エンタメ

韓国ドラマ「涙の女王」のキャスト10名紹介!あらすじや見どころも

韓国ドラマ「涙の女王」のキャスト10名紹介!あらすじや見どころも

韓国ドラマ「涙の女王」は、Netflixで独占配信されている16話のラブコメディです。夫婦の関係が冷え切っている中、主人公ペク・ヒョヌが婿入りし、再びかつての関係を取り戻すストーリーが展開されます。ドラマは韓国での放送時に高視聴率を獲得し、注目を集めました。

当記事では「涙の女王」のあらすじなどの基本情報に加え、代表的なキャスト10名について詳しく解説します。「涙の女王」をより深く楽しみたい方はぜひご一読ください。

1.韓国ドラマ「涙の女王」とは?あらすじも紹介

「涙の女王」とは、Netflixで独占配信中のドラマです。全16話で、大財閥と百貨店を舞台に、関係が冷え切った夫婦がかつての関係を取り戻していくラブコメディです。韓国のテレビ局tvnでの放送時には視聴率ランキング1位を獲得し、「愛の不時着超え」と話題になりました。

主人公は、田舎出身の弁護士ペク・ヒョヌです。大財閥「クイーンズグループ」の令嬢ホン・ヘインと「世紀のロマンス」を経て、周囲の反対を押し切り、ヒョヌが婿入りする形で結婚します。

ヒョヌは百貨店の法務部チーム長に就任します。妻ヘインはクイーンズグループの常務取締役かつクイーンズ百貨店の社長で、職場ではヒョヌの上司でもある人物です。

結婚から3年が経ち、財閥家や妻・ヘインの自己中心的な態度に嫌気が差したヒョヌは離婚を決意します。ところが、ヒョヌが離婚を切り出そうとしたタイミングで、ヘインが余命3か月の難病だと発覚し、事態が急変するのです。

2.韓国ドラマ「涙の女王」のキャストを10名紹介

「涙の女王」が高い人気を誇る理由は、韓国ドラマで人気のある財閥もの・社会格差ものを扱っている点にあるでしょう。シリアスなテーマやスリリングな展開を時にコミカルに描き、笑いあり涙ありのヒューマンドラマに仕上げています。

ロマンスを経て結ばれた夫婦がすれ違う中、再びかつてのような関係を取り戻せるかが見どころです。

コミカルかつシリアスなストーリーを支えているキャストも魅力の1つです。ここでは、「涙の女王」の魅力的なキャストから10名をピックアップして紹介します。

2-1.ペク・ヒョヌ役/キム・スヒョン

主役のヒョヌは根が優しく、陰謀を画策する割に悪役になりきれないキャラクターです。一方で、ヒョヌを演じるキム・スヒョンさん自身は、学生時代は物静かでおとなしい性格でした。演技を学び始めたのは、内向的なスヒョンさんを心配した両親の勧めがきっかけです。

スヒョンさんは、2007年の「キムチ・チーズ・スマイル」で俳優デビューしました。2011年の「ドリームハイ」や2014年の「星から来たあなた」など、数々のヒット作への出演を経て、韓国俳優の「新・四天王」とも呼ばれています。

2-2.ホン・ヘイン役/キム・ジウォン

ヒョヌの妻ヘインは、クイーンズグループの常務取締役兼デパートの社長です。高慢な性格で、徐々に夫ヒョヌともすれ違っていきます。

ヘインを演じるキム・ジウォンさんは、幼いころから演劇やピアノなど自分を表現することが好きで、悪役からコミカルな演技まで幅広くこなすマルチな女優です。

2016年「太陽の末裔」で世界的な人気を獲得し、「愛の不時着」「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜」などの人気作品に多数出演しています。

女優業以外にも、ブルガリやピアジェといったブランドのイベントにも参加しています。

韓国ドラマ「太陽の末裔」とは?あらすじやキャスト9名を紹介!

韓国ドラマ「相続者たち」のキャストを10名紹介!あらすじも

2-3.ユン・ウンソン役/パク・ソンフン

ユン・ウンソンは、クイーンズグループの乗っ取りをたくらむ悪役です。パク・ソンフンさんは、サイコパスと言われながらも、ミステリアスで陰のあるウンソンを演じきっています。

ソンフンさんの特技はボクシングです。役者としてはストイックな役作りで知られている一方で、怖がりで幽霊が苦手な一面もあります。

2018年のドラマ「たった一人の私の味方」で演技力が評価され、「ザ・グローリー」で実力派の悪役俳優として名を馳せました。2024年には人気作品「イカゲーム2」への出演も控えています。

韓国ドラマ「ザ・グローリー」のキャストを10名紹介!あらすじも

2-4.ホン・スチョル役/クァク・ドンヨン

ヘインの弟スチョルは財閥3世で、スーパーマーケットの代表を務めています。姉のヘインには頭が上がらず、単純で頼りないものの、妻や子どもへの愛情が深い魅力的な役です。

