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ライブの持ち物リスト21選|必須・あると便利なものや当日の服装も紹介

ライブの持ち物リスト21選|必須・あると便利なものや当日の服装も紹介

ライブやフェスを思いっきり楽しむには、持ち物をしっかり揃えることが大事です。会場に到着してチケットや財布を忘れたといったことがないように、前日までに準備しましょう。ライブやフェスの内容によって持ち物は異なるため、状況に応じて持ち物の内容は臨機応変に変更する必要があります。

当記事では、ライブの持ち物をカテゴリーに分けて解説します。ライブやフェスは普段と状況が異なるため、突然の体調不良や緊急事態に備えた準備も大事です。ライブの持ち物が分からないという方は、ぜひ参考にしてください。

1. 【必須】ライブ・フェスに必ず持っていくべき持ち物リスト

ライブやフェスに参加するには必需品があります。チケットなどはうっかり忘れてしまうと、会場に入れないこともあるので注意が必要です。ライブを楽しむためにも、忘れ物がないように準備しましょう。

まずは、ライブやフェスの必需品をリストにしました。季節を問わず、必ず持っていきたい持ち物リストを紹介します。

準備だけでなく、出発前に忘れものがないかのチェックリストとしても活用してください。

1-1. チケット

チケットはライブやフェスの必需品です。ライブチケットを忘れると会場に入れない可能性が高いため、忘れないようにライブ参戦前に必ず確認しましょう。移動中もなくさないように、チケットの管理には気を付けてください。

電子チケットの場合は画面を出しておいたり、ブックマークしておいたりすることで当日スムーズに出せます。

1-2. 財布・お金

ライブやフェスに出かけるときは、小銭を取り出しやすいお財布が便利です。使わないカード類は抜いて、財布内をスッキリさせます。

会場でライブグッズの購入や飲食する予定があれば、現金の用意が欠かせません。ライブやフェスではクレジットカードや電子マネーは使えない会場がほとんどです。千円札と小銭を多めに用意しましょう。

金額は場合によりますが、会場ではグッズ代やドリンク代が必要となります。目安として、3万円程度あればグッズ購入も飲食も困らないでしょう。

1-3. スマホ

外出先での連絡ツールとしてスマホは必需品です。会場周辺で友人との待ち合わせではぐれてしまったときもスマホがあれば安心できます。会場までの地図を調べたり、交通情報を確認したりするときもスマホがあれば困りません。

昨今ではライブやフェスのチケットが電子チケットの場合もあるため、スマホは忘れないように持っていきましょう。

1-4. 身分証明書

ライブやフェスの会場によっては、身分証明書の提示を求められるときがあります。チケットの転売など不正防止のために、本人確認を必要とするためです。身分証明書がない場合は、チケットがあっても入場できない場合もあるため注意しましょう。

何かトラブルが起きたときに役立つこともあります。ライブやフェスの会場で身分証明書の提示を求められても困らないよう、顔写真入りの身分証明書を用意しましょう。

1-5. 生理用品・常備薬

女性の場合は、生理用品も必需品です。会場内で生理用品を販売している場所はほとんどありません。急に生理になっても慌てないよう、持ち物に加えておくと安心です。

また、頭痛薬や胃薬、目薬などの常備薬があれば、体調に変化があったときに役立ちます。薬は普段から飲み慣れているものを持参しましょう。

1-6. 飲み物

ライブやフェスの会場では、水分補給が欠かせません。夏は熱中症予防に、ほかの季節も汗や乾燥による水分不足に対応できます。500mlを持っていき、足りなくなったら会場で買い足すのがおすすめです。

ライブやフェスによっては、ペットボトルや水分の持ち込みが禁止されている会場もあります。事前に持参してもよいか確認し、持参できない場合は会場内の売店や自動販売機で現地調達しましょう。

2. 【あれば安心】ライブ・フェスにあると便利な持ち物リスト

ライブやフェスでは必需品があれば、会場に入ることができます。しかし、ライブ会場に持っていけば、ときに役立つ便利な持ち物もあります。

当日の移動や会場での過ごし方を考えると、バッグのサイズはコンパクトなほうが便利です。バッグの余裕をみながら、必要と感じるものを選んで持っていきましょう。

以下では、ライブやフェスを楽しむために、あると便利な持ち物をリストにしました。

2-1. モバイルバッテリー

ライブやフェスの会場であると便利なのが、モバイルバッテリーです。ライブ中にスマホを使用することは少ないものの、待ち時間や移動中はいつもより使用時間が多くなります。

