「キングダム」は、古代中国の戦国時代を舞台にした壮大なストーリーと、個性豊かなキャラクターたちが織りなす人気漫画です。その中でも特に注目を集めるのが、武力や知略で輝く最強キャラクターたちで、多くのファンを魅了しています。
当記事では、キングダムに登場するキャラクターの強さをランキング形式でまとめ、それぞれの特徴を詳しく解説します。物語に深く関わる王騎や李牧をはじめ、戦乱の中で躍動する英雄たちの魅力を確認してみてくださいね!
1.キングダムの最強・強さランキング
【#キングダム74巻 本日発売!!】
— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) December 18, 2024
最新コミックス74巻、本日が発売日となります!!
表紙は、初の昌平君!!
窮地に陥った秦国…。
巻き返しを託された軍総司令の手腕にご期待ください!!
また、今巻で累計発行部数が1億1千万部を突破しました!
引き続きのご愛読、大感謝です!! pic.twitter.com/FNdAVNA7VQ
原泰久さん原作の「キングダム」は、2006年9月から週刊ヤングジャンプにて連載されている漫画作品です。作品には多くの個性豊かなキャラクターが登場し、人気を博しています。
ここでは、キャラクターごとの強さに焦点を当て、主要なキャラクターを紹介します。
1-1.第1位:王騎(おうき)
王騎(おうき)は、「秦の怪鳥」と称される秦国六大将軍の1人です。百戦錬磨で得た深い洞察力と、どのような状況でも動じない強靭な精神を持ち、作品内でも神格化された存在として描かれています。
主人公・信にとっては、尊敬すべき師であり、永遠の目標でもありました。過去の経験から紡ぎ出される重みのある言葉は、部下たちの心を深く打ちます。戦闘で命を落とすものの、圧倒的な存在感から、キングダムを代表するキャラクターとして人気を集めています。
1-2.第2位:李牧(りぼく)
李牧(りぼく)は、趙国の三大天の1人で、防御戦の名人として知られています。冷静沈着な性格で、戦況を緻密に分析し、最善の策を講じることに長けた知略家です。作品内では、信や政にも多大な影響を与えた人物として描かれています。
李牧の強さは、緻密な戦略と敵の隙を突く巧みな戦術に加えて、信頼している部下たちを最大限に生かす指揮力にあります。優れた頭脳とカリスマ性で、秦軍を幾度となく苦しめる場面が印象的です。
1-3.第3位:廉頗(れんぱ)
廉頗(れんぱ)は、中国戦国時代における趙国の武将で、かつて趙国三大天の1人に数えられた人物です。圧倒的な巨体と力を誇り、老練な戦術で敵を恐怖に陥れてきました。長年の経験から培われた深い洞察力と、冷静さを兼ね備えた精神力は、老練の武将と呼ぶにふさわしいでしょう。
廉頗の強みは、武力と知略に豪快さが加わる点です。戦闘力だけでなく、長年の経験による戦場感覚と冷静な判断力を持ち合わせています。また、人望も厚く、魏へ亡命した後も四天王からの変わらぬ忠誠を得ていた点がその証と言えるでしょう。
1-4.第4位:龐煖(ほうけん)
龐煖(ほうけん)は、趙の三大天の1人です。「武神」と呼ばれるほど圧倒的な武力を誇り、王騎への復讐心を燃やしています。龐煖の強さは、純粋に己の武を極めようとする強い意志を持ち、力や身体能力だけでなく精神面でも卓越した強さを発揮する点です。山にこもり修行を重ねる姿からは、ストイックさが感じられるでしょう。
精神的な問題が見えつつも戦いに挑む龐煖は、読者を惹きつける魅力的なキャラクターです。秦と趙の存亡をかけた戦いで、信との満身創痍の一騎打ちは、物語における名シーンの1つです。
1-5.第5位:王翦(おうせん)
王翦(おうせん)は、秦の六大将軍の1人です。冷静沈着な性格と卓越した戦略眼を持ち、数々の戦いで秦軍を勝利に導きました。敵の心理を深く読み解き、隙を突く圧倒的な観察眼は、周囲からも認められています。
実力はあるものの、王になって新たな国を建国する野心も抱いていたため、味方からも危険人物とみなされていました。高い能力とミステリアスな雰囲気から、読者から人気を集めるキャラクターです。
1-6.第6位:騰(とう)
騰(とう)は、王騎軍の副将を務め、後に秦の六大将軍に仲間入りした武将です。ポーカーフェイスから繰り出されるボケやモノマネに、コミカルなイメージを持った読者も少なくありません。しかし、戦場に出ると、「ファルファル」と独特な音を響かせる剣術で、王騎が評価しているのも納得できるほどの戦果をあげます。
