韓国ドラマ「悪の花」は、2020年に放送されたサスペンス・ラブストーリーです。主演はイ・ジュンギさんとムン・チェウォンさん。特にイ・ジュンギさんは、複雑な心理を持つ主人公を繊細に演じ、その演技力が高く評価されました。また、実力派俳優陣による緊迫感あふれる演技や、映像美にも注目が集まり、多くのドラマ賞にもノミネートされた話題作です。
「悪の花」は、ミステリー好きな方はもちろん、ヒューマンドラマやロマンスが好きな方にもおすすめの作品です。当記事では、「悪の花」の魅力やあらすじ、キャストについて詳しくご紹介します。
1. 悪の花とは?あらすじを紹介!
「悪の花」は、2020年に制作された韓国ドラマです。「愛の不時着」で有名なスタジオドラゴンが制作したこともあり、放送開始を楽しみにしていた方も多い人気作品です。
イ・ジュンギさん、ムン・チェウォンさん、ソ・ヒョヌさんなど映画やドラマで活躍する人気俳優が集結しており、韓国の映画やドラマのナンバーワンを決める百想芸術大賞で5部門ノミネートされた話題作でもあります。
イ・ジュンギさんは、「悪の花」での好演から「2020アジアアーティストアワード」でアジアセレブリティ賞とベストアーティスト賞を受賞しました。
悪の花は、主人公である金属工芸家のヒソンと、刑事として殺人事件の捜査をする妻ジウォンを中心に描かれています。ヒソンは愛する妻と娘のウナと3人で穏やかに暮らしていました。しかし、記者であるムジンの登場をきっかけに、物語は大きく動き出します。
18年前の連続殺人事件を追いかけていたムジンは、容疑者がヒソンと同じ金属工芸家だったことに興味を持ち、ヒソンの元を訪れます。ヒソンの顔を見たムジンは重大な事実に気がつき…。
「素性を隠し名前を変えて生きる夫」と「夫の過去を追い求める妻」、2人の姿を描くサスペンス・ラブストーリーは最後まで目が離せません。
1-1. 悪の花の魅力は?
悪の花は、サスペンスとラブロマンスのバランスが絶妙な作品です。ハラハラし緊張感が漂うシーンもあれば、愛に苦悩する男と女のラブストーリーもあります。
人間の裏の顔や信頼できる人を疑ってしまう心情など、興味を引くストーリーはもちろん、キャストの繊細かつ自然な演技も魅力です。感情を言葉だけでなく表情で伝えるシーンも多く、想像力を掻き立てられます。
あらすじを知って興味を持った方は、ぜひ悪の花を鑑賞してください。
2. 悪の花のキャストを7名紹介!
悪の花は、ストーリー性はもちろんのこと、キャストも豪華で見どころが満載です。役柄や関係性を確認しながら、演じるキャストにも注目しましょう。
ここからは、悪の花の各キャストについて詳しくご紹介します。
2-1. ペク・ヒソン/演:イ・ジュンギ
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ペク・ヒソンは、自宅で工房を営む金属工芸家です。仕事に忙しい妻に代わって家事や子育てもこなす穏やかな人物ですが、妻には話せない秘密を抱えています。
ヒソンを演じているのは、イ・ジュンギさん。イ・ジュンギさんは、2001年に広告モデルとして活動を開始し、2004年には俳優デビューを果たしました。2005年には「王の男」、2006年には「フライ・ダディ」など数多くの映画に出演しています。
2004年には、日韓合作映画「ホテルビーナス」にも出演しました。2012年には歌手としての本格的な活動も開始し、現在は多方面で活躍中です。ソウルドラマアワードでは、ネチズン人気賞や韓流ドラマ部門男性俳優賞を受賞しています。
2-2. チャ・ジウォン/演:ムン・チェウォン
ヒソンの妻であるチャ・ジウォンは警察署殺人課の刑事で、凶悪事件を担当している鋭い感の持ち主です。ヒソンへの一目ぼれをきっかけに、2人の交際が始まり結婚に至りました。
ジウォン役を演じているのは、ムン・チェウォンさんです。2007年にドラマ「走れ!サバ」でデビューを果たしました。2009年には「華麗なる遺産」、2011年には「王女の男」に出演しています。2012年に「神弓-KAMIYUMI」で新人女優賞を受賞しました。
