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ヨルシカのメンバーは?謎のプロフィールやサポートメンバーも紹介

ヨルシカのメンバーは?謎のプロフィールやサポートメンバーも紹介

ヨルシカは、その神秘的な雰囲気と詩的な楽曲で注目を集める日本のバンドです。しかし、メンバーの詳細な情報は非公開となっており、プロフィールは多くの謎で包まれています。そのため、ヨルシカを構成するメンバーの人物像や人となりが気になる方もいるでしょう。

当記事では、ヨルシカのメンバー構成や名前の由来、サポートメンバーのプロフィール、人気曲についても深掘りして紹介します。ファンの方も、これからヨルシカを知りたい方もぜひ参考にしてください。

1.ヨルシカとは?

ヨルシカとは、人気ボカロPのn-bunaさんが女性シンガーのsuisさんをボーカリストに迎えて2017年に結成したバンドです。n-bunaさんのライブにsuisさんがゲストボーカルとして参加したことが、バンド結成のきっかけとなっています。

2018年5月に発表した2ndミニアルバム「負け犬にアンコールはいらない」はオリコン5位を獲得。2019年4月には1stフルアルバム「だから僕は音楽を辞めた」を、8月には2ndフルアルバム「エルマ」を発表し、LINE MUSICなど複数のランキングで1位となりました。2019年からライブ活動を開始し、2023年には大阪城ホールと日本武道館でのワンマンライブも成功を収めています。

ヨルシカはYOASOBIと似ていると言われることがありますが、その違いについては下記の記事で詳しく解説しています。

1-1.ヨルシカという名前の由来

ヨルシカというバンド名は、1stミニアルバム「夏草が邪魔をする」に収録された「雲と幽霊」の歌詞の「夜しかもう眠れずに」から付けられました。n-bunaさんは音楽メディアのインタビューで「そのフレーズが好きで、語感もすごくよかった」と語っています。

ヨルシカの目のようなロゴマークは、月と月が向かい合っているモチーフを取り入れ、6時から夜を示す時計の針も表現しています。「夜しかもう眠れずに」という言葉のつながりも意識したロゴになっています。

2.ヨルシカのメンバー

ヨルシカはn-bunaさんの文学的な歌詞やギターサウンド、suisさんの透明感のある歌声・歌唱力、唯一無二の世界観などが人気のバンドです。ここでは、ヨルシカメンバーの2人のプロフィールを紹介します。

2-1.【ギター・コンポーザー】n-buna

名前(読み方) n-buna(ナブナ)
生年月日 非公開
年齢 非公開
血液型 非公開
出身地 非公開

n-bunaさんはボカロPとしての活動や、他のアーティストへの作詞作曲、編曲なども行うクリエイターです。「作者が作品より前に出ないようにしたい」というn-bunaさんのポリシーにより、素顔やプロフィールは一切明かしていません。

中学生の頃にエレキギターを購入したことをきっかけに音楽活動を始め、母親からプレゼントされたノートパソコンでデスクトップミュージックを制作します。ボカロPとして最初に投稿した動画は、2012年3月に公開した「アリストラスト」です。2013年2月には「透明エレジー」を投稿し、ニコニコ動画のVOCALOIDのデイリー総合ランキングで自身初の1位を獲得。2015年7月に初アルバム「花と水飴、最終電車」をリリースしました。

2-2.【ボーカル】suis

名前(読み方) suis(スイ)
生年月日 非公開
年齢 非公開
血液型 非公開
出身地 非公開

ボーカル担当のsuisさんは幼い頃から歌うことが大好きで、小学生からカラオケに夢中でした。歌手を目指してはいなかったものの、普段から鼻歌を歌ったり、歌を口ずさんだりしていました。友人の紹介でn-bunaさんと出会い、歌手の道を歩むことになります。

n-bunaさんと同様、suisさんの詳しいプロフィールも非公開です。suisさんは「顔が知られたら何をされるか分からないという恐怖があるから、絶対に自分の顔を出したくない」とインタビューで語っています。2024年にはアニメーション動画「今は将来に入りますか。」のAIちゃん役で声優に初挑戦しました。

suisさんについては下記の記事でも詳しく解説しています。

3.ヨルシカのサポートメンバー

大人気バンド・ヨルシカのサポートメンバーは、下鶴光康さん、キタニタツヤさん、Masackさん、平畑徹也さんの4人です。サポートメンバーの中にはすでに有名な人もいます。ここでは、サポートメンバーのプロフィールを紹介します。

