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Netflix実写版「ワンピース」シーズン1・2のキャストの経歴や魅力を紹介!

Netflix実写版「ワンピース」シーズン1・2のキャストの経歴や魅力を紹介!

ONE PIECE(ワンピース)は、週刊少年ジャンプで1997年から連載が始まり、2024年7月現在でも絶賛連載中の大人気コミックです。連載25年間で何度も実写化の誘いがあったと原作者の尾田先生は発言しており、2023年8月31日、ついにONE PIECEの実写版ドラマがNetflixで配信されました。

実写化が決定した2017年から約6年もの年月をかけてようやく配信されたドラマは、クオリティの高さに多くの原作ファンが驚きました。

当記事では、シーズン2の制作も進行している実写版ONE PIECEのキャストを紹介します。彼らの経歴や代表作、魅力を知りたい方は、ぜひご覧ください。

1.Netflix実写版「ONE PIECE(ワンピース)」とは?

尾田栄一先生による世界的大人気コミック「ONE PIECE(ワンピース)」の実写版が、2023年8月31日からNetflixにて放送が開始されました。ONE PIECEは、日本の漫画史上最高の発行部数を誇る作品です。海賊王になることを夢に、モンキー・D・ルフィと仲間たちが苦難をともにしながら偉大なる航路(グランドライン)を突き進み冒険する物語となっています。

実写版「ONE PIECE」のシーズン1は全8話の1話約60分です。1話あたりの制作費は約26億円と、莫大な制作費が注ぎ込まれています。配信スタートしてわずか4日間で、視聴回数1,850万回を記録。その後、世界46か国でNetflixの週間グローバル1位、93か国でトップ10入りを果たしました。

漫画の実写化では度々、ファンの期待を超えられず「失敗」と判断される作品があります。その中で実写版ONE PIECEは莫大な制作費に加え、原作者 尾田先生が製作総指揮として作品に深く関わったことが実写化成功の要因と言えるでしょう。尾田先生は自身の投稿で「この作品に一切の妥協はない」と発言しています。

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2.実写版「ONE PIECE(ワンピース)」のキャスト10名を紹介!

2023年8月31日に配信がスタートした実写版ONE PIECEは、ドラマの制作が2017年から少しずつ始まっていました。キャストが発表されたのは2021年11月10日です。

顔や口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同士のバランスなど、キャラクターにあうかを細部まで原作者の尾田先生と世界各国のスタッフが議論を重ね、キャストが決まりました。

以下では、見事役を勝ち取ったONE PIECEのキャストを10名紹介します。

2-1.モンキー・D・ルフィ役/イニャキ・ゴドイ

ONE PIECEの主人公であるモンキー・D・ルフィは、偉大なる航路(グランドライン)を制覇し、海賊王になることを目指し旅しています。大食漢の宴好きで、自分の信念を貫き仲間を常に想う性格から、仲間からも絶大な信頼を得ています。

ルフィという大役を演じるのは、メキシコ出身の俳優イニャキ・ゴドイさんです。5歳の頃からメキシコのミュージカル演劇学校で演技や歌、ダンスを学び、主にメキシコのテレビや映画界で活躍していました。ルフィのような明るく前向きで笑顔を絶やさない陽気な性格で、尾田先生も「君がルフィみたいに生まれてきてくれたのがありがたい」とコメントを残しています。

イニャキさんはNetflixドラマ「そしてサラは殺された」、「インパーフェクト」にも出演しています。

2-2.ロロノア・ゾロ役/新田真剣佑

ルフィが絶大な信頼を寄せる剣士がロロノア・ゾロです。仲間のためなら進んで体を張る親分肌で義理堅く、船長のルフィを立てながらときに厳しい意見を言うこともあります。亡き幼なじみのくいなとの約束を果たすため、「世界一の大剣豪」を目指しています。

ルフィの一番最初の仲間になるゾロを演じるのは、日本でも有名な俳優 新田真剣佑さんです。世界的アクションスター千葉真一さんの息子で、高校を卒業し2014年から日本で俳優活動を始めました。これまで「ちはやふる」や「鋼の錬金術師」「るろうに剣心」などの漫画の実写作品の出演経験も多くあります。

