【まとめ】ジョジョの奇妙な冒険の歴代主題歌を紹介！

ジョジョの奇妙な冒険とは、荒木飛呂彦先生の原作漫画です。1987年に連載をスタートさせ、現在まで多くの読者を惹きつけてきました。血統と因縁が交錯するストーリー展開や、独自の表現方法が際立つ作品であり、TVアニメや映画化も果たしています。 各部の主題歌やエンディング曲も特徴的で、それぞれが物語の世界観を一層盛り上げる要素です。

今回は、ジョジョの奇妙な冒険のTVアニメの歴代主題歌をOPとEDに分けて紹介！第1部から第6部までの曲に加えて、映画の主題歌についても紹介するので、作品に興味のある人はぜひ参考にしてください。

ジョジョの奇妙な冒険は、荒木飛呂彦先生の原作による漫画です。1987年から集英社「週刊少年ジャンプ」で連載が始まりました。

ジョジョの奇妙な冒険は、主人公の血統が代々受け継がれるストーリー展開が特徴です。第1部の主人公「ジョナサン・ジョースター」と、敵対する「ディオ・ブランドー」との因縁から始まる物語は人気を博し、舞台や年代を変えながら続いています。現在は第8部まで完結し、第9部「The JOJOLands（ザ・ジョジョランズ）」が2023年の「ウルトラジャンプ」3月号からスタートしました。

ジョジョの奇妙な冒険が多くの読者を魅了する理由は、複雑なストーリー展開だけではありません。作中で表現される擬音やセリフ、「ジョジョ立ち」と呼ばれるポージングなど、荒木飛呂彦先生による独特な表現方法も注目ポイントです。2012年から開始したTVアニメは第6部まで放送され、映画化もされています。

この記事では、人気アニメ、ジョジョの奇妙な冒険の歴代主題歌を紹介します。

第1部「ファントムブラッド」は19世紀後半の英国が舞台です。主人公のジョナサン・ジョースターは数奇な運命によって幼なじみディオと戦うことになります。

戦いの鍵になるのは、ある時期を境に歴史から姿を消していた「石仮面」です。石仮面は古代メキシコで繁栄を遂げた太陽の民アステカに伝わる、永遠の命と支配力を司る仮面です。

【OP曲】

【ED曲】

TVアニメジョジョシリーズ第1部、ファントムブラッドのOP曲は「ジョジョ〜その血の運命〜」です。富永TOMMY弘明さんが歌うこの曲は、聞く人に力強く熱いインパクトを与えます。初めて聞くと、クセの強い曲調と感じるかもしれません。しかし聴き続けると、特徴のある描写やストーリーの雰囲気にマッチし、音楽が不思議と耳に馴染んできます。アニメを盛り上げる相乗効果を生む楽曲です。

ED曲はイギリスのロックバンド「YES（イエス）」の「ROUNDABOUT」です。1971年に制作された楽曲を使用しています。

第2部の「戦闘潮流」の舞台は、ジョナサンの死から49年後、1938年のニューヨークです。主人公はジョセフ・ジョースターで、第1部に登場したジョナサンの孫にあたります。

ジョナサンに同行していた暗黒街出身の男、スピードワゴンは石油王となり、財団を設立するまでの資産家に成長しました。財団がメキシコに派遣した遺跡調査団が、石仮面のレリーフが刻まれた奇妙なミイラを発見したことからストーリーが展開します。

【OP曲】

【ED曲】

第2部のOP曲は、Codaさんの「BLOODY STREAM」です。Codaさんはロックバンド「No Regret Life」の小田和奏さんで、ハスキーな声色が特徴です。少し不気味さを感じさせる、色っぽい声質がアニメにマッチしています。

ED曲は第1部でもED主題歌を担当した「YES（イエス）」の「ROUNDABOUT」で、放送回のストーリーに合わせて使い分けるという独特な演出が採用されています。

第3部「スターダストクルセイダース」の舞台は1988年です。主人公の空条承太郎は、母のホリィを救うため、祖父のジョセフとともにジョースター家の宿敵ディオを倒す旅に出ます。「幽波紋（スタンド）」と呼ばれる能力を駆使し、次々と現れる刺客と戦いながら、ディオのいるエジプトを目指す冒険ストーリーです。

【OP曲】

【ED曲】

スターダストクルセイダースのOP曲のうち、1曲目は「STAND PROUD」です。橋本仁さんが歌うSTAND PROUDの作詞は、1クール目のOP曲を担当した、有名アニソンを多数手がける藤林聖子さんで、アニメ独特の世界観をそのまま反映した熱い曲調が引き継がれています。

