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名探偵コナンの「黒の組織」とは?主なメンバー14人の情報を紹介!

名探偵コナンの「黒の組織」とは?主なメンバー14人の情報を紹介!

「名探偵コナン」は2024年6月時点で全105巻と、人気が落ちることなく続いている長寿漫画です。作中にコナンの宿敵として登場する「黒の組織(黒ずくめの組織)」の構成員は、作品が進む中で現在14人登場しています。組織のボスをはじめ、まだ明らかになっていない部分は多いものの、どのような構成員がいたか、改めて知りたい方もいるのではないでしょうか。

当記事では、名探偵コナンに登場する黒の組織の構成員14人を紹介します。一部ネタバレも含むため、ネタバレしたくないという方は注意しながらご覧ください。

1.名探偵コナンの「黒の組織」とは?

「黒の組織」とは、漫画「名探偵コナン」の中に登場する、全身黒づくめの装束で任務をおこなっている謎の国際的犯罪組織のことです。毒薬のAPTX4869を開発し、第1話で主人公の工藤新一に服用させて身体を幼児化して以後、工藤新一(江戸川コナン)の宿敵として登場しています。

黒の組織の活動内容は、主に重要人物の暗殺やプログラムソフトの開発、薬の開発などです。暗殺のターゲットになるのは、裏社会での取引相手や組織を脱走するなどした裏切り者がメインですが、黒の組織の活動を目撃した者も消されることがあります。犯行現場に一切証拠を残すことはなく、構成員にはお酒やカクテルに由来したコードネームが付いていることを特徴としています。

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1-1.黒の組織の構成員を表す「コードネーム」

黒の組織の構成員にはお酒やカクテルに由来するコードネームが付けられていますが、なぜコードネームにお酒の名前を使っているのか、理由は明らかにされていません。

ただし、コードネームには一定の法則があると言われています。男性はウイスキーやブランデーなどの蒸留酒の名前、女性にはワインやカクテルといった甘いお酒の名前が使われているのが特徴です。

2.名探偵コナン「黒の組織」のメンバーを14人紹介!

「名探偵コナン」では、漫画やアニメ、劇場版の中で多くの黒の組織の構成員が登場します。ここでは、元メンバーを含む黒の組織の主なメンバー14人について紹介します。

2-1.ラム

ラムは、黒の組織のNo.2として登場するキャラクターで、黒の組織のボスの側近とも言われている人物です。存在は謎めいており、元黒の組織メンバーの灰原哀も「屈強な大男だとか…女のような男とか…年老いた老人とか…それらが全部影武者だって言っていた人もいた」と語っています。

脇田兼則(わきたかねのり)という偽名を使っており、米花いろは寿司の寿司職人として働いているというエピソードも。作中では左目に眼帯をし、ちょび髭をたくわえた出っ歯という特徴的な容姿でも登場しています。

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2-2.ジン

ジンは、黒の組織における幹部クラスのキャラクターで、殺人や密輸、薬の密造などをおこなっています。作中で「あの方」と呼ばれているボスの命令に忠実に従う冷酷な性格の持ち主です。黒の組織の障害となる人物は容赦なく抹殺し、裏切り者であるシェリー(灰原哀)を追う際には「首から下がなくても」と残忍さが見られる発言をしています。

愛車はポルシェ356Aで左利きです。アニメ版の放送当初は金髪でしたが、原作に合わせて銀髪に変更されたというエピソードもあります。

2-3.ベルモット

ベルモットは、変装を駆使してどのような場所でも潜入できる、「千の顔を持つ魔女」とも呼ばれている女性です。「女は秘密を着飾って美しくなる」と語るほどの秘密主義者で、時には仲間を欺きスタンドプレーに走ることも。

黒の組織のボスからは特別扱いをされているため、幹部陣の中でも自由な行動が許されています。ジンをはじめとする組織の構成員たちから時折反感を買いながらも、手を出すことができない存在として描かれています。

2-4.バーボン

バーボンは、黒の組織の中で情報収集を得意とする人物で、3つの顔(トリプルフェイス)を持つキャラクターとして登場します。

普段は「安室透」として毛利探偵事務所の下の階にある喫茶ポアロでアルバイト店員として働いていますが、その正体は「降谷零」という公安警察です。探偵の毛利小五郎に弟子入りするなど登場シーンも多く、ファンからの人気も高いキャラクターです。

2-5.キャンティ

黒の組織の凄腕スナイパーとして登場するキャンティは、蝶のタトゥーのある左目を閉じながら、右目でスコープを覗くことを特徴とするキャラクターです。ターゲットを狙って撃つことに興奮を覚えるタイプで、作戦が長引くなど焦らされることが苦手です。そのため、作戦を指揮しているジンを急かすというエピソードもあります。

ジンの指示には従うキャンティですが、ベルモットには露骨に反発する一面も。反抗的な態度をとっても特にとがめられていないことから、キャンティの組織内での地位の高さが分かります。

