音楽

sumikaのメンバー4人のプロフィールを紹介!魅力や代表曲も

sumikaのメンバー4人のプロフィールを紹介!魅力や代表曲も

sumikaは、若者を中心に人気を集めている男性4人組で結成されたロックバンドです。映画やドラマのタイアップが多く、バンドは知らなくても曲は聴いたことがあるという方もいるでしょう。聴き心地のよいメロディが特徴で、タイアップする作品の世界観がしっかり取り入れられていることもファンから評価を得ているポイントです。

当記事では、sumikaの基本情報や魅力・代表曲、またメンバーのプロフィールを紹介します。最近sumikaを知ったという方は、ぜひご一読ください。

1.sumikaとは?

sumikaとは、音楽事務所murffindiscsに所属している4人組ロックバンドです。メンバーは、片岡 健太さん、荒井 智之さん、小川 貴之さん、黒田 隼之介さんの4人で、2013年に結成されました。

sumikaというバンド名は、日本語の「住処(すみか)」が由来であり、「それぞれの人にとって心地良い場所になれるように」という意味が込められています。sumikaが制作する楽曲はバンド名の由来の通り、ポップで清涼感のあるサウンドが魅力です。

sumikaの歴史は、片岡 健太さん、荒井 智之さん、黒田 準之介さんが結成していたバンド「banbi」から始まります。banbiの活動休止後にメンバーを変更せずにsumikaとして再スタート、2014年に小川 貴之さんが加入して4人体制となりました。

音楽性の高さから音楽ファンからの評価も高く、結成5年目にして日本武道館でのライブを成功させる人気バンドに成長しました。ドラマや映画、アニメの主題歌へ楽曲起用や他のアーティストへの楽曲提供など、活動の幅をどんどん広げています。

2.sumikaのメンバー4人のプロフィールを紹介!

sumikaの魅力は、ポップで美しいメロディとボーカル片岡さんの優しい歌声です。心地の良いメロディと伸びのある歌声は、聴く人を幸せにしてくれます。

ライブ活動に力を入れており、ライブ中にはファンのことを「あなた」と呼んで、一人ひとりに伝わるように言葉を紡いでパフォーマンスをします。ライブグッズのデザイン性が高いことでも知られており、会場ではグッズを買い求めるファンが長蛇の列を作ることも珍しくありません。

sumikaが作る素晴らしい楽曲とライブへの情熱が、多くのファンを魅了していると言えます。

2-1.片岡 健太

名前 片岡 健太(かたおか けんた)
担当 ボーカル、ギター、作詞作曲
生年月日 1985年9月30日
年齢 37歳 ※2023年10月時点
出身地 神奈川県 川崎市

ボーカル・ギターを担当している片岡 健太さんは、sumikaのほとんどの楽曲で作詞・作曲を担当しています。キュートなルックスと柔らかい歌声で、女性ファンの人気も高いメンバーです。

片岡さんは、小学校4年生の頃に父親からギターを教わったことから音楽の道に足を踏み入れました。好きなアーティストには「HI-STANDARD」「ハナレグミ」などを挙げており、中でもHI-STANDARDは、バンド結成という目標を持つほど影響を受けました。

作詞・作曲中には集中しすぎると呼吸を忘れることがあるため、アラームをつけて深呼吸をするようにしています。

2-2.荒井 智之

名前 荒井 智之(あらい ともゆき)
担当 ドラム、コーラス
生年月日 1982年12月30日
年齢 40歳 ※2023年10月時点
出身地 神奈川県 川崎市

ドラム担当の荒井 智之さんは、「10-FEET」と「ELLEGARDEN」のライブで片岡さんと出会ったことがきっかけでメンバーの一員となります。「バロン」という愛称で親しまれており、荒井さんがバロン(男爵)を目指していたからというのが由来です。

荒井さんは幼い頃にマリンバ教室に通っており、そこに置いてあったドラムに興味を持ったことでドラムを習い始めます。幼少期から培ったドラムスキルで、バンドのサウンドを支えています。

aikoさんの大ファンとしても知られており、aikoさんの20周年の際には、X(旧Twitter)でお祝いのサックスを演奏する動画を投稿しました。

2-3.小川 貴之

名前 小川 貴之(おがわ たかゆき)
担当 キーボード、コーラス
生年月日 1989年12月22日
年齢 33歳 ※2023年10月時点
出身地 神奈川県 横浜市磯子区

