元BiSHのハグ・ミィのプロフィールと脱退理由・現在を解説

2023年6月29日（木）に、東京ドームのワンマンライブで解散が予定されているBiSH。これまでのBiSHの経歴を確認したときに、忘れてはいけないのがハグ・ミィさんの存在です。約1年というBiSHでの短い活動期間でしたが、彼女の活躍は多くの清掃員（BiSHのファン名）を魅了しました。

当記事では、元BiSHのハグ・ミィさんのプロフィールや経歴・脱退理由と現在の活動について解説します。ハグ・ミィさんを好きな方は、ぜひご一読ください。

BiSHとは、株式会社WACKに所属する女性6人組の楽器を持たないパンクバンドです。楽器を持たないパンクバンドとして、2016年5月にメジャーデビューしました。ファンを清掃員と呼ぶなど、これまでのアイドルとは一風変わったイメージのグループです。

ハグ・ミィさんはBiSHの初期メンバーとして、2015年3月から2016年5月まで約1年間活動していました。BiSHは現在、アイナ・ジ・エンドさん、アユニ・Dさん、セントチヒロ・チッチさん、ハシヤスメ・アツコさん、モモコグミカンパニーさん、リンリンさんの6名体制で活動しています。

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ハグ・ミィさんはBiSHに加入する前、2011年12月〜2012年9月までつんく♂さんが手掛けるアイドル育成型カフェ「AKIHABARAバックステ⇔ジpass」のメンバーとして活動しています。当時は、雨谷碧莉（あまたにみどり）という名前で活動しており、CDデビュー曲を歌ったり、つんく♂さんと共演したりすることもありました。

その後、2012年12月からはモデル大沢みどりとして活動を始めます。自身の撮影会を開くこともあり、順調にモデルの活動をしていました。

2013年5月からは、数々のアイドルグループを輩出してきた秋葉原ディアステージに所属し、貴瀬 美守（きせみもり）として活動を始めます。約2年勤務し、2015年3月にBiSHのメンバーとしてデビューしました。

ハグ・ミィさんは、2016年6月にBiSHを脱退しています。公式の脱退理由は、「家庭の事情」とされており、それ以上詳しい理由は明らかになっていません。脱退時にはファンの間でさまざまな噂も流れましたが、「家庭の事情」以外の理由は発表されませんでした。また、BiSHのプロデューサーの渡辺淳之介さんは、ハグ・ミィさんの脱退理由について「BiSHより大事なものがあるんでしょう」という言葉を残しています。プロデューサーにも惜しまれながらの脱退だったと伺えます。

ハグ・ミィさんは現在芸能活動を行なっておらず、一般人となっています。現在何をされているのかも明らかになっていません。

ハグ・ミィさんはBiSHの中で「あぶない熟女」を担当しており、「息を吐くように下ネタを吐く」と言われるほど、破天荒なキャラクターでした。BiSHメンバーへのインタビューでは「お姉さんのような存在」「頼りがいがある」と言われており、グループのメンバーから慕われていました。

ハグ・ミィさんはメンバーのことを、「可愛い」「癒やされる」とインタビューで答えています。特にアイナ・ジ・エンドさんについては、「歌もダンスも上手くて一目置いている」と、デビュー当時に話しています。ハグ・ミィさんは他のメンバーより年上だったこともあり、破天荒な性格ながらもメンバーのことを理解していました。

赤坂BLITZで開催したハグ・ミィさんの最終公演の日には、メンバー5人それぞれがハグ・ミィさんと撮った写真をTwitterに投稿しています。投稿には「愛してるハグ・ミィ」「ありがとうハグ・ミィ」などのコメントが付いており、ハグ・ミィさんはメンバーから愛されていました。ハグ・ミィさん脱退後もBiSHのライブではハグ・ミィさん作詞の曲を披露するほど、メンバーは今でもハグ・ミィさんを大切にしています。

BiSHはこれまで、「DEADMAN」や「プロミスザスター」「MONSTERS」「ALL YOU NEED IS LOVE」「Bye-Bye Show」など、数多くの楽曲をリリースしてきました。リリースされた楽曲の中には、ハグ・ミィさんが作詞・作曲を手掛けたものもあります。

以下では、ハグ・ミィさんが作詞・作曲した楽曲を紹介します。

「HUG ME」は、BiSHの1stアルバム「Brand-new idol SHiT」に収録されている、ハグ・ミィさんが作詞した曲です。ハグ・ミィさんの名前が、そのまま「HUG ME」というタイトルになっています。

歌詞の中には、「まだまだ足んない心全部うめたいだけ」「追いかけても追いかけても手が届かない」など、力強いフレーズが使われています。現状に満足していない、まだまだ先に進みたいという、ハグ・ミィさんの意思や想いを表していたのかもしれません。

HUG MEは、ハグ・ミィさんの脱退後にライブで披露される機会はありませんでした。しかし、2021年元日に配信された「BiSH presents FROM DUSK TiLL DAWN」で、約4年ぶりに披露されます。ハグ・ミィさんのパートは、ハグ・ミィさんの後にBiSHに加入したアユニ・Dさんが担当し、Twitterのトレンドに入るほどファンの間でも話題になりました。

身勝手あいにーじゅーは、BiSHの2ndアルバム「FAKE METAL JACKET」に収録されている曲です。ハグ・ミィさんは、「恋の中でアイドルにガチ恋している人の気持ちが一番熱くて深い」と感じ、「アイドルにガチ恋するオタク」をテーマに作詞しました。

歌詞の中には「明日の君も笑っていて」「ヘタな歌でも愛をこめて歌うよ」など、好きな人を強く思う気持ちが感じられます。「ガチ恋するオタク」がテーマとされていますが、叶わない恋のような、切なさも感じられる曲です。

アユニ・Ｄさんの魅力には、歌やダンス、ギターなどのパフォーマンス力はもちろんのこと、アーティストとしての包容力があります。ソロプロジェクト「PEDRO」では、まだ若いながらもアユニ・Ｄさんは、ライブでファンを盛り上げ、MCもこなしています。アユニ・Ｄさんの包容力があるからこそ、ファンは自由に音楽を楽しめるのでしょう。

PEDROのサポートメンバーからは、「気配りができる」「リーダーとして先頭に立って挨拶ができる」などの声も上がっています。ファンから見えない部分でも、アユニ・Ｄさんの真面目な性格が表れていることが分かります。

ハグ・ミィさんは、元BiSHのメンバーの1人です。初期メンバーとして加入し、デビューから約1年後に脱退しました。BiSH加入前はアイドルやモデルなどで活躍しており、BiSH脱退後は一般人となったため現在何をしているかは明らかになっていません。

ハグ・ミィさんとメンバーの仲は非常に良好で、活動当時はメンバーからお姉さんのような存在であると頼りにされていました。脱退後は、アユニ・Dさんがメンバーに加入します。ライブでハグ・ミィさん作詞作曲の「HUG ME」を披露したとき、アユニ・Dさんがハグ・ミィさんのパートを歌いファンを大きく沸かせました。

※当記事は2023年4月時点の情報をもとに作成しています