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「ジョジョの奇妙な冒険」の歴代主人公を一覧で紹介!特徴や魅力は?

「ジョジョの奇妙な冒険」の歴代主人公を一覧で紹介!特徴や魅力は?

「ジョジョの奇妙な冒険」は、荒木飛呂彦先生によって生み出されたダイナミックな物語の連続で、世代を超えてファンに愛されています。この記事では、シリーズを彩る主人公たち、第1部から最新作の第9部までの「ジョジョ」と呼ばれるキャラクターたちの特徴や魅力を紹介します。

最近ジョジョの奇妙な冒険が好きになった方や、改めてどのような主人公がいたか確認したいという方は、ぜひご一読ください。

1.ジョジョの奇妙な冒険の主人公の家系「ジョースター家」とは?

荒木飛呂彦先生の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに登場するジョースター家は、数奇な運命と因縁に翻弄されながら強大な敵と戦い続ける主人公一族です。各部の主人公たちは、名前に「ジョ」の音が含まれることなどから「ジョジョ(JOJO、GIOGIO)」と呼ばれています。

第1部から第6部まで、そして第7部から第9部までの世界線はそれぞれつながっており、各部の舞台となる国や時代はさまざまです。主人公たちの能力も部によって異なるものの、みな自らの信念を貫き困難に立ち向かう覚悟を持っています。

加えて、左肩にある星形のアザや一生涯ひとりの異性のみを愛するとされるジンクス(例外あり)などもジョースター家を語るうえで欠かせない要素です。

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2.ジョジョの奇妙な冒険の歴代の主人公

ジョジョシリーズのテーマ「人間賛歌」は、神や魔法などに頼らず自力で困難に打ち勝ち道を切り拓く人間への賛美を意味します。ジョースター家はもちろん彼らの仲間や敵たちの人間賛歌も重要な見どころですが、ここでは歴代の主人公を紹介します。

2-1.【第1部】ジョナサン・ジョースター

第1部「ファントムブラッド」の主人公ジョナサン・ジョースターは、19世紀末イギリスの名門貴族ジョースター家の一人息子です。彼は貧民街出身のディオ・ブランドーと運命的な出会いを果たし、衝突を繰り返しながら奇妙な友情を育みました。

逞しく成長したジョナサンは「石仮面」の力で吸血鬼化したディオと袂を分かち、ディオを倒すため「波紋」の技を習得します。波紋戦士として圧倒的な力を発揮しつつ英国紳士らしい誇りと優しさを忘れないジョナサンは、もっとも正統派ヒーローらしいジョジョのひとりと言っても過言ではありません。

2-2.【第2部】ジョセフ・ジョースター

第2部「戦闘潮流」の主人公ジョセフ・ジョースターは、ジョナサンの孫にして生来の波紋戦士です。お調子者で努力を嫌うものの祖父譲りの正義感と勇気を持ち、祖母エリナや祖父の親友スピードワゴンを深く尊敬しています。頭脳とイカサマを駆使したジョセフの戦法は、パワー型の祖父と対照的です。

ジョセフは波紋の力を高めるべく厳しい修行を積み、地上支配を企む「柱の男」に挑みます。壮絶な戦いを経て生還したジョセフは第3部以降も長く活躍し、シリーズを代表する人物のひとりとなりました。なお、彼はジョースター家のジンクスを破ったことでも有名です。

2-3.【第3部】空条承太郎

第3部「スターダストクルセイダース」の主人公である空条承太郎(くうじょう じょうたろう)は、ジョセフの娘ホリィと日本人男性の空条貞男(くうじょう さだお)を両親に持つ高校生です。吸血鬼DIO(ディオ)復活の影響でスタンド「スタープラチナ」を発現させた承太郎は、寡黙でぶっきらぼうではあるものの周囲への思いやりと熱い心を秘めています。

最強のスタンド使いとして第4部以降も活躍し続ける承太郎は、ジョセフとともにシリーズの顔と言っても過言ではありません。また、年齢を重ねても何故か若い容姿を保ち続けていることや「やれやれだぜ」に代表される数々の名ゼリフも有名です。

2-4.【第4部】東方仗助

第4部「ダイヤモンドは砕けない」の主人公である東方仗助(ひがしかた じょうすけ)は、ジョセフが日本人女性の東方朋子(ひがしかた ともこ)との間にもうけた隠し子です。杜王町の高校に通う仗助は、町を訪れた承太郎から自らの出生の秘密と町に迫る危機について告げられます。

