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ライブのラバーバンドとは?使い方や収納方法を紹介!

ライブのラバーバンドとは?使い方や収納方法を紹介!

ライブやフェスなどのイベントで記念品として購入したラバーバンドを腕に付ける人は多いでしょう。ラバーバンドはファッションアイテムとして使う以外にも、さまざまな使い方があります。

今回は、ライブで販売されているラバーバンドの使い方を5つご紹介します。イベントのたびに購入し、いつの間にか増えてしまったラバーバンドの収納方法もあわせてご紹介します。これからライブに参加する予定の人や、ライブでラバーバンドを購入することが多い人はぜひご覧ください。

1.ラバーバンドとは?

ラバーバンドとは「シリコン素材のゴムバンド」のことで、シリコンバンド・ラババンとも呼ばれます。主な原料はシリコン樹脂であり、気温・紫外線・水に強い他、ゴムのような弾力性と伸縮性が特徴です。

ラバーバンドは、ガン撲滅や貧困撲滅といった社会運動の意思表示やチャリティーアイテムとして作られたのが始まりだと言われています。その後、スポーツ選手やストリートファッションのアイテムとして定着し、近年ではライブやフェスの定番商品として欠かせない存在となりました。

1つ500円前後と、イベントグッズとしては比較的購入しやすい価格帯で販売されています。アーティストオリジナルデザインロゴやバンド名が印字されているものなど、種類も豊富でコレクターグッズとしても人気です。

2.ラバーバンドの使い方

ラバーバンドはライブやフェスなどイベントの際に着用するのはもちろん、帰ってからもさまざまな使い方で楽しめます。Tシャツやペンライトといった他グッズと比べて日常生活でも活用しやすく、同じアーティストのファン同士での会話のきっかけにもなるでしょう。

定番のキーホルダーアレンジの方法も含め、人気の高いラバーバンドの活用アイデアを5つ紹介します。

2-1.腕に付ける

腕に付けてファッションアイテムとして使うのが、最も一般的な方法です。1つだけ付けるのも良いですが、重ねてたくさん付ける・服の色と合わせて選ぶなど、アクセサリー感覚で楽しむ人も多くいます。

シリコン樹脂は耐久性が高いため、汗やシャワーなどの水濡れを気にする必要がありません。スポーツを楽しむ際や、海・バーベキューなどのアクティブなレジャーシーンでのコーディネートの1つとして取り入れてみましょう。

2-2.首に巻いたタオルに付ける

ラバーバンドは、伸縮性と弾力を生かしてランニングやウォーキング時の便利グッズとしても人気の高い「タオルマフラーロック」としても使えます。

首にかけただけではすぐに落ちてしまいますが、ラバーバンドにタオルの両端を通して位置を固定させることで動きに強くなります。輪ゴムやヘアゴムで結ぶよりも、ファッション性が高くお洒落度がグンとアップするでしょう。

2-3.リュックに付ける

ラバーバンドを、リュックやボディーバックなど鞄のファッションアイテムとして付けるのもおすすめです。大量のラバーバンドが付いたリュックのことを「ラババンリュック」と呼ぶほど、ライブファン・フェス民にとっては定番の活用方法として知られています。

肩ベルトや収納用のストラップの部分に、ラバーバンドを通します。リュックにラバーバンドを通せる部分がない場合は、カラビナなどのアイテムを使って外付けしてもよいでしょう。

最近では、ラバーバンドを取り付けるためのループストラップが付いたリュックが販売されているので、大量のラバーバンドを付けたい場合は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

2-4.キーホルダーにする

ラバーバンドの活用として最も人気が高いのが、キーホルダーへのリメイクです。キーホルダーにすることで鞄やスマートフォンに付けられる他、自宅や車などのキーリングとしても使えます。

自作する際には、紙などをまとめるゼムクリップとナスカンを使います。ナスカンにゼムクリップを通してから、クリップでラバーバンドを挟みましょう。クリップのバネ部分を取り外せば、ラバーバンドキーホルダーの完成です。

クリップによっては市販のキーホルダーと比べて挟む力が弱く、ラバーバンドが外れる可能性があります。専用の金具を使った市販のラバーバンドキーホルダーキットを購入すると、外れる心配がありません。