小川 貴之さんは、キーボード・コーラス担当のメンバーです。「おのりん」の愛称で親しまれており、sumikaの加入前はピアノロックバンド「from novel」で活動していました。from novelの解散後に片岡さんがアプローチをして、2015年にsumikaの正式メンバーとなります。

モノマネが得意で、高校時代には「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出場、番組内では「モノマネ王子」と呼ばれていました。

小川さんは2歳の頃からピアノを習っており、キーボードの技術はもちろん、作曲にも携わっています。

2-4.黒田 隼之介

名前 黒田 隼之介(くろだ じゅんのすけ)
担当 ギター、コーラス
生年月日 1988年6月10日
年齢 享年34歳
出身地 神奈川県 川崎市

黒田 準之介さんはギター・コーラス担当のメンバーで、もともとは「White Crow」として活動していました。White Crowの解散後にsumikaの前身バンドbanbiに加入し、sumikaのメンバーとなります。

兄の影響でギターをはじめた黒田さんは、中学校時代からバンド活動をしており音楽に熱中していましたが、家族の薦めで大学へと進学をします。大学時代に結成したバンドが解散したことで教師の道を目指しましたが、採用試験で不合格となり、再び音楽の道を目指すこととなりました。

なお、黒田さんは2023年2月23日に34歳で死去しており、死因については公表されていません。しかし、メンバーとファンは大きな悲しみを受けました。

3.sumikaの代表曲を3曲紹介

sumikaはデビューしてから、さまざまなヒット曲を発表しています。ライブのアンコールの定番曲として知られる「伝言歌」は、愛する人への思いを綴ったラブソングでファンの中でも人気度の高い楽曲です。

また、2014年にライブ会場限定で発売された「ふっかつのじゅもん」は、キャッチーでコミカルなメロディが魅力的な楽曲です

ここでは、sumikaの楽曲の中でも特に人気の楽曲を3曲紹介します。

3-1.Lovers

Loversは、2016年にリリースされたシングル「Lovers/伝言歌」に収録されている楽曲です。イントロから最後までポップで明るいメロディが、聴く人を幸せにしてくれます。ボーカルの片岡さんは、「音楽やメンバーへの愛情を詰め込んだ楽曲」と語っており、片岡さんの気持ちがストレートに表現されています。

MVは結婚式がテーマになっていることから、2019年の上半期結婚式使用リクエスト楽曲1位を獲得しました。ウエディングソングとしても人気の高い名曲です。

出典:billboard JAPAN「sumika、「Lovers」が2019年上半期の結婚式使用リクエスト楽曲1位に」

YouTubeで公開されたMVの再生回数は、2023年10月時点で7,000万回を超えています。sumikaを代表する1曲と言えるでしょう。

3-2.フィクション

フィクションは、2018年4月25日に発売されたEP「Fiction e.p」の収録曲です。TVアニメ「ヲタクに恋は難しい」のオープニングテーマに起用され、アニメファンからも人気も高い曲です。

sumikaらしいポップなメロディと世界観と、くるくると変わる曲調で何度も聴きたくなります。sumikaのこれまでの活動期間を綴った歌詞が、多くの人から共感を得ています。

「楽あれば苦もありストーリーは波の随に」とあるように、多くの人の背中を押してくれる応援歌のような楽曲です。

3-3.ファンファーレ

ファンファーレは、2018年に発売された両A面シングル「ファンファーレ/春夏秋冬」に収録されている楽曲です。劇場アニメ「君の膵臓を食べたい」のテーマ曲に起用されました。

劇場アニメの監督から「ここまで作品に寄り添って楽曲を作っていただいた経験がない」とコメントするほど、作品に向き合って制作された楽曲です。

ポップな印象でありながらも力強いロックサウンドで、疾走感のあるメロディと恋に走り出すような歌詞が胸に刺さります。

まとめ

sumikaは、2013年に結成された男性4人組のロックバンドです。ボーカルである片岡さんの優しく伸びやかな歌声とポップで美しいメロディが人気を博しています。デビュー時は4人でしたが2023年2月23日に黒田さんが亡くなられたため、現在は3人で活動しています。

sumikaは2013年に結成し2018年には日本武道館でライブを成功させた、非常に勢いのあるバンドです。活躍の幅をどんどん広げているため、最新情報が気になる方はぜひ公式SNSをチェックしてくださいね!

※当記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しています

関連記事