2曲目の「ジョジョ その血の記憶〜end of THE WORLD〜」はエジプト編で使用され、これまでのオープニングテーマを歌ってきた富永TOMMY弘明さん、Codaさん、橋本仁さんが歌っています。

第3部スターダストクルセイダースのEDの1曲目を担当する菅野祐悟さんは、ドラマや映画など数多くの映像作品に起用されている作曲家です。第3部のED曲は途中で変化し、アニメに登場するキャラクターの声優さんが曲を担当する回もありました。

第4部の「ダイヤモンドは砕けない」の舞台は1999年、エジプトで繰り広げられたディオとの戦いから11年後に移ります。空条承太郎は日本に住む「東方仗助」に会うため、日本にやってきます。

祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子である東方仗助もまた特殊能力「スタンド」の使い手です。2人の出会いをきっかけに、スタンドの能力を持つ仲間とのつながりが生まれ、協力して敵に立ち向かうストーリーです。

【OP曲】

【ED曲】

第4部のオープニングテーマは4曲が使われています。「Crazy Noisy Bizarre Town」を歌う「THE DU」は城田純さん、和田泰右さん、Jeityさんの3人による限定ユニットです。ユニットはこのテーマ曲のために結成されました。曲調は90年代を意識したポップな雰囲気で、8話、9話ではEDMアレンジバージョンとして編曲されています。

第4部のED曲は1996年にリリースされた「Savage Garden」のデビュー曲「I WANT YOU」です。エレクトリックなサウンドに流れるラップ調のメロディーラインが印象に残ります。

第5部の「黄金の風」は、イタリアが舞台です。主人公のジョルノ・ジョバァーナの目的は、街に麻薬を流す「ボス」を倒すことです。謎多きボスに近づくため、ボスの娘トリッシュ・ウナの護衛指令を果たすところから物語が展開します。

【OP曲】

【ED曲】

第5部のOP曲、「Coda」の「Fighting Gold」は、イタリアギャングの世界観をイメージするようなダークな曲調です。ハセガワダイスケさんが歌うOP曲「裏切り者のレクイエム」も、ストーリーの緊迫した様子が伝わるようなテーマソングとなっています。

エンディングテーマ「Freek`n You」はJodeciさんによる楽曲です。アニメではあまり使用されないR&B調の大人っぽい雰囲気が特徴です。「Enigma」の「Modern Crusaders」とともに、イタリアを舞台としたアニメならではの大人っぽいイメージにマッチした選曲となっています。

第6部の「ストーンオーシャン」は「グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所」から物語が始まります。恋人の裏切りにより刑務所に収監された主人公の空条徐倫は、空条承太郎の娘。自らが不思議な力を持つことに気がつき、仲間とともに脱獄を果たします。100年以上に及ぶジョースター家とディオの最後の戦いをめぐるストーリーです。

【OP曲】

【ED曲】

ストーンオーシャンのOP曲は「ichigo from 岸田教団&THE明星ロケッツ」が歌う「STONE OCEAN」です。ポップなイントロから始まり、カラフルな牢獄のOP映像に合わせて疾走感あふれる曲調が続きます。第3クールOP曲「Heaven’s falling down」は、「sana （sajou no hana）」によるしっとりとしたメロディアスな雰囲気がストーリーの展開を想像させます。

第6部のED曲は「Duffy」の「Distant Dreamer」で、「遠くにある夢を追いかける夢想家」というタイトルのごとく、将来への前向きな展望を謳うエンディング内容です。

ジョジョの奇妙な冒険の「ファントムブラッド」は過去に映画も公開されています。

第1部「ファントムブラッド」は、2024年2月に東京の帝国劇場でミュージカルも上演される予定です。「ファントムブラッド」の壮大なスケール感あふれるストーリーと艶やかな作画の雰囲気は、TVアニメに止まらず、映画や舞台にまで作品の幅を広げています。

【主題歌】

「ジョジョの奇妙な冒険」は荒木飛呂彦先生の漫画です。作品の特徴は、代々受け継がれる血統と因縁に彩られたストーリーです。TVアニメや映画化もされており、多くの読者を魅了しています。

ジョジョの奇妙な冒険のTVアニメは、第1部から第6部まで放送。各部でさまざまな曲が使われており、2000年以前の曲や海外アーティストの曲も起用されています。曲調は各部のストーリーに合わせたものもあり、聴けば聴くほどクセになるでしょう。

作品はアニメだけでなく、映画や舞台でもファンに愛されており、ベーシックな展開が続いています。今後の展開に期待が高まりますね！