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「転スラ」キャラの戦闘力の強さランキングTOP10!最強なのは?

「転スラ」キャラの戦闘力の強さランキングTOP10!最強なのは?

「転生したらスライムだった件」(通称「転スラ」)は、異世界転生をテーマにした大人気ライトノベルおよびアニメ作品です。この物語では、主人公リムルを中心に、多彩なキャラクターたちが壮絶な戦闘や戦略を繰り広げます。各キャラクターは独自の能力を持ち、その戦闘力も作品の見どころの一つです。

この記事では、「転スラ」に登場するキャラクターの中から、戦闘力が特に強いキャラをランキング形式でご紹介します。最強のキャラクターは誰なのか、各キャラの特徴と共に解説していくので、ぜひご覧ください。

1.「転スラ」とは

「転スラ」とは、作者の伏瀬さんがWeb小説投稿サイト「小説家になろう」において連載していた、異世界転生ファンタジー小説です。正式名称は「転生したらスライムだった件」。「小説家になろう」で大きな話題となったことをきっかけに書籍化され、漫画化やアニメ化もされた大人気作品です。

「転スラ」では、本編の他にも「転スラ日記」や「魔物の国の歩き方」、「転生しても社畜だった件」といったスピンオフ作品も多数連載されています。アニメ放送前としてはライトノベルシリーズ最多の600万部の累計発行部数を記録し、その後ライトノベルとしては史上最速でシリーズ累計発行部数が1,000万部を突破しました。

「転スラ」のストーリーは、普通のサラリーマンとして日常を過ごしていた三上悟が、ある日通り魔に刺されて命を落とした後、異世界にスライムとして転生したというもの。ドラゴンやゴブリン、鬼人族といった多種多様な種族が登場し、身につけたスキルを駆使しながら味方を増やしていくところが見どころです。

2.「転スラ」キャラの強さランキングTOP10

「転スラ」は、主人公のリムル=テンペストが最強キャラとして活躍するところが魅力的な作品ですが、主人公のほかにも強さを誇るキャラクターたちが多く登場します。

ここでは、「転スラ」に登場するキャラの性格や生い立ちなどについて、最強キャラ順に10名紹介します。

2-1.リムル=テンペスト

リムル=テンペストは、普通のサラリーマンだった三上悟がスライムとして転生したキャラで、「転スラ」における主人公です。転生時にユニークスキル「大賢者」と「捕食者」を最初から獲得しており、スキルを成長させながら新たに多くのスキルを獲得。どのような敵にも対応することができる攻撃力と防御力を兼ね備えた、究極の存在へと成長します。

性格は情に厚く仲間想いで、スライムでありながらもジュラ・テンペスト連邦国の盟主を務めています。仲間たちと協力しながら魔物にとって快適な町づくりに尽力する一方、八星魔王(オクタグラム)の一柱として、真なる魔王にも覚醒した人物です。

2-2.ユウキ・カグラザカ

ユウキ・カグラザカは、日本から異世界にやってきた異世界人で、シズの元弟子というキャラクターです。イングラシア王国で、自由組合(ギルド)のグランドマスターを務めています。

転移した際にユニークスキル「創造者」を獲得しており、そのスキルを使って「封殺能力」を入手した後は魔法やスキルを無効化することができるように。魔法は一切使うことができませんが、代わりに加齢しない肉体を持ち、異常に発達した身体能力と強力なスキルでリムルとも対等に戦うシーンも描かれています。

2-3.滅界竜イヴァラージェ

滅界竜イヴァラージェは、竜類に分類されている種族で、幻獣族の中でも特に神秘的な存在として描かれているキャラクターです。滅界竜もしくは幻獣王と呼ばれている最悪の邪神で、いつどこで生まれたかも分からない謎の存在。理性や感情はなく、本能のままに破壊活動によって災厄を撒き散らすとも言われています。

「転スラ」の作中には、過去に滅界竜イヴァラージェがギィ・クリムゾンと3か月以上にわたって死闘を繰り広げたという描写も。そのため、滅界竜イヴァラージェが目覚めた場合、世界に災厄をもたらす可能性があるとも示唆されています。

2-4.ギィ・クリムゾン

ギィ・クリムゾンは、「暗黒皇帝(ロード・オブ・ダークネス)」の二つ名を持つ最古の魔王の一人です。大昔に戦争のために召喚された悪魔族で、アルティメットスキル「傲慢之王(ルシファー)」と「深淵之神(ノーデンス)」を持っています。他の能力をコピーし、最適化することができるといった圧倒的な力を持つキャラクターです。

長い時間を生きているので、面白いことには目がありません。契約に重きを置く悪魔族らしく友人との約束を違えたことがない律儀な性格。傲慢と評されてはいますが、配下たちが何か失敗しても即処断することはなく、とりあえずは注意をして正座で反省を促すというエピソードも描かれています。

