瞳の告発」「怪しい彼女」などで知られるファン・ドンヒョク監督が脚本・演出を手掛けています。イ・ジョンジェさんをはじめとした一流の俳優陣、スタッフ陣とともに制作されました。

シーズン1は全9話あり、既に公式からシーズン2が配信予定と発表されています。シーズン1で未回収だった多くの伏線や、ラストシーンのシーズン2を示唆するような演出がシーズン2でどのように描かれていくのか見どころです。

イカゲームのストーリーを一言で表すと「人生のどん底にいる人々が逆転のチャンスを掴むために行う命がけのサバイバルゲーム」です。ゲームの参加者たちは多額の借金を抱えています。「賞金456億ウォン」と生死をかけて、参加者同士で協力したり裏切ったりしながらサバイバルゲームに挑む様を描いたサバイバルスリラーです。

2.韓国ドラマ「イカゲーム」のキャストを9名紹介

イカゲームの見どころは、命の危機と456億ウォンの賞金獲得を前にむき出しになる人間の本性や登場人物たちの人間模様です。また、色彩豊かで個性的な美術セットや「だるまさんが転んだ」「綱引き」など幼少期懐かしの遊びを基にしたゲームが話題を呼びました。

本作をきっかけに注目を浴びた出演キャストも多く、国内外問わず人気の作品であることがうかがえます。ここでは、主要キャスト9名の役柄や経歴、代表作を詳しくご紹介します。

2-1.ソン・ギフン/イ・ジョンジェ

ソン・ギフンは、ゲーム参加番号456番の本作の本作主人公です。どこか冴えない様子の男で、何をやってもうまくいかず失業して多額の借金を抱えた47歳。妻子がいるものの別居しており、高齢の母親と2人で生活しています。ゲーム内では情に厚く仲間思いな性格を発揮して、ギフンが中心となってチームがまとまっていきます。

ソン・ギフン役を演じるのは、1994年の映画「若い男」で4つの映画賞を受賞したことで知られるイ・ジョンジェさんです。俳優として活動しているだけでなく、俳優仲間のチョン・ウソンさんとともに「アーティストカンパニー」という総合エンタテインメント会社を設立しました。

2-2.チョ・サンウ/パク・ヘス

参加番号218番のチョ・サンウは、主人公ギフンの幼馴染の後輩です。ソウル大学卒業後、証券会社に勤めているエリートですが、会社のお金を横領したことで多額の借金を背負っています。賢く冷酷なサンウは自身が生き残るためであれば仲間を犠牲にできる人物で、ギフンとは真逆の存在です。

チョ・サンウを演じるのは、演劇やミュージカル、ドラマで活動している俳優のパク・ヘスさんです。イカゲーム放映後、自身のInstagramフォロワー数が280万人を超える人気を集めました。イカゲーム以外には「刑務所のルールブック・賢い監房生活」や「ペーパーハウス・コリア〜 統一通貨を奪え〜」に出演しています。

2-3.オ・イルナム/オ・ヨンス

オ・イルナムは、イカゲームの最年長参加者である70歳のおじいさんです。最初にゲームに参加したため参加番号001番を付番されました。脳腫瘍と認知症を発症しており、余命わずかであるオ・イルナムは参加者の中で唯一純粋にゲームを楽しむ人物であり、ゲーム中に笑顔を見せる場面もあります。

抜群の存在感でオ・イルナムを演じるのはオ・ヨンスさんです。1944年生まれで映画や舞台を中心に活躍しており、出演作は200件以上を誇ります。イカゲームをきっかけに「カンブおじいさん」として親しまれています。

2-4.カン・セビョク/チョン・ホヨン

参加番号067番のカン・セビョクは、北朝鮮からの脱北者。亡命中に捕まってしまった母親と養護施設にいる弟と再びともに生活するためにゲームに参加しました。

カン・セビョクを演じるのは、本作で女優デビューとなったチョン・ホヨンさんです。これまで数多くのショーに出演し、エルメスやルイヴィトンなどの広告にも出演経験がある韓国のトップモデルです。

辛い過去を持ちながらも強い覚悟のもと命がけのゲームに参加する難しい役どころを見事に熱演し、国内外問わず注目の存在となりました。

2-5.チャン・ドクス/ホ・ソンテ

参加番号101番のチャン・ドクスは、暴力団組織の人間です。組織のお金をカジノで失ったため、命を狙われています。暴力的で利己的な性格の持ち主で、暴力団のメンバーであることに恥じない気迫で参加者に緊張感を与えています。

チャン・ドクスを演じるのは、ホ・ソンテさんです。ロシアや東欧での就業経験を持ち、社会人経験ののちに演技を始めた異色の俳優として有名です。悪役を演じることが多く、代表作は「密偵」「怪物」「犯罪都市」など多数あります。

