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ポケモン(ポケットモンスター)1~9世代の歴代御三家を紹介!

ポケモン(ポケットモンスター)1~9世代の歴代御三家を紹介!

ポケモン(ポケットモンスター)の御三家とは、プレイヤーが最初に選ぶパートナーポケモンのことです。くさタイプ・ほのおタイプ・みずタイプの3種類がおり、プレイヤーはその中から1種類を選びます。御三家の中でも、初代のフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメは特に有名です。

現在、ポケモンシリーズは第9世代までリリースされており、2025年に10世代目のリリースも控えています。この記事では、第9世代までの御三家ポケモンについて詳しく解説します。

1.ポケモン(ポケットモンスター)の御三家とは?歴代ポケモンを一覧で紹介

ポケモンの御三家とは、最初に選ぶ3体のポケモンのことを指します。御三家と言う言葉は非公式用語で、公式では「パートナーポケモン」ですが、ファンの間では御三家という呼び方が広く浸透しています。

世代 くさタイプ ほのおタイプ みずタイプ
第1世代 フシギダネ ヒトカゲ ゼニガメ
第2世代 チコリータ ヒノアラシ ワニノコ
第3世代 キモリ アチャモ ミズゴロウ
第4世代 ナエトル ヒコザル ポッチャマ
第5世代 ツタージャ ポカブ ミジュマル
第6世代 ハリマロン フォッコ ケロマツ
第7世代 モクロー ニャビー アシマリ
第8世代 サルノリ ヒバニー メッソン
第9世代 ニャオハ ホゲータ クワッス

御三家ポケモンは「ほのお」「くさ」「みず」の3タイプに分かれているのが特徴です。また、野生で出現することは無く博士から貰うなどの方法で入手可能です。プレイヤーは一緒に冒険をする最初の手持ちポケモンとして、3体の中から1体を相棒として選択します。

2.【第1世代御三家】カントー地方(赤・緑)

記念すべきシリーズ第1作目で、ポケモンの原点とも言えるソフトです。

ストーリーはカントー地方のマサラタウンから始まります。この世代の御三家ポケモンはカントー御三家とも呼ばれています。

フシギダネ 進化 フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ
不思議なタネを持つポケモン。くさタイプで、進化と共にタネが開いていきます。御三家の中では最終進化が最も早いのが特徴。
ヒトカゲ 進化 ヒトカゲ→リザード→リザードン
尻尾に灯る炎が特徴のほのおタイプのポケモン。最終進化のリザードンは大きな翼を持ち、ひこうタイプが加わります。
ゼニガメ 進化 ゼニガメ→カメール→カメックス
背中に甲羅があるみずタイプのポケモン。甲羅は防御を高めるだけでなく水の抵抗を減らす役割もあり、水中を素早く泳ぐことが可能。

カントー御三家の中では、特にヒトカゲの最終形態であるリザードンが優遇されていると言えます。ポケモンのアニメの主人公サトシの手持ちポケモンであり、最強のチャンピオン・ダンデの手持ちにもリザードンがいます。

また、カントー御三家はメガシンカ・キョダイマックスをすることが可能です。

3.【第2世代御三家】ジョウト地方(金・銀)

冒険の始まりはジョウト地方のワカバタウン。「あく」「はがね」タイプが新たに加わったりゲームと現実の時間が連動したりするなど、前作よりさらにボリュームアップした作品となりました。

チコリータ 進化 チコリータ→ベイリーフ→メガニウム
葉っぱが印象的なくさタイプのポケモン。葉っぱからは微かに甘い香りを漂わせています。
ヒノアラシ 進化 ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン
炎や台風、熱風を思わせる名前が特徴のほのおタイプのポケモン。背中から炎を出しており、怒った時に最も強い火力を発揮します。
ワニノコ 進化 ワニノコ→アリゲイツ→オーダイル
みずタイプのワニノコ〜オーダイルは、その名前の通りワニがモチーフ。特にワニノコはやんちゃで、何にでも噛み付いてしまう性格。

ジョウト御三家の中ではヒノアラシ〜バクフーンの人気が高いと言えます。また、種族値がリザードンと同じという点が特徴です。なお、メガニウムは「御三家最弱」と言われています。