友人と一緒にライブに参加する場合は、待ち合わせやはぐれたときにスマホは欠かせません。不慣れな土地の会場に向かうには、ナビゲーションとしてスマホが役立ちます。

スマホの充電切れでライブが楽しめなくなってしまうのを避けるために、念のため充電器を持参するのをおすすめします。

2-2. ビニール袋

ビニール袋は、いろいろな用途があるのでライブやフェスに持っていくと便利です。

ライブ会場の多くはゴミ箱の設置がありません。会場内で出たごみは持ち帰る必要があるため、ビニール袋はゴミ袋として使えて便利です。ほかにも、汗や雨で濡れた洋服を入れるのに役立ちます。

野外ライブやフェスの場合、ビニール袋を広げればレジャーシートとしても使用可能です。急な雨が降ってきたら、ビニール袋で荷物が濡れるのを防ぐ方法もあります。

2-3. 折りたたみ傘

天気が不安定な季節はライブやフェスの会場に向かう途中、雨に見舞われることもあります。ライブ会場によっては会場が山の上で、天気が変わりやすいという場合も珍しくありません。ライブ開始前に雨に濡れてしまうと着替えや処理に時間がかかるため、折り畳み傘を持っていくと安心です。

コンパクトで軽量の折りたたみ傘なら、あまり荷物になりません。ビニール袋を持っていれば、濡れた傘もしまえて便利です。日差しが気になるイベントであれば、晴雨兼用の折りたたみ傘の持参をおすすめします。日傘としても使えるので日焼けや熱中症対策にも使えるためです。

2‐4. 交通系ICカード

ライブ当日は、多くの人が公共交通機関を利用して会場に向かいます。会場周辺の駅はかなり混雑することが予想されるので、券売機の利用は控えたほうがよいでしょう。

ライブ当日は、交通系ICカードやスマホアプリを準備しておくとスムーズに会場に向かえます。最近では電車だけではなく、タクシーやバスでも交通系ICカードを使えるケースが多いので、当日までに忘れずにチャージしておきましょう。

2‐5. マスク・除菌グッズ

ライブ会場などの人が多く集まる場所では、感染症にかかるリスクが高まります。自分の健康を守るためにも、マスクや除菌グッズは持ち物に入れておくとよいでしょう。除菌シートを持っておけば、会場で飲食する際にサッと手を拭くこともできるので衛生的です。

マスクは感染症対策だけではなく、乾燥対策や冬の防寒対策としても活躍します。予備のマスクも用意しておきましょう。

2‐6. 大きめのトートバック

ライブに行く際に荷物が多くなりやすい人は、大きめのトートバッグを使うとよいでしょう。大きめのトートバッグには、収納力の高さと持ち歩きやすさを両立できるというメリットがあります。

また、アイドルやバンドのライブではグッズ販売が行われることも多いので、荷物が少ない人も大きめのバッグを準備しておくのがおすすめです。普段使っているバッグに、折り畳めるバッグを入れておくという手もあります。

2-7. ライブ用の応援グッズ・ペンライトなど

ライブやフェスの会場で使用するアーティストの応援グッズ(タオルやうちわなど)もあると、よりライブやフェスが楽しめます。会場内でのグッズ販売もありますが、グッズ売り場は長蛇の列になる可能性が高いです。事前購入できる場合は、あらかじめ買っておくと会場で慌てません。

ペンライトはコンサート会場によって使用禁止のこともあるため、事前にチェックしましょう。

2‐8. 双眼鏡

大規模なライブ会場の場合、ステージから遠い席だとアーティストの姿が肉眼ではほとんど見えないかもしれません。会場の規模に応じて、双眼鏡を持っていくとライブをより楽しめます。

双眼鏡を選ぶ際には、「倍率」をチェックしましょう。倍率とは対象物がどれくらい大きく見えるかを示すもので、ライブで使う場合は6~12倍の双眼鏡を選ぶのが一般的です。また、視界の明るさや眼鏡をかけたまま使えるかどうか、手ブレ補正機能があるかなど、製品ごとに特徴が異なるので、自分に合った双眼鏡を選びましょう。

2‐9. 銀テープ容器

ライブでゲットした銀テープは、きちんと保管しないとバッグやポケットの中で皺だらけになってしまいます。ライブの思い出として銀テープをきれいに持ち帰りたい場合は、容器を持っていきましょう。

銀テープ容器として、以下のようなアイテムを活用するのがおすすめです。

  • クリーム容器
  • タッパ―
  • 空き瓶、空き箱
  • カプセルトイのカプセル

クリーム容器やタッパ―などは、100円ショップでも購入できます。透明なクリーム容器なら、保管した銀テープをそのまま飾れるのも魅力です。

3. 【遠征・野外ライブ用】+αの持ち物リスト

ライブやフェスの開催先によっては、泊りがけでライブに参加する人もいます。遠征をする場合は必需品以外にも、遠征先で困らない持ち物リストが必要です。

以下では、遠征でライブに参戦する人向けに必要なアイテムを紹介します。遠征だけでなく、野外ライブの持ち物リストにも活用できるので参考にしてください。

3-1. 化粧道具・洗顔・クレンジング用品

遠征の場合は化粧道具やスキンケア用品などを持っていく必要があるでしょう。スキンケア用品にこだわりがあまりない場合は、化粧水や美容液、乳液などは1つになったオールインワンクリームやジェルを持って行くと荷物が減らせます。

