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Conton Candy(コントンキャンディ)とは?メンバーを紹介

Conton Candy(コントンキャンディ)とは?メンバーを紹介

Conton Candyは、2018年に高校1年生のメンバーで結成されたスリーピースバンドです。圧倒的な演奏力と歌唱力、同世代の共感を得る歌詞は大きな注目を集め、「ロングスカートは靡いて」「ファジーネーブル」などのヒット曲を生み出してきました。ボーカルの力強い歌声とティーンエイジャーに寄り添う楽曲の数々は、現在も多くの人の心をつかんでいます。

当記事では、Conton Candyの経歴やメンバー3人のプロフィール・魅力をご紹介します。Conton Candyのメンバーについて知りたい方は必見です!

1.Conton Candy(コントンキャンディ)とは?

Conton Candy(コントンキャンディ)とは、東京を拠点に活動する20代のスリーピースバンドです。

高校の同級生で結成されたガールズバンドで、バンド名の「Conton」は「混沌」に由来しています。10代に人気の音楽配信サイトEggsの再生アーティストランキングでは、2021年頃からトップ3を維持し、総再生数は75万回再生という記録です。TikTokにおいても、弾き語りや歌詞になぞらえた投稿が注目されています。

なお、Conton Candyはメジャーデビューをしていないバンド、いわゆるインディーズバンドです。下北沢を中心に全国でライブ活動を行い、ライブバンドとしても成長し続けています。

1-1.Conton Candyの経歴

Conton Candyは2018年、メンバー全員が高校1年生のときに東京都立武蔵丘高校の軽音楽部のベストメンバーとして結成されました。2019年に高校2年生で参加した「高校生ライブMUSIC DAYS」東京大会では、最優秀賞を受賞します。続くFINALではグランプリを逃しましたが、FACE-ON賞を受賞しました。

そのほかにもさまざまな大会で成果を残していましたが、2020年6月、Conton Candyは無期限の活動休止をX(元:Twitter)で発表します。活動休止の背景には、元ボーカル・山本 李々佳さんのバンド活動の継続が困難になったという事情がありました。

そして、当初4人体制だったバンドを現在の3人体制に移行し、2021年3月に活動を再開。同年に1st EP「PURE」、2022年に2nd EP「angel」、2023年に3rd EP「charm」をリリースし、邦ロック界で精力的に活動しています。

2.Conton Candyのメンバー3人のプロフィール・魅力を紹介!

Conton Candyの音楽性の魅力は、ボーカルの力強い歌声と若い世代に寄り添う楽曲、ベースとドラムのリズム隊が生み出す圧倒的な安定感です。ここでは、そんなConton Candyのメンバープロフィールを紹介します。

2-1.八島 紬衣/つむぎ

名前 八島 紬衣(やしま つむぎ)
担当 ギター・ボーカル
生年月日 2002年11月9日
年齢 20歳 ※2023年11月時点

八島 紬衣さんはConton Candyのフロントマンです。バンドの結成当初から元ボーカルが脱退するまでは、ギターを専任していました。しかし、3人体制で活動を再開するときから、紬衣さんがギター・ボーカルを担当する形になりました。

活動再開以降、Conton Candyの楽曲の作詞作曲を主に担当している紬衣さんは、バンドの大黒柱とも言える存在です。紬衣さんの声色はキュートでありながらも剥き出しの感情表現を伴い、伸びやかさと繊細さを併せ持っています。ライブハウス全体に響き渡るようなエネルギッシュな歌声です。

また、紬衣さんは影響を受けた存在として銀杏BOYZを挙げていて、高校時代から現在まで「ずっと好き」とインタビューで語っています。

2-2.鈴木 楓華/ふうか

名前 鈴木 楓華(すずき ふうか)
担当 ベース
生年月日 2002年12月12日
年齢 20歳 ※2023年11月時点

鈴木 楓華さんはConton Candyのベーシストです。ドラムの彩楓(さやか)さんとは実の双子で、楽曲では息ぴったりのリズムワークを披露しています。

楓華さんのベースラインには躍動感があるのが特徴的です。ドラムがリズムパターンに変則的な動きを見せるタイミングでも、しっかりとリズムを合わせて演奏しています。

ライブで見せる、膝を上下に屈伸させながらリズムを取るプレイスタイルも魅力的です。ドラムの彩楓さんと合わせて「リズム隊」と呼ばれることの多い楓華さんですが、楽器を始めた頃はリズム隊という概念は知らなかったと語っています。小さい頃にピアノやフルートを習っていて低音を好きになるタイミングがあり、そのときにベースを弾きたいと思ったそうです。

