カラオケで盛り上がりに欠かせないのがデュエット曲です。2人で歌っているときのハモりや掛け合いは、1人で歌うときと違った楽しみがあります。一般的に、男女2人で歌えるものをデュエット曲と呼びますが、最近では同性同士で盛り上がれる曲も増えています。
当記事では、カラオケで歌えるデュエット曲を、最近の曲・人気の曲・男女で歌える曲に分けて紹介します。歌いきるためのコツについてもまとめているので、デュエット曲をカラオケで歌いたい人は参考にしてください。
1.【最近の曲】カラオケで歌えるデュエット曲
最近流行した話題のデュエット曲について紹介します。テレビやネットでも耳にする機会が多いため、一度は聴いたことがある曲も多いでしょう。
カラオケで歌える流行りのデュエット曲で盛り上がりたい人は、ぜひ参考にしてください!
1-1.点描の唄/Mrs. GREEN APPLE(feat.井上苑子)
「点描の唄」は、Mrs. GREEN APPLEと井上苑子さんのコラボ楽曲です。映画「青夏 きみに恋した30日」の主題歌に起用されています。映画に登場する2人の気持ちが細やかに描写された、優しい歌詞が印象的です。
歌うときは、ハモりが美しくなるよう意識するのがポイントです。ハモるほうのパートを歌う人は、息を混ぜながら柔らかく歌い上げましょう。ハモりの声が大きいとハモりがメインメロディーのようになるため、程よい声量で歌うよう意識するのがコツです。
1-2.夢幻/MY FIRST STORY × HYDE
「夢幻」は、MY FIRST STORYとHYDEさんのコラボ楽曲です。アニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」の主題歌に起用されています。アニメの登場キャラクターである「産屋敷輝哉」と「鬼舞辻無惨」の相対する思いが込められた、強い意志を感じさせる曲調と歌詞が特徴的です。
儚い印象を与えるために、ウィスパーボイスで歌い上げるとよいでしょう。
1-3.この雨がやんだら/足立佳奈 (feat.竹内唯人)
「この雨がやんだら」は、足立佳奈さんと竹内唯人さんのコラボ楽曲です。WOWOWのドラマ「アオハライド Season1」の主題歌に起用されています。歌詞には、雨が降り注ぐ中で寄り添い合う、2人の思いや相手への愛情が込められています。
ドラマの中でも主人公たちは雨がきっかけで惹かれ合うこととなったため、聴くだけで2人の関係性をイメージできるでしょう。2人のもどかしい距離感を連想させる1曲に仕上がっています。歌う際は、優しさや愛を感じさせる柔らかな声で歌い上げるのがコツです。
1-4.コイコガレ/MAN WITH A MISSION × milet
「コイコガレ」は、MAN WITH A MISSIONとmiletさんのコラボ楽曲です。アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の主題歌に起用されています。
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編では、「竈門炭治郎」と「竈門禰豆子」、霞柱の「時透無一郎」と恋柱の「甘露寺蜜璃」という2組の男女が厳しい戦いに挑みます。物語のテーマに合わせて、コイコガレは男女で歌うデュエット曲となりました。
メインメロディーのほとんどをmiletさんが歌っており、高音域が多いため、高音域が出にくい人がmiletさんのパートを歌う際はキーを下げるとよいでしょう。
2.【人気の曲】カラオケで歌えるデュエット曲
カラオケで歌われている、人気のデュエット曲を紹介します。中には、リリースから長い年月が経っているにもかかわらず、ずっと愛されている曲もあります。
幅広い世代に愛される有名な曲が多いため、大勢でカラオケに行った際も盛り上がりやすいでしょう。カラオケに行ったときはぜひ歌ってみてくださいね!