2-5.ミカエル

ミカエルは、天使系究極能力の中で最強と言われている、「正義之王(ミカエル)」の神智核(マナス)です。「正義之王」はもともとヴェルダナーヴァが保有していたスキルで、同じ天使系能力を持つ者を支配する効果があります。

支配することが好きではなかったヴェルダナーヴァは、自身のスキル「正義之王」とルドラのスキル「誓約之王(ウリエル)」を交換。その後、ミカエルは妖魔族のフェルドウェイに名前を与えられることで神智核へと進化し、自我を持つようになりました。

ヴェルダナーヴァ復活のためなら人殺しも厭わないといった、残虐な性格をしています。

2-6.フェルドウェイ

フェルドウェイは、星王竜ヴェルダナーヴァが光の大聖霊から生み出した七柱の熾天使の最初の一柱です。闇の大聖霊から生まれた「原初の七悪魔」と対をなす存在として登場。天使系のアルティメットスキル「正義之王」「純潔之王」「救恤之王」「忍耐之王」の4つを持っています。

ヴェルダナーヴァへの狂気的な執着を持っており、冷酷な手段を使ってでもヴェルダナーヴァを復活させることを目標としています。性格は真面目ですが、思い込んだら自分の意志を曲げず、他人の意見は一切聞かないといった融通が利かない一面も。合理主義者であるため、人望は薄いとも言われています。

2-7.ミリム・ナーヴァ

ミリム・ナーヴァは、「破壊の暴君(デストロイ)」の二つ名を持つキャラクターで、竜種と人間との間に生まれた唯一無二の竜魔人(ドラゴノイド)です。ギィ・クリムゾンの次に生まれた最古の魔王の一人。ヴェルダナーヴァの娘のミリムは「憤怒之王」を受け継いでおり、魔素を無限に生み出せることから他の魔王たちに比べても別格の強さを誇ります。一撃で都市1つが滅びる破壊力を持つと言われている超高威力の魔法、「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」が必殺技。

子どものような見た目どおり無邪気な性格をしていますが、戦い以外の楽しみを知らない一面も。主人公のリムル=テンペストとは「マブダチ」という関係性にあります。

2-8.ヴェルザード

ヴェルザードは、世界に4体しかいないと言われている竜種の一人で、ヴェルドラ=テンペストの姉です。ギィ・クリムゾンの相棒でもあり、「氷の女帝」「白氷竜」とも呼ばれています。相手の能力を劣化させたり、氷の壁を出現させたりすることができるアルティメットスキル「氷神之王」の持ち主。また、運動エネルギーを停止させる「忍耐之王(ガブリエル)」のスキルも持っているため、周囲の時間を自在に操る驚異的な能力も持っています

並外れた嫉妬心の持ち主で、ギィ・クリムゾンに好意を抱いているというエピソードも。

2-9.クロエ・オベール

クロエ・オベールは、異世界から召喚された少女で、時間を自由自在に操ることができるアルティメットスキル「時空之神(ヨグ=ソトホート)」の持ち主。また、万物を切断するほどの威力を持つ「希望之王(サリエル)」というスキルも持ち合わせていることから、圧倒的な実力を誇るキャラクターの一人です。

黒銀髪の美少女で、自身が持つ膨大な魔素によって崩壊の危険もありましたが、リムルに救われたことをきっかけにリムルに好意を抱いているというエピソードも。普段は控えめな性格をしていますが、リムルの前では無邪気ながらも積極性を見せることもあり、リムルを巡って友人と争うという一面もあります。

2-10.ヴェルドラ=テンペスト

ヴェルドラ=テンペストは、主人公リムルが転生して最初に出会った天災級のドラゴンです。暴風竜の名でも知られており、世界に4体しかいないと言われている竜種の一人。驚異的な魔素量とアルティメットスキル「混沌之王(ナイアルラトホテップ)」を持ち、通常は避けられない攻撃も回避することが可能。さらに暴風を呼び寄せるほどの強さの攻撃系魔法を操れることから、高い戦闘能力を持つとも言われています。

ヴェルドラ=テンペストは勇者によって洞窟の中に300年間封印されていましたが、リムルとお互いに名前を付け合うことで友人関係に。リムルの「捕食者」のスキルで封印ごと取り込まれていましたが、のちに進化したリムルとラファエルによって解放。リムルの分身体を依り代に受肉を果たしました。

まとめ

「転スラ」には多くの強力なキャラクターが登場し、それぞれが異なる力を持っています。ランキングにより、キャラクターの強さを比較することで、物語の奥深さやキャラクターの魅力がより一層楽しめるでしょう。この記事を参考に、あなたの好きなキャラクターがどのくらい強いのかを確認してみてください。

最強キャラのランキングを見て、改めて「転スラ」の世界を楽しむための参考にしてくださいね。

※当記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しています

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