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24時間テレビの歴代マラソンランナーを紹介!2024年のランナーも

24時間テレビの歴代マラソンランナーを紹介!2024年のランナーも

毎年8月下旬に放送される「24時間テレビ」では、目玉として放送序盤からクライマックスまで放送されるチャリティーマラソン企画があります。これまでに24時間テレビを見て、懸命に走り抜くランナーの姿に感動した方も多いのではないでしょうか。

当記事では、24時間テレビでチャリティーマラソンに参加した歴代ランナーを紹介します。2024年のランナーを知りたい方も必見です!

1.24時間テレビの歴代マラソンランナーを一覧で紹介

引用:X「@24hourTV」

日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」は、第1回が1978年に放送されて以来、毎年夏に放送される長寿番組の1つです。1992年の第15回からマラソン企画が始まり、毎年選ばれた芸能人がチャリティーランナーとして街を走っています。

下記は、24時間テレビのマラソン企画に参加してきた歴代ランナーの一覧です。

第15回 1992年 間寛平 153km
第16回 1993年 間寛平 200km
第17回 1994年 ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺⾨ジモン、上島⻯兵) 100km
第18回 1995年 間寛平 600km(7日間)
第19回 1996年 ⾚井英和 100km
第20回 1997年 ⼭⼝達也(TOKIO) 100km
第21回 1998年 森⽥剛(V6) 100km
第22回 1999年 にしきのあきら 110km
第23回 2000年 トミーズ雅 150km
第24回 2001年 研ナオコ 85km
第25回 2002年 ⻄村知美 100km
第26回 2003年 ⼭⽥花⼦ 110km
第27回 2004年 杉⽥かおる 100km
第28回 2005年 丸⼭和也 100km
第29回 2006年 アンガールズ(⽥中卓志、⼭根良顕) 100km
第30回 2007年 萩本欽⼀ 70km
第31回 2008年 エド・はるみ 113km
第32回 2009年 イモトアヤコ 126.585km
第33回 2010年 はるな愛 85km
第34回 2011年 徳光和夫 63.2km
第35回 2012年 佐々木健介・北斗晶ファミリー 120km
第36回 2013年 大島美幸 88km
第37回 2014年 城島茂 101km
第38回 2015年 DAIGO 100km
第39回 2016年 林家たい平 100.5km
第40回 2017年 ブルゾンちえみ 90km
第41回 2018年 みやぞん 161.95km
第42回 2019年 近藤春菜
よしこ
水卜麻美
いとうあさこ
32.195km
32.195km
42.195km
42.195km
第43回 2020年 高橋尚子
土屋太鳳
吉田沙保里
陣内貴美子
松本薫
野口みずき
116km
30km
25km
10km
15km
40km
第44回 2021年 岸優太
水谷隼
荒川静香
川井梨紗子、川井友香子
五郎丸歩
田中理恵
長谷川穂積
丸山桂里奈
林咲希
城島茂
合計100km
第45回 2022年 兼近大樹 100km
第46回 2023年 ヒロミ 102.3km
第47回 2024年 やす子

1-1.2024年ランナーは「やす子」!

2024年8月31日~9月1日にかけて放送される24時間テレビのチャリティーランナーは、芸人のやす子さんです。やす子さんは高校生のときに児童養護施設にお世話になった経験があることから、今年は新たに「マラソン児童養護施設募金」が開設されました。24時間テレビの公式サイトやランナーが走る番組放送中の画面のQRコードから募金に参加できるという仕組みです。

また、2024年のチャリティーマラソンでは、抽選に当選した方もチャリティー市民ランナーとして、チャリTシャツを着用し東京近郊を3~5kmほどやす子さんと一緒に走ることができます。集まった寄付金は全国の児童養護施設へ寄付されます。

出典:日テレ 24時間テレビ「今年の24時間テレビはここが新しい!」

出典:日テレ 24時間テレビ「「24時間テレビ47」は“24人でつなぐ24時間テレビ” 出演者・チャリティーマラソン・チャリティー企画情報 第一弾解禁」

2.24時間テレビの歴代注目マラソンランナーを紹介

夏になると「今年の24時間テレビのマラソンランナーは誰だろう」と楽しみに待っている方もいるのではないでしょうか。以下では、24時間テレビの歴代ランナーで印象に残るランナーを10組紹介します。

2-1.間寛平(1992年・1993年・1995年)

間寛平さんは、1992年に始まったチャリティーマラソン企画の記念すべき初代ランナーです。1992年、1993年、1995年と歴代で一番多く走っており、「24時間テレビのマラソンランナーと言えば寛平さん」という方も少なくありません。

1995年のマラソンでは阪神・淡路大震災に被災した寛平さん自身が、復興を願って神戸市内から日本武道館まで7日間・約600kmを走り、多くの方に大きな感動を与えました。

2-2.萩本欽一(2007年)

「鉄ちゃん」の愛称で親しまれる萩本欽一さんは、第1回24時間テレビが放送された1978年から1981年まで司会を務めていたランナーです。2011年のランナーである徳光和夫さんが走るまでは、歴代最高齢の66歳での挑戦でした。

番組放送中には惜しくもゴールできなかったものの、猛暑の中で足の痛みに苦しめられながらもゴールを目指し、約70kmを完走。沿道のファンに優しく接しながら走る姿は、萩本さんの温かく優しい人柄が現れていました。

