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ハイキュー!!の泣ける!感動する!名言15選!勇気づけられる名言も紹介

ハイキュー!!の泣ける!感動する!名言15選!勇気づけられる名言も紹介

高校生たちがバレーと真剣に向き合い、成長と熱い戦い、青春を描いた作品「ハイキュー!!」。作中では大人の心にも響く数々の名言が登場することでも知られており、登場するのは元気をもらったり励まされたり、ときには涙したりなど、読者の心を打つものばかりです。

当記事では、ハイキュー!!に登場する名言を、感動する名言と勇気づけられる名言に分けて解説します。名言とともにぜひ作品の情景も思い出してくださいね。

1.ハイキュー!!の泣ける!感動する!名言15選

人気漫画であるハイキュー!!にはさまざまな名言が登場します。スポーツに打ち込むからこそ繰り出される名言の数々を、作中で大きな反響を得た烏野高校バレー部のメンバーを中心に以下で紹介します。

・負けたくないことに理由って要る?(日向翔陽)
9巻75話、バレー部新マネージャーの谷地が初めての練習試合に参加したとき、練習試合にも関わらず日向の気合の入れように驚きます。なぜそんなに頑張れるのか、勝ちたい理由を日向に聞いたときに、答えに詰まりながら発言したセリフです。日向の勝利に対する貪欲さや常に上を目指す向上心が感じられる名言となりました。
・この脚でどんな壁も飛び越えてみせる どんな 壁も!!(日向翔陽)
1巻1話で中学3年まで公式戦に出場できなかった日向が、初の公式戦に出場したシーンでのセリフです。強豪である北川第一中学校相手に奮闘しますが、どんどん点差が開く厳しい展開に。初めて日向にまともなトスが上がったときに日向が発した名言です。
・『諦めない』って口で言う程簡単な事じゃねぇよ(影山飛雄)
1巻1話で強豪北川第一中学校のセッター影山が発言したセリフです。優勝候補チームの影山に対して「負けが決まっている勝負なんかない。諦めさえしなきゃ…」といった日向をさえぎるように発した名言。徹底的なリアリストである影山らしい一言です。
・お前の1番のスピード 1番のジャンプで とべ ボールは俺が持って行く!(影山飛雄)
1巻7話で入部をかけた3対3の試合中、影山のトスに全く合わせられない日向に対して影山が放った名言です。影山を信じるしかなかった日向は、目をつむってボールを見ず全力でスパイクし、成功させたのでした。後に、日向と影山の変人速攻のキッカケとなるシーンです。
・今のお前は ただの「ちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそ」だ 大黒柱のエースになんかなれねえ でも俺がいればお前は最強だ!(影山飛雄)
3巻23話で烏野高校バレー部のエース東峰の、恵まれた体格と繰り出されるスパイクに嫉妬していた日向に対して影山が言ったセリフです。日向の優れたところを認めているからこそ、自分のトスの技術で引っ張り上げるという影山の発言は、信頼していないと出てこない名言です。
・…もしも相手が絶対かなわない様な強敵だとしても 勝とうとしなきゃ勝てないよ(澤村大地)
烏野高校バレー部主将の澤村が同じく烏野高校女子バレー部主将の道宮に言った名言です。3年生にとって最後となる夏の大会を目前に、「どうせ一回戦負けだから」と最初から諦め弱気だった道宮。「落ちた強豪、飛べない烏」と周囲から言われ辛い思いをしてきた澤村が全国大会出場を目指す覚悟を感じられる、胸にグッと響くセリフです。
・“3年生なのに可哀想”って思われても試合に出られるチャンスが増えるならなんでもいい(菅原孝支)
1年生の影山に正セッターの座を奪われた3年菅原が、試合のメンバーに悩むコーチに対して「チームの勝利を優先すべき」と直談判したときの名言です。少なからず悔しい思いをしたであろう菅原ですが、試合に出るチャンスを増やすことに執着した決意のこもったセリフです。
・ネットの“こっちっ側”にいる全員! もれなく“味方”なんだよ!!下手糞上等!! 迷惑上等!! 足引っ張れ!! それを補ってやるための!! “チーム”であり “センパイ”だ!!!!(田中龍之介)
強力なスパイクが自慢で鋼メンタルの持ち主、チームのムードメーカーでもある2年生エース田中のセリフです。初めての練習試合でガチガチに緊張していた日向に向けて、同じコートの中の自分たちが支えてやるという気持ちで発した一言。この言葉のおかげで緊張の解けた日向は、本来の調子を取り戻したのでした。
・心配することなんか何も無え!! 皆 前だけ見てけよォ!! 背中は俺が護ってやるぜ(西谷夕)
5巻41話で西谷が発した名言です。2年生の西谷は烏野の守護神と呼ばれる安定したレシーブが売りの天才リベロ。因縁の相手でもある伊達工業との試合に緊張する烏野メンバーに対して、西谷が言った頼りになる心強いセリフです。
・戻れ すぐ戻れ 十分な助走距離の確保を 全力のジャンプを 何回でも何回でも何回でも!!! 思考を止めるな 足を止めるな 気持ちを切らせばボールが落ちるぞ(東峰旭)
伊達工戦で自信のあったスパイクを何度も止められたことで自信喪失し、部活に来られなくなった過去を持つ烏野高校バレー部エースの東峰。夏の大会で伊達工と再戦し、何度もスパイクを打てる強さを身に着けた東峰がマッチポイントで発した成長を感じられる名言です。
・ほんの僅かいらだちと焦りを含んだ綻びを まってたよ(月島蛍)
烏野高校1年生のミドルブロッカーの月島が、春高予選決勝で白鳥沢学園との対戦中に発したセリフです。常に冷静に長時間かけて相手のミスやエラーが出るタイミングを待ってブロックし続ける月島。ついに思惑通り白鳥沢のエース牛島のスパイクを完璧にブロックすることに成功するのでした。
・止めてナンボのブロックなんて 古いですから(月島蛍)
31巻277話で、烏野高校1年生のミドルブロッカー月島が言った名言です。春の高校バレー2回戦で烏野高校と対戦するのは稲荷崎高校。試合前にコーチから2年生の角名のスパイク対策を伝えられたときに発した一言です。
・何かを始めるのに“揺るぎない意志”とか”崇高な動機”なんて無くていい 成り行きで始めたものが少しずつ大事なものになっていったりする スタートに必要なのはチョコっとの好奇心くらいだよ(清水潔子)
9巻76話で3年生マネージャーの清水が、1年生の谷地に向けて発した名言です。入部を迷っていた谷地に、清水もバレー未経験だったことを話します。清水は烏野高校を陰で支える縁の下の力持ち的存在で、名言からは彼女がどれほどチームを大切に思っているかが伝わります。引っ込み思案な谷地の背中を押す一言となりました。
・下を向くんじゃねえええええ!!! バレーは!!! 常に上を向くスポーツだ(養繋心)
烏野高校のOBである烏養コーチの名言です。坂ノ下商店の跡取り息子でありながら、かつて強豪と呼ばれた時代の名監督烏養の孫でもあります。春高予選の決勝、白鳥沢学園とのマッチポイントで、緊張と焦りから俯きがちな選手たちにカツを入れたセリフです。
・“負け”は弱さの証明ですか? 君達にとって“負け”は試練なんじゃないですか?(武田一鉄)
烏野高校の教師で、今年バレー部顧問になった武田の名言です。夏のインターハイ予選で青葉城西に敗北したことを受け止められない日向と影山に対して発した一言。負けた悔しい気持ちが成長へとつながることを伝えてくれている印象的なシーンです。