スチョルを演じるクァク・ドンヨンさんは、研究熱心な俳優です。自分の長所や役柄をさまざまな角度から研究し、幅広い役を演じています。

ドンヨンさんはユーモラスな性格で、インタビューにもユーモアを交えながら応じています。ファンとの交流にも熱心で、SNSのコメント欄でもファンとのやり取りを楽しんでいます。

2-5.チョン・ダヘ役/イ・ジュビン

スチョルの妻ダヘは、礼儀正しさと知性の裏に野心を隠した女性です。徐々にスチョルのまっすぐな愛情に惹かれていきます。

ダヘを演じるイ・ジュビンさんは、最初はアイドルを目指していたものの、途中で女優に転向しました。女優として、高慢・気弱とさまざまな女性を演じ分けています。

2021年には「先輩、その口紅塗らないで」、2022年には「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」にも出演し、好評を博しました。

ジュビンさんはアクティブな性格で、趣味は旅行とバレエです。特にバレエはSNSなどでも練習風景の写真を公開しています。

2-6.ホン・マンデ役/キム・ガプス

ホン・マンデはヘインとスチョルの祖父で、クイーンズグループの会長でもあります。

ホン・マンデ役のキム・ガプスさんは、現代劇・時代劇問わず多くの作品に出演しているベテラン俳優です。特に時代劇では王さまを演じることが多く、「ヘチ 王座への道」では朝鮮王朝第19代王スクチョン、「チュノ〜推奴〜」では第16代王インジョを演じています。

「涙の女王」でも、大財閥の最高権力者を威厳とバイタリティたっぷりに演じ、最後まで存在感を放ち続けました。

2-7.モ・スリ役/イ・ミスク

モ・スリは、ホン・マンデ会長の愛人です。主役夫婦のラブロマンスの裏で悪女として存在感を放ち、「涙の女王」のストーリーを支えました。

モ・スリを演じたイ・ミスクさんは、1979年に女優デビューした、キム・ガプスさんと並ぶベテラン女優です。物静かな役から明るい役、モ・スリのような悪女まで幅広く演じています。

イ・ミスクさん本人は明朗快活な性格で、ユーモアがあり現場を明るくする存在です。その様子は、2009年のセミドキュメンタリー映画「女優たち」からも垣間見えます。

2-8.キム・ソンファ役/ナ・ヨンヒ

キム・ソンファは、ヘインとスチョルの母親です。長男の死が原因で、ヘインとは事あるごとに対立しています。占い好きな性格を利用され、ウンソンたちの策略に利用される役どころでもあります。

キム・ソンファ役のナ・ヨンヒさんは、1980年に19歳でデビューしました。デビュー当時は成人映画や純愛もののヒロインなどをこなしてきましたが、今ではキャリアウーマンや上流階級の母親役として韓国ドラマではおなじみの女優です。大ヒット作「星から来たあなた」にも、チョン・ソンイの母親役で出演しています。

2-9.ホン・ボムジャ役/キム・ジョンナン

ホン・ボムジャはホン・マンデの長女で、ヘインやスチョルの叔母にあたる人物です。元夫への復讐が原因で刑務所に入ったり、突然現れて家族に罵声を浴びせたりと、奔放で破天荒な女性です。

ホン・ボムジャ役のキム・ジョンナンさんは名バイプレイヤーの呼び声高く、数々のドラマで重要な役どころを演じています。

ジョンナンさん本人は、自分を素直に感情を表現するタイプであると分析しています。また、人気グループ「BTS」の大ファンとしても知られ、テレビ番組でもBTSの知識を披露しました。

2-10.ホン・ボムジュン役/チョン・ジニョン

ホン・ボムジュンはクイーンズグループの副会長で、ヘインやスチョルの父親です。

ホン・ボムジュン役のチョン・ジニョンさんは、人気作「トンイ」で補盗庁の従事官ソ・ヨンギを演じています。

ジニョンさんは、韓国最難関のソウル大学を卒業した知性あふれる俳優です。本人のイメージ通りの知的な役からアウトローに協力する僧侶まで、多彩な役柄を演じています。

シナリオライターや演出家などの経験もあり、近年は映画監督にもチャレンジしています。監督デビュー作「消えた時間」では国内外で各賞を受賞しました。

韓国ドラマ「トンイ」のキャスト10名の魅力や代表作を解説!

まとめ

「涙の女王」は、韓国ドラマの魅力を詰め込んだ作品であり、視聴者を笑いと感動の世界へ誘います。高い人気を誇るこのドラマは、主演俳優たちの演技力や物語の展開が見どころです。夫婦の関係性や家族愛を描く本作は、視聴者の心に深い感動を残します。

物語の中心となる夫婦役のキム・スヒョンさん、キム・ジウォンさんだけでなく、さまざまなバックグラウンドを持つキャストにも注目することで、物語をより深く楽しめるでしょう。

※当記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています

関連記事