新しい学校のリーダーズは「青春日本代表」を掲げる4人組のダンス&ボーカルユニットです。セーラー服を着たメンバーが躍る激しい前衛的なダンスパフォーマンスと、昭和テイストのある楽曲が人気を博しています。2023年8月にはテレビドラマ「警部補ダイマジン」の主題歌「マ人間」や、人気曲「オトナブルー」が収録されたCDが発売されるなど、今人気が急上昇中のグループです。
この記事では新しい学校のリーダーズが人気になった理由や、メンバー4人のプロフィール、代表曲について解説します。
1.新しい学校のリーダーズとは
新しい学校のリーダーズは、2015年に結成されたダンス&ボーカルユニットで、MIZYU、RIN、SUZUKA、KANONの4人のメンバーで活動しています。ビクターエンタテインメントより2017年6月に「毒花」でメジャーデビューを果たしました。
新しい学校のリーダーズの活動は、「青春日本代表」をテーマに掲げ、自分たちにしかない個性と自由で「はみ出していく」ことをコンセプトにしています。メンバー自らが構成した楽曲の振付や演出は、秒単位で激しい動きを連発するものが多く、表示時間の短いSNS動画でもすぐに特徴が伝わるのが魅力です。セーラー服を着て前衛的なパフォーマンスを披露するアーティストとして、国内外で話題を呼んでいます。
1-1.新しい学校のリーダーズの結成理由や経歴
新しい学校のリーダーズの結成理由について、情報は公開されていません。
しかし、4人の力強いパフォーマンスはメジャーデビュー前から注目を集めています。「噛むとフニャン tofubeats Remix」では「Fit‘s」のCMソングに起用されました。「声で自由に編」での「Google Android」キャンペーンCMデビューも経験しています。メジャーデビュー曲の「毒花」は、テレビ朝日系列金曜ナイトドラマ「女囚セブン」の主題歌に抜擢されました。
人気が定着した後も、デビューから現在まで4人の結束は変わらず、動画やSNSでは現在も仲の良い姿を見ることができます。
1-2.新しい学校のリーダーズはなぜ人気?
新しい学校のリーダーズの存在を初めに評価したのは世界のフォロワーでした。ライブ活動を中心に活動する様子がSNSで注目を集めたことが世界デビューのきっかけです。
新しい学校のリーダーズは、自分達で振り付けた激しい動きが連続するダンスが特徴です。メインボーカルのSUZUKAが歌うハスキーな声に合わせて、メンバーが髪を振り乱して踊る姿は印象的で、一度見たら忘れられません。青春時代の熱い感情をそのまま表現したような、見る人を夢中にさせるパフォーマンスが話題を呼び、日本で話題になる以前から海外公演を果たしています。
2.新しい学校のリーダーズのメンバー4人のプロフィールを紹介
新しい学校のリーダーズは、メンバーのMIZYUさんが16歳、RINさん、SUZUKAさん、KANONさんの3人が13歳の時に結成されました。長い活動期間の中で、メンバーそれぞれがアルバイトを経験しながらパフォーマンスを続けています。
長く一緒に活動を続けていても、メンバーの仲の良さは変わりません。幼少の頃から踊ること、歌うことが好きだということが、メンバーの共通点です。パフォーマンスへの熱量が、全曲をメンバーで振り付けする熱いステージを作り上げています。4人について、メンバープロフィールを年齢順に解説します。
2-1.MIZYU
名前 | 石井 美月 |
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生年月日 | 1998年12月22日 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 151cm |
出身地 | 東京都 |
好きな食べ物 | もやし |
趣味 | 睡眠 |
最年長メンバーのMIZYUさんは、チームのリーダーを務めています。重めに切りそろえた前髪とツインテールが特徴です。きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサー「きゃりーきっず」での活動や、子役としてラーメン店「幸楽苑」のCMに出演した経歴があります。
幼少期から音楽に合わせて体を動かすことが好きだったMIZYUさんは、小学校2年生からダンススクールに通い始めます。負けず嫌いな性格からダンスノートをつけたり、踊る様子を撮影して反省点を振り返ったりした経験が、現在のパワフルなダンスに生かされています。
2-2.RIN
名前 | 本名は非公開 |
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生年月日 | 2001年9月11日 |
年齢 | 21歳 |
身長 | 155cm |
出身地 | 埼玉県 |
好きな食べ物 | 茄子 |
趣味 | 料理 |
