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ONE PIECE│ヤマトの悪魔の実の能力や技・性格を解説!

ONE PIECE│ヤマトの悪魔の実の能力や技・性格を解説!

ヤマトはアニメONE PIECEで2018年7月2日から2022年8月22日まで、約4年かけて放送された「ワノ国編」に登場するキャラクターです。ルフィと出会う以前にルフィの義兄であるエースとも知り合いであったことなどから、ファンからは「麦わらの一味の仲間になるのでは?」と話題になりました。

当記事では、ヤマトのプロフィールと性格、悪魔の実の能力や技について解説します。ヤマトについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.【ONE PIECE】ヤマトのプロフィール

名前 ヤマト
誕生日 11月3日
年齢 28歳
身長 263cm
好物 おでん、サーモン(生まるかじり)
悪魔の実 イヌイヌの実モデル“大口真神(オオクチノマカミ)”
声優 早見沙織
初登場
  • 漫画:単行本97巻第983話
  • アニメ:990話「雷鳴八卦!登場カイドウの息子」

ヤマトは、ONE PIECE(ワンピース)のワノ国編に出てくる人気キャラクターの1人です。2本の角とざんばらの長髪が特徴で、髪は毛先に向かって銀からエメラルドグリーン、水色にグラデーションがかかっています。登場初期は般若の面をかぶっていました。

父親は、新世界を支配する四皇の1人であるカイドウです。ヤマトはカイドウの息子を名乗り一人称は「僕」であるものの、実際の性別は女性です。ヤマトが男性として振る舞っている理由には、ロジャー海賊団の一員だった光月おでんが関係しています。

ヤマトは幼少時に、おでんというキャラクターの公開処刑や航海日誌からその生き様に触れ、尊敬するようになります。ヤマトはおでんを尊敬するあまり「光月おでん」を自称しており、男であるおでんとして生きるには男として振る舞うことが必要でした。

作中では、父カイドウを含めた周囲の人々からも息子として扱われたり、ルフィたちと男湯で混浴したりと、他の登場人物からも男と見なされて過ごす様子が描かれます。

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1-1.ヤマトの性格

ヤマトは、真っすぐな性格をしています。そのため、尊敬するおでんの息子・モモの助が生きていることが分かると、「キミの為に死ねる」とモモの助を守ることに努めていました。自分自身がおでんを目指しているにもかかわらず、「君のほうがおでんかもな」と、ルフィに憧れの存在を重ねて素直に認めるような発言もしています。

おでんに対するリスペクト精神が真っすぐなあまり、カイドウとの親子関係が一時的に悪化しました。

一方で、気持ちだけが先走った自己主張を行う上に、相手への配慮や言葉が欠けるという未熟な部分もあります。モモの助やしのぶに対しては、唐突に「僕はおでん」と名乗りながら駆け寄り、不審がられたり逃げられたりしていました。

2.ヤマトの悪魔の実の能力

ヤマトは、悪魔の実の能力者の1人です。ヤマトの悪魔の実は「イヌイヌの実モデル 大口真神(オオクチノマカミ)」です。大口真神は日本古来の神で、ニホンオオカミを神格化したものと言われています。大口真神の能力は2つで、氷や冷気を操る能力と、大口真神の名にふさわしい狼や人獣の姿に変身する能力があります。

ワンピースの世界には他にもイヌイヌの実が存在しており、過去には「モデル狼(ウルフ)」などが登場しました。イヌイヌの実の中でも、大口真神は動物系幻獣種に分類される希少な実です。カイドウが作中で、大口真神はワノ国の守り神であること、もともとヤマトに食べさせるつもりはなかったことを語っており、実の希少性や特殊性がうかがえます。

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3.ヤマトの主な技7つ

ヤマトは8歳で無意識に覇王色の覇気に覚醒し、登場時には武装色・見聞色の覇気も修得するなど高い戦闘能力を誇る実力者です。

父カイドウ率いる百獣海賊団の中でも上位と評価されており、実際の戦闘では飛び六胞・うるティを一撃で気絶させるなどの戦果を挙げています。うるティと同じ飛び六胞のブラック・マリアからも「手強い」と称されたり、ギア3(ギアサード)のルフィの攻撃をいなしたりと、作中では強敵相手に大暴れしています。

