【まとめ】BAD HOPのメンバー8人のプロフィール・魅力を解説！

BAD HOPは、メンバーのほとんどは神奈川県川崎市川崎区出身で、幼少期を共に過ごした幼馴染で主に構成されています。過去の壮絶な経験を反映したメッセージ性の強い歌詞が魅力で、同じような問題を抱える若者を中心に人気を集めています。BAD HOPは2014年に活動を開始してから、急激なスピードで人気を獲得していったグループです。

当記事では、BAD HOPの魅力や名前の由来、メンバー8人のプロフィールを解説します。BAD HOPに興味がある方は、ぜひこの機会にご一読ください！

「BAD HOP（バッドホップ）」とは、神奈川県川崎市川崎区を拠点とする、8人組のヒップホップ・クルーです。盛り上がりを見せる日本のヒップホップ界でも、BAD HOPは特に注目を集めているグループです。メジャーレーベルや芸能事務所には所属せず、セルフプロデュースを行っています。

メンバーのほとんどが幼馴染で、神奈川県川崎市の工業地帯で生まれ育ちました。荒んだ環境の中、盗みや喧嘩などを繰り返してきたメンバーの凄絶な生い立ちは、歌詞の中にもリアルに反映されています。

グループ名の「BAD HOP」は、「イレギュラーバウンド」を表す野球用語です。もともとはグループ結成時に開催されていたイベントの名前で、「ボールがどこに跳ねるか分からない」という意味が気に入ったことから名付けました。イベントの主催者を慕っていたBAD HOPのメンバーたちの、「イベント名を全国に広めたい」という思いも込められています。

BAD HOPは、2018年に日本のヒップホップアーティストとして史上最年少で日本武道館ライブを実現しています。壮絶な過去を持ちながら音楽に出会い力強く生きる姿が、若いファンたちに希望を与えています。

人気曲は、「Life Style – T-Pablow, YZERR」（2016年）、「Ocean View feat. YZERR, Yellow Pato, Bark & T-Pablow」（2017年）などです。2022年9月には、最新EP「BAD HOP HOUSE 2」が発売されました。

BAD HOPは以前10人で活動していましたが2人脱退して、現在は8人で活動しています。ここでは、「高校生 RAP 選手権」の優勝経験者を含む、実力派ぞろいのメンバー8人を紹介します。

T-pablowさんは、BAD HOPの中心的な存在であり、圧倒的なラップスキルとカリスマ性を持つメンバーです。ソロ活動も行っており、双子の弟であるメンバーのYZERRさんとは「2WIN」というユニットを組んでいました。

ラップの実力はテレビ番組を通じて話題を集め、第1回・第4回「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」では優勝を果たしています。ヒップホップ番組「フリースタイルダンジョン」では、初代モンスターを務めました。

複雑な家庭環境のもと生活苦の中で育ち、少年院に入所した経験もあります。中学生のときに単身で渡米しニューヨークのストリートカルチャーに出会って、ラップで生きていくことを決意しました。

BAD HOPの頭脳と呼ばれるYZERRさんは、T-pablowさんの双子の弟です。楽曲制作やMVの撮影などに関わるほかプロデューサーとしても活躍し、リーダーシップを発揮しています。

グループ内でも特にやんちゃな過去を持つことで知られ、学生時代には非行を繰り返していました。入所した少年院でも問題を起こしたため、関東医療少年院という有名な少年院に送られています。

「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」の第5回優勝者であり、ラップの実力は折り紙つきです。ソロアーティストとしても活動し、壮絶な生き様をありのままに歌った作品を発表しています。2019年にリリースした「Back Stage feat. Tiji Jojo」は、YouTubeでの再生回数が980万回を超えています（2023年2月現在）。

Vingoさんは、BAD HOPメンバーで唯一の東京都出身者です。もともと東京の別グループで活動していましたがイベントを通じてYZERRさんと仲良くなり、BAD HOPに途中加入しました。

