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甲子園の歴代テーマ曲一覧|2009~2024年の応援ソングを紹介

甲子園の歴代テーマ曲一覧|2009~2024年の応援ソングを紹介

甲子園の歴代テーマ曲は、毎年異なるアーティストが高校球児たちの情熱と努力を音楽に込めて届けてきました。各年のテーマ曲には、それぞれの時代背景やメッセージが込められており、聞く人々に感動と共感を与えています。

当記事では、甲子園の歴代テーマ曲一覧と、2009~2024年の熱闘甲子園の歴代テーマ曲をご紹介します。

1.甲子園の歴代テーマ曲一覧

毎年多くの人々に感動を与える甲子園。甲子園のテーマ曲は高校球児たちの懸命な努力やひたむきさについて歌う曲が多く、聞く人を前向きにさせてくれるパワーを感じられます。

2004~2024年の甲子園の歴代テーマ曲一覧は、以下の通りです。

開催年 テーマ曲 アーティスト
2024年 ずっと好きだから ねぐせ。
2023年 フォトグラフ ATSUSHI×東京スカパラダイス

オーケストラ

2022年 栄光の扉 平井 大
2021年 夢わたし なにわ男子
2020年 放送なし
2019年 宿命 Official髭男dism
2018年 夏疾風
2017年 高橋 優
2016年 光と影の日々 AKB48
2015年 On Your Side Superfly
2014年 オモイダマ 関ジャニ∞
2013年 ダイヤモンド コブクロ
2012年 pride GReeeeN
2011年 ずっとここから JURIAN BEAT CRISIS
2010年 あとひとつ FUNKY MONKEY BABYS
2009年 Halation 秦 基博
2008年 OP:夏はこれからだ!

ED:虹が消えた日

OP:福耳

ED:秦 基博

2007年 OP:両方 For You

ED:ええねん

OP:ウルフルズ

ED:ウルフルズ

2006年 OP:スフィアの羽根

ED:奏

OP:スキマスイッチ

ED:スキマスイッチ

2005年 OP:奇跡

ED:夏陰〜なつかげ〜

OP:スガシカオ

ED:スガシカオ

2004年 OP:glory colors〜風のトビラ〜

ED:誓い

OP:ZONE

ED:BEGIN

2.2009~2024年|熱闘甲子園の歴代テーマ曲

熱闘甲子園の歴代テーマ曲は、甲子園ならではの青春ドラマを感じられる熱い音楽として、数多くの高校球児や甲子園ファンの心に刻まれています。

ここでは、2009~2024年の熱闘甲子園テーマ曲について詳しく解説します。

2-1.2024年|ずっと好きだから/ねぐせ。

2024年の熱闘甲子園テーマ曲は、人気急上昇中の4人組ロックバンドであるねぐせ。の「ずっと好きだから」です。作詞・作曲はメンバーのりょたちさんが手掛けており、「何かを続けること」の大切さについて、聞く人に寄り添いながら歌うミディアムナンバーとなっています。

ねぐせ。では初となるラップ歌唱も取り入れており、熱いエールがストレートに届く応援ソングとして人気を集めています。

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2-2.2023年|フォトグラフ/ATSUSHI×東京スカパラダイスオーケストラ

2023年のテーマ曲「フォトグラフ」は、EXILEのATSUSHIさんと東京スカパラダイスオーケストラ・ホーンセクションのコラボ楽曲です。作詞はATSUSHIさんが担当しており、「仲間と過ごすかけがえのない夏を胸に刻んでほしい」という優しいメッセージが込められています。

ミュージックビデオは高校生ダンサーによる甲子園球場での手話ダンスと、甲子園のハイライトを織り交ぜた映像の2本が公開されています。

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2-3.2022年|栄光の扉/平井 大

2022年のテーマ曲は、優しく温かい歌声が特徴のシンガーソングライター・平井 大さんの「栄光の扉」です。熱闘甲子園のみでなくテレビ朝日系列局の地方大会や関連番組の統一テーマ曲としても採用されており、楽曲を通して多くの人々に勇気を与えました。

栄光の扉は平井 大さん自身が作詞・作曲を担当しており、勝負の先にある人生の希望をポジティブに感じられる歌詞が魅力です。

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2-4.2021年|夢わたし/なにわ男子

2021年のテーマ曲には、同年の高校野球応援隊にも就任したなにわ男子の「夢わたし」が採用されました。「夢わたし」というタイトルはメンバーが考えたものであり、「次の世代に夢を渡す」「一人ひとり(私)に夢がある」という2つの意味があります。

しっとりした雰囲気のメロウな曲調で、夢に向かって努力する仲間同士の深い友情を大切に歌い上げているのが魅力です。

2-5.2019年|宿命/Official髭男dism

2019年のテーマ曲は、人気バンド・Official髭男dismの「宿命」です。メンバーのうち2人は高校時代にブラスバンド部員として地方大会の応援に参加した経験を持ち、楽曲を通してリスナーの「新たな一歩」を応援しています。