明るく活発な性格と気立ての良さから、撮影現場や俳優仲間からの評判も高い俳優です。ドラマに映画に多数出演しており、今後益々の活躍が期待されています。
2-3. キム・ムジン/演:ソ・ヒョヌ
キム・ムジンは、特ダネを狙って活動する週刊誌記者です。連続殺人の共犯者として指名手配されているト・ヒョンスの同級生でもあります。ヒョンスの姉であるヘスが初恋の相手です。
ムジン役を演じているのは、ソ・ヒョヌさんです。2010年にミュージカル「私の心のオルガン」でデビューしました。2011年には映画「ホワイト:呪いのメロディ」、2013年にはドラマ「KBSドラマスペシャル-悪魔」に出演しています。2024年に2024SBS演技大賞でシーズン制ドラマ部門助演賞を受賞しました。
20代後半でデビューを果たしたこともあり、大器晩成型俳優とも呼ばれています。演技力が光る名バイプレイヤーの1人です。
2-4. ト・ヘス/演:チャン・ヒジン
ト・ヘスは、連続殺人の共犯者として指名手配されているト・ヒョンスの実の姉で、特殊メイク師として働いています。連続殺人犯である父親ヘス・ヒソンは自殺しており、自身も世間の目を避けて生活しています。
ヘス役を演じているのは、チャン・ヒジンさんです。2003年にファッション雑誌でモデルデビューを果たし、以降は数多くの韓国ドラマや映画に出演しています。2006年には映画「アパートメント」、2021年にはドラマ「赤い袖先」に出演しました。
2010年にはコリアジュエリーアワードエメラルド賞を受賞しました。容姿の美しさはもちろんのこと、演技力にも定評があり大人気女優として活躍しています。
2-5. ペク・マヌ/演:ソン・ジョンハク
ペク・マヌは、ヒソンの父親です。大学病院の院長で世間から敬われる名医ですが、利己的で周りを顧みない性格の持ち主です。
マヌ役は、ソン・ジョンハクさんが演じています。2007年に映画「ファン・ジニ」でデビューしました。2024年には米国映画「24-アウアソナタ」でハリウッド進出が決定したことも発表されています。
上司や父親の役柄が多いイメージがあるものの、実際はチャーミングな一面があることで知られています。
2-6. コン・ミジャ/演:ナム・ギエ
コン・ミジャは、ヒソンの母親です。薬剤師として働いています。ヒステリックな性格で息子の嫁であるジウォンを好ましく思っていません。
ミジャを演じているのは、ナム・ギエさんです。1998年に演劇「天馬図」で俳優デビューをし、以降は舞台・映画などで活躍を続けています。
ドラマや映画では母親役を演じることが多いものの、作品によって良妻賢母から毒親までさまざまなタイプの母親を演じ分けています。年齢を感じさせない美しさから「韓国で最も美しい女優」とも呼ばれています。
2-7. ウナ/演:チョン・ソヨン
ウナは、ヒソンとジウォンの娘です。父親と過ごす時間が多いこともあり、パパが大好きな女の子です。
ウナ役は、チョン・ソヨンさんが演じています。5歳からドラマや映画、CMなどで活躍しています。2019年にドラマ「黄金の庭~奪われた運命」でデビューし、2021年には映画「僕にとっては大切な君」で視覚と聴覚障害を持つ子どもを演じました。
難しい役柄もこなす韓国の人気子役の1人です。かわいらしい姿と大人顔負けの演技力で視聴者や観客を虜にしており、今後の活躍も期待されています。
ソヨンさんの母親が開設するインスタグラムでは、癒されるかわいらしい姿が数多くアップされています。
まとめ
「悪の花」は、緊張感あふれる展開と、人間の信頼や愛情を描いた奥深いストーリーに引き込まれる人気韓国ドラマです。
主演のイ・ジュンギさんとムン・チェウォンさんをはじめ、実力派俳優が集結し、繊細な演技でキャラクターの複雑な心理を見事に表現している点も見どころです。特に、感情を言葉ではなく表情や仕草で伝える演出が多く、視聴者の想像力を掻き立てます。
サスペンス要素とラブロマンスの絶妙なバランスが魅力の本作は、韓国ドラマファンはもちろん、サスペンス好きな人にもおすすめの作品です。興味を持った方は、ぜひチェックしてみてください。
※当記事は2024年2月時点の情報をもとに作成しています