【名探偵コナン】アニメ・映画の主題歌まとめ！おすすめ曲も

記念すべきTVアニメ版の初代OPであり、テレビアニメ20周年のスペシャルでも起用された、ファンが大好きな曲の1つです。「じっと待つより子どものままでぶつかってゆく」など曲の歌詞が名探偵コナンにぴったりなのが特徴。 バンドが奏でる格好良いメロディーと胸をくすぐる歌詞が、聴いている心を優しくしてくれるスーパーヒーローのような超名曲として、今でも根強い人気を誇っています。

TWO-MIXは、コナンの声優・高山みなみさんと作詞家・長野椎菜さんによる2人組音楽ユニットです。コナンの声優が主題歌を歌うということで、当時話題となりました。

歴代のOP・ED・映画主題歌など、数多くの楽曲を手掛けることとなるGARNET CROWが、最初に起用されたのがこの「Mysterious Eyes」です。

穏やかにゆっくりと流れていく日常が頭の中でイメージされていく温かみのあるメロディーは、聞いている人を優しく包み込んでくれます。映像も、コナンと毛利小五郎が歯磨きをしていたり、コナンが寝ている横を蘭や少年探偵団が見守るシーンがあったりと、ホッとできる演出が多いものになっています。

愛内里菜さんと言えばコナンのTVアニメをイメージする方も多いはず。愛内里菜さんは、この「恋はスリル、ショック、サスペンス」を含め計5回もOPを担当しています。

OP映像では、コナンが楽曲に合わせてキレのあるパラパラを踊っていたことでも話題に。澄んだ声と力強くスピード感のある歌声が、ハラハラドキドキで溢れる物語の世界観にピッタリです。愛内里菜さんの圧倒的な歌唱力を感じられる1曲としても、ぜひ聞いてほしい曲です。

痺れるイントロと、B’zさんらしいパワフルで疾走感溢れるメロディーが人気の曲です。黒ずくめの組織関連でスペシャルが放送されていたときの主題歌でもあり、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

この楽曲が採用されたことで、コナンファンがB’zファンに・B’zファンがコナンを見るようになるなど、相互の人気が高まるきっかけになった重要な曲でもあります。

「いい意味でGARNET CROWらしくない」と話題になった曲で、全体を通してカッコよさと切なさが両立されています。特に、サビの部分の盛り上がりは格別で、何度も繰り返し聞きたくなる名曲です。GARNET CROWのヴォーカル中村由利さんの独特なアンニュイさのある歌い方やエキゾチックさが、これから始まるアニメに、より一層没入させてくれます。

B’zのボーカリスト・稲葉浩志の5作目のシングルとして発売されたのが「羽」です。オリコン週間ランキングでは18週連続チャートインを記録。これは名探偵コナン関係の歴代シングル作品の中では小松未歩さんの「謎」・B’zの「衝動」に次ぐロングヒット作品です。

また、記念すべきTVアニメ放送20周年の第1弾OPテーマであり、稲葉さんがコナンのために書き下ろした作品としても話題を呼びました。

2017年最初のOPに起用されたのは、BREAKERZの17枚目のシングル「幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて」です。切なさを感じさせるロックナンバーとなっており、ストーリーとリンクした歌詞が話題となりました。物語を知っていればより楽しめる仕掛けが随所にほどこされており、BREAKERZのコナンへの深い愛が感じられる楽曲です。

「真実の姿 戻れたならこの秘密全てを伝えたいんだ」というストレートな歌詞から「近くにいて でも遠くて 君と交わらない」というもどかしさまで登場人物の感情が細かく表現されています。

2020年の「真っ赤なLip」の翌年に、WANDSが担当したOPテーマです。バラード、ロック、ダンスビートといったジャンルを問わないさまざまな要素が詰め込まれた楽曲となっており、爽やかでどこか切ない色気が感じられます。

アニメ映像は、新一（コナン）と蘭のカットがメインのファンにとっては幸せ溢れる温かい気持ちになれる仕上がりでした。楽曲の切なさやアンニュイな雰囲気が、映像と非常によくマッチしています。

