ワイルドスピードシリーズを見るおすすめの順番と作品の時系列を紹介

「ワイルドスピード」シリーズは、世界中で圧倒的な人気を誇るカーアクション映画です。2001年の初公開以来、カーチェイスや迫力満点のアクション、家族の絆をテーマにしたドラマなどで、多くのファンを魅了してきました。

当記事では、ワイルドスピードをより楽しむためにおすすめの鑑賞順や時系列の整理方法を詳しく解説します。さらに、歴代作品ごとのあらすじや見どころも紹介するので、これからシリーズを見始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

この投稿をInstagramで見る

ワイルド・スピード(@wildspeed_official)がシェアした投稿

人気シリーズのワイルドスピードは、公開順よりも時系列順で見ることをおすすめします。時系列順のほうが、主要な登場人物たちの関係性や時間軸を理解しやすいためです。歴代作品を時系列順にまとめた一覧は、以下の通りです。

【時系列順の一覧表】

時系列順にまとめると、3作目の「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」が6番目になります。この作品では、シリーズのメインキャラクターであるドムやブライアンが出演しておらず、1～2作目と直接的なつながりがありません。

さらに、3作目は6作目につながる物語のため、1～2作目を見た後、4～6作目を見てから3作目を見ると、時系列が整理されてストーリー展開が分かりやすくなります。

また、一覧表の通り、3作目以外は公開順と時系列が一致しています。3作目の順番だけを調整すれば、ストーリーを時系列順で楽しむことが可能です。

この投稿をInstagramで見る

ワイルド・スピード(@wildspeed_official)がシェアした投稿

ワイルドスピード（通称「ワイスピ」）シリーズは、全世界で多くのファンを魅了しているカーアクション映画の金字塔です。以下では、シリーズ各作品のあらすじや見どころを分かりやすく紹介します。

シリーズ1作目である「ワイルド・スピード」の舞台はアメリカ・ロサンゼルスです。車好きで天才的なドライブテクを持つブライアン・オコナーは、ストリートレースで荒稼ぎするドミニク・トレット（愛称・ドム）と出会います。

2人はレースを通して絆を深めます。しかし、実はブライアンはLA市警の警官で、連続強盗事件の捜査をする潜入捜査官でした。

見どころは、カーマニアが熱狂したストリートレース（ゼロヨン）のシーンです。また、潜入捜査官ブライアンとドムの妹のミア・トレットの恋も注目ポイントと言えるでしょう。

「ワイルド・スピード X2」はマイアミが舞台の作品です。ブライアンは1作目に起こったことが原因で警察官の職を放棄して逃亡し、ストリートレーサーとして生活を送っていました。

ある日、ブライアンはFBIに国際犯罪組織への潜入捜査を要請されます。犯罪歴の帳消しを条件にされ、ブライアンは幼なじみのローマンと捜査を行います。

2作目では、シリーズの主役であるドムは登場しません。しかし、主要キャラクターのローマンやテズの初登場シーンがあったり、ゼロヨンや違法公道レースなどカーアクションがさらに派手になっていたりとたくさんの魅力があります。

「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」は、6作目の「ワイルド・スピード EURO MISSION」の話と関係がある内容です。

アメリカで暮らす高校生のショーン・ボズウェルは、車好きなことが原因で事件を起こします。少年院行きを回避するため、東京にいる父親の元に移り住みました。

本作では、シリーズの人気キャラクターであるハン・ルーが重要な役割を果たします。また、日本の車文化であるドリフトが世界規模の注目を浴びたことも話題の1つです。出演者の中には千葉真一さんや真木よう子さん、北川景子さんなど日本の俳優もいます。

ブライアンとドムが再会するストーリーで、時系列は2作目の次です。指名手配犯のドムは恋人のレティ・オルティスや仲間たちとともに、南米に移り、強奪を行っていました。

しかし、ある出来事をきっかけに、ドムは麻薬組織に復讐しようと決意します。ブライアンも同じ頃、FBI捜査官として麻薬組織を追っていました。

目的が異なりながらも悪人ブラガを追うために協力するブライアンとドムの姿や、スピード感のある派手なカーチェイスなど、見どころが多い作品です。

前作とつながっているストーリーです。ブライアンとミアは強盗罪で懲役25年の判決となって護送されているドムを助けたものの、この件でブライアンとミアも指名手配犯になります。逃亡生活から自由になるために、1億ドルの現金強奪を計画します。