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2.ハイキュー!!の勇気づけられる名言8選

ハイキュー!!には感動する名言のほかに、自信を失ったときや大きな問題に立ち向かうときなどに背中を押してくれるような、勇気づけられる言葉も多く登場します。ここからはハイキュー!!の勇気づけられる名言を8つご紹介します。

・“村人B”には“村人B”のカッコ良さがあんだよ!(日向翔陽)
9巻75話で扇西高校との練習試合後に日向と谷地との会話に出てきた「村人B」という言葉を、影山が笑ったときに日向が言った名言です。入学当初エースにこだわっていた日向が「最強の囮」という役割にやりがいを感じている話を聞いて、消極的だった谷地の心が動きます。
・逃げる方が 絶対後からしんどいって事は もう知ってる(縁下力)
春高予選の和久谷南戦で主将澤村が負傷し、代わりに2年の縁下がプレイすることになります。プレッシャーと緊張から思うように動けていない縁下が、覚悟を決めたときのセリフです。練習がキツくて逃げ出した過去を持つ縁下の一生消えない後悔の思いが詰まった一言です。
・才能は開花させるもの センスは磨くもの!!!(及川徹)
春高予選の準決勝で青葉城西高とのマッチポイントで、青葉城西のセッター及川がファインプレーを見せたときの一言です。県内No1セッターやバケモノと言われるほどの実力を持つ及川ですが、自分の可能性を信じ練習し続けてきた努力が背景にあります。
・ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか(田中龍之介)
30巻263話の稲荷崎戦で自分にカツを入れた2年生の田中の名言です。小さなミスや失敗を連発してしまいネガティブなメンタルに陥ってしまいそうなところですが、この言葉で自分自身をポジティブに引き戻した一言です。
・できるまでやればできる(田中龍之介)
30巻264話で、弱気になっていた自分を奮い立たせた2年生田中のセリフです。小学生の頃に、新山女子高校のエース天内にかけた言葉でもあります。挫けそうなときに自分を鼓舞する言葉です。
・ダセェのは勝負に負けるよりも勝負にビビること(田中龍之介)
春高の稲荷崎戦で稲荷崎のブロックに焦りを感じ、相手からのサーブでも狙われるストレスを感じやすいシーン。不安に押しつぶされる選手がいてもおかしくない状況でも、折れないのが田中のすごいところです。辛い場面でも不安でも、諦めずに困難にぶつかっていく田中の名言です。
・最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れるんだよ(孤爪研磨)
4巻28話で音駒高校の頭脳派セッターである弧爪が日向に発した名言です。音駒高校との初の練習試合で、誰も止められなかった日向と影山の変人速攻がブロックされたときのセリフです。
・喝采は要らん ちゃんとやんねん(北信介)
31巻274話で稲荷崎高主将の3年生北が発したチームに緊張感を持たせるための一言です。途中交代で投入された北のこの言葉によってチームの雰囲気が引き締まり、流れが烏野に行きかけていたセットを見事稲荷崎が圧勝で勝ち取ります。

同じく31巻274話の北のセリフ「毎日やんねん ちゃんとやんねん」も高く評価されている名言です。

まとめ

漫画「ハイキュー!!」には数々の名言が登場し、名言によってはストーリーの展開も相まってつい涙してしまうものもあります。高校生がバレーと真剣に向き合う中で生まれた言葉たちですが、実際の生活で自分を奮い立たせたり困難に向き合うときに気持ちが動かされたりする言葉も多く登場します。

漫画では自分の解釈で、またアニメでは声優さんの圧倒的な演技力で名言たちが心に響きます。漫画・アニメどちらかだけを読んだり見たりした方は、ぜひどちらもご覧ください!

※当記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています

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