3-1.【ギター】下鶴光康

下鶴光康さんは複数のバンド活動を経験し、ヨルシカなどさまざまなアーティストのサポートを行うギタリストです。2020年にはバンドanoneを結成し、作詞作曲、編曲を担当しています。2020年8月に開催された「ゼンハイザー公認アーティスト募集オーディション #DontStopTheMusic」では、数千組の中からanoneが選出されました。

3-2.【ベース】キタニタツヤ

キタニタツヤさんは2014年頃からインターネットで楽曲を公開し、ボカロP「こんにちは谷田さん」として活動を始めました。高い楽曲センスが評判を呼び、作家として楽曲提供をしつつ、2017年からソロ活動を開始します。

2023年7月にテレビアニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折」のオープニング主題歌として「青のすみか」をリリースし、3か月弱でストリーミング総再生回数が1億回を突破。2023年12月には「第74回NHK紅白歌合戦」に初出演しました。

キタニタツヤさんについては下記の記事でも紹介しています。

3-3.【ドラム】Masack

Masackさんは2011年から人気ロックバンド・MY FIRST STORYのドラマーとして活動していましたが、2016年に脱退しました。脱退後はアーティストのライブサポートやレコーディングに参加したり、所属するバンドUtopia Leagueのドラマーとして活動したりしています。

MY FIRST STORYについては下記の記事でも紹介しています。

3-4.【キーボード】平畑徹也

平畑徹也さんは鍵盤演奏者・作編曲家です。2005年にピアノポップユニット「グックル」を結成し、関西インディーズから全国デビューしました。上京してからは、ヨルシカやキタニタツヤさん、高橋優さん、LiSAさん、いきものがかりなどのレコーディング・ライブ現場で活動しています。2023年3月22日には自身初となるソロアルバム「AMNJK」を発売しました。

4.ヨルシカの人気曲

ヨルシカは、ピアノのアレンジが美しい「だから僕は音楽を辞めた」や、TikTokでも使われていて認知度が高い「ただ君に晴れ」などの楽曲が人気です。ここでは、それ以外にも多くの人から支持されているヨルシカのおすすめ曲を紹介します。

4-1.盗作

「盗作」は2020年7月に発表したコンセプトアルバム「盗作」の収録曲です。音楽を盗んだ男が主人公の楽曲で、刺激的なタイトルとストーリーが話題を呼びました。n-bunaさんは「盗作を発表することでヨルシカへのイメージを壊したいと思った」と話しています。ポップミュージックでありながらも、suisさんの切実な歌声が聴く人の心を惹きつけ、涙を誘います。

4-2.春泥棒

「春泥棒」は2021年1月9日に配信された楽曲です。2021年1月27日にリリースされたEP「創作」にも収録され、大成建設のTVCMソングとして起用されました。n-bunaさんは春泥棒において桜を人の命に、風を時間に見立て、「春風は桜を散らしていくから春泥棒である」としています。文学的な歌詞やギター・ピアノの音が春を感じさせ、suisさんの軽やかで透き通る歌声も心地よく耳に残ります。

4-3.言って。

「言って。」は、2017年6月に発売された1stミニアルバム「夏草が邪魔をする」に収録されている楽曲です。疾走感のあるギターのサウンドやポップな曲調は明るい印象を与える一方で、歌詞には悲しさや切なさが帯びています。MVは、線画アニメーションと実写を組み合わせており、映像と曲調、切ない歌詞がマッチしています。

まとめ

ヨルシカは、ギター・コンポーザーのn-bunaさんと、ボーカルのsuisさんから成るユニットで、その独自の音楽性と詩的な表現で人気を集めています。サポートメンバーには、ギターの下鶴光康さんやベースのキタニタツヤさん、ドラムのMasackさん、キーボードの平畑徹也さんが参加し、ヨルシカの音楽を支えています。

ヨルシカの各メンバーのプロフィールは謎に包まれているものの、その神秘性がヨルシカの魅力です。曲を聴く際は、一つひとつの楽曲に込められたメッセージや世界観にどっぷりと浸ってみましょう。

※当記事は2024年11月時点の情報をもとに作成しています

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