下表は、ライブやフェスの遠征で必要となる化粧道具や洗顔・クレンジング用品の一覧です。

化粧道具・洗顔・クレンジング用品
日焼け止め ウォータープルーフの日焼け止めなら、汗や雨で濡れても安心です。
化粧下地 クリーム状のものは小分けにしていくと便利です。
ファンデーション BBクリームにすると、「日焼け止め」と「化粧下地」は不要になります。
アイブロウ パウダータイプならアイシャドウとしても使えるため荷物を減らせます。
マスカラ ライブ会場では雨や汗で濡れることもあるため、ウォータープルーフマスカラがおすすめです。
リップチーク リップとチークが一緒になっているものであれば、持っていくものが1つ減ります。
メイク落とし シートタイプのメイク落としなら、荷物の中で液体が漏れることがありません。
洗顔料 試供品やトラベル用であればコンパクトで、荷物がかさばりません。
オールインワンクリーム 化粧水・乳液・保湿クリームが1つになっていて、スキンケアが楽なだけでなく荷物が減らせます。
シートマスク 野外のライブやフェスで日焼けした後は、シートマスクで肌のうるおいを補給しましょう。

3-2. 着替え

遠征でホテルや旅館といった宿泊施設に泊まる場合は、あらかじめ宿泊施設に浴衣やホテルのパジャマの用意があるか確認しましょう。ライブでは雨に濡れたり汗をかいたりして、着替えが必要となる場合もあります。天気予報を確認して、気温や天候に合わせた着替えを用意するのが得策です。

下表は、ライブやフェスの遠征で必要となる着替えの一覧です。

着替え
アウター 気温や天気に合わせてサッと羽織れるものが便利です。野外ライブの場合、撥水性があるアウターであれば少しの雨なら濡れません。
コスプレグッズ 会場内でコスプレをする予定のある人は、小道具も忘れずに持っていきましょう。
予備の服 野外ライブやフェスで突然の雨や汗で着替えが必要になったときに便利です。
パジャマ ホテルや宿にパジャマの用意がない場合は持っていきましょう。

3-3. 帽子・サングラス

帽子やサングラスは、野外ライブでの紫外線対策に役立ちます。帽子のつばが広いと周りの人の迷惑になる恐れがあるため、帽子はつばが広すぎないタイプを選びましょう。撥水加工された帽子であれば、ライブ中に雨が降ってきても濡れません。

夜行バスや飛行機で移動する場合でも、帽子やサングラスは紫外線から目や肌を保護するのに役立ちます。

3-4. 汗拭きシート

長時間の移動や野外ライブで役立つのが汗拭きシートです。シャワーが浴びられない状況でや野外ライブで汗をかいたときも、汗拭きシートで拭くことで肌がサッパリします。メイクの上から使えるものや体感温度を下げる冷却作用のついたものもあるため、用途に合わせて準備しましょう。

3-5. 虫よけスプレー

野外ライブや野外フェスに参加するときは、虫に刺されることが多いです。虫よけスプレーを持っていき、虫を寄せ付けないようにしましょう。スプレータイプは手軽に虫よけできて便利なものの周りに人がいると迷惑になる恐れもあるため、気を付けて使いましょう。

虫よけスプレーと一緒に、かゆみ止めの塗り薬を持って行くと万が一刺されたときも、虫によるストレスを軽減できます。

3‐6. 体温調節用アイテム

暑い夏場や寒い冬場は気温が原因で体調を崩しやすいので、体温調節用アイテムが欠かせません。冬のライブの場合は、以下のアイテムの中から必要に応じて準備しておくとよいでしょう。

  • 使い捨てカイロ、充電式カイロ
  • 手袋、マフラー
  • 耳当て
  • 厚手の靴下
  • 保温ボトル
  • 保温性に優れたインナー

ライブで盛り上がって汗をかき、帰りに体が冷えるケースも多いので、インナーは予備を用意しておくのがベターです。

夏のライブでは、以下のアイテムを参考に準備するとよいでしょう。

  • 塩飴、塩タブレット
  • スポーツドリンク
  • 冷却タオル
  • ハンディ扇風機、首掛け扇風機
  • 折り畳みの日傘

4. 持ち物と一緒に考えたい!ライブの服装は?