本作の特徴は、ドムのかつての仲間であるヴィンスや、ブライアンの友人のテズなどが再登場することです。また、本作以降も活躍するアメリカ外交保安部のルーク・ホブスが初登場します。

ブライアンやドム、ファミリーは大金を手にして自由な生活を送っていました。しかし、宿敵ホブス捜査官が現れて、犯罪組織壊滅の協力を要請されます。また、ドムの昔の恋人レティが組織と関係していることも告げられました。

本作はカーチェイスに飛行機や戦車も登場し、今まで以上に迫力が増しています。レティや組織にまつわるストーリーの展開、仲間の活躍は必見です。

平穏な暮らしをしていたドムたちに、東京から電話がかかってきます。電話をかけた男は前作の悪役オーウェン・ショウの兄のデッカード・ショウで、復讐のために行動を始めます。

スーパーカーが空を飛んだり、空中からダイブしたりとアクションシーンの迫力がさらに増している作品です。

また、本作はブライアン役のポール・ウォーカーさんの遺作です。ポール・ウォーカーさんは本作の撮影期間中に交通事故で亡くなりました。

ある日、ホブスの元にEMPという大量破壊兵器を取り戻す依頼が入ります。ホブスとドムたちはEMPを取り戻したものの、ドムが裏切り、ホブスを襲ってEMPを奪い去ります。

本作の注目シーンは、スポーツカーと巨大潜水艦のバトルや、前作の悪役デッカードが仲間になる展開、悪役サイファーのゾンビタイムなどです。迫力あるカーチェイスは実際に凍った海の上で撮影されました。

イギリス・ロンドンで、テロ組織が危険な殺人ウイルス「スノーフレーク」を運び出している時、MI6（イギリスの秘密情報部）の部隊が襲撃します。

しかし、ウイルスを無事に確保した直後、戦士ブリクストンに襲われ、MI6のメンバーのハッティ・ショウがウイルスとともに逃走しました。ホブスとハッティ・ショウの兄のデッカードは、政府からハッティを保護するミッションを依頼されます。

本作はシリーズのスピンオフ作品のため、ドムたちは登場しません。ルーク・ホブスとデッカード・ショウという主役2人の家族のことが知れたり、コメディやアクションシーンを楽しめたりする人気作品です。

「ワイルド・スピードICE BREAK」から5年後の物語です。家族と平穏に暮らしていたドムの元に、テズやローマンなどのファミリーたちが訪れ、ある任務の協力を依頼しました。

現場に駆けつけたところ、世界中のコンピュータ・システムをコントロールする装置をドムの弟のジェイコブに奪われます。

本作はドムの過去や父親、弟との確執に触れています。カーアクションはもちろん、ドムの家族の絆に焦点を当てたストーリーも見どころです。

ドムが家族と穏やかに暮らす中、かつて「ワイルド・スピード MEGA MAX」でドムたちに負けた麻薬王レイエスの息子ダンテが現れます。復讐にも燃えるダンテは、ドムの愛する者すべてを奪うために行動を起こします。

本作は、ワイルドスピード完結に向けて制作された作品です。ストリートレースや銃撃戦、ファミリーを守るために戦うドムの姿など、シリーズ最終章にふさわしい手に汗握る展開・演出となっています。

ワイルド・スピードシリーズを楽しむなら、時系列順で見るのがおすすめです。主要な登場人物たちの背景や関係性をスムーズに理解でき、ストーリーの流れをより深く味わえます。

また、歴代作品はそれぞれに異なる魅力が詰まっており、スリリングなカーアクションや登場人物たちの成長が見どころです。

当記事で紹介した時系列順や作品ごとの特徴を参考に、自分なりの順番で視聴してみてください。迫力あるアクションと感動のストーリーが詰まった「ワイスピ」の世界にどっぷり浸れること間違いなしです！

※当記事は2025年1月時点の情報をもとに作成しています