Stray KidsはJYPエンターテインメントに所属している、男性8人組のK-POPアイドルグループです。参加者全員でデビューを目指すという、これまでと異なるオーディション番組からデビューを果たしました。厳しい審査を通過してきたこともあり、メンバーは実力派揃いです。
当記事では、Stray Kidsのメンバーのプロフィールと魅力を解説します。Stray Kidsに興味がある方は、ぜひご一読ください。
1.Stray Kidsとは?
Stray Kids(ストレイキッズ)は、韓国の8人組の男性アイドルグループです。メンバーは、2017年に放送されたサバイバル・オーディション番組「Stray Kids」で選ばれました。
所属事務所は、さまざまなテイストのアイドルグループをプロデュースしているJYPエンターテインメントです。ヒップホップやエレクトロニックを基調としたエネルギッシュな音楽スタイルで知られており、ファンからは「スキズ」という略称で親しまれています。
ここでは、Stray Kidsのデビューから爆発的人気を得るまでの流れや、グループ名の由来を紹介します。
1-1.Stray Kidsのデビューから現在までの流れ
Stray Kidsのメンバーが選抜されてから、2024年7月時点までの活躍を表にまとめました。
Stray Kidsのデビューから現在までの流れ
出来事 | |
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2017年 | サバイバル・オーディション「Stray kids」でメンバーが選抜される |
2018年 | ミニアルバム「I am NOT」で待望のデビュー |
2019年 |
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2020年 | ベストアルバム「SKZ2020」で日本デビュー |
2022年 |
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2023年 | ビデオ・ミュージック・アワード(MTV VMA)に出席 |
2024年 | ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2024(ASEA 2024)で大賞を受賞 |
Stray Kidsを生み出した番組「Stray Kids」は、サバイバル形式のオーディションで注目を集めました。候補者が次々に出されるミッションに挑戦し、勝ち残ったメンバーがデビューできる仕組みです。
候補者たちは自ら曲やダンスを考え、一丸となってミッションに挑んでいました。単なる勝ち負けではなく、オーディションを通してメンバーたちが成長する過程を見られるため、デビュー前から多くのファンがついています。
1-2.Stray Kidsのグループ名の由来
「stray」は、「迷っている」・「さまよう」・「はぐれる」などの意味があります。つまり、Stray Kidsは「はぐれた子どもたち」や「さまよう子どもたち」といった意味です。
ネガティブに思えますが、グループ名の由来はポジティブな意味を持っており、「古くからある決まりや枠組みを壊して、枠にはまらない活躍をする」という期待が込められています。
Stray Kidsのファンには「STAY」というファンネームがあり、成長を一緒に見守る存在です。
2.Stray Kidsのメンバーを紹介!メンバーカラー・身長・国籍
Stray Kidsのメンバーは、それぞれユニークな特徴を持っています。メンバーのプロフィールや性格などを知ることで、パフォーマンスやバラエティ番組での様子を楽しめるでしょう。
また、Stray Kidsのファンの中でしばしば話題に上がるのがメンバーカラーです。メンバーカラーは公式に発表されていませんが、ファンの間で各メンバーのカラーが予想されています。メンバーカラーの理由と合わせて予想や考察するのも楽しいでしょう。
以下では、メンバーの魅力とメンバーカラーを紹介します。
2-1.Bang Chan(バンチャン)
名前 | バン・チャン |
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担当 | リードダンサー、サブラッパー、サブボーカル、リーダー、作詞作曲 |
生年月日 | 1997年10月3日 |
血液型 | O型 |
身長 | 171cm |
出身地 | オーストラリア シドニー |
絵文字 | オオカミ |
メンバーカラー(非公式) | 黒・赤 |
バンチャン(Bang Chan)さんは、Stray Kidsの父親のような存在として、メンバー全員から厚い信頼を寄せられているメンバーです。グループの中では楽曲制作を手掛ける「3RACHA」に属しており、グループのプロデューサーとしても活躍しています。