4.【第3世代御三家】ホウエン地方(ルビー・サファイア)

自然いっぱいのホウエン地方を舞台にしたシリーズ、ルビー・サファイア。新ポケモン135種類が追加されました。さらに、「ダブルバトル」「ポケモンコンテスト」など新たな方法で楽しめる要素も追加され、より一層楽しめるようになりました。

キモリ 進化 キモリ→ジュプトル→ジュカイン
くさタイプのキモリ〜ジュカインは、森林を思わせるネーミングのポケモン。クールで冷静な性格。
アチャモ 進化 アチャモ→ワカシャモ→バシャーモ
ほのおタイプのポケモン。アチャモの頃はひよこのような可愛らしい見た目ですが、バシャーモになると人間のようなシルエットで、格闘家のようなかっこいい雰囲気に変化します。
ミズゴロウ 進化 ミズゴロウ→ヌマクロー→ラクラージ
沼地の魚がモチーフになったみずタイプのポケモン。水中ではエラ呼吸で、大きな岩を粉々に砕くほどのパワーを持っています。

ホウエン御三家は、カントー御三家と同じようにメガシンカができます。メガシンカができる御三家はこの2つの御三家であることから、ホウエン御三家は人気が高いことが伺えます。アニメでは、アチャモがハルカの手持ちとして行動を共にしていました。

5.【第4世代御三家】シンオウ地方(ダイヤモンド・パール)

ニンテンドーDS用ソフトとして登場したダイヤモンド・パール。シンオウ地方が舞台となり、ナナカマド博士から最初のポケモンを貰います。

ナエトル 進化 ナエトル→ハヤシガメ→ドダイトス
進化を経て頭から生えている苗が大木へと成長します。ドダイトスは歴代御三家で最も素早さが低いのが特徴。
ヒコザル 進化 ヒコザル→モウカザル→ゴウカザル
小猿をモチーフにしたほのおタイプのポケモンで、断崖絶壁でも軽々と登る身体能力の高さ、身軽さを持っています。
ポッチャマ 進化 ポッチャマ→ポッタイシ→エンペルト
プライドが高いみずタイプのペンギンポケモン。10分以上の長時間の潜水が可能で、泳ぎが非常に得意。

シンオウ御三家の中ではポッチャマの人気が高いと言えます。キュートな見た目をしており、アニメではヒカリの手持ちとして登場します。

6.【第5世代御三家】イッシュ地方(ブラック・ホワイト)

イッシュ地方を舞台にしたブラック・ホワイトでは、殿堂入りするまで新ポケモンしか出てこないことが特徴です。また、初めて季節の概念が加わり、季節によって変化する環境や風景を楽しめます。

ツタージャ 進化 ツタージャ→ジャノビー→ジャローダ
ツタをモチーフにしたくさタイプのポケモンで、進化するにつれ、ヘビのような姿になります。美しく、高貴なイメージでこれまでの御三家とは異なった印象。
ポカブ 進化 ポカブ→チャオブー→エンブオー
ほのおタイプのポカブは進化するほどに体格が良くなり、逞しくなります。チャオブーの段階でかくとうタイプが加わるのが特徴。
ミジュマル 進化 ミジュマル→フタチマル→ダイケンキ
ラッコがモチーフになったみずタイプのポケモン。爪と同じ成分で構成されているホタチで戦います。

イッシュ御三家は歴代の御三家に比べビジュアルの雰囲気が変わり、話題となりました。ミジュマルは「Pokémon LEGENDS アルセウス」のヒスイ地方の御三家にも選ばれており、人気の高さが伺えます。

7.【第6世代御三家】カロス地方(X・Y)

カロス地方を舞台としたX・Yでは進化を超える進化である「メガシンカ」が登場。また、ドラゴンタイプに強い新タイプ「フェアリー」が追加されました。

ハリマロン 進化 ハリマロン→ハリボーグ→ブリガロン
いがぐりがモチーフになったポケモン。硬いカラで覆われており、進化を重ねるごとにカラはさらに頑丈になります。
フォッコ 進化 フォッコ→テールナー→マフォクシー
ほのおタイプの中では珍しく、美しいルックスが特徴。最終形態ではほのおタイプの御三家の中では初めてのエスパータイプが加わります。
ケロマツ 進化 ケロマツ→ゲコガシラ→ゲッコウガ
非常に身軽で、ジャンプ力に優れているポケモン。カエルの特徴を忠実に表現しています。

