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水曜日のカンパネラとは?メンバーのプロフィールや代表曲を紹介!

水曜日のカンパネラとは?メンバーのプロフィールや代表曲を紹介!

水曜日のカンパネラは、日本の音楽シーンに新しい風を吹き込む個性的なユニットです。ボーカルのカリスマ性あふれるパフォーマンスや、ヒップホップ、エレクトロ、ポップなどさまざまなジャンルを融合した独特のサウンドが特徴です。また、歌詞には日本の歴史や神話、海外の有名な人物やエピソードなどが題材として多く取り入れられており、他にはないユニークな世界観が広がっています。

この記事では、水曜日のカンパネラのメンバープロフィールや人気の代表曲を詳しく紹介します。ユニークな音楽を楽しみたい方や、興味を持った方は、ぜひ最後までご覧ください!

1.水曜日のカンパネラとは

水曜日のカンパネラとは、2012年に結成・活動をスタートさせた音楽ユニットです。「水カン」の愛称で親しまれ、初代主演・歌唱担当のコムアイさん、音楽担当のケンモチヒデフミさん、マネージャー兼ディレクターのDri.Fさんで構成されていました。現在は、コムアイさんに代わり、詩羽さんが加入しています。

独特な世界観のあるキャッチーな歌詞、一度聴いたら忘れられないメロディーで、若者を中心に人気を集めています。

1-1.グループ名の由来

グループ名は、メンバーのケンモチヒデフミさんによって名付けられました。

ケンモチヒデフミさんが小学生時代、水曜日放送の少年アニメが話題となっていたため、「水曜日は良いコンテンツが発表される日だと思っていた」と言います。グループ名には「水曜日」という言葉を入れようと考えており、「カンパネラ」という言葉がキャッチーであったことから「水曜日のカンパネラ」と名付けられました。

カンパネラはイタリア語で「小さな鐘」を意味し、結成当時に打ち合わせで使用していたSkypeの着信音が由来です。

1-2.グループの活動経歴

水曜日のカンパネラは、コムアイさんとケンモチヒデフミさんがDir.Fさんに声を掛けられたことがきっかけで結成されました。

2014年11月にリリースしたミニアルバム「私を鬼ヶ島に連れてって」の収録楽曲「桃太郎」がヒットしたことで、世間からの認知度がアップします。2016年6月に「UMA」をリリースし、ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルAtlantic Japanからメジャーデビューを果たしました。

2021年9月にコムアイさんが脱退、2代目主演とした詩羽さんが加入して新たな体制で活動をスタートします。2022年2月にリリースした「エジソン」がTikTokで話題となりバイラルヒットを記録、2024年3月には日本武道館で単独公演を成功させました。

2.水曜日のカンパネラのメンバープロフィール

水曜日のカンパネラは、コムアイさんの脱退・詩羽さんの加入とメンバー編成が変わりながらも、素晴らしい音楽を届け続けています。

ここでは、水曜日のカンパネラのメンバーについて詳しく紹介します。

2-1.詩羽(二代目主演)

名前 詩羽(うたは)
担当 二代目主演・ボーカル
生年月日 2001年8月9日
年齢 23歳 ※2024年11月時点
身長 152cm
出身地 東京都

詩羽さんは、2021年に2代目主演・歌唱担当として水曜日のカンパネラに加入したメンバーです。真っすぐに整えられた前髪とサイドの刈り上げにツインテール、個性的なメイクと口元のピアスが目を惹きます。

周りと合わせる学校生活を窮屈に感じていましたが、高校1年生の時に髪の毛を刈り上げ、口元にピアスを開けたことで、自己肯定感が高まり自信を持つようになります。

フリーランスモデルとして活動中、Dir.FさんからInstagramのDMで連絡をもらったことがきっかけで水曜日のカンパネラに加入しました。現在は、水曜日のカンパネラとして活動をしながらソロ名義での音楽活動やドラマ出演、モデル活動など、マルチに活躍中です。

2-2.ケンモチヒデフミ

名前 剱持 英郁(けんもち ひでふみ)
担当 作曲・編曲
生年月日 1981年8月2日
年齢 43歳 ※2024年11月時点
出身地 埼玉県

ケンモチヒデフミさんは、水曜日のカンパネラの作曲・編曲を担当しているメンバーです。日本のロックバンド・BUCK-TICKが好きなバンド少年として育ち、高校の文化祭への出演をきっかけに音楽活動をスタートさせます。高校卒業後はミキシングエンジニアを目指して音響系へと進路を進めました。