仗助はものを治すスタンド「クレイジーダイヤモンド」の使い手であり、性格は明るく温厚です。その一方で、彼のトレードマークであるリーゼントをけなした相手や家族に危害を加えた敵に対しては徹底的に攻撃します。

過去作の主人公たちと比べて年相応の言動が目立ち、時に情けない一面も見せる仗助は、歴代ジョジョの中でも特に親しみやすいキャラクターが魅力です。

2-5.【第5部】ジョルノ・ジョバァーナ

丸めた前髪が印象的なジョルノ・ジョバァーナは、ジョナサンの肉体を乗っ取ったDIOと日本人女性の息子です。本名は汐華 初流乃(しおばな はるの)ですが、イタリアで生活しやすいようイタリア語名を名乗っています。

ひょんなことからギャング組織「パッショーネ」に入ったジョルノは、DIO譲りのカリスマ性と頭脳を駆使して仲間との絆を深めます。彼のスタンドは生命を生み出す「ゴールドエクスペリエンス」であり、戦いの最中も持ち前の冷静沈着さを失いません。

ジョースター家では異色の存在と言えるジョルノですが、第5部タイトル「黄金の風」を体現するかのような黄金の精神は彼の中に強く根付いています。

2-6.【第6部】空条徐倫

第6部「ストーンオーシャン」の主人公である空条徐倫(くうじょう ジョリーン)は、空条承太郎とアメリカ人女性の間に生まれた娘です。無実の罪で刑務所に収容された徐倫は、面会に来た承太郎から「矢」の破片入りペンダントを渡されスタンドを発現させます。糸を操る徐倫のスタンドは、ストーンフリーと名付けられました。

脱獄して自由の身になるため、そしてDIOの遺志を継ぎジョースター家を陥れようとした敵の陰謀を阻止するため、徐倫は仲間とともに戦いへ挑みます。序盤ではやや幼い面も見せた徐倫ですが、ストーリーが進むにつれて逆境に負けないタフさと冷静な判断力を身につけていきます。

2-7.【第7部】ジョニィ・ジョースター

第7部「スティール・ボール・ラン(以下、SBR)」の主人公は、天才騎手ジョニィ・ジョースターです。事故で下半身不随となり鬱屈していたジョニィは、大陸横断レース「SBR」観戦中にジャイロと出会います。ジョニィはジャイロが持つ鉄球の「回転」によって自らの足が動いたことに驚き、回転の秘密を知るべく自らレースに参加しジャイロとともに行動します。

これまでの主人公たちと異なり、あくまでも自らの救済を目指すことや精神的な弱さや未熟な言動の多さがジョニィの特徴です。だからこそ、彼の人間らしい苦悩に共感し大きく成長する姿に励まされたファンも多いでしょう。

2-8.【第8部】東方定助

第8部「ジョジョリオン」の舞台は、SBRから約120年後の杜王町です。2011年3月11日の大震災によって生じた謎の地形「壁の目」で、記憶喪失の青年が発見されました。青年は彼を発見した広瀬康穂(ひろせ やすほ)によってジョースケと呼ばれ、のちに彼の後見人となった東方憲助(ひがしかた のりすけ)から定助(じょうすけ)と名付けられます。

いくつかの奇妙な身体的特徴と癖を持つ定助は、何かを奪うスタンド「ソフト&ウェット」の使い手です。確かなアイデンティティを持たぬ不安定さや激しやすい一面もあるものの基本的にのんびりした性格で、作中では何度か「オレェ?」という口癖と顔芸を披露します。

2-9.【第9部】ジョディオ・ジョースター

第9部「The JOJOLands」の主人公ジョディオ・ジョースターは、この世の「仕組み(メカニズム)」の頂点に立って大富豪になることを目指す少年です。彼は弱冠15歳で麻薬密売や窃盗などに手を染めているものの、家族を傷つける者は決して容赦しません。

ジョディオは、重量のある雨を降らせるスタンド「11月の雨(ノーヴェンバー・レイン)」を操ります。また彼は第8部に登場するジョセフ・ジョースターの孫であることも判明していますが、まだ謎の多い人物です。今後ストーリーが進むにつれて、ジョディオの新たな魅力が明らかになるでしょう。

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まとめ

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、異なる時代を舞台にした独特な主人公たち「ジョジョ」が登場します。彼らはそれぞれに固有の魅力と強大な能力を持ち、正義感溢れる戦いを展開するのが特徴です。多様なキャラクターが織りなすドラマは多くのファンに愛され続けています。

ジョジョの奇妙な冒険は2024年5月現在では第9部が連載されています。最新作をまだ読んでいない方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

※当記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています

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