BABYMETAL（ベビーメタル）のメンバー3人を紹介！経歴や代表曲も

BABYMETALとは、2011年に活動を開始した3人組のアイドルグループです。これまでになかったアイドルとメタルの融合という新ジャンルを切り開き、海外で熱狂的に愛されています。楽曲は可愛さを残した本格的なメタルサウンドで、日本よりも国外での活動が多くなっています。

当記事では、BABYMETALの経歴や代表曲、またメンバーのプロフィールなどを紹介します。BABYMETALに興味がある方は、ぜひご覧ください！

BABYMETAL（ベビーメタル）は、アイドルとメタルの融合がテーマの3人組ダンスユニットです。元々「さくら学院」というアイドルグループの「重音部」という部活動の一種として2010年に結成し、2011年にBABYMETALとして活動を開始しました。

初期メンバーはSU-METALさん、MOAMETALさん、YUIMETALさんの3人でしたが、2018年にYUIMETALさんが脱退し2人体制になります。2023年4月よりBABYMETALのサポート役「アベンジャーズ」として参加していたMOMOMETALさんが加入し、新制BABYMETALが始動しました。BABYMETALは国内だけではなく海外からの評価も高い話題のガールズグループです。

BABYMETALの名前は、HeavyMetal（ヘビーメタル）をモジって名付けられました。激しくテクニカルなギターサウンドが特徴のHeavyMetalの曲調を可愛く表現するという意味で「BABY」と「METAL」を組み合わせています。BABYMETALという名前には、新しいメタルが誕生するという願いも込められています。

BABYMETALはメタルの神である「キツネ様」のお告げによって、メタルの復興のために活動しているという設定です。あらゆる場面で登場するキツネモチーフにも注目してみましょう。

BABYMETALは2012年に初の海外公演を成功させ、2013年に「さくら学院」から独立します。「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でメジャーデビューを果たし、女性アーティスト最年少で日本武道館ワンマンライブを開催させました。2014年からは日本を含めた世界5か国を回るワールドツアーを成功させます。同じ頃レディ・ガガのオープニングサポートアクトに抜擢され、一気に世界の注目を浴びました。

翌2015年には世界10か国を巡る海外ツアーに加え、国内ツアーも開催します。2016年には日本人初となるイギリスのウェンブリーアリーナでワンマンライブを開催し、1.2万人を熱狂させました。

2018年にYUIMETALが脱退します。2019年に世界同時リリースした3rdアルバムが「Billboard Top 200」の総合アルバムチャートで13位、ロックアルバムチャートではアジアのアーティストとしては初となる1位を獲得しています。アメリカでは初となるアリーナ公演をロサンゼルスの歴史的な会場The Forumで行ったことでも話題になりました。

2021年からは新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けてライブ活動を封印していました。しかし、初のコンセプトアルバム発売を前に、2023年1月ついに幕張メッセ国際展示場公演で封印を解きました。

MOMOMETALが加入し、新制BABYMETALとなった2023年4月には早速横浜・ぴあアリーナMMで単独公演を行いました。今後スウェーデン出身のメタルバンド「Sabaton」のツアーにゲスト出演することを筆頭に、今後アジアツアーや豪州ツアーが決定していることを報告しました。

BABYMETALの魅力は、名前の由来の通り、激しく強めのサウンドを可愛くポップにパフォーマンスできるところです。パワフルに動き続けるダンスパフォーマンスも圧巻です。

BABYMETALの和要素を取り入れた独特なスタイルは、日本の文化に興味のある外国人にも刺さり海外人気が爆発しました。メタルジャンルでは新参者ですが、メタル音楽ファンだけではなくパフォーマンスを見てファンになった新たな層の獲得に成功しています。

日本人はもちろん外国人の心もつかんで離さない、BABYMETALの個性的なメンバーを紹介します。

SU-METALさんは、メインボーカルを務めるBABYMETALの核とも言えるメンバーです。幼い頃からキッズモデルを経験し、9歳からアクターズスクール広島に入所します。中学1年生で「さくら学院」のオリジナルメンバーとして加入し、ずば抜けた歌唱力でBABYMETALのメインボーカルに抜擢されます。突き抜けるような伸びのある歌声は、BABYMETALの激しい楽曲でもしっかり歌詞が耳に届くと定評があります。