RINさんは、個性的な髪型が特徴のメンバーで、刈り上げやカーリーヘア、ポニーテールなど、次々と髪型を変えています。ダンスとの出会いは両親が聞くヒップホップでした。3~4歳の頃から始めたダンスは動きのキレがよく、ダンススキルはリーダーズメンバーの中で1番と言われています。
もともとは人見知りな性格で、グループ行動が苦手だったRINさん。言葉にする代わりに、ダンスを通して体で表現することを覚え、表現の幅が広がりました。小学校3年生から尊敬するダンサーのZoo-Zooさんとは、ZEPPのワンマンライブで振り付けや演出での共演を果たしています。
2-3.SUZUKA
名前 | 金沢 涼花 |
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生年月日 | 2001年11月29日 |
年齢 | 21歳 |
身長 | 168cm |
出身地 | 大阪府 |
好きな食べ物 | 山芋 |
趣味 | 絵を描くこと |
おかっぱの髪型に丸メガネをかけた姿が特徴のSUZUKAさんは、新しい学校のリーダーズのメインボーカルを担当しています。ハスキーで声量のある歌声は、一度聞いたら忘れられないほど強く印象に残る声質です。個性的な楽曲を渋くパワフルに歌い上げています。
SUZUKAさんの音楽性は、洋楽好きだった母親から大きな影響を受けています。「ビヨンセ」や「マイケルジャクソン」がかかると踊り出すような幼少時代を過ごしました。3~4歳のころから姉と同じボーカル&ダンススクールに通い始めたのが、パフォーマンスとの出会いです。
2-4.KANON
名前 | 木村 カノン |
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生年月日 | 2002年1月18日 |
年齢 | 21歳 |
身長 | 155cm |
出身地 | 群馬県 |
好きな食べ物 | マンゴー |
趣味 | お菓子作り |
KANONさんは、新しい学校のリーダーズで最年少のメンバーです。姉の影響で小学校1年生の時からダンスを始め、発表会やコンテストに出場していました。
KANONさんのダンスは、柔らかな動きが特徴です。激しい音楽に合わせて美しいロングヘアを振り乱しながら、まるでジャズダンスのような柔軟なパフォーマンスを繰り広げています。私生活では清楚な服装を好み、静かな音楽を聞くのが好きなKANONさん。グループで見せる姿とのギャップがさらに魅力を引き立てているメンバーです。
3.新しい学校のリーダーズの代表曲
新しい学校のリーダーズは、これまでに一度聞いたら強く印象に残るような個性的な楽曲をリリースしています。「学校行けやあ゛」はスナック菓子メーカー「湖池屋(コイケヤ)」とのコラボ企画から生まれた楽曲です。アップテンポな曲調が特徴で、あいみょんさんが作詞作曲を手がけています。
「恋文」は、一目惚れした相手に手紙を書く女の子の心情を歌った楽曲です。ストレートな歌詞と曲調にダンスがぴったりと合い、聞いているうちに感情移入してしまう1曲です。ここでは、新しい学校のリーダーズの人気曲を2曲紹介します。
3-1.オトナブルー
「オトナブルー」は、2020年5月1日にリリースされた楽曲です。日本よりも先に海外で人気となり、2022年8月にはアメリカでワンマンライブを成功させました。2023年には、TikTokでオトナブルーを使用した動画の総再生回数が31億回を突破し、「TikTok上半期トレンド大賞2023」の大賞を受賞しています。
オトナブルーは、激しいダンスパフォーマンスも注目を集めています。特に、サビに入るパートの、首を左右に動かす「首振りダンス」は目が離せません。特徴的なダンスパフォーマンスが先に海外で話題となり、メディアでの露出が増えると、日本での注目度も一気に上がりました。
3-2.狼の詩
「狼の詩」は、2018年8月29日にリリースされたシングルの表題作です。作詞家の阿久悠さんが遺した未発表作に合わせてH ZETT Mさんが作曲し、H ZETTRIOさんが演奏を担当しています。
新しい学校のリーダーズが得意とするのは、中森明菜さんや山口百恵さんなどを代表とする昭和の歌謡曲です。狼の詩は昭和テイスト満載な歌謡ジャズ風の仕上がりですが、平成生まれのSUZUKAさんが曲の持つ雰囲気を見事に歌いこなしています。
まとめ
新しい学校のリーダーズのメンバー4人には、小さいころから歌とダンスが好きという共通点があります。中には3~4歳からダンスを始めたメンバーもおり、長いダンス経験が特徴的なダンスパフォーマンスに生かされています。
昭和テイストを持った楽曲と、若いエネルギーにあふれた前衛的で激しいダンスは、国内外双方で注目の的です。2023年にはTikTokで楽曲「オトナブルー」がトレンドに入るなど、さらに人気が伸びていくことが期待できる、新しい学校のリーダーズ。2023年8月16日には新アルバム「マ人間」が発売されるなど、今後から目が離せません。
※当記事は2023年9月時点の情報をもとに作成しています