BiSH（ビッシュ）のメンバー6人を紹介！由来や魅力は？

BiSHは、女性6人で構成された楽器を持たないパンクバンドです。2015年3月に結成し、これまで横浜アリーナや幕張メッセでワンマンライブ、NHK紅白歌合戦に出演など華々しい活躍をしてきました。ファンを飽きさせない奇抜なパフォーマンスと圧倒的な歌唱力、個性豊かなメンバーが魅力のグループです。

当記事では、BiSHの概要と魅力、メンバーのプロフィールを解説します。強烈な個性で多くのファンを魅了するBiSHが気になる方は、必見です！

BiSH（ビッシュ）は、「楽器を持たないパンクバンド」として活動しているアイドルグループです。BiSなどのアイドルグループを手掛ける、WACKの渡辺 淳之介さんによって2015年3月に結成されました。

2015年に1stアルバム「Brand-new idol SHiT」でインディーズデビューしました。また2016年5月にシングル「DEADMAN」でavex traxからメジャーデビューしています。

初ライブでは、「クソアイドルの3箇条」を発表しています。

2015年に行われたライブでは、2023年に解散することを発表しファンを驚かせました。同ライブでは、ファンとの間に次の4つの約束もしています。

2021年にはNHK紅白歌合戦出場を果たし、話題性、実力共に注目されているグループです。2022年にはBiSH初の主演オムニバス映画が全国公開したり、ソフトバンクCMに起用されたりなど、幅広く活躍しています。

BiSHというグループ名は、「Brand-new idol SHiT」の頭文字に由来しています。

渡辺 淳之介さんが手掛けたアイドルグループ「BiS」は、「新生アイドル研究会」という意味の「Brand-new idol Society」の略です。

同じく「BiSH」は、BiSのSociety部分をSHiT に変えて「Brand-new idol SHiT」つまり「新生クソアイドル」という意味で付けられています。

BiSHのファンは、クソを掃除する者という意味で「清掃員」と呼ばれています。「新生アイドル研究会」BiSのファンのことを「研究員」と呼ぶのに習い、新生クソアイドルの掃除役として「清掃員」と名付けられました。

BiSHのファンを清掃員と呼ぶことは、「クソアイドル3箇条」の1つになっています。クソアイドルと清掃員との絆は想像以上に強く、全国の清掃員による熱烈なブログやサイトも複数存在します。

BiSHの清掃員の中には芸能人や著名人もおり、一度ハマると抜け出せないまさに沼化する魅力を持つのがBiSHです。

BiSHの魅力は、人気バラエティー番組「アメトーーク」で放送された「〜クセがすごい女性グループ〜 BiSHドハマり芸人」で納得した方も多いでしょう。

エモーショナルな楽曲と過激なライブパフォーマンスはもちろん、インパクトのある歌詞にも度肝を抜かれます。個性的なグループであるBiSHを作り上げている6人のメンバーも、それぞれが魅力的な個性を持った女性たちです。

ここからは、BiSHメンバーそれぞれのプロフィールと6人が持つ魅力について解説します。

アイナ・ジ・エンドさんは、BiSHの結成当初からのオリジナルメンバーでメインボーカルを務めています。特徴的なハスキーボイスが持ち味で、歌唱力はBiSHの中でも群を抜いており、重要なポジションのメンバーと言えます。

もともとダンサーのためダンスの実力も高く、振り付けを担当するなどBiSHの個性的なパフォーマンスの立て役者でもあります。

アイナ・ジ・エンドという特徴的な名前は、「自分の名前を一度終わらせるとかっこいいと思った」ことから付けられました。ソロデビューをかけての事務所内総選挙では見事2位を獲得し、「きえないで」という楽曲で念願のソロデビューを果たしています。

モモコグミカンパニーさんは、国際基督教大学を卒業した高学歴アイドルです。著書を出版するなど文才があるので、BiSHの多くの曲で作詞を担当し、summer timeでは英語の作詞にも挑戦しました。

知的な印象のモモコグミカンパニーさんですが、ライブ中にピザを注文し、ひたすら食べ続けるパフォーマンスを披露するなど、ぶっ飛んだ一面もあります。

モモコグミカンパニーさんの「モモコ」は、子どもの頃から好きだった「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこさんからとって付けられました。

セントチヒロ・チッチさんは、アイナ・ジ・エンドさんとともにメインボーカルを務めるメンバーです。ハスキーボイスのアイナ・ジ・エンドさんとは異なり、セントチヒロ・チッチさんは透き通った声をしています。

セントチヒロ・チッチという名前は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の主人公の名前と、「チッチ」と呼ばれたいという願望を掛け合わせて付けられました。

同時に愛せるのは2人までとアイドルらしからぬ公言をしてしまうセントチヒロ・チッチさんは、アイドルグループとしては異例の悪女担当です。自身で音楽イベントを開催してしまうほど音楽好きで、音楽に対する情熱はグループ1を誇ります。

ハシヤスメ・アツコさんは、メガネがトレードマークのメンバーです。メガネを外すとクビになるという噂もあり、数パターンのメガネを巧みに使い分けています。

2015年にBiSHに加入したハシヤスメ・アツコさんは、地元で地下アイドルとして活動していた経験があります。大人の色気が漂うハシヤスメ・アツコさんですが、実は少し天然です。

ハシヤスメ・アツコという名前は、メインディッシュより箸休めのような存在でいたいことから名付けられました。

リンリンさんは、ハシヤスメ・アツコさんと同時期の2015年にBiSHに加入したメンバーです。BiSHで一番ギャップのあるメンバーとしても知られ、内気な性格から担当は無口で、インタビューではほとんど喋りません。

ただし、ライブになると一転、激しくシャウトしたり、客席にダイブしたりとイメージを覆すパフォーマンスを見せてくれます。BiSHのオーディションに応募した理由が「ダイブしたかったから」だったというのも頷けます。

リンリンさんはBiSHの中でも断トツでファッションセンスがあり、イヴ・サンローラン展示会では展示用ムービーに参加し、モデルとしての活躍も注目されています。

アユニ・Dさんは、2016年8月に開催されたオーディションを経てBiSHに加入した最年少メンバーです。妹のような存在で、メンバーにもファンにも愛されています。

デビューするまでアユニ・Dさんはアイドル経験がありませんでした。しかし、あどけなさが残る天真爛漫な性格と洗練されたビジュアルは、天性のアイドルとしての素質が感じられます。

音楽面でも独創的な感性を持ち合わせており、2018年からは自身のソロプロジェクト「PEDRO（ペドロ）」を開始しています。「PEDRO」ではボーカルとベースを担当し、BiSHとはまた違ったロックサウンドで多くのファンを虜にしています。

BiSHとは、楽器を持たないパンクバンドとして活動する、6人組のアイドルグループです。一度ハマると抜け出せない独特の魅力を持つグループで、ファンには芸能人や著名人が多く存在します。新生クソアイドルとして結成されたことから、ファンのことをクソを掃除する人として「清掃員」と呼んでいます。

2023年に解散することを発表したものの、メンバーそれぞれ多岐にわたり活躍しているため、解散後も活躍が期待できるでしょう。個性豊かなBiSHのメンバー、また楽曲が気になる方は、ぜひYouTubeやSNSをチェックしてください！

※当記事は2022年12月時点の情報をもとに作成しています