倉木麻衣さんならではのスタイリッシュなサウンドと、耳を奪われるようなビビッドな歌詞が印象的なパンチのきいたナンバー。

タイトルの「Unraveling Love 〜少しの勇気〜」には、愛を解き明かしてみたいというニュアンスが込められています。蘭と新一、和葉と平次といった登場人物の絶妙な恋愛事情と重なり、ファンとしてはたまらない1曲です。

アニメシリーズ3番目のOPに選ばれたのは「光と影のロマン」です。作詞作曲を宇徳さん自身が手掛けたことでも話題になりました。コンサートのラストに演奏されることも多い、宇徳敬子さんを代表するヒット曲の1つです。

スリリングな展開の多いストーリーから一転、優しいメロディーとエモーショナルさ漂う歌声がエンディング感を際立たせています。物語の余韻に浸りながらも、ちょっぴり切ない気持ちにさせてくれる、素敵な楽曲です。

コナンの神ED曲というトピックスで必ずと言っていいほど話題にあがるのが、DEENの「君がいない夏」です。この曲は、OPや劇場版の主題歌でもお馴染みの小松未歩さんが作詞作曲を手掛けています。

ヴォーカル・池森秀一さんの甘く優しい声が、豊かな自然の中で風に飛ばされた帽子を追う蘭とマッチしています。歌詞が、まるで新一の心の内を語っているように聞こえるとファンの間でも人気の高い1曲です。

2000年の8月28日からのEDテーマとして採用された「夏の幻」。同年は、8月21日放送分までOPをGARNET CROWが担当しており、OPからのEDとGARNET CROWづくめの1年となりました。

「聞いているだけで落ち着く」「ずっと聴いていられる」と令和の今になっても変わらぬ人気を誇っています。ポップで聴きやすく、それでいてGARNET CROWらしい空気感を存分に感じられるバランスの取れた1曲です。

倉木麻衣さんの楽曲の中でも神曲の1つとして知られるのが、この「Secret of my heart」です。誰にも言えない秘密がテーマとなった楽曲で、まさにコナン＝新一であると蘭に伝えられない、コナンの心の葛藤やもどかしさとリンクしています。

映像の中では、蘭が桜の花びら舞う中で歌うシーンが美しく、コナンが振り向きざまに新一に変わるシーンも切なくて鮮やかでした。倉木麻衣さんの透き通った歌声と、蘭の儚げな表情が最高にマッチしています。

2000年代に多くの主題歌を担当していた三枝夕夏さんの楽曲「眠る君の横顔に微笑みを」は、歴代EDの中でも人気のバラード曲です。基調はロックサウンドでありながら、ハープの優しい音色でピアノを包み込んだ心温まるメロディに、三枝さんの可愛らしい声が映える1曲。

映像は、新一と蘭の最後のデートとなってしまったトロピカルランドでのツーショット写真をメインに、新一の居ない日常がすぎていく様子が流れています。キャラクターがほとんど登場しない珍しい映像ですが、この演出が蘭の切なさを感じさせます。

ハーモニカの音が印象的なイントロから始まるこの曲は、三枝夕夏さんが作詞・作曲を手がけた心温まるラブソングです。曲始まりはバラード調ですが、サビからは一転アップテンポにチェンジする、躍動感ある構成が特徴です。

名探偵コナンシリーズにおける長編の1つ「赤と黒のクラッシュ」の放送と重なっており、EDの映像に赤井秀一が登場していることでも話題となりました。ストーリーのダークな雰囲気やドキドキ感の余韻を味わいつつも、ホッと和やかな気持ちにさせてくれる1曲です。

この楽曲は、ロックバンド・Hundred Percent Freeの1作目のシングル作品です。ポップ色を強く押し出したミディアムテンポのロック調バラードで、サビの部分ではバンドサウンドならではのダイナミックなレンジ感が目立ちます。 疲れた時や嫌なことがあった時にもおすすめな、聴いている人を元気にしてくれる曲です。

「悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね」は、女性ヴォーカルの4人組バンドgrramの楽曲です。ヴォーカル・久川実津紀さんの儚い歌声と独特な言い回しの歌詞が印象的です。

