エンタメ

男性がカラオケで歌いやすい曲おすすめ20選|曲の選び方も解説

男性がカラオケで歌いやすい曲おすすめ20選|曲の選び方も解説

カラオケで歌える曲はさまざまな種類がありますが、歌いやすい曲と歌うのが難しい曲があります。歌いやすい曲の特徴としては、テンポがゆっくりな曲やシンプルなメロディの曲が挙げられますが、具体的にどのような曲が歌いやすいのか知りたい方は多いのではないでしょうか。

当記事では、男性がカラオケで歌いやすい曲をピックアップして紹介します。男性がカラオケで歌いやすい曲の特徴と選び方についてもまとめているので、カラオケで歌う曲に悩んでいる男性はぜひお役立てください。

1.男性がカラオケで歌いやすい曲おすすめ10選

自分のレパートリーに歌いやすい曲があると、カラオケがより楽しくなります。ここでは有名な曲の中から、男性向けの歌いやすい曲を10曲紹介します。

人によって歌いやすい音域や曲調は違うため、ここで紹介する曲もさまざまなバリエーションを用意しています。歌いやすいカラオケソングを見つけて練習してみましょう。

1-1.アイネクライネ/米津玄師

アイネクライネは、米津玄師さんが2014年にリリースした1枚目のアルバムに収録された曲で、数々の名曲の中でも根強い人気を誇る1曲です。

「アイネクライネ」は高いキーが登場しやすい米津玄師さんの曲の中でも、キーが低めに設定されています。音程はやや取りづらいものの、メロディの音階がシンプルなので、覚えやすいでしょう。

1-2.海の声/浦島太郎

海の声は、CM好感度ランキングで1位を獲得したこともあるCMで起用された曲です。桐谷健太さんが演じたCM内のキャラクター「浦島太郎」名義で2015年にリリースされました。

低音で音域が狭いため、無理なく歌えます。沖縄民謡風のゆるやかなテンポなので、息継ぎのタイミングが掴みやすく、音を外す心配もあまりありません。

1-3.ひまわりの約束/秦基博

ひまわりの約束は、映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌として2014年にリリースされました。ゆったりとしたテンポのバラードで、歌詞に日本語しか使われていないため覚えやすい曲です。

特に、高めの音域が得意な男性にとって歌いやすいでしょう。声の低い男性は裏声を使うと歌いやすくなります。

1-4.カルマ/BUMP OF CHICKEN

カルマは、人気RPGゲーム「テイルズ・オブ・ジ・アビス」のテーマソングとして2005年にリリースされました。アップテンポなロックで、疾走感のある曲です。歌詞はゲームの世界観をふまえて書かれていて、ゲームをプレイした経験のある方ならより没入感を感じられます。

全体を通してキーが低めで歌いやすく、BUMP OF CHICKENのエネルギッシュさが感じられるので、盛り上げたいシーンにぴったりです。

1-5.小さな恋の歌/MONGOL800

小さな恋の歌は、沖縄出身のロックバンド「MONGOL800」がインディーズ時代の2001年にリリースし、インディーズ史上初のオリコン1位を獲得したカラオケの定番曲です。

音域が低く、高低差もあまりないことから、音程が取りやすく歌いやすいです。アップテンポな曲調なので、サビで合いの手が入ることも期待できます。

1-6.前前前世/RADWIMPS

前前前世は、新海誠監督の長編アニメ映画「君の名は。」の挿入歌として2016年にリリースされたRADWIMPSの代表曲です。映画の告知CMでよく流れていたサビの部分が有名です。

音域が狭く耳に馴染みやすいメロディが続くので気持ちよく歌えます。サビ以外の部分で歌詞が多く早口になってしまうところがあるため、事前に練習しておくのがおすすめです。

1-7.粉雪/レミオロメン

粉雪は、2005年にリリースされたレミオロメンの人気バラード曲です。儚い曲調のまま盛り上がるサビが話題となり、今も愛され続けています。

サビの部分は高音が続き歌いにくいイメージがありますが、実際に歌ってみると男性でも無理なく歌える音域です。サビにかけてのしっとりとしたバラードが男性ならではの低音を生かせるため、レパートリーに入れたい名曲です。

