音楽

バンド「Omoinotake」のメンバー3人のプロフィールや魅力・おすすめ曲を紹介

バンド「Omoinotake」のメンバー3人のプロフィールや魅力・おすすめ曲を紹介

今注目のバンド「Omoinotake」は、島根県出身のメンバー3人で構成されています。10年以上の活動歴を誇るものの、デビューまでに9年かかっている苦労バンドでもあり、デビューまでに培ってきた音楽センスには目を見張るものがあります。今では多くの主題歌に起用されている大注目のバンドです。

当記事では、Omoinotakeのメンバーのプロフィールや魅力、経歴などを解説します。Omoinotakeのおすすめ曲や基本的な情報を知りたい方も、ぜひご一読ください。

1.ピアノ・トリオバンド「Omoinotake」とは?

Omoinotakeは、藤井レオさん、福島智朗さん、冨田洋之進さんの3人のメンバーで構成されたバンドです。3人は中学校からの同級生で、出身地は島根県です。学生時代はそれぞれ別々にバンド活動していましたが、進学のために上京した後に集結し、2012年にピアノ・トリオバンド「Omoinotake」を結成します。

バンド名の「Omoinotake」は、ベースを担当する福島智朗さんの好きな言葉である「思いの丈」をローマ字表記にしたのが由来です。日本人好みにアレンジしたブラックミュージックと切ないメロディーが、幅広い年代から支持を集めています。渋谷を中心にした路上ライブで注目を集め、数多くのドラマやアニメのタイアップ曲に起用されるなど、話題の人気バンドです。

2.Omoinotakeのメンバー3人の年齢や出身などプロフィールを紹介!

Omoinotakeは、YouTubeチャンネルをはじめとしたSNSで話題の「THE FIRST TAKE」をきっかけにブレイクし、数々の人気曲を持つピアノ・トリオバンドです。

ここでは、個性溢れるOmoinotakeメンバー3人のプロフィールを紹介します。

2-1.藤井レオ

愛称 レオ
担当 ボーカル、キーボード
生年月日 1992年11月25日
年齢 31歳 ※2024年6月時点
出身 島根県
SNS Instagram:leo_omoinotake
X:@Leo_Omoinotake

Omoinotakeの楽曲は、藤井レオさんがほぼ作曲しています。地元島根県でのバンド活動ではドラマーを担当していましたが、コーラスが評判だったことからOmoinotakeではボーカルを担当しています。よく伸びる高音のハイトーンボイスが魅力的で、低音域もブレずに歌いこなす実力派ボーカリストです。

幼少期からピアノを習っていた経験を生かし、キーボードも担当しています。藤井レオさんが学生時代によく聴いていた「銀杏BOYZ」や「HAWAIIAN6」「MONGOL800」などのメロコアとパンクはOmoinotakeの楽曲のルーツと言えるでしょう。

藤井レオさんは、2021年の9月ころにシンガーソングライターのASOBOiSMさんと結婚したことを報告しています。

2-2.福島智朗

愛称 エモアキ
担当 ベース
生年月日 1992年5月24日
年齢 32歳 ※2024年6月時点
出身 島根県
SNS Instagram:emoaki_omoinotake
X:@Emoaki05

福島智朗さんは、高校時代に「P.S.Because Of You」というバンドを組んでいました。バンドでは今と同じベースを担当し、ドラムはOmoinotakeメンバーの冨田洋之進さんです。ギターはなんと大人気バンド「official髭男dism」の小笹大輔さんが担当しており、豪華メンバーで構成されていました。大ファンだった3ピースロックバンド「HAWAIIAN6」をはじめとしたメロコアのコピーバンドとして活動していました。

Omoinotakeの楽曲は、ほとんど福島智朗さんが作詞を手掛けています。自身のInstagramでは度々エッセイを投稿しており、優れた文才が注目され2024年1月より山陰中央新報で連載も担当しています。

Official髭男dism(ヒゲダン)のメンバーのプロフィールや代表曲を紹介

2-3.冨田洋之進

愛称 ドラゲ
担当 ドラム
生年月日 1992年4月8日
年齢 32歳 ※2024年6月時点
出身 島根県
SNS Instagram:hironoshin_omoinotake
X:@pironokin1

冨田洋之進さんがドラムをはじめるきっかけとなったバンドは、ORANGE RANGEです。中学時代は、メンバーの藤井レオさんと同じ音楽教室に通いドラムを習っていました。大好きだったORANGE RANGEとRADWIMPSをひたすらコピーする日々を過ごしています。

高校生になると音楽教室講師の影響で、ロバート・グラスパーやアート・ブレイキー、ブラッド・メルドーなどのジャズにも興味を持ちます。島根で過ごした学生時代の音楽活動は、Omoinotakeの音楽性にも大きな影響を与えています。その後、上京して音楽の専門学校のジャズ・ポピュラー学科で学び、藤井レオさんの上京を待って今のバンドを結成しました。

冨田洋之進さんは、2017年に結成された2人組のアーティストSOMETIME‘Sのサポートメンバーとしても活動しています。

【2023年まとめ】沖縄県出身の有名歌手・バンドを紹介!