「受身の姿勢で待っていても欲しい物は手に入らない」と、TVアニメ・名探偵コナンのメイン視聴者である小中学生の背中を押す、素敵な楽曲に仕上がっています。

過去、コナンのOP・ED・劇場版テーマソングを数多く手掛けてきたZARDのトリビュートバンドであるSARD UNDERGROUND。ZARDのカバーだけでなく、ZARDのヴォーカル・坂井泉水さんが残した創作メモや未公開歌詞を元にしたオリジナル楽曲を歌っています。

空っぽの心はスピード感のある爽やかな曲調が魅力で、最近のエンディング曲なのに、どこかエモさ・懐かしさを感じる曲となっています。コナンファンの子どもたちはもちろん、子どもの頃にを見ていた世代からも「曲調が初期の頃のコナンのOPっぽくて好き」と高い評価を得ています。

Rainy。さんは、2022年4月に放送された安室透さんが主人公のスピンオフ作品「名探偵コナン ゼロの日常」のエンディング主題歌を歌っています。当時13歳というその若さに注目が集まりましたが、声や表現からは「デビューしてすぐとは思えない深みが感じられる」と高く評価されていました。

Rainy。さんが歌う「…and Rescue Me」は、TVアニメ版コナンではお馴染みの元GARNET CROWのAZUKI七さんが10年ぶりに作詞を手掛けていることでも話題の1曲。綺麗な歌声と高い歌唱力はもちろん、灰原哀がメインとなった映像や彼女の心情にマッチした歌詞が最高だと多くのファンから支持されています。

2009年の映画「漆黒の追跡者（チェイサー）」の主題歌です。

しっとりとした落ち着いた曲と思いきや、最後の最後まで展開が読めないスリリングさや黒の組織の一筋縄ではいかない雰囲気が感じられるサビは必見です。ドアを開く音やサイレンなどのサンプリングなど、いままでの倉木麻衣さんのOPやEDにはなかった攻撃的なダンスナンバーとなっています。

2012年の映画「11人目のストライカー」の主題歌です。本作は、Jリーグ20周年記念プロジェクトとのコラボレーション作品としても当時大きな話題となりました。ヴォーカル・吉岡聖恵さんの明るく伸びやかな歌声と、アップテンポで元気のでるメロディが作品とぴったりマッチしています。

作中では、楽曲の流れるタイミングが最高だったと高く評価されています。犯人が捕まったことでの安堵感やサッカースタジアムの高揚感・コナンのかっこよさに楽曲が重なり、最高にエモーショナルな瞬間を演出しています。

2014年の映画「異次元の狙撃手（スナイパー）」の主題歌です。柴咲コウさん自らが書き下ろしたオリジナルソングとなっており、タイトルのサーチライトにぴったりな明るくノリの良いポップチューンに仕上がっています。

赤井秀一の「了解」というセリフの後にこの曲が流れるワクワク感が心に残ったとファンの間でも高く称されており、劇場版コナンの主題歌の中でも人気の高い1曲。歌いだしからエンジン全開でかっこよさが溢れ、柴咲コウさんの綺麗な声が心を奮い立たせてくれます。

2018年の映画「ゼロの執行人」の主題歌は映画タイトルと並んで「零-ZERO-」と名づけられています。映画のために書き下ろされた1曲で、コナンと安室のバトルという今作のテーマに寄り添い、映画の世界観が色濃く反映された楽曲です。安室透・降谷零・バーボンと、さまざまな顔を持つ彼が抱える心の葛藤をみごとに捉えた歌詞は圧巻です。

福山雅治さんの、色気のある声とギターの音色が映画の魅力を底上げしています。

2022年の映画「ハロウィンの花嫁」の主題歌です。この映画は、家族愛や友人同士の絆がテーマとなっています。失くしたくないものがあったよ」「帰りたい場所だってあったよ」といった歌詞が、警察学校組の降谷零（安室透）の心の声に重なります。ストーリーや登場人物の心情を深く知っている人に刺さるフレーズが満載で、どっぷりと感情移入してしまう名曲です。

切ない歌詞が並ぶものの、前を向いて生きていくことへの勇気や頑張る気持ちを奮い立たせてくれる歌声とメロディが特徴です。