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【ヒロアカまとめ】ワンフォーオールの歴代継承者9人の個性を解説!

【ヒロアカまとめ】ワンフォーオールの歴代継承者9人の個性を解説!

ヒロアカに登場するワンフォーオールという言葉は、個性をストックして別の人間に譲渡できる個性のことです。歴代継承者は初代・死柄木 与一から始まり9代目である主人公・緑谷 出久に受け継がれてきました。ヒロアカには多くのキャラクター・個性が登場するため、「ワンフォーオールがほかの個性と比べて何が特別なのか分からない」という方もいるでしょう。

当記事では、現在判明しているワンフォーオールの歴代継承者の名前や個性について解説します。ヒロアカで物語の鍵を握る「ワンフォーオール」について知りたい方はぜひご覧ください!

1.ワンフォーオールとは?

ワンフォーオール(OFA)とは、「力をストックし、別の人に譲渡する」という個性です。

本来、個性は譲渡できるものではありませんがワンフォーオールは「個性を与える個性」であるため譲渡できます。

無個性だった主人公デクこと緑谷 出久は、ナンバーワンヒーローであり8代目継承者のオールマイトからこの個性を譲渡され、ワンフォーオールの力を手に入れます。

ワンフォーオールの能力は非常に強力で、天候を変えるほどの超パワーを持っています。そのため、体が出来上がっていない者が継承すると四肢が爆散してしまうのです。当初のデクはうまく力をコントロールできず、戦いのたびに体をボロボロにしていました。しかし肉体強化や訓練によって徐々にその強力な個性をコントロールしていきます。

ワンフォーオールの譲渡方法は「譲渡させたい相手に遺伝子を摂取させること」です。デクはオールマイトの髪の毛を摂取し、ワンフォーオールを継承しています。

2.ワンフォーオールの歴代継承者9人の個性を解説!

オールマイトから個性を継承したデクは9人目の継承者です。ここからは、過去の継承者の名前やどのような人物だったのか、またどのような個性を持っていたのかなどについて詳しく解説します。

2-1.初代

ワンフォーオールの初代は死柄木 与一(しがらき よいち)です。死柄木 与一は敵対しているオールフォーワン(AFO)の弟で、オールフォーワンから歪んだ愛情を向けられていました。

小柄で虚弱体質だった与一が持っていた個性を与える個性は単体では意味をなさず、与一が自身の個性に気づいていなかったということもあり、その力を発揮していませんでした。

しかし、オールフォーワンから個性をストックする力を与えられたことで、2つの個性が合わさりワンフォーオールが誕生します。

2-2.2代目

2代目の継承者は駆藤(くどう)で、フルネームは明かされていません。駆藤の姿がしっかりと描かれたのは310話(アニメでは131話)でした。

初代与一と同じ時代に生きており、オールフォーワンに対抗するためのチームリーダーとして3代目とともに活動していました。オールフォーワン率いるヴィランたちと戦う中で幽閉されていた与一を救い出します。

駆藤の個性は「変速」です。一瞬で最高速度を出したり速度を自在に調整したりできます。

爆豪と見た目が似ており、戦闘中にオールフォーワンが爆豪に対して「おまえのせいだ、駆藤!」と叫ぶシーンがあります。

2-3.3代目

3代目の継承者はブルースです。本名は不明で、初登場は310話です。2代目と共にオールフォーワン率いるヴィランと戦っていました。

ブルースの個性は「発勁(はっけい)」で、一定の動きを繰り返し運動エネルギーを蓄積し、少ない動きで一気に力を放出します。

2代目も3代目もデクの「死柄木 弔を救いたい」という思いに共感できず、最初は非協力的でしたが、与一に説得され協力することを決めます。

2-4.4代目

4代目継承者の名前は四ノ森 避影(しのもり ひかげ)で、持っていた個性は「危機感知」です。この個性は自分や他人の危機を察知できます。

3代目から継承した時点ではオールフォーワンに勝つことは不可能だと考え、18年間身を潜め鍛錬を行い、次の世代へ希望を繋げようとしていました。そのためオールマイトに次いでワンフォーオールの保有期間が長かった人物ですが、突如顔にヒビが現れ40歳という若さで老衰しています。

