ONE PEACE│シャンクスの正体は天竜人？懸賞金や驚異の覇気も解説！

週刊少年ジャンプの大人気漫画である「ONE PIECE」。登場人物の1人である赤髪のシャンクスは第1話から登場し、主人公のルフィはもちろん読者にも大きな印象を残しているキャラクターです。

ONE PIECEが最終章に入り、ファンの中ではシャンクスは天竜人ではないかと話題になっています。当記事では、シャンクスのプロフィールや性格・担当声優の他、シャンクスが天竜人と言われる理由について解説します。ONE PIECEファンの方は、ぜひご覧ください！

シャンクスは、ルフィにとって憧れの人物であり、赤髪海賊団の大頭です。ルフィのトレードマークである麦わら帽子、もとはシャンクスのものです。シャンクスがルフィの幼少期に預けました。

少年期は“海賊王”ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団に見習いとして在籍していました。今や偉大なる航路の後半の海”新世界”を支配する四皇の1人で、海軍本部元帥のセンゴクも一目置いているほどの実力ある存在です。

シャンクスは温厚な雰囲気と優れたカリスマ性を持つキャラで、多くの人々から尊敬されています。危険な状況でも落ち着いて行動し、ときには厳しい言葉をかけることもありますが、常に仲間を気遣い友情を大切にする優しい一面も持ち合わせています。

友人を傷つける相手はどのような理由があろうとも決して許さず、助けるためなら自分を犠牲にしてでも笑っていられる器の大きな人物です。仲間想いの熱い性格は、幼少期のルフィに大きな影響を与えています。

シャンクスは大変お酒好きな一面もあり、お酒を通して他の人との交流を深めるシーンもあります。特に故郷である「西の海」のお酒が好きです。ルフィが海賊として名を上げ始めたことを伝えられたときには、飲みすぎで気分が悪かったにもかかわらず再び宴を開き飲み始めたというエピソードもあります。

池田 秀一さんは1950年代から子役としての活動を開始し、1970年代からは声優としての活動をスタートしました。代表作には『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役や、『名探偵コナン』の赤井秀一役が挙げられます。

第4回声優アワードでは『機動戦士ガンダム』のキャストとして、声優の魅力を最大限に発揮した作品を表彰する「シナジー賞」を受賞しました。テレビや映画、Webなど幅広いメディアで活躍しています。

池田 秀一さんとシャンクスは1999年に出会いました。第1話のルフィに麦わら帽子を渡すシーンが印象的で、演じる際には戸惑いもあったがとにかく面白かったそうです。多面性のある人物で、謎な部分が多いからこそ好きだと池田 秀一さんは語っています。

シャンクスは天竜人、またDの意志を継ぐものではないかとワンピースファンの間で昨今話題となっています。天竜人とは、800年前に世界政府を作った20人の王の末裔で、ワンピースの世界における特権階級のような一族のことです。

ここでは、ワンピースにあまり詳しくない方でも分かるよう、詳しく内容を解説します。

ウタとは、シャンクスの娘であり世界の歌姫です。幼少期にあるきっかけでシャンクスと別れ音楽の島「エレジア」に残されたウタは、素性を隠しながら歌声を発信し続け世界で最も愛される歌姫となりました。

映画『ONE PIECE FILM RED』の中で、ウタが「フィガーランド家」という天竜人の血筋であると会話されるシーンがあります。

実際にはシャンクスとウタが実の親子ではありませんでした。しかし、ウタがシャンクスの娘であると思って「ウタはフィガーランド家の血筋」と発言されたため、シャンクスがフィガーランド家の血筋なのではいないかと言われています。

ゴッドバレー事件とは、当時世界最強の海賊団と呼ばれていたロックス海賊団が、ゴッドバレー島で起こした事件です。ゴッドバレー島には天竜人と奴隷がおりロックス海賊団が襲撃しましたが、ロジャーとガープが手を組んでロックス海賊団を敗退させました。

ロジャーとガープがゴッドバレーから引き上げる際、奪ったお宝の中にまだ1歳のシャンクスがおり、ロジャーたちは困りつつもそのままシャンクスを育てます。シャンクスは宝箱の中から見つかったため、当時ゴッドバレーの島にいた天竜人が宝箱に隠した子どもなのではないかと推測されています。

頂上戦争とは単行本59巻に描かれている物語で、「海軍本部」及び「王下七武海」対「白ひげ海賊団」が戦った最大級の戦争です。

戦闘中にポートガス・D・エースがやられ、互いに戦う目的を失ったにもかかわらず終わりの見えない命の奪い合いへと発展します。戦闘が続く中、赤髪海賊団のシャンクスが現れ、名言「この戦争を終わらせに来た」と宣言します。宣言に対し海軍本部のトップであるセンゴク元帥は「お前なら…いい」と発言しシャンクスを受け入れました。

海軍本部にとって白ひげ海賊団を壊滅させられるチャンスであったにもかかわらず、なぜあっさりと海軍本部が身を引いたのかファンの間で話題になります。そして、シャンクスが海軍本部に対し指示できるような関係性があるのではないかという疑惑が生まれました。

天竜人の権力・権限は圧倒的で、要請をすれば海軍大将も呼びつけられるほどです。シャンクスが天竜人であるからこそ、一声で海軍が戦闘から身を引いたのではと考えられます。

ワンピースにおける「覇気」とは、全世界の人間に潜在的に存在する「意志の力」です。気配や気合、威圧感など、目に見えない感覚をコントロールすることにより戦いの武器として使用できます。

覇気には3種類あり、「覇王色の覇気」と「見聞色の覇気」「武装色の覇気」に分かれています。作品中にシャンクスによる「武装色の覇気」が明確に描かれている描写は、2023年5月時点ではありません。

そのため、以下ではシャンクスの「覇王色の覇気」と「見聞色の覇気」について解説します。

シャンクスの持つ「覇王色の覇気」は、覇気の中でも最強クラスです。数百万人に一人の割合でしか持つことができないという伝説の能力であり、大海賊になる人間は覇王色の覇気の素質があると言われています。覇王色の覇気の効果として、相手を威圧したり気絶させたりすることが可能です。

シャンクスが白ひげ海賊団の船上で覇王色の覇気を使うシーンでは、彼が船に乗り込むと多くの船員が次々と気を失っていく様子が描かれています。白ひげと対面するシーンでは天空に大きな亀裂が入り、この亀裂はシャンクスの覇気によって発生した現象だと考察するファンも少なくありません。

見聞色は、相手の気配をより強く感じる力です。見聞色の覇気を鍛えると、見えない場所にいる人の位置や人数、相手が何をしようとしているかが感じ取れるようになります。見聞色の覇気を使える人物には、ウソップ、エネル、シャーロット・カタクリなどがいます。

シャンクスは、見聞色の覇気を使って数秒～数十秒先の未来に起きる事象を察知することが可能です。1079話の作中では、船が破滅した光景や船員の身体が裂ける光景を先に知覚し、即座に行動するシーンが描かれています。

シャンクスとは、ルフィのトレードマークである麦わら帽子のもとの持ち主で、赤髪海賊団の大頭です。幼少期は海賊王であるゴールド・D・ロジャーの率いるロジャー海賊団に在籍していました。非常に仲間想いで、友情を大切にする器の大きな性格です。

現在ワンピースファンの中で、シャンクスは天竜人なのではないかを話題になっています。娘とされたウタがフィガーランド家と言われたことや、天竜人が住んでいたゴッドバレーで拾われた子どもであること、海軍を動かせる権力を持っているためです。

現在最終章に突入しているワンピース。物語の展開には最後まで気が抜けません！

※当記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています