音楽

KANA-BOON(カナブーン)とは?メンバーのプロフィールを紹介!

KANA-BOON(カナブーン)とは?メンバーのプロフィールを紹介!

2006年に結成されたKANA-BOON(カナブーン)は、大阪を拠点に活動するバンドで、独特のサウンドと共感を呼ぶ歌詞で多くのファンを魅了しています。「4つ打ちロックの先駆け」とも称された曲「ないものねだり」に例えられるような、ビートやエッジの効いたギターサウンドが魅力のバンドです。

当記事では、脱退メンバーを含むKANA-BOONのメンバー5人のプロフィールや魅力をご紹介します。KANA-BOONが好きな人や代表曲が知りたい方は、ぜひご覧ください!

1.KANA-BOON(カナブーン)とは?

KANA-BOONとは、2006年に大阪の和泉工業高校における軽音楽部にて結成されたバンドです。高校生当時、谷口 鮪さんが隣の席だった小泉 貴裕さんを誘ったのがきっかけで結成に至りました。2010年からは、大阪にあるライブハウス「三国ヶ丘FUZZ」を拠点としてライブ活動を本格的に始めます。その後、2013年にメジャーデビューしました。

メンバーたちは当時ネットスラングの「ブーン」にハマっていたため、バンド名にブーンをつけたいと考えました。そこで古賀 隼斗さんが、虫のカナブンとかけた「カナブーン」という名前を提案します。

そこから「KAT-TUN」に似ていてかっこいいという理由で、中心にハイフンを入れた「KANA-BOON」というバンド名に決定しました。インタビューでバンド名について聞かれた際、谷口 鮪さんは「若気の至りでつけた」と語っています。

1-1.現在のメンバー

ベースの飯田 祐馬さん、ギターの古賀 隼斗さん、ドラムの小泉 貴裕さんは、スキャンダルや病気などが原因で脱退し、契約解除されることとなりました。KANA-BOONは2023年に活動休止が発表されたものの、2024年4月19日にライブ活動を再開すると発表しました。現在は、谷口 鮪さんと遠藤 昌巳さんの2人で活動しています。

1-2.KANA-BOONの魅力

KANA-BOONの魅力は、4つ打ちサウンドを駆使した曲や歌詞にあります。KANA-BOONが作る曲の4つ打ちサウンドには、数々の4つ打ちサウンドを使った曲の中でも抜きん出た魅力があると評判です。学生のリスナーに寄り添うような青春を感じる歌詞も、若者のハートを掴んだポイントの1つです。

2.KANA-BOONのメンバー5人を紹介!

KANA-BOONのメンバーは、それぞれが異なる魅力を持っています。以下からは、メンバーそれぞれの特徴やプロフィールについて徹底解説します。KANA-BOONが気になっている人は、ぜひ参考にしてください!

2-1.谷口 鮪

名前 谷口 鮪(たにぐち まぐろ)
担当 ボーカル・ギター
生年月日 1990年5月3日
年齢 34歳 ※2024年7月時点
身長 162cm
血液型 O型
出身地 大阪府

谷口 鮪さんは、KANA-BOONにおける曲すべての作詞や作曲を担当しているメンバーです。本名は谷口 俊寛さんであり、谷口 鮪さんは本名ではありません。初代ベーシストの廣瀬 弘明さんに「顔を前から見ると鮪に似ている」という理由で鮪とあだ名をつけられていたため、谷口 鮪さんという名前になりました。

少年のような爽やかな歌声と整った顔立ちで、若い世代をメインに多くのファンを魅了します。パーマがかかったヘアスタイルにしていることが多く、このパーマが印象に残っているファンも多いでしょう。「マキシマム ザ ホルモン」がきっかけで音楽を好きになったと語っています。

2-2.遠藤 昌巳

名前 遠藤 昌巳(えんどう まさみ)
担当 ベース・コーラス
生年月日 1990年9月6日
年齢 33歳 ※2024年7月時点

遠藤 昌巳さんは、マーシーさんという愛称で親しまれるメンバーです。KANA-BOONに入る前までは他のバンドに在籍していました。谷口 鮪さん、古賀 隼斗さん、小泉 貴裕さんとは高校の頃からの知り合いです。2020年からKANA-BOONのサポートメンバーをしており、ライブやレコーディングにおいてさまざまな形でKANA-BOONを支えてきました。

2022年4月1日に、KANA-BOONの新たな正式メンバーとして迎え入れられます。遠藤 昌巳さんはKANA-BOONのメンバーになった際、「KANA-BOONは自分自身にとって1つの目標でもあった」と語っていました。

2-3.古賀 隼斗(脱退)

名前 古賀 隼斗(こが しゅんと)
担当 ギター・コーラス
生年月日 1990年6月29日
年齢 34歳 ※2024年7月時点
身長 167cm
血液型 O型
出身地 長崎県

古賀 隼斗さんは、ゲームが大好きなメンバーです。普段は、全身真っ黒な格好でメディア出演するシーンが多く見られました。黒を基調としたファッションを好んでいるのは、元カノがV系バンド好きであったのが理由であるとしています。小泉 貴裕さんとは幼馴染の関係にあり、KANA-BOONに入ったのも小泉 貴裕さんから勧誘されたのがきっかけでした。

インディーズ時代には、KANA-BOONで唯一会社員として働き、バンドをお金の面で支えていたという過去もあります。遠藤 昌巳さんがKANA-BOONに入った際は、遠藤 昌巳さんについて「プライベートな話も気が合う」とポジティブなコメントを残していました。

2-4.小泉 貴裕(脱退)

名前 小泉 貴裕(こいずみ たかひろ)
担当 ドラムス
生年月日 1991年1月8日
年齢 33歳 ※2024年7月時点
身長 167cm
血液型 O型
出身地 大阪府

小泉 貴裕さんは、高速の裏打ちビートによってKANA-BOONの曲に疾走感を与えてきたメンバーです。KANA-BOONのメンバーが「怒っている姿を見たことがない」と語るほど、穏やかな性格をしています。「小泉 貴裕さんがいるとKANA-BOONの雰囲気がよくなる」と言われることもあります。

美容の専門学校を卒業した過去があり、美容師の免許を持っている点も特徴の1つです。「音楽ゲームのドラムマニアで遊んだことがある」という理由でドラム担当になったものの、実のところドラムマニアは遊んだ経験がないと後で明かしました。

2-5.飯田 祐馬(脱退)

名前 飯田 祐馬(めしだ ゆうま)
担当 ベース
生年月日 1990年6月27日
年齢 34歳 ※2024年7月時点
身長 165cm
血液型 A型
出身地 大阪府

名字は本来「いいだ」であるものの、「めしだ」と呼び間違えられることが多いため、「めしだ」に変えて活動していました。高校1年生からアルバイトをしていた経歴があります。アルバイトで稼いだお金は一部を親に渡し、残りは楽器の購入などに使っていたと語っています。

ピック弾きによる演奏をメインで行う一方、時には指弾きも披露し、曲に彩りを与えてきました。音楽業界を去ってからは、サウナの熱波師として活躍中です。熱波師を「天職だと感じる」と語っており、オランダで開催されるアウフグースの世界大会への出場を目指して日々鍛錬を重ねています。

3.KANA-BOONの代表曲

KANA-BOONは現在までに、数々の魅力的な曲を作り上げています。アニメのオープニングテーマとして人気の高い「バトンロード」や、ポップで聴きやすい「結晶星」など、聴くだけでテンションの上がる曲が盛りだくさんです。以下からは、中でも特に注目すべき代表曲について徹底紹介します!

3-1.ないものねだり

「ないものねだり」は、2013年リリースのアルバム「僕がCDを出したら」に収録された曲です。一度聴いたら忘れられないテンポのよい曲調が人気を集めています。すれ違う男女の思いがつづられた、もどかしく儚い歌詞も印象的です。

3-2.さくらのうた

「さくらのうた」は、谷口 鮪さんの少年のような歌声が生かされた切ない1曲です。インディーズ時代に作られた曲でありながら、今もなお多くのファンから愛されています。シングルのカップリング集「KBB vol.1」には、さくらのうたのアコースティックバージョンが収録されています。

3-3.シルエット

「シルエット」は、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングテーマとなった人気曲です。疾走感に満ちた曲調は、これから始まるアニメへのワクワク感を高める曲としてぴったりでしょう。海外限定で公開されているMVは1億回以上再生されており、日本に限らず海外でも人気を博していることがうかがえます!

3-4.フルドライブ

「フルドライブ」は、アップテンポなビートが特徴的な曲です。KANA-BOONはフルドライブによって、ミュージックステーションへの初出演を果たしました。谷口 鮪さんはフルドライブについて、「ファーストインパクトの強い曲になるよう意識した」と語っています。

まとめ

KANA-BOONは、2006年の大阪で谷口 鮪さんや小泉 貴裕さんが高校生の頃に結成され、独自の音楽スタイルとメンバーそれぞれの個性を融合させ、多様な楽曲を生み出してきました。エネルギッシュなサウンドと心に響く歌詞で多くのファンを魅了しており、特に若者の青春を描いた歌詞と4つ打ちリズムのサウンドは、多くのリスナーの共感を呼んでいます。

KANA-BOONはメンバーの脱退を経て、現在は谷口 鮪さんと遠藤 昌巳さんの2人で活動しています。「シルエット」「ないものねだり」など数々の代表曲・名曲があるので、ぜひチェックしましょう!

※当記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています

関連記事