この死因が発覚したことで、ワンフォーオールは無個性の人間でなければ肉体が耐えきれなくなるということが分かりました。

2-5.5代目

5代目継承者は万縄 大悟郎(ばんじょう だいごろう)で、ヒーロー名はラリアットです。大柄でスキンヘッド、語尾に「さ」をつけて話すのが特徴です。かつてオールフォーワンによる強奪を阻止しています。

彼の持つ個性は「黒鞭」で、これは歴代継承者の中で最初にデクに出現した個性でした。体から黒い鞭状のエネルギーを出して攻撃や捕獲、空中移動に役立てられます。

2-6.6代目

口元まで覆われている服装をしているのが特徴の6代目継承者は揺蕩井 煙(たゆたい えん)。ヒーロー名はガエンです。5代目のことを「先輩」と呼んでいたことから5代目と6代目は先輩・後輩の関係だったことが分かります。

揺蕩井煙は「煙幕」の個性を持っており、体から自由に煙幕を出すことが可能です。現在では、ワンフォーオールの強化によって力が増加し煙幕の出力が増幅しています。デクに対して煙幕を出し過ぎだと笑顔で注意したり肩を組んだりと優しくフランクな青年であることがうかがえます。

2-7.7代目

7代目の継承者志村 菜奈(しむら なな)は、オールマイトが「お師匠」と呼び慕った人物で、グラントリノとは盟友でした。

夫と息子の弧太郎がいましたが、夫が殺害され、息子を戦いに巻き込まないようにと里子に出します。実は弧太郎は死柄木 弔の父親で、志村 菜奈は死柄木 弔(本名志村 転孤)の祖母にあたるのです。

志村 菜奈の個性は「浮遊」で、自らの体を浮かすことができます。これによりデクは他の個性と組み合わせながら空中戦ができるようになります。

オールマイトが18歳の頃にオールフォーワンに敗れ死亡しました。

2-8.8代目

8代目継承者はオールマイトこと八木 俊典(やぎ としのり)です。オールマイトは無個性だったことから、ワンフォーオールを持っていた期間が継承者の中で最も長く、平和の象徴として活躍してきました。

しかし、6年前のオールフォーワンとの戦いで重傷を負ってしまいます。マッスルフォームを長時間維持することが難しくなり、普段は痩せこけたトゥルーフォームの状態で過ごしています。

デクへワンフォーオールを継承後、オールフォーワンとの戦いで力を使い果たしたオールマイト。現在は雄英高校の教師をしています。

2-9.9代目

物語の主人公、緑谷 出久がワンフォーオール9代目の継承者です。無個性ながらもオールマイトに憧れ、ヒーローを目指していました。

とある事件が発生したとき偶然オールマイトと出会い、デクを認めたオールマイトから力を継承します。

最初は使いこなせなかったワンフォーオールですが、真面目な性格でひたすらに努力を重ね現在では歴代の継承者の力を使いこなしています。

3.ワンフォーオールと歴代継承者に見る名前の法則

ワンフォーオール歴代継承者の全員の名前が明かされているわけではありませんが、現時点で公開されている継承者の名前にはある法則があります。

それは、名前に継承した世代の数字が入っているということです。9代目継承者のデクは少々分かりにくいですが、出久という名前から数字の9を捉えられます。

2代目と3代目のフルネームは不明ですが、彼らの名前にも数字が含まれている可能性は高いでしょう。

4.ワンフォーオールの10代目継承者は現れる?

ワンフォーオールの10代目継承者は現れない可能性があります。

9代目であるデクは物語の主人公なので、もし引き継ぐとなった場合でも全ての戦いが終わったあとの終盤か、本編中には現れないかのどちらかになるでしょう。

そもそもワンフォーオールを引き継げる無個性の人間がいるのかも分かりません。また、デクがワンフォーオールを引き渡さない可能性も考えられます。

いずれにせよ、10代目が現れ、作者・堀越耕平先生が「僕のヒーローアカデミア」内で10代目にフォーカスした内容を描く確率は低いでしょう。

まとめ

ワンフォーオールは「力を蓄積し、他者に譲渡できる」という個性です。通常、個性は譲渡できないものですが、ワンフォーオールはその例外であり、「個性を与える個性」として知られています。

ワンフォーオールは、無個性であった主人公デク(緑谷 出久)が、ナンバーワンヒーローである8代目継承者のオールマイトから譲渡され、彼の手に渡りました。継承者は初代から9代目まで判明しているため、今後の継承者に関する新たな情報にも注目です!

※当記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています

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