1-8.アゲハ蝶/ポルノグラフィティ

アゲハ蝶は、ポルノグラフィティのアップテンポな曲で、2001年にリリースされました。歌いやすい理由は、高音すぎず低音すぎず、無理のない音域で発声できるためです。

アップテンポながら、歌詞がテンポどおりに歌える点も歌いやすい理由と言えます。異国情緒あふれるリズムで、カラオケで最初に歌う曲としてもぴったりです。

1-9.奏/スキマスイッチ

奏は、スキマスイッチのセカンド・シングルとして2004年にリリースされました。抑揚のしっかりしたメロディラインになっていて、ゆったりとしたバラードながら盛り上がりも感じられる曲です。

印象的なメロディですが、リズムのパターンは一定で覚えやすい点が歌いやすさにつながっています。キーが高いため、高音が得意な男性は特に歌いやすいでしょう。また、女性と一緒に歌う時におすすめの曲です。

1-10.明日があるさ/ウルフルズ

明日があるさは、缶コーヒーのCMソングとして一躍有名になった曲です。元々は坂本九さんの曲で、2001年にウルフルズがカバー曲としてリリースしたことで注目されました。

歌いやすい理由は、ポップな曲調ながら昭和歌謡曲特有のゆったりとした一定のテンポで歌えるためです。応援ソングと称される元気な歌詞も特徴的で、話題性のある一曲です。

1-11.きらり/藤井風

きらりは2021年にHonda「VEZEL」のCMテーマ曲として書き下ろされました。軽快・爽やかかつ疾走感あるメロディーで、藤井風さんの楽曲の中でも人気の高い1曲です。

きらりは全体を通して高い音が少なく、特にAメロ・Bメロは声が低い男性でも歌いやすいと感じるでしょう。一部リズムを取るのが難しい部分もあるものの、サビは覚えやすいメロディーで気持ちよく歌えます!

1-12.雨のち晴レルヤ/ゆず

雨のち晴レルヤは、朝ドラ「ごちそうさん」の主題歌として起用された楽曲です。歌詞の言葉遊びやメッセージ性が話題を呼び、ドラマとともに注目を集めました。

雨のち晴レルヤは和の雰囲気を感じさせる3拍子のメロディが特徴的であり、スローテンポで歌いやすい1曲です。音の上がり下がりが激しい部分もあるため、安定感に不安がある方は事前に練習しておくとよいでしょう。

1-13.ニュー・マイ・ノーマル/Mrs. GREEN APPLE

ニュー・マイ・ノーマルは2022年に配信された楽曲です。活動休止から1年8か月ぶりとなる楽曲リリースであり、変化をポジティブに捉えるエネルギッシュなサウンドが魅力です。

ニュー・マイ・ノーマルはアップテンポなナンバーですが、早口すぎないためリズムに乗って気持ちよく歌えるでしょう。Mrs. GREEN APPLEの曲は男性ボーカルの中でも全体的に少し高めのキーとなっており、高音域が得意な方には特に向いている1曲です。

1-14.自分自身/サンボマスター

自分自身は、ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。ドラマチックかつ疾走感ある豊かなサウンドと力強いボーカルで、どこか青春を感じさせる1曲となっています。

同楽曲は冒頭に奇抜なラップ部分があるものの、音域が広すぎず、全体を通して安定した歌声を維持できます。高音や音程の上下が苦手な方でも歌いやすいおすすめ曲であるため、ぜひ挑戦してみてください!

1-15.SUN/星野源

SUNはアルバム「YELLOW DANCER」の収録曲であり、ドラマ「心がポキッとね」の主題歌にも起用されています。キャッチーかつポップなメロディで多幸感あふれるナンバーのように聞こえるものの、歌詞からは星野源さんならではの独特の世界観を感じられるのが魅力です。

SUNはAメロ・Bメロからサビまで音域の変化が少ないことから、高音域を出しにくい方でも無理なく歌えます。リズムの難しさもなく覚えやすいため、カラオケ初心者にもおすすめの練習曲です。

1-16.二度寝/Creepy Nuts

二度寝はドラマ「不適切にもほどがある!」の主題歌として書き下ろされました。Creepy Nutsらしいアップビートな曲でありながら、現代社会への不満や疑問について歌っているのが特徴です。