もともとゾロへの強い憧れがあり、「キャスティングでゾロではなければ出演を断っていたかもしれない」と発言するほどゾロに対して特別な想いを抱いていました。

2-3.ナミ役/エミリー・ラッド

ナミ役/エミリー・ラッド

引用:Instagram @emilysteaparty

ナミは、あらゆる天候を読む天賦の才を持ち、世界地図の作成を夢見て旅をする麦わらの一味の航海士です。お金とお宝が大好きで、ボケ役の多い仲間の中でまとめ役になっています。

ナミ役を演じるエミリー・ラッドさんは原作の大ファンで、特にナミに長年憧れを抱いていました。実写化の制作が決まってから約3年間、ナミのようにショートヘアーの赤い髪型にしたり、アクロバット動画をSNSに投稿したりなど、役を勝ち取るために努力を続け、見事ナミ役を掴みます。ONE PIECE以外では、映画「Moonshot」や「Fear Streetシリーズ」などに出演経験があります。

2-4.ウソップ役/ジェイコブ・ロメロ・ギブソン

ウソップは、赤髪海賊団の狙撃手である父のような勇敢な海の戦士になることを夢見て旅をしています。臆病かつネガティブな性格ですが、麦わらの一味の中ではムードメイカーでもあり、よくルフィとチョッパーとはしゃいでナミに怒られています。

ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソンさんは、ジャマイカのキングストン出身の俳優です。カリフォルニア大学で演劇を学び、ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」や「グリーンリーフ」などに出演。ONE PIECEはこれまでのキャリアで一番の大作となりました。ウソップを演じるにあたって狙撃の練習にかなり時間をかけたとインタビューで答えています。

いつもリラックスしたハッピーオーラの溢れるジェイコブさんは自然や生命を愛しており、Instagramでは「水分補給してね」と、生命の源となる水の摂取をフォロワーによく発信しています。

2-5.サンジ役/タズ・スカイラー

サンジは、海上レストラン「バラティエ」の元副調理長かつ現麦わらの一味のシェフであり、強力な足技の使い手です。世界中の海の食材があるという伝説の海「オールブルー」を見つけることを夢見ています。男性には厳しく、女性にはめっぽう弱い性格です。

演じるのは、幼少期から苦労し成長してきた、サンジと同じ境遇を持つというタズ・スカイラーさんです。彼も15歳と若い頃に家を出てサーフボード製造工場で働き、サーフボードビルダーの見習いになった過去を持っています。もともと料理好きですが、サンジを演じるにあたって3か月ほどレストランで玉葱のみじん切りを特訓し、包丁技を身に付けました。

また、腰より上に上げられなかった足技の演技も、全力で取り組んだと発言しています。タズさんは俳優として活躍しながらも脚本家という顔も持つ、マルチな才能の持ち主です。

2-6.バギー役/ジェフ・ウォード

バギーは、体をバラバラに分解できる「バラバラの実」の能力者です。赤く大きい鼻を気にしており、鼻についていじられると烈火のごとく怒ります。

バギーを演じたジェフ・ウォードさんは、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」や「Manson’s Lost Girls」などに出演経験のあるアメリカ出身の俳優です。今作のバギーは制作側の意向によって原作よりもダークな要素が取り入れられましたが、多くのファンから大好評を受けました。Netflix JapanのYouTubeチャンネルやONE PIECE公式Xでは、バギーのメイクが出来上がる工程を公開しています。

2-7.ミホーク役/スティーヴン・ウォード

ミホークは、「鷹の目」の異名を持つ、王下七武海の一人であり世界最強の剣士です。海賊として海に出たばかりのゾロと対峙し、その後2年間ゾロの稽古を付けることになりました。