バンチャンさんは約束事を守る堅実さがあり、2019年1月より開始した独自コンテンツである「チャニの部屋」を毎週欠かさず配信するファン想いなしっかり者です。笑った時に見えるチャームポイントのえくぼが可愛いとファンの心を掴んで離しません。
バンチャンさんの出身地と国籍はオーストラリアで、英語と韓国語の2か国語を話せます。練習生になった頃から日本語も勉強しており、現在は中国語やフランス語も勉強している努力家です。
ファンが予想するバンチャンさんのメンバーカラーは黒色です。バンチャンさんの公式キャラクターが狼のため、狼の色に近い黒が予想されています。髪色を赤にしていた時の印象が残っているファンも多く、情熱的な性格から赤色と予想するファンもいます。
2-2.Lee Know(リノ)
名前 | イ・ミノ |
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担当 | メインダンサー、サブボーカル、サブラッパー |
生年月日 | 1998年10月25日 |
血液型 | O型 |
身長 | 172cm |
出身地 | 韓国 京畿道金浦市 |
絵文字 | ウサギ、ネコ |
メンバーカラー(非公式) | 白・青 |
リノ(Lee Know)さんは、グループのパフォーマンス部門を担当する「DANCE RACHA」のメンバーの1人です。中学生からダンスを始めたリノさんは、デビュー前にもかかわらずBTSのバックダンサーを務めるほどのダンスの実力者です。練習生期間わずか1か月にしてStray Kidsのデビューメンバーに抜擢されるという、異例の経歴を持っています。
リノさんは持ち前の美しいビジュアルから、「踊る宝石」や「踊る彫刻」と呼ばれています。天然でミステリアスな言動が多いところも、魅力の1つです。
大胆で人目を引くダンスを披露するリノさんは、実際の身長172cmよりも大きく見えます。パフォーマンス中のかっこよさとは裏腹に、驚いた時や考え事をしている時に口が少し開く様子から、小動物のような可愛らしさも感じられます。
公式キャラクターは、可愛らしい一面もあるリノさんにぴったりなウサギです。そのため、多くのファンが、うさぎの色から連想して白と予想しています。また、パフォーマンス中のクールな様子から、青を予想している人もいます。
2-3.Changbin(チャンビン)
名前 | ソ・チャンビン |
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担当 | メインラッパー、サブボーカル、作曲作詞 |
生年月日 | 1999年8月11日 |
血液型 | O型 |
身長 | 167cm |
出身地 | 韓国 京畿道龍仁市 |
絵文字 | ブタとウサギ |
メンバーカラー(非公式) | ピンク |
チャンビン(Changbin)さんは、ダークラップと高速ラップが魅力のメンバーで、「3RACHA」として楽曲制作に関わっています。JYPエンターテインメントに所属する前から、ラップバトルの番組に出演するほどの高いラップスキルを持っていました。
クールなビジュアルとパフォーマンスが人気のチャンビンさんは、グループの中でメンバーから愛されるいじられキャラとしても有名です。パフォーマンスはもちろんグループのムードメーカーとして笑顔を絶やさない姿に、ファンは魅了されています。
公式キャラクターはブタ・ウサギです。本人も自己紹介で、韓国語でブタを指す「トェジ」と、ウサギを意味する「トッキ」を組み合わせた「トェッキ」という言葉をよく使っています。
チャンビンさんはトレーニングによりどんどん体が大きくなり、以前よりかっこよさが増しています。しかし、ファンが予想するメンバーカラーは、ブタ・ウサギから連想された可愛らしいピンク色です。
2-4.Hyunjin(ヒョンジン)
名前 | ファン・ヒョンジン |
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担当 | メインダンサー、サブラッパー |
生年月日 | 2000年3月20日 |
血液型 | B型 |
身長 | 179cm |
出身地 | 韓国 ソウル特別市 |
絵文字 | 餃子、王冠、ラマ |
メンバーカラー(非公式) | 赤・紫 |
ヒョンジン(Hyunjin)さんは、中性的で整った顔立ちからStray Kidsの王子様と呼ばれています。抜群のスタイルとルックスでJYPエンターテインメントにスカウトされ、ダンス未経験のまま練習生として入所するという変わった経歴の持ち主です。
ヒョンジンさんはグループの中でビジュアル担当との呼び声が高いものの、ダンススキルを向上させるために高校を転入するほど努力家な一面もあります。結果的に高いダンススキルを手に入れたヒョンジンさんは、「DANCE RACHA」としてグループのパフォーマンスを引っ張る存在として活躍しています。