2-6.アリ・アブドゥル/アヌパム・トリパティ

アリ・アブドゥルは、パキスタンから韓国へやってきた外国人労働者です。悪徳な社長の給与未払いに反抗した際の事故が原因で追われる身となりました。とあるピンチをきっかけにギフンたちとともに行動するようになります。

アリ・アブドゥルを演じるのは、韓国で活動しているインド出身俳優のアヌパム・トリパティさんです。「国際市場で逢いましょう」「太陽の末裔 Love Under The Sun」が代表作として知られています。

2-7.ハン・ミニョ/キム・ジュリョン

ハン・ミニョは、参加番号212番の女性です。生き残るためには手段を選ばず、嘘をつくこともためらわない性格をしています。強い相手に取り入ろうとしたり、状況に応じて態度を変えたりする女性ですが、どこか憎めない人物です。

ハン・ミニョを演じるのは、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」や「保健教師アン・ウニョン」に出演しているキム・ジュリョンさんです。ミニョ役の熱演により一躍注目を浴びる女優となりました。

2-8.ジヨン/イ・ユミ

参加番号240番のジヨンは、母娘ともに父から虐待を受け、その末に母を殺されています。自身も父親殺害で刑務所にいた壮絶な過去を持つ女性です。物語中盤の4話で初登場し、セビョクと友情を育んでいきます。

ジヨンを演じるのは、イ・ユミさんです。おすすめ出演作に「パク・ファヨン」「大人たちは知らない」「今、私たちの学校は…」などがあります。長い下積み生活の経験があるものの、2022年1月に「ミュウミュウ」のグローバルアンバサダーに抜擢されるなど注目の若手女優です。

2-9.ファン・ジュノ/ウィ・ハジュン

ファン・ジュノはソウル中央警察署の刑事で、失踪中の兄を探すために仮面を被ってゲームに潜入します。ストーリーの真相に迫る謎解き役として、主人公とは別軸のストーリーを繰り広げる重要な人物。

ファン・ジュノを演じるのは、ウィ・ハジュンさんです。本作放映後、Instagramのフォロワー数が4倍になるほどの人気を集めました。代表作として「ロマンスは別冊付録」や「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」などが挙げられます。

3.韓国ドラマ「イカゲーム2」の新キャストを10名紹介

豪華キャストを加えた韓国ドラマ「イカゲーム」のシーズン2は、2024年12月26日よりNetflixで独占配信が始まります。シーズン2では、主人公ギフンがデスゲームの黒幕に迫る様子を描きます。危険なゲームを終わらせるために、再びデスゲームに足を踏み入れるギフンや、新たなゲーム参加者たちの姿を描く手に汗握るストーリーです。

ここでは、「イカゲーム2」の新たな出演者を10名紹介します。新キャストの他の出演作品をチェックしておくと、さらに新シーズンを楽しめるでしょう。

3-1.イム・シワン(ZE:A)

端正なルックスが魅力のイム・シワンさんは、韓国のアイドルグループ「ZE:A」でボーカルを担当しています。歴史ドラマ「太陽を抱く月」や、棋士への夢が破れた青年がサラリーマンに挑戦する大人気ドラマ「ミセン」で好演し、ヒット作品への出演が続いています。「太陽を抱く月」はBSフジ、「ミセン」はBSJapanextで、日本でも放送中です。

イム・シワンさんは、2024年公開予定の映画「ボストン1947」でマラソン選手役にも挑みました。本格的な訓練を受けて体脂肪を落とし、マラソン選手らしい肉体に近付けたイム・シワンさんの役作りが注目を集めています。

3-2.カン・ハヌル

「ミュージカル界のアイドル」と表現されるカン・ハヌルさんは、舞台を中心に活躍してきた実力派俳優です。ドラマ「花ざかりの君たちへ」に出演し、舞台ファン以外にも魅力が知れ渡りました。

名門私立高校を舞台にした青春ラブストーリー「相続者たち」では、周囲から慕われる生徒会長を演じています。舞台上で映えるカリスマ性は、映像作品でも健在でした。コミカルな演技にも定評があり、ラブコメディ「ラブリセット 30日後、離婚します」では、離婚を30日後に控えながら交通事故で記憶を失う夫役を好演しました。

3-3.パク・ソンフン

端正なルックスと落ち着いた雰囲気が魅力のパク・ソンフンさんは、「涙の女王」や「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」など数々の人気作品に出演しています。演技力にも定評があり、2018年にはKBS演技大賞男性新人賞を獲得しました。

2018年に公開された映画「コンジアム」では、廃墟となった精神病院に足を踏み入れた若者の1人を演じています。想定を超える怪現象に襲われる様子を斬新な手法で撮影した作品は、SNSでレビューが拡散されて社会現象となるほどの人気ぶりでした。

3-4.ヤン・ドングン

9歳から子役として活躍してきたヤン・ドングンさんは、大学の演劇学科を卒業し、今や韓国の国民的俳優の1人です。混声ダンスグループ「Will」に所属し、最近はHIP-HOP歌手としても活動しています。タレントとして番組に出演する際に見せるユニークな性格も、人気の理由の1つです。