冷静沈着で何を考えているか分からない表情は、敵にとって厄介な存在と言えるでしょう。王騎の死後に将軍となり楚に攻め入った際には、圧倒的に有利と思われていた楚の将軍・臨武君(りんぶくん)を討ち取りました。
1-7.第7位:蒙武(もうぶ)
蒙武(もうぶ)は、秦国を代表する武将で、力強さとカリスマ性を兼ね備えた人物です。自ら戦いの最前線に立ち、敵を圧倒する姿はまさに武人そのものと言えるでしょう。敵を圧倒する力任せな戦法は、時に「猪突猛進」と批判されますが、戦いの中で兵士を成長させる「練兵」を試みるなど、リーダーとしての素質も備えています。
また、蒙武は呂氏四柱(りょししちゅう)と呼ばれる武将の1人にも名を連ねています。呂氏四柱とは、秦国の政治を支えた呂不韋(りょふい)の側近で特に優れた武将たちです。
1-8.第8位:ゼノウ
ゼノウは、桓騎軍最強の戦力「ゼノウ一家」の長です。怪力と冷徹な性格で知られ、桓騎の野心を実現するために、己がもつ力を発揮します。冷酷なまでに任務を遂行する姿は、読者に強烈な印象を与えました。
非常に凶暴な性格をもつ戦闘民族で、気に入らないことがあれば敵味方に関わらず、容赦なく攻撃します。桓騎軍の中でも恐れられる存在ではあるものの、戦いで見せる圧倒的な力から読者人気の高いキャラクターです。
1-9.第9位:桓騎(かんき)
桓騎(かんき)は、秦国を支えた優秀な武将です。初登場時は秦の将軍・蒙驁(もうごう)の副将として活躍しました。かつては山賊をしていた経歴があり、本能的で残虐な行動が目立ちます。山賊時代の「首斬り桓騎」の異名からも、桓騎の特異性が垣間見えるでしょう。
一見すると慕われる要素が見当たらないようにも思えますが、実は軍才に優れ、部下思いの一面も持ち合わせています。曲者ぞろいの部下を一致団結させて士気を高められるのは、桓騎のカリスマ性を持ち合わせているためです。
1-10.第10位:楊端和(ようたんわ)
楊端和(ようたんわ)は、無数の山の民を統率した女王です。初登場時は仮面と毛皮を身につけていましたが、素顔は美しい女性です。華麗な戦闘スタイルと、どのような相手にも臆しない強靭な精神は、読者に強烈な印象を与えました。楊端和の強さは、武力だけでなく、部族をまとめ上げるカリスマ性にもあります。
率直で飾らない性格の楊端和は、どのような相手にも本音で接し、時には厳しく、時には優しく信を導きます。
2.キングダムの六大将軍とは?
原作「キングダム」は2006年より「週刊ヤングジャンプ」にて連載開始!その10年以上にもわたる連載回数は、なんと500回を突破!コミックスの累計部数も2800万部突破!
— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) February 17, 2017
今、最も熱い漫画とキャラクターがここにある!!#ここがすごいよキングダム pic.twitter.com/uSn18O9fkr
キングダムにおいて、六大将軍は秦国の最強の武力を象徴する存在です。大将軍とは、将軍よりもさらに上位の地位を指します。大将軍は王の直属の立場でありながら、戦争において自由裁量を与えられる特別な存在です。
六大将軍は昭王の時代に誕生した旧六大将軍と、政の時代に選ばれた新六大将軍の2種類に分けられ、それぞれの将軍は下記の通りです。
旧六大将軍 | 新六大将軍 |
---|---|
王騎(おうき) | 蒙武(もうぶ) |
白起(はくき) | 騰(とう) |
摎(きょう) | 王翦(おうせん) |
胡傷(こしょう) | 楊端和(ようたんわ) |
司馬錯(しばさく) | 桓騎(かんき)※現在は空席 |
王齕(おうこつ) | 空席 |
六大将軍の強さは、単なる武力や戦略眼の優秀さだけにとどまりません。部下をまとめ上げるカリスマ性や政治的能力も兼ね備えており、秦国の統一という壮大な目標を実現するために欠かせない存在です。
まとめ
「キングダム」の強さランキングでは、王騎を筆頭に、個性豊かなキャラクターたちが名を連ねています。単なる武力だけでなく、知略、精神力、人望といった多方面で物語を彩り、魅力を引き立てています。
王騎の神格化された存在感、李牧の緻密な戦略、廉頗の豪快さ、龐煖の圧倒的な武力といった特徴は、読者の興味を一層引き立て、物語の魅力をさらに深めてくれるでしょう。また、各キャラクターの背景やエピソードも見逃せないポイントです。
この記事を通して、「キングダム」の世界観をさらに楽しみ、キャラクターたちの魅力を再発見してください。
※当記事は2025年1月時点の情報をもとに作成しています