ヤマトの技は、金棒「健(タケル)」や人獣形態の能力を駆使した強力なものばかりです。作中では主に次の7つの技を使って戦っています。

無侍氷牙(なむじひょうが) 人獣形態で、口から高威力の氷のブレスを吐き出す。地形を変えるほどの威力を持ったカイドウの熱息(ボロブレス)を相殺した。
鏡山(かがみやま) 人獣型で使い、全身に氷をまとって敵の攻撃を防ぐ。
氷諸斬り(ひもろぎり) 人獣型で金棒を回転させ、冷気をまとわせて敵に叩きつける。
馬幻刃(まほろば) 冷気をまとわせた金棒を野球のバットのようにフルスイングする。
雷鳴八卦(らいめいはっけ) 金棒をフルスイングするシンプルな技で、一撃でうるティを気絶させるほどの威力を持つ。父カイドウも同じ技を使い、カイドウは片手で技を放つ一方、ヤマトは両手で放っていた。
神速白蛇駆(しんそくはくじゃく) 人型で蛇のような軌道で高速移動し、覇王色をまとわせて金棒を振り抜く。カイドウを出し抜くほどの高いスピードを誇る。
鳴鏑(なりかぶら) 金棒に込めた覇気を衝撃波として打つ遠距離攻撃。ヤマトは足場が不安定な空中で放ち、実力者の八茶を気絶させた。

4.ヤマトはルフィの仲間になる?

ヤマトとルフィについて語る上で、ヤマトとエースの関係性に触れておきましょう。ルフィと出会う4年前、ヤマトはルフィの義兄・エースとワノ国(鬼ヶ島)で知り合っていました。ヤマトとエースはカイドウの留守中に拳で語り合った上、お互いに親の存在で悩んでいる者同士意気投合し、友人関係を築きます。酒を酌み交わす中で、ヤマトはエースからルフィの話を聞いていたため、ルフィと会う前からルフィの存在を知っていました。

おでんの自由な生き様に憧れていたヤマトは、本心ではエースの船でワノ国を出たいと考えていました。しかし、ヤマトはカイドウによって爆発する手錠が掛けられており、エースとの航海を断念します。ヤマトはエースのビブルカードを作り、再会を約束してエースを見送りますが、別れた2年後にエースが命を落とし再会は叶わなくなりました。

その後、ヤマトは世界経済新聞で、エースが海賊王の息子であることやルフィの活躍を知り、ルフィの船に乗ることを望むようになります。一方、ルフィは常に仲間を探し続けており、真っすぐで強いヤマトが麦わらの一味に加われば、航海の強い味方となるのは間違いありません。ヤマトが念願を叶えて麦わらの一味として仲間になるのか、気になる人も多いでしょう。

以下では、ヤマトがルフィの船に乗ったのかについて解説します。

4-1.ヤマトは仲間になり船には乗らなかった

ヤマトは、一度はルフィと海に出ようとしていましたが、アニメの1,057話でルフィたちの仲間として認められながらも、船には乗らずワノ国に残ることを決意しました。船に乗らなかったヤマトが、ルフィの仲間になったと言えるヒントが作中の描写にあります。

ルフィはモモの助に海賊旗を渡した後、モモの助だけでなくヤマトや錦えもんにも、海賊になりたければいつでも迎えに来ると言い残してワノ国を後にします。ヤマトがルフィに仲間として認められていることがはっきりと描かれているシーンだと言えるでしょう。

ルフィがワノ国から出航するシーンでは、ルフィのヤマトに対する呼び方にも変化が見られます。作者の尾田 栄一郎さんによれば、ルフィは仲間以外の名前を覚えず印象だけで勝手なあだ名をつけて呼ぶ人物です。実際、ヤマトも最初は「ヤマ男」と呼ばれていましたが、ルフィは最後に「ヤマト」と呼んでいます。さりげなく書かれたセリフの中に、ルフィからヤマトへの仲間意識が表現されています。

4-2.ヤマトが船に乗らなかった理由

ヤマトは作中で、父カイドウに20年近く監禁されており、世間を知らないまま育ちました。そのため、尊敬するおでんにならって、海に出る前にまずワノ国漫遊の道を選び、すぐには船に乗らないことを決めています。

最終的に、ワノ国はモモの助が治めることになりました。カイドウは、ヤマトにとっては倒したい相手であった一方、作中ではワノ国を守る抑止力でもあったことが語られています。カイドウを失ったワノ国と、おでんの忘れ形見であるモモの助を支えることを選んだのも、ヤマトが船に乗らなかった理由の1つです。

まとめ

ヤマトはONE PIECEのワノ国編に登場するキャラクターの1人です。新世界を支配する四皇の1人「カイドウ」の子どもでもあります。悪魔の実「イヌイヌの実モデル 大口真神(オオクチノマカミ)」の能力を持ち、氷や冷気を操り、人獣の姿に変身することも可能です。

ヤマトはルフィの仲間になるかもしれないとファンの中で話題になったものの、実際には仲間として船には乗りませんでした。今後船に乗る可能性もありますが、現時点ではワノ国に残り、モモの助を支える道を選んでいます。

ワンピースファンの中で話題になったヤマトが気になる方は、アニメや漫画でぜひ活躍をチェックしてくださいね!

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