2-5.ドリンクに付ける

冷たいドリンクが結露すると、デスクなどが濡れます。とはいえ、テイクアウトで購入したコーヒーやコンビニで買ったドリンクのためにコースターを持ち歩くのは面倒です。

そのような時は、ラバーバンドをコースターの代わりに使ってみましょう。カフェや飲食店でもらえるペーパーでドリンクの底の部分を覆います。ドリンクの底を覆ったペーパーにラバーバンドを通すとペーパーが固定され、デスクを水滴で濡らす心配がありません。

デスクを水滴で汚すことなく、お洒落にドリンクを楽しむことができる画期的な方法としてSNSで話題になっています。

3.ラバーバンドの収納方法

ラバーバンドがライブやフェスの定番アイテムとして定着したことで、専用の収納アイテムが続々と販売されています。専用の収納アイテムも便利ですが、身近なアイテムに工夫をして収納する方法もおすすめです。

ここでは、ラバーバンドの収納方法を4つ紹介します。思い出の品をお洒落に飾りつつ、綺麗な状態で大切に保管しましょう。

3-1.突っ張り棒を使用する

突っ張り棒にラバーバンドを通して収納する方法があります。100円ショップでも販売されており、比較的安価でアイテムを揃えられることが魅力です。

<収納方法>

  • 突っ張り棒にラバーバンドを通す

<おすすめの人>

  • ラバーバンドが大量にある人
  • 見せる収納がしたい人

キーホルダーやタオルなど別のグッズも1つのワイヤーネットにまとめて収納すると、幅を取らず見た目も華やかなスペースができます。

3-2.ラバーバンドを重ねる

複数のラバーバンドがバラバラのままだとどうしてもかさばってしまいます。ラバーバンドが複数ある場合は、ラバーバンドを重ねてボール状にする収納がおすすめです。

<収納方法>

  • 1つのラバーバンドを軸に、4~5つのラバーバンドで球体を作る
    ※軸になったラバーバンドを包み込むように、少しずつずらしながら重ねるのがポイント

<おすすめの人>

  • お金をかけずに収納したい人
  • コンパクトに収納したい人

構造上、軸となったラバーバンドはほとんど見えません。また、そのままにしておくと外側のラバーバンドに形の癖が付いてしまうリスクがあります。引き出しの中などでかさばっているラバーバンドを一時的にまとめるのには便利ですが、長期的な保管を検討する場合は別の方法がよいでしょう。

3-3.下着収納ケースにまとめる

ラバーバンドを暗所で保管したい人には、下着収納ケースを使った収納方法がおすすめです。仕切りの付いた下着収納ケースは、ラバーバンドを小分けで収納するのに適しています。

<収納方法>

  • アーティストや参戦年月日など、ジャンル別に収納する

<おすすめの人>

  • 紫外線による経年劣化を予防したい人
  • ほこりや傷を付けたくない人

下着収納ケースは、100円ショップでも購入できます。1つの仕切りに対して、3つほどラバーバンドを収納できるのが魅力です。仕切りの大きさが調整できる収納ケースであれば、タオルやTシャツなどと一緒に収納できます。

3-4.マスキングテープホルダーに収納する

マスキングテープホルダーは、ラバーバンドの収納にもピッタリです。サイズによってはジャンル別に収納できます。

<収納方法>

  • マスキングテープホルダーにラバーバンドを通して並べる

<おすすめの人>

  • インテリアの一部としてラバーバンドを収納したい人
  • DIYを楽しみながら収納したい人

木目調のラック型やプラスチックの箱型など、マスキングテープホルダーは種類が豊富です。マスキングテープホルダーを好きなアーティストのイメージカラーに塗り変えるなど、DIYも楽しめます。

まとめ

ラバーバンドは、もともと社会運動の意思表示やチャリティーアイテムとして作られましたが、近年ではライブやフェスの定番グッズとして販売されることが多くなっています。

ラバーバンドは、ファッションの一部として腕やリュックなどに付けるのが定番の使い方です。キーホルダーやドリンクの水滴防止のグッズとして使う人もいます。

ラバーバンドの収納方法としては、突っ張り棒やマスキングテープホルダーに並べたり、仕切りのある収納ケースにジャンル別に保管したりなど、さまざまな方法があります。ラバーバンドを重ねる方法は、一時的にまとめたい場合に便利です。

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