アニメではヒロインのセレナの手持ちとしてフォッコが登場します。また、サトシのゲッコウガはというゲッコウガはきずなへんげという特性を持っており、フォルムチェンジが可能です。ゲッコウガは2020年のポケモンオブザイヤーの投票でランキング1位に輝いた人気ポケモンです。

8.【第7世代御三家】アローラ地方(サン・ムーン)

地域限定の姿「リージョンフォーム」が追加され、従来のポケモンの新たな姿を楽しめるようになりました。また、強力な技を放てる「Z技」も新たに加わりました。

モクロー 進化 モクロー→フクスロー→ジュナイパー
フクロウがモチーフになっており、最終進化でくさ・ひこうタイプからくさ・ゴーストタイプに変化する珍しいポケモン。
ニャビー 進化 ニャビー→ニャヒート→ガオガエン
ほのおタイプのニャビーは進化するにつれプロレスラーのようにガタイのいいポケモンへと成長します。
アシマリ 進化 アシマリ→オシャマリ→アシレーヌ
可愛く、美しい見た目をしたポケモン。御三家では初のみず・フェアリータイプです。

モクローはヒスイ地方の御三家にも選ばれています。また、アニメではサトシの手持ちに選ばれており、アローラ御三家ではモクローの人気が高いことが分かります。

9.【第8世代御三家】ガラル地方(ソード・シールド)

ニンテンドーSwitch用ソフトとして発売されたソード・シールド。前作のメガシンカとZ技は廃止されました。特定の場所で巨大化する「ダイマックス」に注目です。

サルノリ 進化 サルノリ→バチンキー→ゴリランダー
最終進化まで握りしめているスティックがドラマーをイメージさせます。最終進化の姿はガラル御三家で最も体格が大きいのが特徴。
ヒバニー 進化 ヒバニー→ラビフット→エースバーン
サッカー選手がモチーフのポケモン。最終進化の姿は人間らしいシルエットです。
メッソン 進化 メッソン→ジメレオン→インテレオン
スパイがモデルになったエージェントポケモン。知能が高く、狙撃や潜入が得意です。

それぞれ職業がモチーフになっているのが面白いポイント。エースバーンはシングルバトルで使用率1位の記録を持っており、強く人気のあるポケモンです。

10.【第9世代御三家】パルデア地方(スカーレット・バイオレット)

スカーレット・バイオレットでは「オープンワールド」が追加され、エリア内を自由に動きまわることができます。パルデア地方に生息する新たなポケモンも数多く登場。

ニャオハ 進化 ニャオハ→ニャローテ→マスカーニャ
猫のモチーフが可愛いポケモン。アロマテラピー効果を持つ甘い香りを放ち、相手の戦意を喪失させることが可能です。
ホゲータ 進化 ホゲータ→アチゲータ→ラウドボーン
最終進化では珍しいゴーストタイプが加わります。四足歩行のラウドボーンは、歴代御三家のほのおタイプでは初めてです。
クワッス 進化 クワッス→ウェルカモ→ウェーニバル
身だしなみに気を遣うきれい好きなポケモン。最終進化ではダンサー風になっており、パルデア御三家で最も高い攻撃種族値を持っているのが特徴。

ニャオハはその可愛らしいルックスが話題を呼び、進化して二足歩行になってほしくない、可愛さを失われたくないという声がSNS上で上がりました。パルデア不御三家の中では特に人気の高いポケモンです。

まとめ

ポケモンシリーズの御三家ポケモンは世代ごとに異なり、くさタイプ・ほのおタイプ・みずタイプそれぞれが個性的で魅力に溢れています。ルックスやモチーフなどが注目されることもあれば、バトルにおいての強さも重視されることも少なくありません。また、アニメの主要登場人物の手持ちポケモンとして登場した場合、さらに人気が高まることがあります。

ポケモンシリーズをプレイしたりアニメを視聴したりする際は、ぜひ御三家ポケモンに注目してみてください。

※当記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています

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