韓国出身のヒョンジンさんは、179cmという高身長を生かした妖艶で情熱的なパフォーマンスが魅力です。指先まで意識されたダンスは、ファンの視線を釘付けにします。情熱的なイメージから、ヒョンジンさんのメンバーカラーは赤と予想されています。
一方で、メンバーカラーを紫と予想するファンも多いです。ヒョンジンさんの誕生日花の紫チューリップや、バースデーカラーが古代紫色なのが関係しています。
2-5.HAN(ハン)
名前 | ハン・ジソン |
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担当 | メインラッパー、リードボーカル、作詞作曲 |
生年月日 | 2000年9月14日 |
血液型 | B型 |
身長 | 169cm |
出身地 | 韓国 仁川広域市 |
絵文字 | リス |
メンバーカラー(非公式) | オレンジ・水色・紫 |
ハン(HAN)さんは、ラッパースキルと美しいハイトーンボイスが魅力のメンバーです。韓国有名音楽スクール「DEF Music Academy」でラップとダンススキルを磨いたハンさんは、オールラウンダーとしてメンバーを支えています。
バンチャンさんやチャンビンさんと同じ「3RACHA」として楽曲制作に携わっており、3人で楽曲を作る際は中立的な立場で意見をまとめる役割を担っています。マレーシアに6年間住んでいたため韓国語と英語とマレー語が話せるトリリンガルであり、Stray Kidsが世界で活躍する際にも頼りになる存在です。
ハンさんは韓国出身であるものの、マレーシアでの生活経験があるため、マレー語と英語を話すことができます。明るい性格と公式キャラクターのリスから、メンバーカラーをオレンジと予想するファンが多くいます。
一方で、過去に行なわれたハンさんの誕生日生配信が水色の装飾だったことから、水色をメンバーカラーとして推す方もいます。また、パフォーマンス中のクールな姿から紫をイメージする方もおり、イメージカラーに関する意見が分かれています。
2-6.Felix(フィリックス)
名前 | イ・ヨンボク |
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担当 | リードダンサー、サブラッパー |
生年月日 | 2000年9月15日 |
血液型 | AB型 |
身長 | 171cm |
出身地 | オーストラリア シドニー |
絵文字 | ヒヨコ |
メンバーカラー(非公式) | 黄・青 |
オーストラリア出身のフィリックス(Felix)さんは、韓国語がうまく話せずStray Kidsのメンバー候補から一度脱落した経歴を持ちます。脱落後は韓国語を猛勉強し、見事メンバーへと返り咲きました。韓国では「フィ」を「ピ」と発音することから、「ピリ」と呼ばれています。
グループでは「DANCE RACHA」に所属しており、過去に習っていたテコンドーの経験を生かし安定感のあるダンスでパフォーマンスの底上げをしています。チャームポイントの可愛らしいそばかすと甘いルックスに反して、セクシーな低音ボイスを持つギャップにファンは魅了されています。
フェリックスさんの公式キャラクターはひよこで、イメージカラーは黄色です。ひよこのイメージに加えて、金髪が似合うことも黄色が選ばれる理由に関係しています。
フェリックスさんは、可愛らしい顔と筋肉、低音ボイスなど、さまざまなギャップでファンを楽しませています。SNSの投稿に英語や韓国語、日本語などさまざまな言語を用い、世界中のファンを大切にしている姿勢も魅力の1つです。
2-7.Seungmin(スンミン)
名前 | キム・スンミン |
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担当 | リードボーカル |
生年月日 | 2000年9月22日 |
血液型 | A型 |
身長 | 175cm |
出身地 | 韓国 ソウル特別市 |
絵文字 | イヌ |
メンバーカラー(非公式) | 水色 |
広範囲の音域を操る歌唱力が評判のスンミン(Seungmin)さん。歌やラップはもちろん、高いダンススキルも兼ね備えており、メンバーいちの努力家として有名です。練習生時代に毎日欠かさず練習日記を書き、ひたむきに努力を続けるストイックな姿は、Stray Kidsのメンバーだけでなくファンからも高く評価されています。
「VOCAL RACHA」のメンバーであるスンミンさんは、メインボーカルとして高い歌唱力でグループの魅力を伝える大切な存在です。スンミンさんは優しく子供のように無邪気な性格のため、ファンからは「子犬」というあだ名で呼ばれています。
スンミンさんは韓国生まれですが、ロサンゼルスに短期留学していた経験があります。オーストラリア出身のハンさんやフィリックスさんと同様に、英語が堪能なメンバーです。英語力を生かして、海外在住の韓国人向けの人気番組にMCとして起用された経験もあります。