原作で人気の高いミホークを演じたのは、南アフリカ出身の俳優スティーヴン・ウォードさんです。2010年から俳優として活動を始め、舞台やドラマ、CM出演のほか、モデルとしても活躍しています。代表作は「ヴェイグラント・クイーン さすらいの女王」や「クイーン・ソノ」「Inconceivable」などです。

今作ではミホークの再現度の高さに、多くの称賛の声が上がりました。私生活では娘と仲良くチャンバラしたりダンスをしたりなど、ミホークの姿からは想像ができないほど優しいパパです。

2-8.アーロン役/マッキンリー・ベルチャー

アーロンは、ナミの故郷「ココヤシ村」を魚人の驚異的なパワーで襲撃した残忍なキャラクターです。魚人で編成された海賊団の船長をしています。

実写版ONE PIECE シーズン1で最大の敵であるアーロンを演じたのは、マッキンリー・ベルチャーさんです。政治学や学士号を持ち、スピーチ大会での優勝経験もある、優秀な経歴の持ち主です。アーロンの特徴的なビジュアルはCGではなく特殊メイクで、あまりにリアルな出来栄えにSNSで話題になりました。マッキンリーさんは、人間の奴隷だった魚人族の過去に怒りを抱くアーロンを見事に演じきっています。

2-9.シャンクス役/ピーター・ガディオット

赤髪海賊団の大頭でルフィの憧れの人でもあるのが、シャンクスです。幼少のルフィが海王類に襲われそうになったところを助け、左腕を失ってしまいます。普段は楽観的かつ自由奔放ですが、仲間を傷つけた者は絶対に許しません。

シャンクス役のピーター・ガディオットさんは、2010年に俳優デビューを果たし、ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ワンダーランド」や「クイーン・オブ・サウス~女王への階段~」などに出演経験があります。俳優以外にも演劇やショートフィルムの監督も務める多彩な才能の持ち主です。自然と触れ合うのが大好きで、自身のInstagramには、登山や自然の写真を多く投稿しています。

2-10.コビー役/モーガン・デイヴィス

コビーは、ルフィが海に出て最初に出会った、海軍将校を目指す少年です。もともとは女海賊アルビダの海賊船に誤って乗り、その後2年間雑用として働かされていました。

コビーを演じたモーガン・デイヴィスさんは、オーストラリア出身の俳優です。あまりに整ったビジュアルに、「あのコビーを演じるには美しすぎるのでは…」との声もありましたが、7歳の頃から芸能活動で培った演技力で、見事その声をプラスのものに変えました。もともとは女性として生まれ、2020年にトランスジェンダーであることを公表しています。

3.実写版「ONE PIECE(ワンピース)」シーズン2のキャストも一覧紹介!

実写版ONE PIECEは大好評につき、すでにシーズン2の制作が発表されています。
Netflixは近日公開することを発表していますが(2024年7月2日時点)、シーズン2のストーリーの詳細はまだ発表されていません。

しかし、ONE PIECE シーズン2のキャストは続々と発表されているため、以下でシーズン2から登場するキャストを紹介します。

役柄 キャスト
スモーカーカラム・カー
たしぎジュリア・レーヴァルト
ワポルロブ・コレッティ
ドルトンタイ・キーオ
Mr.3デヴィッド・ダストマルチャン
Mr.5キャムラス・ジョンソン
Mr.9ダニエル・ラスカー
ミス・バレンタインジャザラ・ジャスリン
ドリーヴェルナー・コーツァー
ブロギーブレンダン・マーリー
クロッカスクライヴ・ラッセル

まとめ

Netflixで配信中の実写版ONE PIECE(ワンピース)は、2023年8月31日から配信が始まり、シーズン2も現在制作が進んでいる作品です。ドラマは原作者の尾田先生も深く関わり、一切の妥協なしで制作されました。またキャスティングに関しても妥協はせず、制作陣とのたび重なる議論の末に選ばれたメンバーです。

キャスト陣はまだ俳優としての活動歴の浅い方もいますが、ONE PIECEの出演を機に今後幅広い活躍が期待できる俳優ばかりです。気になった方は、ぜひSNSなどでチェックしてくださいね。

※当記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています

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