専門学校を卒業後、システムオペレーターとして勤務しながら趣味で音楽活動を続けていた時に、Dir.Fさんに誘われて水曜日のカンパネラを結成します。現在は、水曜日のカンパネラの楽曲制作はもちろん、さまざまなアーティストへの楽曲提供を行うなど、活躍の場を広げています。

2-3.Dir.F

名前 福永 泰朋(ふくなが やすとも)
担当 マネージャー・ディレクター
生年月日 1982年10月13日
年齢 42歳 ※2024年11月時点
血液型 AB型
出身地 大阪府交野市

Dir.Fさんは京都工芸繊維大学を卒業してフリーターとして働いており、その後、株式会社つばさレコーズに就職しました。

アートイベント「デザインフェスタ」でケンモチヒデフミさんと出会ったことが、水曜日のカンパネラ始動のきっかけとなります。Dir.Fさんは、ケンモチヒデフミさんと出会った当初、ケンモチさんのインスト曲を生バンドでやりたい」と希望していました。しかし、ケンモチヒデフミさんから「インストではなくポップスがしたい」と返答されたことで、水曜日のカンパネラの音楽がスタートします。

表舞台に立つことはありませんが、縁の下の力持ちのような役割でグループ活動を支えています。

2-4.コムアイ(初代主演)

名前 輿 美咲(こし みさき)
担当 初代主演・ボーカル
生年月日 1992年7月22日
年齢 32歳 ※2024年11月時点
出身地 神奈川県

コムアイさんは、地雷の除去活動やピースボートでの国際交流に参加した経験を持つなど、行動力のある女性です。アンニュイなボーカルとカリスマ性で、水曜日のカンパネラに欠かせない存在となっていました。

しかし、2021年9月6日に「水曜日のカンパネラとして活動を続けていく想像ができなくなった」との理由で、ファンに惜しまれつつも脱退します。

脱退後は個人で活動を行いながら、2023年3月に文化人類学者の太田光海さんとの間に妊娠を発表、7月にアマゾンで出産したことが話題となりました。

3.水曜日のカンパネラの代表曲

水曜日のカンパネラは、一度聴いたら耳に残るキャッチーな楽曲を多く発表しており、その音楽性の高さが評価されています。

「たまものまえ」は、Amazon Originalドラマ「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」の主題歌です。「こーんこっこ こーんこっこ」と繰り返される歌詞と曲のリズムが印象的で、懐かしさと新しさを感じさせます。「赤猫」は、テレビアニメ「ラーメン赤猫」の主題歌で、アニメの世界観を表現している歌詞と明るいメロディーが、聴く人を元気にしてくれる楽曲です。

ここでは、水曜日のカンパネラの楽曲の中でも、代表的な3曲を紹介します。

3-1.桃太郎

「桃太郎」は、初代主演のコムアイさん在籍時代の代表曲です。昔話「桃太郎」の物語をベースに、80年代後半から90年代前半に流行したゲームカルチャーが歌詞に盛り込まれています。当時を知る世代の人は懐かしさと遊び心を感じるでしょう。

終始ラップ調で展開されるメロディーと歌詞は、何度も聴きたくなる中毒性を持っています。

3-2.エジソン

「エジソンは」TikTokから人気に火が付き、水曜日のカンパネラの知名度を上げた人気曲です。YouTubeで公開されたMVは、2024年11月現在で約6,400万回も再生されています。

「踊る暇があったら発明してえ」というフレーズが印象に残り、水曜日のカンパネラの個性が際立つポップなメロディーで多くの人から人気を得ました。

3-3.聖徳太子

一度に10人の声を聞き分けられると言われた歴史上の人物「聖徳太子」をモチーフにした楽曲です。聖徳太子というタイトルに似合わない可愛らしいポップなメロディーが魅力です。

詩羽さんの透き通る歌声が楽曲の明るさをさらに引き立てています。

まとめ

水曜日のカンパネラは、他にはない独自の音楽スタイルとユーモアたっぷりの歌詞で注目を集める日本の音楽ユニットです。エレクトロやヒップホップ、ポップスなどさまざまなジャンルを融合したサウンドが特徴で、歴史上の人物や神話を題材にした歌詞が多く取り入れられています。

ボーカルの個性的なパフォーマンスも魅力の1つで、視覚と聴覚を通してリスナーを楽しませています。もっと詳しく知りたい方や新曲情報が気になる方は、公式サイトやSNSをぜひチェックして最新情報を追いかけてみましょう。

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