友成空さんは、彗星のごとくJ-POPシーンに登場し、リリースする楽曲が次々にヒットをさせている2002年生まれのシンガーソングライターです。独自のワードセンスによる言葉選び、ジャンルに囚われないおしゃれなメロディーが人気となっています。
当記事では、友成空さんのアーティスト名の読み方や由来、これまでの経歴や代表曲について解説します。友成空さんに注目をしている方は、ぜひこの記事もご一読ください。
1.友成空の読み方は？
友成空さんの読み方は、「ともなりそら」です。独特な世界観を持った楽曲が特徴のシンガーソングライターで、TikTokやYouTubeでの活動から人気を集めました。
以下では、次世代アーティスト友成空さんの本名と名前の由来を紹介します。
1-1.友成空の本名と名前の由来
友成空さんの本名は、公表されていません。アーティスト名である「友成空」は、幼いころからお世話になっている大切な人に名付けてもらいました。曲を聴いている方と、友達になれるような音楽を作りたいという思いが込められています。
また、友成空さんは「空」という字に魅力を感じており、強いこだわりを持っていることでも有名です。「空」には、さまざまな意味が込められています。
まるで人の心のように移り変わる空は、多様な表情を見せながらも、上を見上げれば必ずそばにいてくれる存在です。「空」という字には、いつも聴く人のそばにある音楽を作りたいという思いが込められています。何色とはっきり定めることができない、美しい夕焼け空の色からは、生きることの本質を感じるとインタビューで述べていました。
友成空さんは、中国語の「空」という言葉が表す「空っぽ」から、いつも空っぽの状態でいることで、あらゆることを受け入れられる人になりたいとも語っています。
2.友成空は顔出ししてる？プロフィールは？
友成空さんのデビューは、高校卒業直後の2021年3月31日です。デビューしてからしばらくの間は、詳しいプロフィールや素顔を公開せずに活動してましたが、最近は顔を公表しています。
2023年12月にYouTubeで公開された「改札」のMVに顔出しで出演したり、宣材写真でも横顔の写真を公開したりなど、少しずつ顔出しする機会が増えつつあります。やさしい雰囲気が感じられるイケメン好青年と、ファンの間で評判です。
友成空さんは、幼い頃からピアノを習っており、ベース演奏を趣味に持つ父親の影響から音楽に興味を持ちはじめました。小学4年生のころに、父親から電子ピアノを譲り受けたことがきっかけとなり、独学で楽曲制作を開始します。
友成空さんは、神奈川県出身の2002年生まれであることは分かっています。しかし、誕生日や身長などの詳しいプロフィールは公開されていません。所属レコードレーベルは、エイベックス・エンターテインメントのcutting edgeです。
3.友成空の経歴
友成空さんは、作曲はもちろん、作詞やアレンジ、イラストまでマルチにこなすシンガーソングライターです。若いながらも独自の音楽世界を確立し、多くのリスナーを魅了しています。
以下では、Z世代シンガーソングライターとして人気急上昇中の友成空さんの経歴を紹介します。
3-1.SNS投稿をきっかけに音楽の道へ
小学生のころから独学で作曲していた友成空さんは、高校時代に友人たちと海辺の朝日を見て、その思い出を歌にして残したいという想いから作詞と歌唱にも挑戦します。高校生時代の友成空さんは、あくまでも趣味としての音楽を楽しんでいました。
少しずつ「自分の楽曲を他の人にも聞いてもらいたい」という気持ちが芽生えはじめた友成空さんは、自ら作詞作曲した楽曲をSNSへ投稿しはじめます。SNSで偶然目にした事務所のデモテープ募集の投稿に応募し、見事シンガーソングライターへの道を手に入れました。
3-2.1stEP「18」でメジャーデビュー
友成空さんは、高校生活最後の日である2021年3月31日に、1stEP「18」でメジャーデビューを果たします。1stEP「18」には、シティポップやバラードなど幅広いジャンルの楽曲が5曲収録されています。