3.Omoinotakeの魅力

ピアノ・トリオバンドであるOmoinotakeには、ギターが存在しません。スタンダードなバンドとは一線を画す、ギターレスの構成が特徴です。キーボードを中心とし、ベース・ドラムを据えた3ピースバンドでしか奏でられない美しいアレンジが魅力です。

Omoinotakeの魅力を語る上で、福島智朗さんの作詞による印象的な歌詞も忘れてはなりません。幅広い世代から共感を呼び、人々の心を揺さぶります。さらに、繊細でありながら力強い藤井レオさんの歌声が合わさることにより、Omoinotakeのスタイルが完成します。

圧倒的な演奏力とこだわり抜いた歌詞、高い技術力のボーカル、さまざまな魅力を持つOmoinotakeは、今最も注目を集めるバンドの一つです。

4.Omoinotakeのおすすめ曲5選

Omoinotakeの楽曲は、藤井レオさんにより作曲された楽曲をメンバー3人がじっくりと話し合い、こだわり抜いて仕上げていきます。

今回は、Omoinotakeの中でも特におすすめしたい曲を5つ紹介します。

4-1.幾億光年

「幾億光年」は、2024年1月24日にリリースされたOmoinotakeの代表曲です。二階堂ふみさん主演のTBS系ドラマ「Eye Love You」の主題歌に起用され、Omoinotakeの名が広く知られるきっかけとなりました。

象眠舎・CRCK/LCKSの小西遼さんによるホーンアレンジにより、壮大なスケールを感じさせるサウンドに仕上がっています。切なくも力強い歌詞が印象的な恋愛ソングです。

4-2.One Day

「One Day」は、2020年5月8日にリリースされた楽曲です。当時、新型コロナウイルスの感染拡大により自粛期間がはじまり、人々は制限された生活を余儀なくされていました。特に「再会を誓い合いたい」というフレーズは、コロナ禍で会いたい人に会えない状況下の人々の心に響き、多くの共感を得ました。

「THE FIRST TAKE」がきっかけとなり、大きな話題を呼びヒットした楽曲です。

4-3.幸せ

2023年7月1日にリリースされた「幸せ」は、9月6日にCDリリースされ、メジャー1stアルバム「Ammolite」にも収録されている楽曲です。シリーズ累計800万部を突破した大人気テレビアニメ「ホリミヤ-piece-」のオープニングテーマ曲として書き下ろされました。

甘酸っぱくもほろ苦い青春時代を思い出させるような、どこか懐かしいメロディーが胸を打つ青春ソングです。

4-4.EVERBLUE

2021年11月17日にリリースされた「EVERBLUE」は、記念すべきOmoinotakeのメジャーデビュー曲です。アニメ「ブルーピリオド」のオープニング主題歌として書き下ろした楽曲で、メンバー3人でアニメの原作を読み込み作詞作曲されました。

9年間におよぶ下積み時代の経験をもとにし、メンバーそれぞれの思いが詰め込まれた楽曲に仕上がっています。疾走感を感じさせるビートが効いたダンサブルな楽曲です。

4-5.心音

「心音」は、2022年4月13日にリリースされた楽曲です。映画「チェリまほ THE MOVIE 」の主題歌として書き下ろされました。ドラマ版「チェリまほ」オープニング主題歌として人気を集めた「産声」に続き、SNSでも大きな話題となりました。2023年9月6日にリリースされたメジャー1stアルバム「Ammolite」にも収録されています。

幸せな恋人同士の感情を綴り、ポジティブだけどどこか泣けるラブソングです。

まとめ

Omoinotakeは、島根県の中学の同級生3人で構成されたピアノ・トリオバンドです。バンドにはギターがおらず、Omoinotakeだけのキーボードを中心とした、日本人好みのブラックミュージックが幅広い年代から支持を集めています。

これまでにドラマやアニメなどのタイアップした楽曲が多く、それぞれ作品の特徴を捉えながら自分たちの経験やバンドスタイルと組み合わせて作成されています。今回紹介した楽曲でまだ聴いたことがない曲があった場合は、ぜひ聴いてみてくださいね。

※当記事は2024年6月時点の情報をもとに作成しています

関連記事