ライブに参戦するときには、持ち物だけではなく服装にも気を遣うことが大切です。基本的にはどのような服装でライブに行ってもいいものの、場合によってはNGとされる服装や髪型もあります。

ここではライブに行くときにどのような服装を選べばよいのかについて解説するので、一度チェックしておきましょう。

4‐1. おすすめの服装

ライブに行く際には、動きやすい服装を選ぶのが基本です。オールスタンディングのライブはもちろん、座席が設けられている会場でも、ライブ中は立って楽しむケースも少なくありません。ライブ前後や公演中には、狭いところを移動したり、飛び跳ねたりすることも考えられるので、着ていく服装は動きやすさを最優先して選びましょう。

立ちっぱなしでも足が疲れないように、靴も履き慣れたスニーカーを選ぶのがベターです。背が低い人は、目線が高くなるよう厚底スニーカーを選ぶという手もあります。

また、ライブ会場は空調が効いている可能性があるので、温度調節できるように羽織物を用意しておくと安心です。

4‐2. おすすめの髪型

ライブに行く際の髪型は基本的に自由ですが、周りの迷惑にならないかという点には注意する必要があります。例えば、ロングヘアの人が髪を下ろしたままライブに行くと、体を動かしたときに隣や後ろの人に髪が当たってトラブルになるかもしれません。ロングヘアの人はローポニーや編み下ろし、ハーフアップなどで髪をコンパクトにまとめておくとよいでしょう。

また、髪を高い位置でまとめるアレンジは、後ろの人の視界を遮ってしまう恐れがあります。お団子やポニーテールで髪をまとめる場合は、結び目やヘアアクセの位置が自分の身長よりも高い位置に来ないように気を付けてください。

かんざしやスタッズ付きのアイテムなど、鋭利な部分があるヘアアクセサリーは、万が一ほかの人に当たったり落としたりしたときに危ないので、ライブには不向きです。ヘアアレンジをしてライブに行く場合は、ヘアピンやヘアゴムといった固定力の強いアイテムを使いましょう。

4‐3. こんな服装・髪型はNG!

ライブに行く際には、周囲の迷惑にならない服装なら何を着ていても問題ありません。ただし、以下のような服装・髪型は周囲に不快感を与える恐れがあるので、避けた方がよいでしょう。

  • 人の視界を遮る髪型(帽子もNG)
  • ライブハウスでのスカート
  • ヒールの高い靴
  • 音の出る服やアクセサリー
  • 香りの強い香水

ヒールが高い靴は、後ろの人の視界を遮る可能性があります。泊まりでライブに参加する場合は、スニーカーを持参し、ホテルで靴を履き替えておくという手もあります。また、大きく広がったスカートは隣や前後の席の人に当たる可能性があるので、パンツスタイルだと安心です。

服装・髪型の見た目だけではなく、自分が発する匂いや音で周囲を不快にしないかも考慮しましょう。

5. ライブの持ち物を用意するときの注意点

ライブの持ち物を選ぶときには、以下のポイントに注意してください。

・荷物はコンパクトにまとめる

ライブでは自分が使えるスペースが限られており、大きな荷物は邪魔になります。周囲の迷惑になるだけではなく自分も自由に動きにくくなるので、荷物は可能な限りコンパクトにまとめることが大切です。

・貴重品の管理に気をつける

ライブ前後やライブ中に、バッグが盗難の被害に遭うケースもゼロではありません。貴重品やライブに不可欠なものは事前に管理しやすいバッグに移し、残りの荷物はコインロッカーに預けておくのも1つの手です。

・会場やライブのルールを確認する

会場やライブによっては、持ち込みが禁止されているものもあります。飲み物や瓶、缶、カメラや録音機器、大きなうちわ・ボードなどは会場に持ち込めないケースも少なくありません。また、入場時にドリンク代を支払う方式のライブ会場では、現金での支払いになるかキャッシュレスに対応しているかも確認しておきましょう。事前に会場やライブの公式サイトを確認し、ルールを把握することが大切です。

また、ライブ会場や周辺は人が多く、落とし物が発生しやすい点に注意が必要です。指輪やブレスレットなどのアクセサリーは紛失しやすいので、できるだけ身に着けないほうがよいでしょう。

まとめ

ライブやフェスの持ち物は、開催場所や内容によって異なります。まずはライブ会場にちゃんと入れるよう、必需品を忘れないようにもっていきましょう。必需品を入れた後はバッグの余裕や天気予報を見ながら必要な物を決めてください。

開催場所が山の上であれば天気が変わりやすいため、傘や雨具等が必要になります。また濡れる可能性がある場合は、電子機器の扱いにも注意しましょう。ライブやフェスを全力で楽しめるように、持ち物の準備は余裕をもってしてください。

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