Creepy Nuts（クリーピーナッツ）のメンバー2人を紹介！結成秘話や代表曲も

Creepy Nutsは日本を代表するラッパーであるR-指定と、世界一のDJであるDJ松永による、ヒップホップユニットです。2020年11月に武道館公演を成功させ、バラエティ番組やドラマに出演するなど、多方面で幅広く活動しているアーティストです。

当記事では、Creepy Nutsの結成秘話や魅力、メンバー2人のプロフィールなどを解説します。圧倒的なスキルとセンスでファンの心をつかんでいる、Creepy Nutsが気になる方は、ぜひご一読ください。

Creepy Nutsとは、ラッパーのR-指定さんとDJ松永さんによるヒップホップユニットです。2017年にSony Musicより「高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー」というシングルでメジャーデビュー。2020年8月には「かつて天才だった俺たちへ」をリリースし大ヒットしました。

2021年にはアルバム「Case」をリリース。収録曲「のびしろ」がTikTokで1億回再生を超えるなど、若者を中心に世間の注目を集めています。

2人の才能はヒップホップだけにとどまりません。ニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」や、テレビCM・ドラマなど多方面で活躍するアーティストです。

Creepy Nutsのメンバー2人は大阪のイベント会場で初めて出会います。当時R-指定さんは18歳、DJ松永さんは19歳で、お互い別々のラップグループを組んでいました。2人が知り合ってから4〜5年は友だち以上ユニット未満の関係が続き、お互いのソロ活動に客演する程度のものでした。

友だち関係が続く中で決意やきっかけも特になく、「一緒にやってみます？」と自然な流れでCreepy Nutsが結成されました。

Creepy Nutsが人気の理由は、メンバー2人のスキルの高さにあります。R-指定さんとDJ松永さんのそれぞれが世界に通じる高いスキルをもっているからこそ、他のグループとは一線を画した魅力的なメロディラインが生まれるのでしょう。Creepy Nutsの楽曲はキャッチーで聴きやすく、ヒップホップ初心者でも楽しめると評判です。

メンバー2人の人柄のよさも、世間から愛されている理由の1つです。ラッパーやDJには一般的に怖いイメージをもつ人が多いものの、2人はラッパーやDJの一般的なイメージに当てはまらない控えめな性格です。だからこそ、他にはない親しみやすさが生まれます。ラジオやドラマなど音楽以外の分野で活躍しているのも、彼らの人となりが魅力的であるためでしょう。

以下では、幅広い分野で活躍するCreepy Nutsのメンバー2人のプロフィールや経歴を紹介します。

ラッパーのR-指定さんは「ULTIMATE MC BATTLE」というMCバトル日本大会で、前人未到の3連覇を成し遂げた異例の経歴の持ち主です。全国各地から凄腕のラッパーが集まる本大会で3連覇を果たしたのは、2005年の開催以来R-指定さんただ1人です。

R-指定さんはラッパーとしてのスキルはもちろんのこと、言葉遊びのセンスにも日本屈指の定評があります。彼が書くリリックの中には多彩な言葉遊びが散りばめられており、ファンの間でも「聴いていて楽しい」という声も多いです。

Creepy NutsのライブではR-指定さんの特技「聖徳太子ラップ」も見どころです。観客からその場でもらった複数のワードを取り入れてラップを即興で披露するというライブパフォーマンスが、ライブをさらに盛り上げています。

DJの松永さんは「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」という最高峰の大会で優勝し、世界に名をとどろかせました。初出場のDJバトル世界大会で頂点に立つという輝かしい実績の持ち主です。

Creepy NutsのトラックはDJ松永さんが作成しており、覚えやすいキャッチーなメロディはヒップホップが苦手な人でも聴きやすいという魅力があります。Creepy Nutsの楽曲はR-指定さんの歌唱力や歌詞のワードセンスに注目される傾向にあります。しかし、DJ松永さんの作る楽曲のメロディラインの美しさも業界屈指のレベルです。