「宿命」は選手たちの葛藤や苦しみ、決意を描いたリアルで熱い歌詞が魅力であり、心揺さぶる楽曲として反響を呼びました。

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2-6.2018年|夏疾風/嵐

2018年は記念すべき100回目の甲子園開催であり、テーマ曲は国民的アイドルグループである嵐の「夏疾風」が採用されました。夏疾風は「夏の眩しく吹き抜ける風」を表す言葉であり、甲子園という舞台での一瞬一瞬のきらめきを切り取ったような爽やかな曲調に仕上がっています。

作詞・作曲はゆずの北川 悠仁さんが担当しており、「高校球児たちの背中を力強く押したい」という願いを込めて制作されました。

2-7.2017年|虹/高橋 優

2017年のテーマ曲は、シンガーソングライター・高橋 優さんの「虹」です。高橋 優さんは楽曲制作のために高校野球の観戦を繰り返し、夢を持つすべてのリスナーの背中を押す応援ソングを完成させました。

「虹を待つな、虹になれ」をテーマとして、失敗しながらも諦めずにもがき続けている人たちの心に届く名曲となっています。

2-8.2016年|光と影の日々/AKB48

2016年のテーマ曲は、AKB48から当楽曲のために選抜された16人のメンバーが歌う「光と影の日々」です。高校野球ファンであるという山本 彩さん・横山 由依さんがWセンターを務めたことでも話題になりました。

甲子園のテーマ曲に女性アイドルグループの楽曲が採用されるのは初めてであり、高校球児たちの「美しい汗」をしっとりと歌い上げています。

2-9.2015年|On Your Side/Superfly

2015年のテーマ曲は、Superflyの「On Your Side」です。ケイティ・ペリーさんなどへの楽曲提供で知られるボニー・マッキーさんが作曲を手掛け、心に響く壮大なミディアムバラードに仕上がっています。

作詞は越智 志帆さんが担当しており、選手同士はもちろん選手の家族・友人との絆にも寄り添いながら「人と人とのつながり」を熱く歌い上げています。

2-10.2014年|オモイダマ/関ジャニ∞

2014年のテーマ曲は、野球ボールに詰まったさまざまな思いを歌った関ジャニ∞の「オモイダマ」です。ミュージックビデオでは高校生ブラバンとのコラボシーンも採用されており、高校野球ならではの感動や青春を感じられます。

また、歌詞のフレーズは現役高校生から事前に公募しており、実際に16フレーズが取り入れられたことでも話題となりました。

2-11.2013年|ダイヤモンド/コブクロ

2013年のテーマ曲は、日本を代表するアーティストであるコブクロの「ダイヤモンド」です。高校球児をダイヤモンドと重ね、傷つくことを繰り返しながら輝きを増していく姿をしっとりと歌い上げています。

ゆったりしたメロディとコブクロの2人の温かくも力強い歌声で、前を向いて進む人への優しい応援歌として愛されています。

2-12.2012年|pride/GReeeeN

2012年のテーマ曲は、GReeeeNが書き下ろした青春応援ソング「pride」です。甲子園までの努力や涙、挫折をすべて背負って試合に挑む瞬間を感動的に歌い上げ、球児たちの青春を包みこんでいます。

落ち着いたサウンドとGReeeeNらしさ溢れるストレートな歌詞で、頑張る人たちの心を奮い立たせてくれるのが魅力です。

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2-13.2011年|ずっとここから/JURIAN BEAT CRISIS

2011年のテーマ曲は、JURIAN BEAT CRISISの「ずっとここから」です。当時現役女子高生であった川上 ジュリアさんはソロバンドとして活動しており、同年の高校野球マネージャーにも就任しています。

甲子園球児たちと同世代アーティストである川上 ジュリアさんならではの等身大の歌により、多くの選手たちが勇気づけられた応援曲となりました。

2-14.2010年|あとひとつ/FUNKY MONKEY BABYS

2010年のテーマ曲は、若者に絶大な人気を誇るFUNKY MONKEY BABYSの「あとひとつ」です。CDジャケットに田中 将大選手が起用されたことでも話題となり、FUNKY MONKEY BABYSらしいストレートな歌詞が球児たちの心に響く楽曲となっています。

「あとひとつ」は歴代の高校野球応援ソングの中でも特に有名な1曲であり、現在も多くの人々の背中を押しています。

2-15.2009年|Halation/秦 基博

2009年はテーマ曲を1曲に絞った最初の年であり、秦 基博さんの「Halation」が起用されました。ミュージックビデオには夏を感じさせる描写が多く、爽やかでありながらも気持ちを揺さぶる曲調にマッチしています。

高校球児たちの美しい青春を描いたフレッシュな歌詞により、聞くだけでキラキラした夏の思い出がよみがえります。

まとめ

甲子園のテーマ曲は、その年ごとの高校球児たちの情熱と青春を象徴する重要な要素です。2004年から2024年にかけて、多くのアーティストが情熱的な曲を提供し、選手たちの背中を押し続けました。各楽曲には、それぞれの時代やアーティストの個性が反映されており、試合のシーンを彩るだけでなく、観客や視聴者にも深い感動を与えています。

※当記事は2024年6月時点の情報をもとに作成しています

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