2-6.コルン

コルンは、キャンティに負けずとも劣らない、黒の組織の優秀なスナイパーです。キャンティとはコンビを組んでおり、作中ではほとんど一緒に過ごしています。

性格は寡黙ながらも、ときにはキャンティに言い返すなど、思ったことははっきりと口に出すタイプです。キャンティと同じく、仲間を見殺しにしたベルモットを嫌っています。

2-7.ウォッカ

ウォッカは、ジンのことを「兄貴」と呼ぶほど慕っているキャラクターです。裏取引や潜入任務など、計画の実行役となることも多い人物です。しかし、時折ドジを踏んでしまうことから、その都度ジンからとがめられているエピソードも描かれています。

ウォッカはミスも多いことから幹部としては一人前とは言い難い人物ですが、ジンとともに行動するだけあって組織の内部事情にかなり詳しいとされています。また黒の組織の恐ろしさを身をもって知っているため忠誠心は不動であり、徹底的な冷酷さを見せることも。

2-8.スコッチ

スコッチは、バーボン(降谷零)とともに黒の組織に潜入していた公安警察官の1人です。黒の組織内では赤井秀一や降谷零と3人で行動していました。本名は諸伏景光で、兄は長野県警の諸伏高明です。群馬県警の山村ミサオとは幼少期の友人という関係性にあります。

また、スコッチは番外編「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」のメインキャラクターとしても登場しています。

2-9.イーサン・本堂

イーサン・本堂は、冷静な態度で数々の難事件を解決する、天才的な推理力を持つキャラクターとして登場します。紳士的な振る舞いや深い哲学的な考えを持っている人物で、江戸川コナンとの協力を通じて重要な役割を果たすことになります。

イーサン・本堂の正体は、中央情報局 (CIA) の諜報員です。同じCIAである娘の本堂瑛海やバーニィとともに組織を捜査する任務にあたっていました。

2-10.キュラソー

キュラソーは、黒の組織No.2であるラムの右腕として活動する、情報収集のスペシャリストです。劇場版名探偵コナン「純黒の悪夢」に登場するオリジナルキャラクターで、驚異的な記憶力と高い身体能力を持つ女性です。

警察庁へ侵入してNOCリスト(黒の組織に潜入する捜査官のリスト)を盗み出す際に公安警察官に発見され、逃走している最中に道路から落下して記憶喪失に。その後少年探偵団たちと出会い、記憶を取り戻すために行動をともにしていく中で、関係を深めていくことになりました。

2-11.ピンガ

ピンガは、劇場版名探偵コナン「黒鉄の魚影」に登場するゲストキャラクターで、黒の組織No.2であるラムの側近です。女性エンジニアのグレースとしてパシフィックブイに潜入し、内部から組織活動を手引きする役割を果たします。

冷酷非道かつプライドが高い性格で、協調性に欠ける威圧的な言動が目立つことから、ウォッカから良く思われていません。また、ジンに対して強い対抗心を燃やしており、ジンの座を奪いたいと考えているキャラクターです。

2-12.キール

キールは黒の組織に潜入中のCIA諜報員です。本名は本堂瑛海で、イーサン・本堂の娘です。黒の組織に属しながら、テレビアナウンサーとして暗殺のターゲットに接触を図る任務に就いていました。亡き父のイーサン・本堂を受け継ぎ、黒の組織の機密情報をCIAに流すため二重スパイを続けています。

また弟の本堂瑛祐は毛利蘭や鈴木園子の元クラスメイトで、CIAを目指し現在はアメリカ留学中です。弟を危険な目に合わせないために弟の前から姿を消したものの、本堂瑛祐は姉のことを探し続けています。

2-13.ライ

ライは、本名は赤井秀一といい、過去にFBI捜査官として黒の組織への潜入捜査を経験した人物です。黒の組織のやり口を熟知していることから、黒の組織のボスからは狼男を倒すことができる銃弾になぞらえて、「銀の弾丸(シルバーブレット)」と恐れられています。

非常に優れた狙撃の名手で、黒いニット帽と煙草をくわえた姿がトレードマークです。コナンと並び立つほどの高い推理力と洞察力の持ち主で、FBIの絶対的な切り札として黒の組織の壊滅に日々奮闘しているキャラクターです。

2-14.シェリー

シェリーは、コナンを小さくした薬であるAPTX4869を開発した、黒の組織の科学者です。本名は宮野志保で、組織から逃れるためにコナンと同じ薬を服用し、身体が縮んでしまいました。

現在は阿笠博士の庇護のもと解毒剤の研究に勤しみつつ、灰原哀と名乗って帝丹小学校に通学しています。クールな性格ですが、ビッグ大阪所属のサッカー選手である比護隆佑の隠れファンという意外な一面もあるキャラクターです。

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まとめ

「名探偵コナン」に登場する「黒の組織」は、全身黒づくめの装束で活動する国際的な犯罪組織です。毒薬APTX4869を開発し、主人公の工藤新一を幼児化させたことで知られています。

組織の活動は重要人物の暗殺や薬の開発などで、構成員にはお酒に由来したコードネームが付けられています。主要メンバーには、冷酷な幹部ジン、変装の名手ベルモット、公安警察を隠して所属しているバーボンなどがいます。物語では今後、黒の組織の真の目的が明らかになっていくことでしょう。各キャラクターが気になる方は、ぜひ漫画やアニメをチェックしてくださいね。

※当記事は2024年6月時点の情報をもとに作成しています

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