back numberとは、清水 依与吏さん、栗原 寿さん、小島 和也さんの群馬県出身の3人で構成されたロックバンドです。男性目線のラブソングが特徴的で、繊細な男性の心をまっすぐと歌い上げる楽曲が老若男女問わず高く評価されています。サポートメンバーを迎え厚みのある楽器演奏が楽しめるライブもとても人気です。
当記事では、back numberのバンド名の由来や魅力・代表曲、メンバーのプロフィールなどを解説します。back numberのメンバーについて詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください!
1.back number(バック・ナンバー)とは?
back number(バックナンバー)とは、2004年に清水 依与吏さんを中心に群馬県で結成されたロックバンドです。結成後に何度かのメンバーチェンジを経て、2007年より現在のメンバーで活動しています。映画やドラマの主題歌にも選ばれており、多くの世代から支持されている人気バンドです。
デビュー直前にiTunesの「2011年最もブレイクが期待できる新人アーティスト」に抜粋されており、デビュー前から注目されていたことがよく分かります。
1-1.back numberの名前の由来
back numberというバンド名は、ギターボーカルの清水 依与吏さんが当時付き合っていた女性に振られ、自分は「型遅れ」という意味で付けられました。当時付き合っていた女性は他のバンドマンに取られてしまったそうで、見返したいという強い想いをバンド名に込めています。
元彼女の新しい彼氏よりかっこいいバンドであれば、元彼女が戻ってきてくれるのではないかという想いもありましたが、元彼女が戻ってくることはありませんでした。
インディーズ時代の1stミニアルバム「逃した魚」と2010年には1stフルアルバム「あとのまつり」をリリースしたことで、元彼女への想いを断ち切りました。
1-2.back numberの魅力
back numberは、歌詞の世界観が独特でありながらもシンプルな言葉で分かりやすく表現されています。聴きやすいため老若男女に受け入れられ、音の旋律が美しいのが特徴です。ライブパフォーマンスもファンから好評です。
いまやラブソングと言えばback numberなしでは語れないほど、失恋や切ない心情を等身大で描いたリアルな歌詞は多くのリスナーの共感を呼んでいます。彼らの曲は男性目線で歌われることも多く、女性ファンだけでなく男性ファンからの共感・指示を得ています。
2.back numberのメンバー3人のプロフィールを紹介
back numberはもともと4人で活動していましたが、2007年に齋藤 真希夫さんが脱退したことで現在の3人のメンバーとなります。
栗原 寿さんと同時期に加入した齋藤 真希夫さんはback numberに在籍中、ギターとコーラスを担当していました。現在は消防士・救急救命士の仕事をしています。脱退後もback numberを応援しており、メンバーとの関係は良好であると言えるでしょう。
ここでは、現back number3人のメンバープロフィールを紹介します。
2-1.清水 依与吏(しみず いより)
名前 | 清水 依与吏(しみず いより) |
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担当 | ギター、ボーカル |
生年月日 | 1984年7月9日 |
年齢 | 38歳 ※2023年5月時点 |
身長 | 168cm |
血液型 | AB型 |
出身地 | 群馬県 太田市 |
清水 依与吏さんは、back numberの全楽曲の作詞作曲を手がける、バンドの中心的存在です。特徴的な歌声の持ち主で、やや高めのトーンの声質が魅力的です。甘い歌声と独特の歌唱スタイルがback numberの魅力にもなっており、切なさや情緒を表現した歌い方は聴く人の心を掴み感動させます。
デビュー前は、左官屋をやりながらバンド活動をしていました。中学時代はリレーの全国大会で8位に入賞したり、高校時代にはやり投げや走り幅跳びをしていたりするスポーツマンな一面もあります。
2-2.栗原 寿(くりはら ひさし)
名前 | 栗原 寿(くりはら ひさし) |
---|---|
担当 | ドラム |
生年月日 | 1985年7月14日 |
年齢 | 37歳 ※2023年5月時点 |
身長 | 170cm |
血液型 | A型 |
出身地 | 群馬県 伊勢崎市 |
栗原 寿さんは、back numberメンバーの中では最年少メンバーです。2006年にback numberに加入し、介護福祉士の仕事を続けながらバンド活動をしていました。