明るく親しみやすい性格で、ナンパが得意だと言われます。自由奔放な性格はラップのスタイルにも反映されており、T-pablowさんいわくグループの「飛び道具」のような存在です。レゲエの神様ボブ・マーリーを崇拝しています。

他のメンバーと生まれ育った場所は違いますが、友人に持ち逃げされた300万円を代わりに返済するなど苦労した過去を持ちます。

ドレッドヘアーがトレードマークで、高いファッションセンスを持つYellow Patoさん。渋い低音が特徴的で、クールなしっかり者としてグループを支えています。

元サッカー少年で、中学生のときには川崎フロンターレのユースチームに所属していたほど抜群の運動神経を持っています。幼い頃から女の子からの人気が高く、バレンタインにはたくさんのチョコレートをもらっていました。

T-pablowさんやYZERRさんとは、小学生からの知り合いです。通っている小学校が隣同士で、喧嘩しながらも年月を重ねる中で仲良くなりました。

Benjazzyさんは、メンバーの中でも特に優れたラップスキルと歌唱力を持ち、ヒップホップに関する知識が豊富です。グループの中では最年長で、T-pablowさんやYZERRさんのお兄さんを介してメンバーと出会いました。Benjazzyさんのラップスキルは、ソロ曲の中でも卓越した実力を発揮しています。

父親は英語教師で、メンバーの担任を務めたこともあります。アメリカの人気ラッパーであるケンドリック・ラマーさんの大ファンです。

人気ヒップホップユニット「Creepy Nuts」のR-指定さんも、Benjazzyさんのガヤ（曲中に入れる合いの手）を絶賛しています。

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眼鏡とお団子ヘアが特徴的なTiji Jojoさんは、日本と韓国のハーフです。声質が良く、高音域のラップが魅力的で、ソロデビューも果たしています。

T-pablowさんやYZERRさんとは実家が隣同士で、同じ保育園に通っていました。差別や貧困の中で育ち、T-pablowさんやYZERRさんと一緒に幼い頃から非行を繰り返しています。高校入学後に逮捕され、少年院で過ごしました。

Tiji Jojoさんの叔父さんはサッカーのJ2リーグで、ゴールキーパーを務めていました。

低音ボイスが魅力的で、グループ内でも特に多くの女性ファンを持つBARKさん。クールでセクシーな声が、BAD HOPの楽曲に深みを与えています。

天然で無邪気な性格のため、メンバーからは「思考が小2で止まっている」と言われています。筋トレが趣味で立派な体格をしていますが、屈強な見た目とは裏腹に優しい心の持ち主です。もしラッパーではなかったら、保育士を目指していたと以前に発言しています。

聴き心地の良い安定したフロウが魅力的なG-K.I.Dさん。一見強面ですが繊細な心を持っており、湘南乃風の「カラス」をカラオケで歌うと必ず泣いてしまうと言います。

ヤクザの家庭に育ち、他のメンバーとは違い裕福な幼少期を過ごしています。しかし、次第に家が貧しくなり、G-K.I.Dさんも少年院への入所経験があります。サッカー経験者で、YZERRさんと同じサッカーチームに属していました。

BAD HOPとは神奈川県川崎市川崎区を拠点に活動している、メンバーのほとんどが幼馴染で構成された8人組のヒップホップ・クルーです。多くのメンバーが複雑な家庭環境に育ち、学生時代に非行に走り少年院に入った過去を持ちます。壮絶な過去は楽曲の歌詞にも反映されており、圧倒的な人気から史上最年少で日本武道館でのライブを実現しました。

メンバーはそれぞれ異なったスタイルのラップスキルを持っており、クルーとして楽曲を制作した際に個性が合わさりヒップホップらしさが色濃く感じられます。それぞれソロで活動していることも多いため、気になったメンバーがいた場合はソロ活動にもぜひ注目してください！