2-3.イモトアヤコ(2009年)

日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」にて珍獣ハンターとして過酷な海外ロケをすることで有名な芸人のイモトアヤコさんは、女性で最長距離となる126.585kmを完走したランナーです。126.585kmはフルマラソン3本分の距離になります。

日本武道館へは21時12分到着と番組放送時間外になりました。しかし、普段から何事にも全力で人一倍頑張り、マラソンでも諦めず前に進むイモトさんの姿に多くの方が胸を打たれました。

2-4.徳光和夫(2011年)

徳光和夫さんは、2024年8月時点で歴代最高齢の70歳でマラソンに挑戦したランナーです。2001年に心筋梗塞を発症し、本人も挑戦に対する不安をもらしていましたが、7月には神奈川県内で2泊3日の合宿を行うなど入念な準備が行われました。

当日は約63.2kmを放送内で見事完走し、日本武道館では大きな拍手が巻き起こりました。徳光さんは後日ラジオで「事前にしっかり練習したので早くに東京に入ってしまって、少し待って武道館もぐるっと大回りした」と発言しています。

2-5.佐々木健介・北斗晶ファミリー(2012年)

2012年にランナーを務めたのは元プロレスラーの佐々木健介さんと北斗晶さん、そして2人の息子の健之介くんと誠之介くんです。当時9歳だった誠之介くんは、今でも歴代最年少ランナーです。

2012年のマラソンは番組初のリレー形式で実施され、4人で120kmを番組時間内に完走しました。最終走者の北斗さんをほかの家族が迎えて家族全員でゴールしたシーンでは、深い家族の愛と絆に感動した方も多いでしょう。

2-6.城島茂(2014年・2021年)

城島さんは、TOKIOのメンバーでは1997年の山口達也さんに次いで2人目に挑戦したランナーです。2014年のときは43歳、2021年には50歳でほかのメンバーとともにリレーマラソンに挑戦しました。

2014年の挑戦では練習時から足を痛めていましたが、本番ではメンバーの山口さんの走行距離を1km超えて101kmで完走。年齢を重ねても頑張る姿、努力を続ける姿を視聴者に印象付けました。

2-7.DAIGO(2015年)

DAIGOさんは、2015年の番組テーマ「つなぐ ~時を超えて笑顔を~」にちなんで、日本に住む450人が総距離7,606kmをたすきリレーした2本のたすきを肩にかけて走りました。走行距離発表前、DAIGOさんは「ロックミュージシャンだから69(ロック)kmかな」と考えていましたが、伝えられた距離は100kmでした。

見事番組時間内に走りきり、ゴール直後には「HM!走りました!(H:走り、M:ました」とお得意のDAI語を披露。マラソン完走直後に奥さんである女優の北川景子さんにプロポーズした話もあって、DAIGOさんのチャリティーマラソンは多くの方の記憶に残っています。

2-8.ブルゾンちえみ(2017年)

24時間テレビのマラソンランナーは5月ごろに発表されるのが通常です。しかし、2017年は番組放送当日に発表され、選ばれたのがブルゾンちえみさん(現在は藤原史織さんとして活動)でした。

もともと陸上部出身のブルゾンちえみさんは、当日発表されたにもかかわらず終始力強い走りで番組終了直前に90kmを完走。ゴール時、たくさんの汗と涙を流しながらも落ちていないメイクも話題になりました。

2-9.みやぞん(2018年)

2018年にランナーを務めたみやぞんさんは、マラソン100kmに加えてスイム(水泳)1.55km、バイク60kmと24時間テレビ史上最も過酷なトライアスロン形式で挑戦しました。

当日の東京は40℃に迫る猛暑で、アスファルトの熱による足の裏の痛みに耐えながらも、終始笑顔で一生懸命ゴールを目指す姿が印象的でした。強い日差しに体力を奪われ一時的にペースダウンもしましたが、番組終了直前に完走し視聴者に驚きと感動を与えました。

2-10.近藤春菜×よしこ×水卜麻美×いとうあさこ(2019年)

2019年は日テレの人気番組「スッキリ」から、近藤春菜さん、よしこさん、水卜麻美さん、いとうあさこさんが選ばれ、4人でたすきを繋ぐ駅伝方式でマラソンが実施されました。水卜アナは一番暑い時間帯を担当したものの、沿道からの声援に笑顔で応え続け、42.195kmを完走。

最終走者となるいとうあさこさんは番組放送時間内に完走はできませんでしたが、4人で合計148.78kmを走り抜き、最後は4人で手を繋いでゴールをしました。近藤さんと水卜アナは翌日「スッキリ」の生放送にも出演し、視聴者を驚かせました。強い日差しに体力を奪われ一時的にペースダウンもしましたが、番組終了直前に完走し視聴者に驚きと感動を与えました。

まとめ

24時間テレビのチャリティーマラソンは1992年から続いており、2024年で第47回を迎えます。年によって走る距離や挑戦内容は異なりますが、どのランナーもひたむきにゴールを目指し一生懸命前に進み続ける姿が多くの方に感動を与えています。

2024年のランナーは、芸人のやす子さんに決定されました。今年は新たに市民ランナーも走れる企画となっているため、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

※当記事は2024年8月時点の情報をもとに作成しています

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