二度寝は楽曲全体を通して男性が歌いやすい音の高さがキープされており、原曲キーのままで問題なく歌える方が多いでしょう。ただし、メロディの速さや独特なリズム感などラップ特有の難しさもあるため、繰り返し聞きこんでおくと安心して歌えます。

1-17.まちがいさがし/菅田将暉

まちがいさがしはドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌となった楽曲です。アーティスト・米津玄師さんが作詞作曲を担当しており、シンプルながらも熱い感情を表現したヒットソングです。

Aメロ・Bメロと比較するとサビはやや高めの音が多いものの、基本的には中低音が中心となるため無理なく歌えるでしょう。また、バラード曲らしいゆったりとしたメロディで、焦らず落ち着いて歌えるのもポイントです。

1-18.SUMMER LION/flumpool

SUMMER LIONはドラマ「ひだまりが聴こえる」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。青春を感じさせる疾走感あふれるメロディと明るくピュアな歌詞で、リスナーに希望や解放感を与えます。

同楽曲は速すぎず遅すぎないミドルテンポでフレーズが耳に残りやすいため、歌が得意でない方も挑戦しやすいでしょう。ただし、全体的にやや高めの音であることから、自分に合う音域であるかどうかをチェックしておくのが無難です。

1-19.ドライフラワー/優里

ドライフラワーは、優里さんの楽曲の中でも特にファンが多いナンバーの1つであり、カラオケ曲の定番でもあります。優里さんの人気曲「かくれんぼ」のアフターストーリーとして書き下ろされているため、2曲を比較しながら聞くとさらに楽曲への理解が深まるでしょう。

ドライフラワーは音程の上下が激しい部分があるものの、音域は狭めであり、難易度は高くありません。また、リズムがゆったりとしていること・覚えやすいメロディであることからも、歌いやすい楽曲であると言えるでしょう。

1-20.来来来/go!go!vanillas

来来来はgo!go!vanillasが制作したロックチューンです。2000年代のギターロックからエレクトロなどの要素を取り入れており、タイトルには「福を待つ」という意味も込められています。

来来来は全体的に低めの音程であり、高音域が苦手な男性でも歌いやすい1曲です。ただし、音程の上下が激しい部分もあるため、事前に楽曲を聞き込んで練習しておくとより安心して歌えるでしょう。

2.男性がカラオケで歌いやすい曲の特徴・選び方

今回紹介した曲以外にも、カラオケで歌いやすい曲はたくさんあります。

以下では、男性が歌いやすい曲の特徴を紹介します。特徴にあった曲を見つけたら、ぜひカラオケのレパートリーに加えてみましょう。

2-1.テンポが速くない曲

テンポがゆったりしていて、それほど速くない曲は、音程を取りやすいため初心者にも歌いやすい曲が多いです。ただ、テンポが遅すぎるとかえって息継ぎが苦しいこともあるので、BPM=75~110くらいの曲を選ぶといいでしょう。BPM=75~110は、Official髭男dismや星野源さんの曲によく見られるテンポです。

BPMとは「Beats Per Minute」の略称で、1分間に四分音符が何回分含まれるかでテンポを表した指標です。BPMが大きいほど、曲のテンポは速くなります。

今回紹介した曲の中では、スキマスイッチさんの「奏」が75BPM、MONGOL800さんの「小さな恋の歌」が116BPMです。

2-2.音程が上下しにくい曲

人によって得意な音域は異なるため、音域が広すぎる曲は歌いにくい傾向があります。歌いやすい曲を探す時は、いきなり低音から高音に音が変わる曲や、メロディとサビで音程の上下が大きすぎる曲は避けましょう。原曲のキーが高くても音域が狭ければ、少しキーを下げることで歌いやすくなります。

音域が狭く歌いやすい曲は、音域が1オクターブ以内に収まっている曲です。今回紹介した曲の中では、ウルフルズの「明日があるさ」が1オクターブ内の音域で歌えます。

他にも、アイドルソングは音域が狭い傾向があります。例えば、SMAPの「世界に一つだけの花」は、音域が狭く歌いやすい曲の1つです。

2-3.シンプルなメロディの曲

シンプルなメロディが繰り返される歌も、難易度が低く歌いやすい曲です。ドラマの主題歌で1番しか聞いたことがないという曲でも、シンプルであれば覚えやすく歌いきれます。

