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【韓国ドラマ】イ・サンのキャスト11名を紹介!あらすじ・役柄も

【韓国ドラマ】イ・サンのキャスト11名を紹介!あらすじ・役柄も

「イ・サン」は、韓国時代劇の名作として多くの視聴者を魅了し続けている韓国ドラマです。しかし、物語の詳細は知っていても、どのような人物がどの役を演じているのかを理解していない方もいるでしょう。キャストに関する知識を深めることは、ドラマの新たな魅力に気づき、より深く作品を楽しむことにつながります。

当記事では、韓国ドラマ「イ・サン」の主要キャスト11名を紹介し、それぞれの役柄や魅力を解説します。登場人物の背景や複雑な人間模様、またキャラクターの役割を知ることで、物語の深みや感動がさらに増すでしょう。

1. イ・サンとは?あらすじを紹介!

イ・サンは、2007年に放送された全77話の韓国時代劇です。演出を手がけたイ・ビョンフン監督は、「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」「馬医」を生み出したヒットメーカーとして知られています。

本作は、王位継承者のイ・サンが何者かの陰謀によって命を落とした父の言葉を胸に、いくつもの困難を乗り越えて王となる物語です。友人や側近のホン・グギョンらに支えられながら、暗殺や廃位を企てる朝廷内の黒幕に立ち向かいます。

2. イ・サンのキャストを11名紹介!

王として成長するイ・サンの姿はもちろん、幼い頃から友情を育んできたソン・ソンヨンとパク・テスとの三角関係も本作の見どころの1つです。

ここでは、見どころたくさんのドラマ「イ・サン」を彩るキャスト11名を紹介します。

2-1. イ・サン/演:イ・ソジン

イ・サンは、後に朝鮮王朝第22代王・正祖となる人物です。11歳の頃に謀反の罪を着せられた父が亡くなり、父の遺志を継いで王になることを決意。しかし、次期王候補であるため、即位を阻止しようとする敵対勢力から命を狙われます。

イ・サンを演じるのは、1999年にデビューした俳優イ・ソジンさんです。1998年に軍を除隊後、本格的に演技を学びました。「彼女の家」や「チェオクの剣」など、数多くのドラマに出演しています。ニューヨーク大学経営学科を卒業しており、英語も堪能です。

2-2. ソン・ソンヨン/演: ハン・ジミン

ソン・ソンヨンは、朝鮮王朝の行事を描く「図画署」で画員を補佐する「茶母」として働いています。幼い頃に出会ったイ・サンにずっと思いを寄せています。

ソン・ソンヨンを演じているハン・ジミンさんは2003年に女優デビューを果たし、同年の「宮廷女官チャングムの誓い」で注目を集め、2005年に出演したドラマ「復活」で一躍人気女優の仲間入りを果たします。以降、「知ってるワイフ」「私たちのブルース」などの数々のヒット作に出演。2025年2月1日からは、主演ドラマ「わたしの完璧な秘書」が「Lemino」で独占配信されています。

2-3. パク・テス/演:イ・ジョンス

パク・テスは、イ・サンとソン・ソンヨンの幼い頃からの友人です。2人と知り合った当時は、内侍の見習中でした。イ・サンを守るという約束のために武官を目指しますが、勉強に身が入らず賭け相撲でお金を稼ぐ日々を過ごします。

パク・テスを演じるのは、1995年に「MBC公採第25期タレント」で芸能界デビューを果たしたイ・ジョンスさんです。「サラン~LOVE~」や「この世の果てまで」といった現代ドラマはもちろん、「淵蓋蘇文」などの時代劇にも出演しており、ジャンルを問わず幅広い演技力が魅力の俳優です。

2-4. 英祖(ヨンジョ)/演:イ・スンジェ

英祖は、イ・サンの祖父で朝鮮王朝第21代王です。非常に厳格ですが民を大切にする良き王として国を統治しています。謀反を企てたとされた息子(イ・サンの父)を、米びつに閉じ込めて餓死させたことが心残りになっています。

イ・サンが成長する過程で重要な役割を果たしている英祖を演じるのは、1934年11月16日生まれのベテラン俳優イ・スンジェさんです。「ホジュン~宮廷医官への道~」や「馬医」など多くの韓国時代劇に出演しており、「2024 KBS演技大賞」では歴代最高齢で大賞を受賞しました。

2-5. 貞純王妃(チョンスン)/演:キム・ヨジン

貞純王妃は、10代の若さで英祖の正室となりました。王妃として善人を装いながらも、自身の父親がイ・サンの父である恩悼世子と対立する派閥「老論派」の一員だったため、恩悼世子を排除しようと目論みます。