2-1.灰色と青/米津玄師 (+菅田将暉)
「灰色と青」は、米津玄師さんと菅田将暉さんのコラボ楽曲です。大人になった青年が子供時代を思い返しながら、古い友人への思いを綴っているような、切ない歌詞が印象的な1曲です。
この曲は、米津玄師さんがプライベートで仲のいい菅田将暉さんを誘って制作しました。
音程が激しく変化する上、音域も広めに設定されているため、歌うにはテクニックが必要です。抑揚をつけるよう意識すると綺麗に歌えるでしょう。
2-2.硝子の少年/KinKi Kids
「硝子の少年」は、KinKi Kidsの楽曲です。1997年にリリースされたにもかかわらず、長年歌われている有名な1曲です。哀愁漂うラテン調の特徴的なメロディーと、失恋の悲しみを綴る歌詞が印象に残ります。
堂本剛さんのパートは吐息混じりに歌い、堂本光一さんのパートははっきりと力強く歌うのがコツです。
2-3.ライオン/May’n × 中島愛
「ライオン」は、May’nさんと中島愛さんのコラボ楽曲です。アニメ「マクロスF」の主題歌に起用されています。マクロスFの登場キャラクターであるシェリルとランカの「強くなりたい・生きていたい」という強い思いを感じさせる歌詞が特徴的です。
疾走感のある曲調も印象的で、一度聴いたら忘れられないでしょう。テンポのよさを大切にしつつ、強い感情を込めて歌うのがコツです。
2-4.再会 (produced by Ayase)/LiSA × Uru
「再会 (produced by Ayase)」は、LiSAさんとUruさんのコラボ楽曲です。ソニーのヘッドホン「1000Xシリーズ」のCMソングに起用されています。儚いメロディーと繊細なハーモニーが心を揺さぶる、優しいウィンターソングです。
YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」が新設した音楽レーベルの第1弾楽曲としてリリースされました。歌詞には、会いたくても会えない大切な人への思いが込められています。声質の違う2人の声が混ざり合った、デュエットならではの魅力が詰まった1曲です。
女性でも高いキーで歌われている上、音域が広くキー調整が難しいため、難易度は高めです。歌唱の際は、力強い歌声を持つLiSAさんと温かい歌声のUruさんそれぞれの個性を意識して歌うとよいでしょう!
3.【男女で歌える曲】カラオケで歌えるデュエット曲
男女で歌える、おすすめのデュエット曲を紹介します。明るく希望に満ち溢れた曲、切ない心情を描いた失恋ソング、パワフルな曲など、幅広いジャンルがあります。
男性の低い音域と女性の高い音域が混ざり合うことで、唯一無二の美しいハーモニーを奏でられる点は、男女で歌えるデュエット曲ならではの魅力です。
3-1.WINDING ROAD/絢香 × コブクロ
「WINDING ROAD」は、絢香さんとコブクロのコラボ楽曲で、日産自動車「キューブ」のCMソングに起用されています。前向きで明るい歌詞は、聴いた人に元気を与えます。
メインメロディーは、男性の声と女性の声が交互に入れ替わり、パートごとに音域が異なります。また、高音のパートも多いため、歌うのには少しテクニックが必要です。リズムに乗って軽やかにハーモニーを奏でるのが歌うときのコツになります。
3-2.打上花火/DAOKO × 米津玄師
「打上花火」は、DAOKOさんと米津玄師さんのコラボ楽曲です。映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌に起用されています。切ない歌声やピアノのメロディーが魅力の曲です。
DAOKOさんと米津玄師さんが交互に歌う点や、勢いのあるパートの後に静かなパートが来る点は、交互に打ち上げられやがて終わる花火のような儚さを感じさせます。
女性パートの最低音が低いため、女性パートを歌う人は低い声をうまく出せるよう意識して歌うのがコツです。また、勢いのあるパートと静かなパートのコントラストを意識することで、曲の儚さも表現できます。
3-3.Preserved Roses/T.M.Revolution × 水樹奈々
「Preserved Roses」は、T.M.Revolutionと水樹奈々さんのコラボ楽曲で、アニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」の主題歌に起用されています。力強い曲調と歌声が特徴で、アニメのオープニングにぴったりな迫力があります。
歌い方のコツは、原曲のようにパワフルに歌い上げることです。力強く歌うことで、曲の迫力をしっかりと引き出すことができます。
3-4.夜空。feat. ハジ→/miwa(feat.ハジ→)
「夜空。feat. ハジ→」は、miwaさんとハジ→さんのコラボ楽曲です。miwaさんとハジ→さんが互いの恋愛観を語り合いながら、2日間でこの曲を制作しました。お互いに好きでありながらも別れを選択する男女の心情をテーマにした、切なく感動的な歌詞と曲調が特徴です。
坂口健太郎さんや高田里穂さん、ムロツヨシさんなどの豪華キャストが出演したミュージックビデオも話題となりました。miwaさんは曲を制作する中で、「歌詞に切なさを感じて泣いた」と語っています。失恋した儚い2人に感情移入し、心を込めて歌うのがコツです。
まとめ
カラオケで歌えるデュエット曲の中には、最新の曲、ずっと歌われている人気の曲、男女で歌える曲があります。デュエット曲は盛り上がれるものが多く、一緒に歌う相手やシチュエーションなどに応じて曲を選ぶのがおすすめです。アニメ・ドラマ・映画に起用されている場合もあるので、曲を知っている同士であれば、その場で歌うこともできるでしょう。
デュエット曲を歌うときは、コツを知っておくとより楽しむことができます。ぜひ、カラオケでおすすめのデュエット曲と歌い方のコツをチェックしてくださいね!
※当記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています