モーニング娘。は、「モーニングコーヒー」でデビューを果たし、「LOVEマシーン」や「ハッピーサマーウェディング」など数々の名曲で一世風靡したアイドルグループです。2014年からは名前の後に西暦の年号が入るようになり、現在は「モーニング娘。24」で活動を続けています。
当記事では、デビューした当時のモーニング娘。の初期メンバー9人のプロフィールと現在の活動、またグループの代表曲をいくつか紹介します。
1.モーニング娘。の初代メンバーのプロフィールと現在を紹介!
モーニング娘。は、シャ乱Qのつんく♂さんがプロデュースした女性アイドルグループです。1997年9月に結成され、モー娘。(モーむす)の愛称とともに平成中期にアイドルブームを巻き起こしました。結成以来メンバーの加入・卒業を繰り返しながら日本を代表するアイドルグループとして存在感を放っています。
モーニング娘。の礎を築いたのは、初期モーニング娘。のメンバーである1~3期生の9人です。ここでは、初期メンバーの詳しいプロフィールや魅力、現在の活動をご紹介します。
1-1.中澤裕子
1期生の中澤裕子さんは、初代リーダーとして1997年の結成から2001年までモーニング娘。を支えました。就職した後もずっと抱いていた「歌手になりたい」という願いを成し遂げ、最年長の24歳でメンバー入りを果たします。
高い歌唱力でモーニング娘。在籍中にはソロでも活躍し、演歌チャート1位を果たす実力の持ち主です。2001年のグループ卒業後はソロ活動を行い、2014年には福岡に拠点を移します。現在は2児のママとして地域のテレビ番組や女優、歌手としてのライブ活動などマルチに活躍されています。
1-2.石黒彩
石黒彩さんは、短期大学在学中にモーニング娘。初代メンバーのオーディションに合格し、メンバー入りします。ハロプロ派生ユニットであるタンポポのメンバーとしても活躍した中、モーニング娘。全盛期の2002年、服飾関係の道に進むために卒業します。
2002年5月にはLUNA SEAの真矢さんとの結婚を発表し、一時は結婚と出産のために活動を休止していました。2003年には芸能界へ復帰し、現在では結婚・子育てをテーマにした書籍や日々の食卓を紹介するブログなど、同世代のママたちからの支持を集めています。
1-3.飯田圭織
初代リーダー・中澤裕子さんの卒業後、2代目リーダーとしてグループを支えた飯田圭織さんも1期メンバーの1人です。現役時代は「自分自身がライバルだった」というストイックさで、2004年までモーニング娘。で活躍してきました。アイドルでありながら、絵画の個展を開くほどの絵の才能を持っています。
2007年に、つんく♂さんがプロデュースするロックバンド「7HOUSE」のケンジさんと結婚。現在は2児のママとしてブログで手料理を紹介したり、歌手やタレントとして活動したりしています。
1-4.安倍なつみ
初代メンバーの中でも圧倒的な支持を得て初代センターとなったのが、安倍なつみさんです。デビューから6曲までセンターを維持し、グループ所属時からソロの写真集出版やCM出演を行うなど絶対的エースとして高い人気を集めていました。
モーニング娘。卒業後は、舞台やミュージカルなどで活躍し、2015年にはミュージカルで共演した俳優の山崎育三郎さんと結婚します。年齢を感じさせない愛らしさを持ち、3児の子どものママとしてベストマザー賞に輝いたこともあります。
1-5.福田明日香
福田明日香さんはデビュー当時13歳で、最年少初代メンバーです。3歳からバレエやピアノを習い、歌唱力とともに高い評価を得ていたものの、1999年に学業の優先を理由に卒業。モーニング娘。としての活動期間は、1年7か月という短いものでした。
しかし、2011年にボーカルグループ「PEACE$TONE」で音楽活動を再開し、メジャーデビューを果たします。その後PEACE$TONEは無期限活動休止となり、現在はYouTube配信やInstagramなどSNSを中心に活動しています。
1-6.保田圭
保田圭さんは、モーニング娘。の追加メンバーオーディションを勝ち抜いた2期生です。グループ内のいじられキャラとして自身のポジションを築き、明るい笑顔とキャラクターで多くの人を和ませてきました。飯田圭織さんがリーダーになった際は、初代サブリーダーとなり、2003年までグループを支えます。
イタリア料理研究家の小崎陽一さんと2013年に結婚し、2018年に男の子を出産。現在は育児を中心にしつつも、タレントとして活動中です。
1-7.矢口真里
モーニング娘。3代目リーダーとミニモニ初代リーダーであった矢口真里さん。144cmの小柄な身長とステージでのパワフルなダンスで小学生から大人まで広い年代からの人気を集めます。2期メンバーとして、モーニング娘。やさまざまなハロー!プロジェクトのユニットで大活躍した後、2005年に卒業しました。
現在はライブ出演やバラエティー番組など、マルチタレントとして活躍しています。高いバラエティスキルでスタッフからの評判もよく、プライベートでは2児のママです。
1-8.市井紗耶香
1998年に2期メンバーオーディションに受かった市井紗耶香さんは、14歳でモーニング娘。に入りました。派生ユニットのプッチモニでは、「ちょこっとLOVE」で115万枚のミリオンセラーを記録します。後藤真希さんの教育係として奮闘する姿が放送され、注目を集めました。
シンガーソングライターとしてソロ活動を中心にするために、2000年にモーニング娘を卒業し、歌手活動や女優として活躍します。芸能活動を休止していた期間があるものの、現在では芸能界へ復帰。4児のママとして充実したプライベートを送っています。
1-9.後藤真希
唯一の3期生であり、プロデューサーのつんく♂さんに「10年に1人の逸材」と言わしめた後藤真希さん。グループ加入時は13歳で、金髪のギャルルックスが注目を集めました。加入後すぐにセンターに抜擢され、「ゴマキ」の愛称とともに人気を高めます。モーニング娘。の黄金期を支えた存在と言ってもよいでしょう。
2002年にモーニング娘。を卒業した後もハロー!プロジェクトのユニットやドラマなど幅広く活躍してきました。年齢を重ねても変わらない美しさで、現在では写真集出版やYouTubeチャンネル解説など精力的な活動を続けています。
2.モーニング娘。初代の人気曲
モーニング娘。はデビュー後から数々のヒット曲を打ち出してきました。ここではモーニング娘。の人気を後押しした4つの初期の名曲とその魅力をご紹介します。
・モーニングコーヒー
メジャーデビュー曲の1stシングルモーニングコーヒーは、歌唱力が際立つコーラス風のアレンジで思わず聞き入ってしまいます。初めてのお泊りをテーマにした曲で、ドキドキする心を透明感のある歌声で歌い上げています。
・LOVEマシーン
1999年9月に発売した7thシングルです。初のミリオンを達成した曲でモーニング娘。を代表する名曲と言えるでしょう。ディスコ調の曲調と一緒に踊りたくなるような軽快なダンスが魅力です。当時の情勢に合わせた前向きな歌詞は、現代で聞いても心を明るくします。
・恋愛レボリューション21
11thシングル、恋愛レボリューション21は20世紀最後のシングルとして2000年12月にリリースされました。ファンク系、ディスコ調、ラップ、掛け合いコーラスなどさまざまなメロディが組み合わされ、何度も聞きたくなる1曲です。
・ハッピーサマーウェディング
9thシングルとして2005年5月に発売された、結婚前に感じる両親への思いを歌った曲です。オリエンタルな雰囲気の曲調とダンス、リズミカルなメロディで、感謝を伝える感動と楽しい気持ちの両方が表現されています。
まとめ
モーニング娘。は1997年9月に結成したアイドルグループです。2024年4月現在でもメンバーの卒業と加入を繰り返しながら活動を続けており、2000年前後には国民的アイドルと呼ばれるほど高い人気を誇りました。高い歌唱力を誇るメンバーで構成されているのが特徴で、現在でもハードなダンスと生歌のライブが継承されています。
モーニング娘。の初期メンバーは現在ママとしてマルチに活動をしている方が多い傾向にあります。それぞれのメンバーが個人のInstagramアカウントを持っているため、気になる方の情報はInstagramアカウントからぜひチェックしてくださいね!
※当記事は2024年4月時点の情報をもとに作成しています