ツアー公演を行うことが決まったとき、ミュージシャンとして生きていくか、介護福祉士を続けるかで悩んでいました。栗原さんのお母さんがノートに詩を書いており、詩の内容に感銘を受けミュージシャンの道に進むことを決意します。
とても涙もろいことでも有名で、「はじめてのおつかい」というテレビ番組を観るだけでも泣いてしまうというエピソードが有名です。
2-3.小島 和也(こじま かずや)
名前 | 小島 和也(こじま かずや) |
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担当 | ベース、コーラス |
生年月日 | 1984年5月16日 |
年齢 | 39歳 ※2023年5月時点 |
身長 | 175cm |
血液型 | O型 |
出身地 | 群馬県 伊勢崎市 |
小島 和也さんは、2005年に加入したメンバーで、実力派ベーシストです。清水 依与吏さんとのハモリがとても美しく、小島 和也さん以外では考えられないほど声がマッチしています。
小学校2年生のころに先輩がLUNA SEAの「ROSIER」を聴いており、それまで聴いていたJ-POPとは全く異なることに衝撃を受けベースを始めました。
buck numberに加入する前は、高校時代にnothingというバンドを組んでいました。CDを発売ではなんと1万枚を売り上げることにも成功しています。back number加入前から実力の頭角を見せ始めていたことがよく分かります。
3.back numberの代表曲
back number 5大ドームツアー
— back number staff (@backnumberstaff) April 23, 2023
"in your humor tour 2023"
FINAL!!!
福岡 PayPayドーム2日目!#backnumber#in_your_humor_tour_2023#福岡PayPayドーム pic.twitter.com/MZk4JQbblY
buck numberは、「瞬き」や「クリスマスソング 」「ハッピーエンド」など人気曲や名曲が非常に多いです。ここでは、中でも人気の高いback numberの代表曲をいくつか紹介します。
3-1.高嶺の花子さん
「高嶺の花子さん」は、2013年6月26日にリリースされた8thシングルで、3rdアルバム「ラブストーリー」にも収録されています。独特なタイトルと、片思い男性の視点から綴られた歌詞が特徴的な楽曲です。特に10代の共感を呼び、カラオケランキングでも上位に頻繁にランクインしています。
疾走感のあるロックサウンドに包まれながら、切ない片思いをする男性の気持ちが全編にわたって描かれています。back numberの楽曲の中でも遊び心満載であり、代表曲の1つとして幅広い認知を得ている作品です。
3-2.花束
「花束」は、2011年6月22日にリリースされた2ndシングルで、メジャー1枚目のアルバム「スーパースター」にも収録されています。TBS系音楽番組「COUNT DOWN TV」で、2011年5月度のエンディングテーマにも起用されていました。
メジャーデビュー時から愛され続ける楽曲で、ファンによる人気ランキングでも上位に位置します。「花束」をリリースするまでのback numberの曲のテーマや世界観とは異なり、物語の続きや未来への思いを描く新たな試みとして作られた曲です。ほのかな幸せや微かな幸福に包まれた曲調で、「僕」と「私」の幸せな日常風景が描かれます。AメロとBメロを経て、「僕」目線の未来を語るサビへと進む構成が特徴的です。
3-3.ヒロイン
「ヒロイン」は、2015年1月21日にリリースされた11枚目のシングル曲で、ベストアルバム「アンコール」にも収録されています。JR東日本の「JR SKISKI」CMソングにも起用され、CMキャラクターを務めた広瀬 すずさんが初回盤のジャケットを飾っていることで話題となりました。
初週の売上は約2万9,000枚で、当時の自己最高の記録を獲得します。iTunesトップソングでは9日連続の1位を記録し、ヒットソングとなりました。
まとめ
back numberとは、2004年に群馬県で結成された3人組のバンドです。結成当時は4人でしたが、メンバーの脱退を経て今は3人で活動しています。ボーカルの清水 依与吏さんがバンド結成時に付き合っていた彼女に振られ、自分の存在が彼女にとって型遅れ(back number)になったことから名付けました。
水 依与吏さんの優しく甘い歌声が人気で、これまでに「高嶺の花子さん」や「花束」といった名曲をリリースしています。シンプルで伝わりやすい歌詞も、多くのファンからよいと評価されています。有名曲しか聴いたことがないという方は、ぜひ他の曲も聴いてみてくださいね!
※当記事は2023年6月時点の情報をもとに作成しています