スンミンさんの公式グッズで使用される水色が、メンバーカラーと予想されています。スンミンさんの透明感のある歌声や、優しく穏やかな表情にマッチしています。
2-8.I.N(アイエン)
名前 | ヤン・ジョンイン |
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担当 | リードボーカル |
生年月日 | 2001年2月8日 |
血液型 | A型 |
身長 | 170cm |
出身地 | 韓国 釜山広域市 |
絵文字 | キツネ |
メンバーカラー(非公式) | 緑・紫・青 |
アイエン(I.N)さんはStray Kidsの最年少メンバーとして、年上メンバーから「赤ちゃん」と呼ばれ可愛がられています。クールなイメージを持たれるキツネ顔とは反対に、パフォーマンス中は笑顔を絶やさず楽しそうにしている姿が印象的です。
透き通る歌声でファンを魅了するアイエンさんは、スンミンさんと同じ「VOCAL RACHA」の1人として活躍しています。幼い頃に子役として芸能活動をしていた経験を生かし、抜群の表現力で聴く人を虜にする歌唱力がアイエンさんの魅力の1つです。プライベートでは半身浴にハマっており、日本の入浴剤を気分に応じて使い分け楽しんでいます。
メンバーの中で最年少のアイエンさんはフレッシュなイメージから、多くのファンがイメージカラーに緑を予想しています。しかし、イメージカラーの意見は分かれており、紫や青を推す声も多いです。一時期アイエンさんの髪色が赤紫だったことや、紫色のパーカーを着用していたことが理由です。
また、アイエンさんの愛称である「アギパン」は、「赤ちゃん」を意味する「アギ」と、パンのような白い肌を組み合わせたものです。
3.Stray Kidsが注目されている理由
K-POPには、Stray Kids以外にもさまざまな個性をもったアイドルが次々に登場しています。以下では、他のアイドルとは違った魅力を持つStray Kidsが注目されている理由を紹介します。
3-1.楽曲をセルフプロデュースしている
Stray Kidsが他のK-POPアイドルと異なるのは、楽曲を自主制作している点です。グループのプロデューサーであるJ.Y.Parkさんから実力を認められ、メンバー自身で楽曲をプロデュースしています。
楽曲制作を担っているのは、バンチャンさんとチャンビンさん、ハンさんの3人です。作詞・作曲を担当する3人は、「3RACHA(スリラチャ)」と呼ばれています。ユニット名は、アメリカで大人気のホットソース「スリラチャソース」が由来で、刺激的なグループにしたいという思いが込められています。
Stray Kidsが制作した楽曲は流行や売れ筋にただ乗るのではなく、メンバーの想いを汲み取って作られた楽曲です。そのため、パフォーマンスに迫力と深みが出ており、観客に強い印象を与えています。
3-2.オリジナリティのあるメロディーやリズム感
楽曲の自主制作により、オリジナリティのあるメロディやリズムを取り入れられているのも、Stary Kidsが注目されている理由です。ラップやヒップホップを積極的に取り入れた楽曲は、他のK-POPアイドルの曲にはない特徴です。
また、電子音を用いたEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)も取り入れており、海外で人気を得られる要因ともなっています。
楽曲の中には「MANIAC」や「CASE143」といった印象的なフレーズや独特なリズムが含まれており、TikTokのようなSNSと相性が良いことも注目を集めている理由です。
3-3.独創的なパフォーマンス
独創的なパフォーマンスも、Stary Kidsの魅力です。リノさんとヒョンジンさん、フィリックスさんの3人が「DANCE RACHA(ダンスラチャ)」として、ダンスをリードしています。
特徴的なダンスが見られる曲には、「MANIAC」「Thunderous」「CASE143」などが挙げられます。また、「MIROH」や「神메뉴(Gods’ Menu)」のように真似しやすい曲も人気です。大胆かつ細やかな動きまでまとめ上げられたパフォーマンスは、ファンの視線を釘付けにしています。
3-4.ステージ上と普段のギャップ
Stray Kidsのメンバーは、ステージ上の圧巻のパフォーマンスだけでなく、オフの姿も魅力的です。ダンスやボーカルを牽引する「RACHA(ラチャ)」と呼ばれるユニットの中には、主食を愛する「炭水化物RACHA」といったユニークなユニットも存在します。
メンバーの個性が見られるさまざまな組み合わせのRACHAは、公式YouTubeチャンネル「RACHA LOG」で見ることができ、ステージ上で見られないメンバーの自然体の姿やユニークな一面を楽しめます。親近感のある姿とパフォーマンス中のギャップに惹かれるファンも多いでしょう。