パフォーマンス中の姿とは打って変わって、普段は天然なところもあって親近感がわきます。SU-METALさんのトレードマークと言えばポニーテールです。デビュー当時からポニーテールを貫いているところに芯の強さを感じます。

MOAMETALさんは、母親が芸能経験者だったこともあり、小さい頃から雑誌やCMのモデルとして活躍しています。「さくら学院」には10歳の頃加入し、他のメンバーとは違ってそれほど真剣に活動していたわけではありませんでした。

ところが、BABYMETALがサマーソニックに出演した際に、メタリカのパフォーマンスを見て気持ちが変わります。メタルに興味を持つことで、よりパフォーマンスに磨きがかかるようになりました。今ではMOAMETALのスクリームはなくてはならない存在です。

MOMOMETALさんは、BABYMETALが2人体制になった頃に、日替わりメンバーとして参加していたアベンジャーズの1人です。「さくら学院」に加入中にはモデルや女優としても活躍していました。2023年4月にキツネ様に召喚され、正式にBABYMETALメンバーとして加入します。

父親が博多華丸大吉の華丸さんということでも話題になりました。新制BABYMETALの誕生で、さらにパワーアップした活躍が期待されています。

「さくら学院」の頃から高いダンススキルで一目置かれる存在だったYUIMETALさんは、人気ダンサーのMIKKOさんからも絶賛されるほどの実力の持ち主です。子役としてドラマや舞台への出演経験もあります。ダンスだけではなく歌もうまいので、何でもこなせるオールラウンダーです。2014年の「赤い夜」の公演中に2メートルの高さから転落しても次の曲にはケロっとした顔でステージに立っていたという強運と度胸の持ち主でもあります。

2017年から体調不良で活動休止していましたが、ステージに戻ることなく2018年に脱退となりました。脱退理由として、今も体調が万全ではないことと、「水野 由結」としての夢に向かって進みたいという気持ちから脱退という決断に至ったとコメントしています。

数あるヘビーメタルのジャンルを組み込んだ楽曲をベースに、ポップなメロディや独創的な曲調を盛り込んだBABYMETALの代表曲を3曲ご紹介します。聞くほどに魅了されるそれぞれの楽曲を堪能してください。

Road of Resistanceは、2015年にシングルリリースされた楽曲で、BABYMETALの曲の中で圧倒的人気のある楽曲です。アルバム「METAL RESISTANCE」の1曲目にも収録されています。

非常にテンポが早く、BABYMETALの世界に引きずり込まれるメロディです。これからのBABYMETALの活動を表すような歌詞となっています。ファンの間では「Road of ResistanceなくしてBABYMETALは語れない」と言われるほど、BABYMETALの象徴的1曲です。

ギミチョコ‼はレディ・ガガのオープニングサポートアクトに抜擢されるきっかけになった楽曲です。

可愛くてポップな歌詞と激しさと勢いのある曲調が、妙にマッチして不思議な感覚にとらわれます。可愛さと激しさが交互に味わえるような、イイトコドリの楽曲なのでBABYMETALの魅力を味わうのにぴったりの曲です。

紅月‐アカツキ‐は、メジャーセカンドシングルである「メギツネ」に収録された、SU-METALさんのソロナンバーです。神バンドと呼ばれるサポートバンドとの息の合った、非常にスピード感のある楽曲です。

SU-METALさんのハイトーンボイスが引き立つ楽曲になっており、シングルカットされた「メギツネ」よりもファンの間では注目されました。メタルファンではなくても聴いていてテンションが上がるので、紅月‐アカツキ‐を聴いてファンになった方もいるでしょう。

BABYMETALとは、アイドルとメタルが融合した3人組のダンスユニットです。初期メンバーのYUIMETALさんが2018年に脱退し2人体制を続けていましたが、2023年4月にMOMOMETALさんが加入し新たな3人体制が始まりました。

楽曲はポップな歌詞ながらメロディは激しい物が多く、可愛さとメタルの激しさがしっかりと融合しています。日本よりも世界各地で活動していることがほとんどで、海外のファンが非常に多いのが特徴です。

新体制となったため、これからさらにパワーアップしたBABYMETALが見られることでしょう！ぜひ各種SNSをチェックして、実際のライブにも足を運んでみてくださいね！

※当記事は2023年4月時点の情報をもとに作成しています