今回紹介した曲の中では、桐谷健太さん演じる浦島太郎の「海の声」がシンプルなメロディラインで歌いやすい曲と言えるでしょう。また、米津玄師さんが作詞作曲を手がけたことで有名な「パプリカ」も、シンプルなメロディで歌いやすいです。

3.男性がカラオケで上手に歌うためのコツ

男性がカラオケでうまく歌うためには、曲選び以外にもいくつかのコツがあります。うまく歌うコツを押さえておけば、カラオケが得意でない方も自信を持って歌えるでしょう。カラオケで音痴だと思われたくない・歌唱力に自信を持ちたい方は必見です!

ここでは、男性がカラオケでうまく歌うためのコツについて詳しく解説します。

3-1.ウォーミングアップで喉と身体をほぐす

歌う前にウォーミングアップをして身体をリラックスさせると、筋肉がほぐれてスムーズに声が出るようになります。

歌は喉やお腹の筋肉を使うため、スポーツと同じくウォーミングアップ・準備体操が重要です。ウォーミングアップなしで歌いはじめると、身体が温まっていないことから喉を痛めやすい上、うまく声を響かせにくくなります。

喉のウォーミングアップには、息を吐きながら唇を震わせる「リップロール」がおすすめです。「プルルルル」と唇を振動させることで喉の筋肉の柔軟性がアップするため、声が出やすくなったり、音程が安定しやすくなったりする効果が得られます。

身体のウォーミングアップには、首回し・肩回しが有効です。また、足の裏を合わせてあぐらの体勢で座り、股関節をほぐすのも効果的です。

3-2.正しい姿勢を保ちながら腹式呼吸を意識する

正しい姿勢をキープすることで腹式呼吸がしやすくなり、高音がきれいに出る・声量が安定するなどの効果を得られます。

カラオケで美しい高音を出すには、正しい姿勢で息を吐くことが重要です。歌う前は以下の手順で姿勢を整えましょう。

  1. 頭の先に付いた糸が天井から吊るされているイメージでまっすぐに立ちます。
  2. (1)の姿勢からつま先立ちをしましょう。
  3. 糸が切れるイメージでかかとを下ろし、姿勢を保ちます。

また、歌声を安定させるには腹式呼吸を意識するのがポイントです。腹式呼吸時は吐き出す息の量が一定に保たれることから、発声の安定・声量アップが期待できます。

腹式呼吸は仰向けに寝ている状態のときと同じ呼吸であるため、実際に仰向けに寝そべってお腹の動きを確認すると感覚を掴みやすいでしょう。

3-3.歌詞の母音や子音を意識して発音する

歌詞の母音・子音を意識することで、表現力の向上やリズムの安定につながります。

歌詞をクリアにして表現力をアップさせたい場面や、ロングトーンをきれいに聞かせたい部分では、母音を意識して歌うのがおすすめです。たとえば「よろこび」という歌詞の場合、「よお、ろお、こお、びい」のように母音をしっかりと発音しましょう。

また、リズム感が大切なアップテンポなアニソンやラップ曲、洋楽などを歌う際は、子音を意識した発音を取り入れるとリズムが安定しやすくなります。子音を特に意識すべき単語は、以下の通りです。

  • kで始まる「か行」の単語
  • sで始まる「さ行」の単語
  • tで始まる「た行」の単語

ただし、母音または子音をあえて弱く歌う表現が上級者のテクニックとして活用されるケースもあります。場面に合わせて母音や子音を意識することに慣れてきたら、次のステップとして自分なりの表現に挑戦してみるのもよいでしょう。

まとめ

男性がカラオケで歌いやすい曲の特徴は、テンポのゆったりとした曲や音程が上下しにくい曲、シンプルなメロディの曲が挙げられます。人によって得意な音域や歌いやすい曲調は異なりますが、カラオケが苦手な方は歌いやすい曲の特徴を把握しておくことが大切です。

男性がカラオケで歌いやすい曲としては、BUMP OF CHICKENのカルマ、レミオロメンの粉雪、スキマスイッチの奏などがあります。どれも歌いやすい曲である上に、カラオケの定番曲にもなっているので、盛り上がりも期待できるでしょう。

※当記事は2025年2月時点の情報をもとに作成しています

関連記事