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屋内・野外ライブの服装を季節ごとに解説!ライブの必需品も

屋内・野外ライブの服装を季節ごとに解説!ライブの必需品も

ライブに参加する場合、せっかくならおしゃれをしたいと思う人も多いはず。おしゃれを重視したために暑かったり寒かったり、動きにくかったり、後悔した経験のある人もいるでしょう。反対に、一大イベントで機能性を重視しすぎて後悔する人もいるかもしれません。

ライブの服装に決まりはありませんが、基本的には季節や屋内か野外かによって最適な服装があります。

今回は、屋外・野外ライブの服装を、季節ごとにご紹介します。ライブの必需品や、あると便利なアイテムも紹介するので、ライブに参加する予定のある人はぜひ参考にしてください。

1.ライブの服装の選び方・注意点

ライブには、最大限におしゃれをしている人やラフな服装の人、会社帰りでスーツを着ている人など、さまざまな服装の人がいます。ライブに行く際の服装に決まりはありませんが、ライブをより楽しむためには服装選びも大切です。

ライブには、動きやすい服装で参加するのが基本です。座席が決まっているライブでも立ちっぱなしの時間が長く、ヒールの高い靴などは足が痛くなったり、疲れてしまったりすることもあります。ライブに行くときは、足が痛くならない履きなれたスニーカーがおすすめです。

また、会場に入るまでは寒くても、ライブが始まり熱気が上がると暑くなる可能性も。どのような状況でも対応できるように、体温調節がしやすい服装にすれば快適です。暑くなったときに体温調節がしにくい厚手のワンピースは避けたほうがいいでしょう。

ライブでの服装は決まりがないと言っても、配慮するべきマナーはあります。高さのある帽子の着用や、盛りすぎたヘアスタイルは、後ろの人の視界を遮るので推奨できません。ライブに参加する人のことを考えたコーディネートが重要です。

2.屋内ライブの服装の選び方

屋内ライブでは、ホールやドーム、ライブハウスによって最適な服装が異なります。

ホールやドームなどの座席が決まっているライブであれば、座席部分に荷物を置けるので、多少かさばるアウターを着用しても問題ありません。一方で、ライブハウスは基本的に座席が決まっておらず、スタンディングの場合が多いので、できるだけ荷物は少なめにして動きやすい軽装にするのがおすすめ。

ここでは、屋内ライブの最適な服装について詳しく紹介します!

2-1.【春・夏】屋内ライブの服装

春・夏の屋内ライブでは、ライブ会場内での体温調整を意識して服を選びましょう。春は外の気温が低くても、ライブ会場に入ると暖房により暑く感じる場合があります。春・夏の屋内ライブに行く際は、室温に合わせて楽に着脱できる上着を用意しておくのがおすすめ。Tシャツにデニムジャケットを合わせると、脱ぎ着しやすくおしゃれです。

また、室内では汗をかくとにおいが気になることもあります。特に夏場は、消臭効果が期待できるTシャツなどを着用すると、汗とにおいが軽減されるのでおすすめです。ボトムスには、ショートパンツやハーフパンツなどを合わせるとよいでしょう。

ただし、女性の場合は露出が多すぎる服装だと、トラブルに巻き込まれるリスクが高くなります。暑いからと言って露出の多すぎる服装は控えたほうが無難です。

夏場でも、会場によっては空調が効いていて寒く感じることもあります。寒がりの人は、薄手のカーディガンなどの上着を準備しておきましょう。

2-2.【秋・冬】屋内ライブの服装

秋・冬の屋内ライブでは、防寒のために厚手のアウターを着用する人も多いでしょう。ライブ会場で厚手のアウターを着用したままでは動きづらいです。秋・冬の屋内ライブに参加する際は、機能性防寒インナーの着用がおすすめ。機能性防寒インナーを着用すると、厚着をせずに暖かさが保てます。

ホール会場の場合はあまり動き回ることがないので、女性であればトップスにはニットのセーター、ボトムスにはプリーツのロングスカートなど、おしゃれさを重視した服装でも問題ありません。スタンディングでライブに参加する場合は、パーカーにデニムパンツ、スニーカーを合わせた、動きやすいスタイルなどがおすすめです。