オールナイトニッポンとは、1967年から放送されている深夜のラジオ番組です。放送開始当時から生放送をコンセプトとしており、バラエティに富んだ出演者の個性あふれるフリートークは聞く人を飽きさせません。

2022年11月現在、曜日ごとのパーソナリティは下記のようになっています。

毎週月曜日のオールナイトニッポンでは、Creepy Nutsがパーソナリティを勤めています。

Creepy Nutsのオールナイトニッポンでは、DJ松永さんの自由奔放なトークと、R-指定さんの鋭いツッコミが魅力です。テンポのよい2人のやりとりは漫才のようで、コアなリスナーも少なくありません。

Creepy Nutsのオールナイトニッポンは毎週月曜日の25時から27時の配信で、ニッポン放送をキーステーションとして全国放送されています。

Creepy Nutsは「のびしろ」「助演男優賞」など数々の人気曲をリリースしています。ドラマや映画でも使用されており、ヒップホップ初心者でも聴きやすい曲が多いです。

今回は、その中でも特に人気の高いCreepy Nutsの代表曲を紹介します。「Creepy Nutsに興味があるけど何から聞けばいいのか分からない」という人は、ぜひ参考にしてください。

「合法的トビ方ノススメ」は、Creepy Nutsがインディーズ時代から歌い続けている曲の1つです。2016年リリースのアルバム「たりないふたり」に収録されています。

ヒップホップの世界では、ドラッグをテーマに書かれた曲が多いことを皮肉った歌詞が特徴的で中毒性のある曲です。作家のような服装のDJ松永さんがラジカセを片手に街中を駆け抜け、犯罪集団と対決するという謎設定のMVも人気があります。

2018年にはCreepy Nuts初のフルアルバム「クリープ・ショー」にて、リアレンジ・バージョンである「新・合法的トビ方ノススメ」が収録されています。Creepy Nutsの歴史を語る上で欠かせない1曲と言えるでしょう。

2020年8月に発売されたミニアルバム「かつて天才だった俺たちへ」の表題曲です。Creepy Nutsの楽曲の中でも特に人気が高く、2022年11月時点でYouTube公式チャンネルの動画再生数は2,900万回以上を記録しています。

帝京平成大学のCMのために書き下ろされた曲で、歌詞には大学を連想させる言葉が散りばめられています。他人と比較したり余計なプライドをもったりせず、自分の可能性を信じてほしいというメッセージが込められたCreepy Nuts流の応援ソングです。

テンポのよいメロディと前向きな歌詞に勇気をもらえる1曲です。何か目標に向かって頑張っている人は、ぜひ試聴してみてください。

2019年にリリースされたミニアルバムの表題曲です。「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー」の公式テーマソングとして書き下ろされました。「よふかしのうた」という曲名の通り、深夜ならではの背徳感や昼間にはない高揚感を感じさせてくれる1曲です。

漫画家のコトヤマ氏はこの楽曲をもとにしてキャラクターを作り出し、「よふかしのうた」という作品を生み出したエピソードも有名です。漫画「よふかしのうた」はアニメ化され、エンディング曲としてCreepy Nutsの楽曲が使用されました。

Creepy NutsはR-指定さんとDJ松永さんによるヒップホップユニットです。2017年にデビューし、これまで多くのヒットソングを配信してきました。また音楽活動に限らずテレビやCM、ドラマなど多方面で活躍するマルチなアーティストです。

R-指定さんは日本のMCバトルで3連覇し、DJ松永さんはDJの世界大会で優勝するという実績をもっています。DJ松永さんが作ったトラックに、R-指定さんの言葉遊びが散りばめられた歌詞は、世界に通じる2人だからこその楽曲となっています。魅力あふれるCreepy Nutsの楽曲が気になる方は、ぜひチェックしてください！