ヤン・ドングンさんは、極真空手の創始者である大山倍達氏をモデルにした韓国映画「風のファイター」で主役を務めました。日韓共同制作ドラマ「プレイ・プリ」では、娘の音楽活動に反対する父親を人間味たっぷりに熱演しています。2024年には、中国のベストセラー小説を実写化した「三体」にも出演しました。

3-5.チェ・スンヒョン

チェ・スンヒョンさんは、日本でも大ブームを引き起こした韓国アイドルグループ「BIGBANG」で「T.O.P(トップ)」という名でラップを担当していました。ハスキーな低音を駆使した力強いラップが魅力です。グループ在籍時から俳優活動を行なっており、映画「戦火の中へ」では、韓国のアカデミー賞と言われる青龍映画賞で「新人男優賞」を獲得しました。

チェ・スンヒョンさんの代表的な出演ドラマ「IRIS-アイリス-」は、劇場版も制作されるほどの人気でした。アートオークションのキュレーションやワインのプロデューサーなど、実業家としても今後の活躍が期待されています。

3-6.チョ・ユリ

チョ・ユリさんは、世界的ヒットをみせた日韓ガールズグループ「IZ*ONE」の元メンバーです。ソロに転身後もアルバムをリリースするなど、歌手活動を続けています。2024年夏には、アメリカ・ロサンゼルスで開催された大規模なKカルチャーフェスティバル「KCON LA 2024 × M COUNTDOWN」に出演しました。

女優としては、2022年にも日韓同時配信のドラマ「MIMICUS(ミミクス)」に出演しています。芸能学校を舞台に10代の若者たちの成長を描くドラマは、同世代から高い支持を得ました。

3-7.パク・ギュヨン

パク・ギュヨンさんの人気が高まったのは、チョ・グォンさん(2AM)のソロ曲「横断歩道」のミュージックビデオへの出演がきっかけです。JYPエンターテインメントに所属し本格的に演技に取り組み始めたパク・ギュヨンさんは、高い演技力によりさまざまな作品で存在感を発揮しています。

映画「怪物たち」では1人2役に挑戦し、高い評価を得ました。「サイコだけど大丈夫」や「セレブリティ」などの話題作への出演が続き、パク・ギュヨンさんの人気は国内のみならず海外にも広まっています。

3-8.カン・エシム

カン・エシムさんは、演劇やミュージカルなどの舞台を中心にキャリアを積んできた女優です。大人の落ち着きと豊かな表情変化を生かした演技は、映像作品でも映え、母親役をはじめとする名脇役として活躍中です。近年はドラマへの出演も多く、「ボイス2 ~112の奇跡~」や「椿の花咲く頃」、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」など、さまざまなジャンルの作品に登場しています。

カン・エシムさんが出演した2024年公開の「ワンダフルワールド」は、スリルがあり目が離せないストーリー展開が話題になりました。

3-9.イ・デイヴィッド

子役出身ですでに多くのドラマや映画に出演しているイ・デイヴィッドさんの人気は、今や韓国国内にとどまらず世界中に広がっています。イ・デイヴィッドさんの海外人気に火が付いたのは、日本でも大流行したドラマ「梨泰院クラス」への出演がきっかけです。イ・デイヴィッドさんは、イ・ホジン役で出演していました。

「梨泰院クラス」より前に出演していた「恋するジェネレーション」や「バッドパパ」などでも、個性派俳優としての一面を見せてくれています。兵役義務を終え、今後のさらなる活躍が期待される俳優です。

3-10.イ・ジヌク

イ・ジヌクさんは、精悍な雰囲気で男女問わず支持を集めている大人気俳優の1人です。ワイルドな雰囲気を生かすサスペンス作品から、一転してラブロマンスまで幅広く演じ分ける実力派俳優として人気を集めています。

イ・ジヌクさんは、上野樹里さんが出演した2015年公開の映画「ビューティー・インサイド」にも出演しています。短時間の出演にもかかわらず、観る人にイ・ジヌクさんの存在を印象付けるのは、実力派だからこそなせるわざでしょう。

Netflixで配信された「Sweet Home -俺と世界の絶望-」では、元殺人請負人というハードな役柄をこなすイ・ジヌクさんの姿も楽しめます。

まとめ

韓国ドラマ「イカゲーム」は、その斬新な設定とキャラクターの深い描写で視聴者を引きつけています。シーズン1で登場したキャストは、それぞれが物語に欠かせない役割を果たしました。また、シーズン2では、新たにキャストが加わり、さらにドラマの展開が期待されます。

「イカゲーム」シーズン2の新キャストや、シーズン1のキャストの活躍を振り返りながら、今後の展開に注目しましょう。シリーズのファンはもちろん、これから視聴を始める方も、ぜひチェックしてください。

※当記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しています

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