ライブの物販に並ぶ際には、寒い中長時間並ぶことも予想されます。寒さで体調を崩さないように、マフラーなどで寒さ対策をしましょう。

3.野外ライブの服装の選び方

野外ライブは、移動が多く気温も変動しやすいので、外の気温に合わせた準備が必要になります。夏場であれば暑さを和らげるハンディファンやクールタオルなどがあれば快適です。冬場は、足元を冷やさないように靴用カイロもおすすめ。

また、天候によって雨対策が必要になりますが、会場によっては傘が禁止になっている場合もあります。レインコートの準備が必要になるのかもあわせて、事前に確認しておきましょう。

ここでは、野外ライブに最適な服装を季節別に紹介します。

3-1.【春・夏】野外ライブの服装

春は、時間帯によって暑くなったり寒くなったり、気温差が激しい季節です。かさばらずにさまざまなカラーが楽しめるマウンテンパーカーは、男女ともにおすすめです。おしゃれも楽しみたいという人は、チェック柄のシャツやストールを着用すると、おしゃれ度がアップ。

夏は、涼しさと動きやすさを重視したカジュアルな服装がおすすめです。ライブTシャツに細身の黒パンツまたはデニムのジーンズ、スニーカーのスタイルは、夏フェスの定番です。女性であれば、Tシャツワンピースも動きやすく人気があります。

春・夏は、熱中症・日焼け対策として帽子も準備しておきましょう。春・夏は紫外線が強い季節でもあるので、日焼けをしたくない人は夏用の薄手の長袖の羽織があれば安心です。

3-2.【秋・冬】野外ライブの服装

秋は気候も安定していることから、長袖Tシャツで野外ライブに参戦する人も多いです。ただし、日中は気温が上がり暑くなる場合もあるので、ライブTシャツなどに羽織れる上着を合わせると、動きやすさに加えて寒さ対策もできます。

ボトムスは、ショートパンツ・ハーフパンツの下のレギンスを着用するスタイルが定番です。紫外線対策と防寒対策にもなるので、日焼けが気になる人や寒がりの人はパンツの下にレギンスを着用するといいでしょう。

冬の野外のライブは、寒さ対策をした服装であることが重要です。マフラーやニット帽を使ったコーディネートは、おしゃれを演出できるうえに寒さも防げます。アウターには、ライトダウンジャケットを着用すると厚着になりすぎずに動きやすいでしょう。

4.ライブの必須アイテム

ライブに行く際には、持って行くべきアイテムと、あれば便利なアイテムがあります。必須のアイテムを忘れるとライブに参加できない場合もあるので、家を出る前に必ず確認しましょう。

ライブの必須アイテムは以下の通りです。

ライブチケット 入場時に提示します。チケットを忘れると入場できません。
本人確認できるもの 運転免許証や健康保険証など、本人確認証の提示を求められる場合があります。
スマホ 電子チケットの提示、同行者との連絡に必要です。
現金 クレジットカードや電子マネー決済ができない可能性があります。1万円ほど準備しておくと安心です。

あると便利なアイテムは以下の通りです。

傘・レインコート 急に雨が降ってきたときに必要になります。前日までに天気予報を確認し、必要に応じて持って行きましょう。
モバイルバッテリー 長時間のライブの場合は、持っていくと安心です。
双眼鏡 座席や大きなライブ会場では、アーティストが見えにくいこともあります。小さめの双眼鏡を準備しておくと、より楽しめます。

まとめ

ライブの服装に決まりはありません。色・柄やアイテムを使っておしゃれをしている人や動きやすさを重視したラフな服装の人、仕事帰りでスーツを着たまま参加する人もいます。自分が重視することに合わせて服装を選ぶといいでしょう。

ただし、季節や空調の効きによっては体調管理が難しく、服選びは重要と言えます。屋外か野外かによっても服装は変わるので、必要に応じて帽子やアウターなども検討しましょう。

また、ライブでは必須のアイテム・あると便利なアイテムがあります。ライブチケットや本人確認できるものを忘れるとライブ会場に入場できなくなるので注意してください。雨具はライブ会場によってルールがあるので、事前に確認しておくと安心です。

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