ゲスの極み乙女のメンバー4人のプロフィールを紹介！魅力や代表曲も

ゲスの極み乙女は2013年にインディーズデビューをした後、1年後にはメジャーデビューを果たし、瞬く間に人気を獲得していった男女4人組のバンドです。幅広い年齢層から愛されており、その独特な世界観と音楽が多くのファンを魅了しています。多彩な才能を持つ個性豊かなメンバーも魅力の1つです。

当記事では、ゲスの極み乙女の基本情報と魅力・代表曲、メンバー人のプロフィールを紹介します。ゲスの極み乙女について深く知りたいという方は、ぜひご覧ください。

ゲスの極み乙女（げすのきわみおとめ）は、2012年5月に結成された日本の4人組ロックバンドです。「ゲス極」「ゲス」「ゲス乙女」とも呼ばれ、若い世代を中心に高い人気があります。所属事務所はワーナーミュージック・ジャパンで、2014年4月にミニアルバム「みんなノーマル」でメジャーデビューを果たしました。

「ゲスの極み乙女」という一風変わったバンド名は、バンドが初めてスタジオ入りした際の食事会でのワンシーンから来ています。当日、キーボード担当のちゃんMARIさんのトートバッグに「ゲスの極み乙女。」とプリントされていたことから、そのままバンド名として起用されました。

なお、バンド名は「ゲスの極み乙女。」という表記でしたが、2022年6月18日に句点を取った「ゲスの極み乙女」に改名されています。

出典：X「ゲスの極み乙女の公式アカウント」

ゲスの極み乙女は、ほかのアーティストにはない唯一無二の音楽が魅力です。ロック・ジャズ・ファンク・ヒップホップなどジャンルレスな音楽性に加え、バンド構成自体はスタンダードなため「個性的なのに聞きやすい」という特徴があります。楽曲のサビのキャッチーさにも定評があり、一度聴けば耳に残るようなフレーズを多く生み出しています。

ゲスの極み乙女は個性的なメンバーも人気の理由の1つです。一般的にバンドはフロントマンが一番目立つ存在になりますが、ゲスの極み乙女はメンバー全員が主役級の個性を放っている点が一種の魅力となっています。

ネットでは「ゲスの極み乙女 解散」といった情報が出回っていますが、ゲスの極み乙女が解散したという事実はありません。

ゲスの極み乙女は、2016年にボーカル・川谷さんのスキャンダルをきっかけに一度バンド活動を自粛しています。2022年に開催されたバンド結成10周年記念公演名が「解体」だったことも、ゲスの極み乙女解散説を後押ししている可能性が高いです。しかし、ゲスの極み乙女はライブ「解体」と同時にバンド名を変更し、現在も4人で活動を続けています。

以下では、ゲスの極み乙女の所属メンバー4人のプロフィールを紹介します。

川谷絵音さんは、ゲスの極み乙女のすべての楽曲の作詞作曲を手掛け、メンバーの名前もすべて命名しており、まさにバンドの中心人物です。音楽の才能にあふれており、ボーカル以外にもギターやキーボードなどの楽器を担当することもあります。

川谷さんはロックバンド「indigo la End」にも所属しており、こちらは2010年に結成したため、ゲスの極み乙女よりも活動歴が長いです。憧れのアーティストがスピッツのボーカル・草野 マサムネさんであるため、バンド名をスピッツのアルバム「インディゴ地平線」から名付けました。

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ベース担当の休日課長さんは、ボーカルの川谷さんと同じ東京農工大学工学部出身です。ゲスの極み乙女の前身となったバンド「indigo la End」にも加入していましたが、会社員との両立が難しく、一度バンドを脱退した過去があります。

その後、ゲスの極み乙女結成の際に再び川谷さんに誘われ、バンドメンバー入りを果たしました。最初は会社員とバンドマンを兼業していましたが、2014年に会社を退職し、現在は専業バンドマンとして活躍しています。ベースのほかに料理も得意で、レシピ本を出版するほどの腕前です。

ちゃんMARIさんは、キーボード担当の小柄な女性です。地元・鹿児島の音楽大学を卒業後にゲスの極み乙女にメンバー入りしました。幼少期からクラシックピアノを習い短大の音楽科に進むなど、音楽とともに人生を歩んできた人物です。在学中は作曲を学びつつ、ジャズピアニストに師事し、クラシック音楽とジャズ両方の音楽理論を体得しました。

絶対音感の持ち主で川谷さんが作ったメロディーをコードに起こすプロセスを担当しているため、ゲスの極み乙女の楽曲制作に欠かせない存在です。ピアノのほかに琴の演奏も得意で、準師範の資格を持っています。

ほな・いこかさんは、整った容姿とドSキャラから、ファンの間では「いこか様」で親しまれているメンバーです。高校時代にバンドでギターを始めたものの天才的にギターの才能がないと気付き、ドラムとパートチェンジしたことをきっかけにドラムを始めました。

2017年からは「さとうほなみ」名義で女優活動を始め、ドラマ「黒革の手帖」や「ルパンの娘」などに出演しています。2021年にはNetflix配信の映画「彼女」で、水原希子さんとのダブル主演を果たしました。

ゲスの極み乙女には、ファンから愛されるさまざまな代表曲があります。例えば、メジャーデビュー前の代表曲と呼ばれる「キラーボール」や、ファーストミニアルバム「ドレスの脱ぎ方」の収録曲「ドレスを脱げ」などです。

以下では、多くの人気曲の中でもファンの耳に残る、ゲスの極み乙女の代表曲3つを紹介します。

「私以外私じゃないの」は、2015年4月に発売されたゲスの極み乙女の2ndシングルです。コカ・コーラのCMソングに起用されると大きな話題になり、ゲスの極み乙女の知名度を引き上げました。

サビの「私以外私じゃないの」というフレーズは簡潔ながら考えさせられ、印象的なメロディーラインも相まって多くの方の心を惹きつけました。強さと孤独という表裏一体の感情を表す奥深い歌詞が、「私以外私じゃないの」を人気曲たらしめる1つの要因になっています。

「ロマンスがありあまる」は2015年6月に発売された3rdシングルで、映画の主題歌やCMソングにも起用された楽曲です。「私以外私じゃないの」の次に満を持してリリースされた楽曲で、ゲスの極み乙女にとってのターニングポイントになった曲とも言えます。

ちゃんMARIさんと川谷さんによるダブルピアノから始まるイントロが印象的です。また、タイトルでもある「ロマンスがありあまる」というフレーズと同じくらい、サビを締めくくる「死に物狂いで生き急いでんだ」という歌詞が胸を打ちます。

「猟奇的なキスを私にして」は、2014年8月に発売されたファーストシングルです。ドラマ「アラサーちゃん無修正」のオープニングテーマに起用された楽曲であり、デビューして間もないゲスの極み乙女をこの曲で知ったという方も多いでしょう。

「猟奇的なキスを私にして」はタイトルのインパクトに反して王道ロックな雰囲気のポップな楽曲です。曲の展開が全体的に分かりやすいため、ゲスの極み乙女への入門曲としても挙げられることが多くなっています。

ゲスの極み乙女は、ボーカルの川谷さんを中心に結成された4人組のバンドです。高度なテクニックと表現力による、ジャンルに囚われない独自の音楽で人気を博しています。代表曲には「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」などがあり、CMに起用されたこともあって多くの方にバンドの存在を知らしめました。

一度は活動休止するなど紆余曲折ありましたが、現在もライブやテレビ出演と活動しているバンドです。気になった方は、ゲスの極み乙女ならではの独特な世界観・音楽をぜひ生で堪能してください。

※当記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しています