3-5.ファンとのコミュニケーションの機会が多い
Stray Kidsは、イベントやSNSを通じてファンと積極的にコミュニケーションを図っている点も特徴です。ファンとの交流を図るイベントは、ライブとは異なる柔らかい雰囲気が魅力です。過去のファンミーティングでは歌だけでなく、トークやゲーム、メンバーがファンからの質問に答えるコーナーも用意されていました。
ファンクラブの会員は、メンバーとの交流を楽しめるSNSにも参加できます。bubbleコミュニティーと呼ばれる機能は、メンバーの投稿を見たり、自分の投稿をメンバーに見てもらえたりするコンテンツです。1対1のやりとりはできないものの、Stray Kidsをより身近に感じられるでしょう。
4.Stray Kidsのおすすめ曲5選
Stray Kidの曲は、オリジナリティのあるメロディーやリズム感で人気があります。
以下では、これまで登場した曲の中でも特にStray Kidsの魅力を知ることができるおすすめの曲を紹介します。
4-1.MIROH
MIROHは、2019年に発売されたミニアルバム「Clé 1:MIROH」に収録されています。Stray Kidsの抱負を表現した曲で、アルバムもiTunesワールドワイドアルバムランキング1位にランクインしました。YouTubeに投稿された「MIROH」のMV再生数は、公開後30時間ほどで1,000万回を超えるほど注目を集めています。
「ジャングルの迷路」をイメージして作成された楽曲で、サビとメロディーに中毒性があります。パフォーマンスには、ニュージーランドの伝統的な踊りであるハカが取り入れられているのも注目ポイントです。
4-2.S-Class
「S-Class」は、アルバム「★★★★★ (5-STAR)」に収録されています。リリース当時K-POP史上最多の先行予約注文数を記録しており、映画のような世界観のMVも話題になりました。
ヒップホップの要素をふんだんに盛り込んだ楽曲は、パワフルかつ壮大な世界観に仕上がっています。1度聴いたら耳から離れないフレーズは、Stray Kidsの魅力をより感じられるでしょう。特徴的な転調や高速ラップなど、オリジナリティ満載の人気曲です。
4-3.MANIAC
「MANIAC」は、アメリカのアルバムチャート「ビルボード200」で初めて1位を獲得した大ヒットアルバム「ODDINARY」のタイトル曲として注目を集めました。社会の風潮や常識に切り込む鋭い歌詞が印象的な楽曲です。EDMを取り入れつつも、さまざまな曲調が組み込まれている斬新なサウンドが独自の世界観を演出しています。
サビでガラッと変わる曲調やフィリックスさんの低音ボイス、激しいダンスパフォーマンスなど、耳だけでなく目でも楽しめる要素が多くあります。Stray Kidsがただのアイドルではないことを強く感じる完成度の高い1曲です。
4-4.Thunderous
「Thunderous」は、韓国では「音」や「声」を表すソリと、「達人」のクンを組み合わせた造語「ソリクン」という曲名で親しまれています。韓国の伝統楽器を取り入れたエネルギッシュなサウンドが特徴です。
パワフルなラップや大胆なダンスが織り交ぜられており、Stray Kidsの魅力を存分に感じられます。歌詞では、社会的な圧力に屈せず個性を主張する勇気をもつ大切さが説かれており、多くの若年層に響きました。ボーカルやダンス、歌詞のメッセージなど、メンバーの個性が随所に出ている曲です。
4-5.神메뉴
「神메뉴(God’s Menu)」は、Stray Kidsの楽曲がもつ中毒性やプロデュース力を強く感じさせる1曲です。何度も味わいたくなる辛さをイメージして「麻辣(マーラー)味」と表現されています。また、MVには事務所の後輩であるNiziUのメンバーが参加しており、注目を集めました。
高速ラップやフィリックスさんの魅力的な低音ボイス、特徴的な掛け声など、随所にStray Kidsの魅力を感じられます。自分たちのパフォーマンスをレストランのメニューになぞらえた歌詞や、料理を彷彿とさせる振り付けといった独創性に驚かされる楽曲です。
まとめ
Stray Kidsとは、JYPエンターテインメント所属の男性8人組アイドルグループです。メンバーが楽曲制作とパフォーマンスをすべて手掛けており、「自主制作アイドル」としても有名です。メンバーのビジュアルの高さと圧倒的なパフォーマンス力だけでなく、ステージ上とは異なる普段の姿も人気があります。
日本でも現在爆発的に人気を獲得しており、今後アジアだけでなく世界的な活躍が期待できるグループです。Stray Kidsについてもっと知りたいという方は、ぜひ公式SNSやYouTubeをチェックしてくださいね!
※当記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています