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韓国ドラマ「雲が描いた月明り」のキャスト10名・あらすじを紹介

韓国ドラマ「雲が描いた月明り」のキャスト10名・あらすじを紹介

韓国ドラマ「雲が描いた月明り」は、2016年に放送され、最高視聴率23.5%を記録した大ヒット作です。ラブコメディ要素を含む時代劇で、放送当時は「クルミシンドローム」と呼ばれる社会現象を引き起こしました。本作は男装女子と世子の禁断のラブストーリーを描いており、登場人物の魅力や緻密なストーリー展開が視聴者を魅了しました。

主演のパク・ボゴムとキム・ユジョンの名演技も見どころの1つで、視聴者を惹きつけてやみません。この記事では、あらすじと主要キャストについて詳しく紹介します。

1.韓国ドラマ「雲が描いた月明り」とは?あらすじを紹介

2016年に放送された「雲が描いた月明かり」は、最高視聴率23.5%を記録した大人気シンデレラ・ラブコメディドラマです。同時間帯視聴率1位を独走し「クルミシンドローム」を巻き起こし、反響を呼びました。

「雲が描いた月明かり」は現在U-NEXTやTSUTAYA DISCASで無料配信されています。他にも、AmazonプライムやFODでもレンタル配信で視聴可能です。

物語の主人公は訳あってずっと男装をして過ごしてきたヒロイン、ホン・サムノム(本名ホン・ラオン)です。ラオンは恋愛相談の専門家として生活していましたが、ある日恋文の代筆依頼に訪れた男性から「自分の代わりに恋する女性に会ってほしい」と頼まれます。しかしそこに現れたのは一国世子であるイ・ヨン。ヨンの身分や正体を知らないラオンはヨンを置き去りにして逃げ出すことに成功します。

その後ラオンは借金取りのカタとして内官の宮殿に売られ、内官試験に合格した後にヨンと再会します。ラオンが男装内官であるとは知らぬヨンですが、次第に友情以上の絆を感じ、距離が縮まっていきます。

2.韓国ドラマ「雲が描いた月明り」のキャストを10名紹介

作品の見どころは何といっても秘密を隠し男として生きてきた孤独な男装女子・ラオンと一国を背負うツンデレイケメン王子・ヨンの禁断のラブストーリーです。

ヨンは王になる世継ぎとして、生まれてから政治の勉強や王宮のしきたりを勉強させられていました。国の民のために、より良い国にしようと奮闘している中でラオンと出会い、次第にラオンがヨンの心のよりどころになっていきます。

ラオンを守るかっこいい一面やイタズラを仕掛けるちゃめっけたっぷりな一面など、ラオンに心を許しているからこそ見せるさまざまな表情に注目です。胸キュンシーン万歳の作品となっています。

ここでは「雲が描いた月明かり」の主要人物とそのキャスト10名を紹介します。

2-1.パク・ボゴム

聡明で好奇心旺盛な性格をした一国の世子イ・ヨンを演じるのは甘いマスクを持った俳優パク・ボゴムさんです。

皇太子であるヨンは幼い頃に母を亡くし、国王である父は精神的に不安定な状態。王座を狙うキム・ホンに政治を操られ、危機感を抱いたヨンは政治に興味のないふりをして過ごしてきました。ラオンと出会い、より強く王として成長していく様子に目が離せません。

ヨン役のパク・ボゴムさんは2011年に公開された映画「ブラインド」で俳優デビュー。「ワンダフル・ラブ~愛の改造計画~」に出演し注目を集め、「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」や「青春の記憶」など数々の作品で活躍しています。2019年には「Bloomin’」をリリースし日本で歌手デビューも果たしました。「雲が描いた月明かり」で爆発的人気を得たトップスターです。

2-2.キム・ユジョン

キム・ユジョンさんが演じるのは少女時代から家門の事情で男として生きることを命じられてきたホン・ラオン。恋愛専門家のホン・サムノムとして過ごしていましたが、ある日身売りされて宮中の内侍部に配属され、ヨンと再会。運命が大きく動いていきます。

ラオン役のキム・ユジョンさんは幼い頃から子役として活動しており、劇歴の長いベテラン女優です。作中では子役のイメージを脱ぎ捨て、ヒロイン役として大人の女優へ成長した姿を披露しました。

過去に出演した作品は「TSUNAMI-ツナミ-」「トンイ」「マイデーモン」などヒット作品ばかりです。「太陽を抱く月」では演技力を評価されるなど、高い演技力を持った実力派俳優です。

2-3.ジニョン(B1A4)

ジニョンさんは権力者であり王座を狙うキム・ホンの孫、キム・ユンソンを演じます。ヨンとは幼馴染ですが、現在は距離を置いています。ラオンが女性であることを素早く見抜いたユンソンは、ラオンに惹かれ、想いを寄せるようになりました。