貞純王妃を演じているのは、個性派女優として有名な女優キム・ヨジンさんです。「イ・サン」や「華政」「雲が描いた月明り」といった韓国時代劇のほかにも、現代ドラマ「梨泰院クラス」「ヴィンチェンツォ」などに出演しています。

2-6. チェ・ソクチュ/演: チョ・ギョンファン

チェ・ソクチュは、官史をまとめる「吏曹判書」であり、イ・サンの即位を阻む派閥「老論派」をまとめる存在です。

チェ・ソクチュを演じるのは、韓国の国民的俳優として知られる俳優チョ・ギョンファンです。チョ・ギョンファンさんは、1969年に「MBC公採タレント1期」としてデビューを果たし、多くの大ヒットドラマに出演しました。デビューから数多くの作品で活躍していましたが、2012年10月13日に肝臓がんのため67歳でこの世を去りました。

2-7. ファワン/演:ソン・ヒョナ

英祖の娘で、イ・サンの叔母にあたります。実の兄である恩悼世子とは仲が悪く、恩悼世子に謀反の疑いがかけられるように裏で暗躍しました。その後も、貞純王妃と手を組んでイ・サンの即位を阻もうと試みます。

ファワンを演じているのは、ミスコリア出身の女優ソン・ヒョナさんです。その美貌と演技力を武器に「波よ 波よ~愛を奏でるハーモニー~」「火の鳥-運命のいたずら-」など多くのドラマに出演しています。

2-8. チョン・フギョム/演:チョ・ヨヌ

ファワンの養子で、老論派の参謀の役割を果たしている人物です。承旨として国王の傍に仕えているため、その立場を利用してイ・サンを排除しようと試みます。ファワンから命を受ければ、期待に応えようと悪事に手を染めることもあります。

チョン・フギョムを演じているのは、モデルから演技の道へ進んだモデル出身の俳優チョ・ヨヌさんです。「オールイン 運命の愛」で俳優デビューしました。さまざまな役柄を演じ分けることに定評があり、演技派俳優として「怪しい家政婦」や「天地人~チョンジイン~」「限りない愛」をはじめ、多くのドラマに出演しています。

2-9. 恵嬪(ヘビン)/演:キョン・ミリ

恩悼世子の正室でイ・サンの母親です。夫が謀反の罪を着せられて亡くなり、息子のイ・サンを守るために奮闘します。

恵嬪は、ベテラン女優キョン・ミリさんが演じています。1964年9月19日生まれのキョン・ミリさんは、1984年に芸能界デビューを果たしました。日本でも大ヒットした「宮廷女官チャングムの誓い」では、主人公チャングムを陥れようとする悪役を演じて視聴者に高い演技力を印象付けました。私生活では2人の娘がおり、2024年2月5日には孫が誕生しています。

2-10. ヒョイ嬪宮(ピングン)/演:パク・ウネ

ヒョイ嬪宮は、イ・サンの正室でとても優しい性格の女性です。イ・サンとの仲も良好で、お互いを大切に思いやっています。

ヒョイ嬪宮を演じるのは、チャーミングで聡明なイメージを持つ女優パク・ウネさんです。「宮廷女官チャングムの誓い」では、チャングムの幼馴染を演じて注目を集めました。その後はドラマやCM、映画にも積極的に出演します。2011年に双子を出産して母となり芸能活動をセーブしていましたが、2014年から本格的に復帰してさまざまな作品で活躍しています。

2-11. パク・タルホ/演:イ・ヒド

パク・テスの叔父であるパク・タルホは、内侍として宮中で働いており、王族のお世話や警備を担当しています。パク・テスとソン・ソンヨンが都を離れた際には、親代わりとして2人の面倒を見ていました。

パク・タルホを演じているのは、多くの韓国時代劇に出演しているイ・ヒドさんです。1955年10月1日生まれのイ・ヒドさんは、「宮廷女官チャングムの誓い」や「ファン・ジニ」など数多くの作品に出演しており、韓国時代劇には欠かせない人物として知られています。

まとめ

「イ・サン」は、王位継承を巡る闘いを描いた韓国時代劇で、そのストーリーの魅力は深く緻密に練り上げられています。王位を巡る争いや陰謀が繰り広げられる中、主要キャラクターたちの個々の背景や成長がドラマに豊かな彩りを加えています。

また、豪華なキャスト陣による演技も物語に深みを与え、視聴者に強い印象を残します。ドラマを通じて描かれる人間模様や、時代背景を反映したキャラクターたちの繊細な演技が、この作品の魅力をさらに引き立てていると言えるでしょう。

※当記事は2025年2月時点の情報をもとに作成しています

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