2-3.鈴木 彩楓/さやか

名前 鈴木 彩楓(すずき さやか)
担当 ドラム
生年月日 2002年12月12日
年齢 20歳 ※2023年11月時点

鈴木 彩楓さんはConton Candyのドラマーで、ライブのステージではいつも笑顔でドラムを叩く姿が魅力的です。

彩楓さんのリズムキープには狂いがなく、正確性に定評があります。また、正確なだけでなくダイナミックなプレイスタイルも、彩楓さんのドラミングの強みです。自由な存在感を持つ彩楓さんの演奏は、スリーピースというシンプルなバンド編成を生かしつつも、リズムワークだけにはとどまりません。

ドラムを始めたきっかけは、ORANGE RANGEのライブ。同バンドの元ドラム・KATCHANさんが楽しそうに叩いているライブパフォーマンスを見て、「私もやってみたいと思った」と彩楓さんは語っています。

3.Conton Candyの代表曲は?

新進気鋭のConton Candyは「好きなものは手のひらの中」や「リップシンク」など、バラエティーに富んださまざまな楽曲をリリースしています。その中でも人気の高い4つの代表曲を紹介します。

3-1.ファジーネーブル

TikTokなどで総視聴数30億回を記録し話題を呼んだ「ファジーネーブル」は、カクテルの名前をタイトルにしたConton Candyの代表曲です。

キャッチーなメロディーや透明感あるハイトーンのボーカル、キュートに奏でるギターの音色で、甘酸っぱい恋模様をドリーミーに描いています。

3-2.ロングスカートは靡いて

「ロングスカートは靡いて」は、Conton Candyを語る上で欠かせない人気曲です。青春を感じさせる心地よい8ビートの疾走感あるサウンドで、一途な乙女心を切なくつづっています。歌詞の内容はリアルで聴く人にとって共感性が高く、恋の切なさを表現するリズム隊2人のコーラスワークも魅力的です。

スリーピースのシンプルな構成でありながらも、ドラムパターンの変化によって飽きのこない楽曲展開を作っています。

3-3.milk

「milk」は1st EP「PURE」に収録されている楽曲で、曲構成が個性的です。前半はボーカルとサウンドに抑制を効かせた穏やかな雰囲気ですが、「がなり」の歌唱法を使った紬衣さんの力強い歌声をきっかけに、壮大なムードへと変わります。

リズム隊2人の滑らかなテクスチャーのエモーショナルなコーラスも印象的で、ボーカルと絡み合いながら、楽曲の切ない世界観をさらに盛り上げています。

3-4.102号室

「102号室」は1st EP「PURE」の1曲目を飾っている楽曲です。いわゆる失恋ソングですが、「102号室」で表現されているのは後悔や未練といった報われない思いではありません。曲のラストのフレーズに「そばにいてくれてありがとうね」とあるように、「私」から「あなた」への感謝の気持ちを歌っています。

込み上げる切ない思いを力ずくで押し殺しているような、紬衣さんの力強いボーカルが印象的です。

まとめ

Conton Candyは、2018年に当時高校1年生だったメンバーで結成されたスリーピースバンドです。若い世代を中心に人気を集めており、同世代の共感を得る歌詞や圧倒的な演奏力・歌唱力は結成当初から高い評価を受けていました。

Conton Candyのメンバーはギター・ボーカルの紬衣さん、ベースの楓華さん、ドラムの彩楓さんの3人で構成されています。Conton Candyの最新の活動状況が知りたい方は、バンド公式のホームページやSNSをチェックしましょう!

※当記事は2023年11月時点の情報をもとに作成しています

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