ジョニンさんはアイドルグループ「B1A4」のメンバーとして2011年にデビューしました。2013年に放送されたドラマ「優雅な女~スキャンダルな家族~」で俳優として本格的に活動を始め、翌年の大ヒット映画「怪しい彼女」で注目を集めます。その後も話題作に出演し、アイドル・俳優とマルチに活躍し続けています。

2-4.クァク・ドンヨン

ヨンを護衛するキム・ビョンヨン。ビョンヨン役を演じるのはクァク・ドンヨンさんです。ビョンヨンはヨンが唯一本音を打ち明けられる親友で、友情という絆で結ばれた関係にあります。

クァク・ドンヨンさんは2012年のヒットドラマ「棚ぼたのあなた」で俳優デビュー。翌年の「思春期メドレー」では主役に抜擢され、話題を呼びました。「私のIDはカンナム美人」「ボクスが帰ってきた」「涙の女王」など数多くの作品に出演する人気俳優です。

2-5.チェ・スビン

チェ・スビンさんが演じるのは、愛にまっすぐな情熱あふれるお嬢様、チョ・ハヨン。ハヨンはヨンに一目惚れをし、恋に落ちます。ミョンウン王女とは犬猿の仲です。

チェ・スビンさんは2014年から本格的に女優として活動を始め、2015年に放送されたドラマ「青い鳥の輪舞〈ロンド〉」では初主演を飾りました。若手実力派女優として高い評価を得ており、「スパイ~愛を守るもの~」「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン」、映画「愛の旋律」などさまざまな作品に出演しています。

2-6.チョン・ヘソン

チョン・ヘソンさんはミョンウン王女を演じています。ぽっちゃりとした愛らしいルックスをしており、ヨンの妹です。ラオンが宮中にはいってから交流が深まり、友情が芽生えます。恋愛に対して純粋なミョンウン王女の初恋の相手、チョン・ドクホとの恋の行方にも注目です。

2009年放送のドラマ「チング~愛と友情の絆~」でデビューをしたチョン・ヘソンさん。「ディア・ブラッド~私の守護天使」「リメンバー~記憶の彼方へ~」などに出演してきました。また、役者としてだけでなくバラエティ番組にも出演し、マルチに活躍しています。

2-7.イ・ジュンヒョク

心優しき内官、チャン内官を演じるイ・ジュンヒョクさん。

チャン内官はヨンに仕える内官で、ラオンの先輩として宮廷内での職務などを指導します。面倒見が良く、ヨンからも信頼されている人物です。

イ・ジュンヒョクさんは舞台俳優として活躍した後に2008年「過速スキャンダル」にてスクリーンデビューを果たします。「グッドドクター」「未来の選択」「怪しい三兄弟」などに出演しています。

2-8.キム・スンス

キム・スンスさんが演じるのは国王です。過去に起きた民による反乱で臆病になり、精神的に参ってしまいますが、息子想いの良き父親でもあります。

国王役のキム・スンスさんは1997年にMBC公開採用タレントとしてデビューしました。出演作品は「カムバック マドンナ~私は伝説だ」「風と雲と雨」「デリバリーマン~幽霊専門タクシー始めました~」などです。どのような役柄もこなすカメレオン俳優として名を馳せています。

2-9.テ・ハンホ

ト・ギ内官を演じるのはテ・ハンホさんです。ト・ギ内官はラオンやパク・ソンヨル内官と同級生で、内侍府にて職務を行います。

テ・ハンホさんは2009年に演劇「ハムレットQ1」でデビューをし、俳優活動を続けています。これまでの出演作品は「パイプライン」「皇后の品格」「太宗イ・バンウォン~龍の国~」などです。映画やドラマだけでなく、バラエティ番組にも多数出演しています。

2019年に一般女性と結婚しており、個性あふれる演技が魅力の俳優です。

2-10.チョン・ホジン

チョン・ホジンさんが演じるのは王座を狙う権力者キム・ホンです。独裁者のホンは娘であり国王の妻である中殿キム氏に王を操れと指示を出し、孫のキム・ユンソンを後継者にしたいと目論んでいます。

ホン役のチョン・ホジンさんはプロレスラーである千圭徳を父に持ちます。1983年にMBCの公開採用17期生として合格し、デビューを果たしました。これまでに出演した作品として「ライフ」「黄金の私の人生」「六龍が飛ぶ」「一度行ってきました」などが挙げられます。

まとめ

「雲が描いた月明り」は、韓国ドラマの中でも特に人気の高い作品です。男装女子ラオンと世子ヨンの運命的な出会いと成長を描いた本作は、視聴者に多くの感動を与えました。美しい映像と心温まるストーリーが特徴で、歴史とロマンスが巧みに融合しています。

主要キャストの演技力も高く、キャラクター一人ひとりの魅力が作品全体を支えています。この記事を通して、「雲が描いた月明り」の魅力を再発見し、ぜひ視聴してみてください。

※当記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています

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