デビュー前は、オリジナルの楽曲だけでなく、カバー曲をTikTokに投稿することもありました。カバー曲のジャンルは多岐にわたり、J-POPや昭和歌謡、K-POPなども投稿しています。ジャンルにとらわれない自由な発想が、友成空さんの魅力の1つです。
3-3.鬼ノ宴がバイラルヒット
2024年1月10日にリリースされた「鬼ノ宴」は、各音楽チャートを席巻し、社会現象とも言える大ヒットを記録した楽曲です。軽快な和風のメロディーに、鬼や閻魔、仏が登場するダークな独特の世界観が多くの聴き手に刺さりました。
友成空さん本人がSNSに投稿したデモ動画が大きな話題となり、配信リリース前から注目を集めていました。YouTubeやTikTokでも数多くのカバー動画が投稿されるなど人気はさらに加速。「鬼ノ宴」の配信リリース後も再生回数が伸び続け、勢いは止まりません。Spotifyやレコチョクなどの音楽配信サービスで上位にランクインし、幅広い層から支持を集めています。
3-4.ワンマンライブ開催
2024年1月21日に東京・TOKIO TOKYOにて、友成空さん自身初のワンマンライブ「雨のち空」が開催され、大盛況のうちに幕を閉じました。ライブでは、大ヒットした話題曲「鬼ノ宴」だけでなく新曲も披露され、ファンを熱狂させました。
さらに、2025年1月5日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて、2ndワンマンライブ「空感kū-kan」の開催が決定しています。2024年5月にリリースされた最新曲「睨めっ娘」が、USEN週間J-POP HITランキング1位を獲得するなど、友成空さんの勢いは止まることを知りません。
4.友成空の代表曲
友成空さんは、次世代音楽シーンを担うアーティストとして、独特な世界観とキャッチーなメロディーで多くのリスナーを魅了しています。人気曲「鬼ノ宴」のようなインパクトのある楽曲だけでなく、「改札」や「空はまるで」、「ないものねだり」など、幅広いテーマとサウンドで構成されているのが特徴です。
以下では、友成空さんの楽曲の中から、特に代表的なものを3つ紹介します。
4-1.睨めっ娘
2024年5月15日に配信が開始された「睨めっ娘」は、「鬼ノ宴」に続くヒット曲として大きな話題となりました。危ない魅力を放つ美しい別品さんに、焦がれ落ちていく恋模様を描いた楽曲で、強烈な言葉選びとキャッチーなメロディーが印象的です。
葛飾出身さんによる映像と、幸田もも子さんのイラストが融合した和を感じさせるアニメーションMVにも注目が集まります。
4-2.コーヒー
シングル曲「コーヒー」は、友成空さんのデビューEP「18」からおよそ1年7か月後の2022年11月25日にリリースされた楽曲です。数多くの有名アーティストのプロデュースを手掛けるOvall・関口シンゴさんがアレンジを担当し、MVはエリザベス宮地さんが監督を務めました。
「コーヒー」は、何気ない日常の中に存在していた幸せに気づき、失ってしまった切なさを描いた楽曲です。冷めたコーヒーを眺めながら、過ぎ去った日々を懐かしむ主人公の心情が、繊細な言葉で綴られています。
4-3.グッドモーニング
2023年5月31日に配信された2ndシングル「グッドモーニング」は、「HIP LAND MUSIC」のサポートによりデジタルリリースされた楽曲です。何気ない日常の朝に感じる、幸せな一瞬を切り抜いたラブソングです。
アップテンポな曲調に乗せた友成空さんの透明感のある歌声が耳心地よく、明るく前向きな気持ちにしてくれます。
まとめ
友成空（ともなりそら）さんは、2024年1月10日にリリースした「鬼ノ宴」のデモ動画が話題となり、大注目を浴びているシンガーソングライターです。爽やかな歌声が特徴で、ジャンルに囚われない友成空さんの楽曲が多くの方を虜にしています。
デビュー当時は素顔を隠して活動していましたが、現在は活動の幅を広げ顔も公表しています。これからさらなる活躍が期待される、2024年注目しておくべきアーティストの一人です。
※当記事は2024年11月時点の情報をもとに作成しています
