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WANIMA(ワニマ)のメンバーのプロフィールや魅力・代表曲を紹介

WANIMA(ワニマ)のメンバーのプロフィールや魅力・代表曲を紹介

WANIMAは、派手な見た目に満面の笑顔、全力のパフォーマンスが印象的なバンドです。悩みやつらさを吹き飛ばすようなパワフルなパフォーマンスには、多くのファンが元気をもらっています。歌詞も明るくポジティブで、ただ応援するだけではなく一緒に悩みやつらさに立ち向かってくれる内容が多いです。

当記事では、WANIMAの経歴や代表曲、メンバーのプロフィールなどを解説します。WANIMAをもっと好きになりたいという方は、必読です!

1.WANIMA(ワニマ)とは?

WANIMA(ワニマ)は、メンバー全員が熊本出身のスリーピース・ロック・バンドです。 2010年の夏に結成し、2014年10月の1stアルバム「Can Not Behaved‼」でメジャーデビューを果たします。その後、2作目のシングル収録曲「ともに」がCM曲として起用されたことでWANIMAの名は一躍有名に。大型音楽フェスでは入場規制がかかるほど人気で、初の紅白出場やオリコンアルバムチャート2作連続週間1位を獲得するなど、現在も躍進中の人気バンドです。

初期メンバーはKENTAさん、KO-SHINさん、WAKITAさんの3人でしたが、2012年にWAKITAさんが脱退。ドラムとして同じ熊本出身のFUJIさんが新メンバーとして迎えられました。

1-1.WANIMAのバンド名の由来

WANIMAというバンド名は、初期メンバーのKENTAさん、KO-SHINさん、WAKITAさんの名前の頭文字をとって名付けられました。WAKITAさんの「WA」、KO-SHINさんの本名・西田 光真さんの「NI」、KENTAさんの本名・松本健太さんの「MA」を合わせて「WANIMA」です。WANIMAはギリシャ語で「みんな頑張ろう」という意味を持つ言葉になるそうです。

FUJIさんが加入した際には「WANIMA」から「FUNIMA」へと改名することも検討されました。しかし、FUJIさんの本名・藤原弘樹さんにも「WA」が含まれることから「WANIMA」の名が残されることになりました。

2.WANIMAのメンバー3人のプロフィールを紹介!

WANIMAはメロディック・ハードコア(メロコア)のジャンルに属するロックバンドですが、ジャケット写真ではいつも笑顔など親しみが持てる表情の写真を使用しています。曲には英語の歌詞がほとんど見られず、前向きになれる青春ソングのようなものが多いのも、世代を問わず多くのファンを魅了している理由の1つです。

ここでは、WANIMAのメンバーのプロフィールを紹介します。

2-1.KENTA

本名 松本 健太(まつもと けんた)
担当 ボーカル、ベース
生年月日 1988年4月13日
年齢 35歳
血液型 O型
出身地 熊本県 天草市倉岳町

KENTAさんは、屈託のない笑顔と力強い歌唱が魅力のWANIMAのベースボーカルです。5歳年上の姉の影響で幼いころからレゲエやヒップホップを好んで聴いており、中学時代にHi-STANDARDと出会ったことでパンクに目覚めました。

地元熊本でもともと「HANIMA」というバンドを組んでいましたが、解散後18歳で熊本県から東京へ上京します。上京後、KO-SHINさん・WAKITAさんとともにWANIMAを結成しました。WANIMAの前向きで飾らないストレートな気持ちをのせた歌詞とメロディアスな曲は、すべてKENTAさんによって作詞作曲されています。

KENTAさんは匂いフェチでも有名で、シャンプーや香水などにはこだわりがあります。匂いだけでなくファッションにもこだわりがあり、メンバーの中でも帽子や靴などの奇抜なファッションセンスでも注目を浴びています。好きな女性のタイプは「内臓がキレイな子」とTwitterで公言するなど、面白い一面もKENTAさんの魅力の1つです。

2-2.KO-SHIN

本名 西田 光真(にしだ こうしん)
担当 ギター、コーラス
生年月日 1989年3月30日
年齢 34歳
血液型 A型
出身地 熊本県 天草市倉岳町

KO-SHINさんは、高校卒業後に家庭への経済援助のために自衛隊北熊本駐屯地に2年間入隊していたという、バンドマンとしては異色の経歴の持ち主です。もともとKENTAさんとは幼馴染で4歳の頃からずっと一緒に過ごすほど仲が良く、高校時代は一緒にバンド活動をしていました。KO-SHINさんの弟の高校卒業を機にKENTAさんが声をかけ、自衛隊を退役。熊本県から東京に上京し、WANIMA初期メンバーになりました。

もともと無口で寡黙なKO-SHINさんですが、実はKENTAさんがいないと饒舌キャラに変身するという意外な一面があります。KENTAさんがオールナイトニッポンを熱で欠席した際に、パーソナリティとしてFUJIさんと2人で話を盛り上げたことも、有名なエピソードの1つです。

ジャケット写真や映像では変顔で映っていることが多いKO-SHINさんですが、ライブ公演のときには観客席を満面の笑みで眺めながら演奏する姿が見られます。普段とは違う勢いのあるパフォーマンスも、KO-SHINさんの魅力の1つです。

2-3.FUJI

本名 藤原 弘樹(ふじわら こうき)
担当 ドラム、コーラス
生年月日 1986年8月8日
年齢 36歳
血液型 O型
出身地 熊本県 熊本市中央区大江

WANIMAのドラムコーラス担当のFUJIさんは、初代ドラムのWAKITAさん脱退後に2代目ドラムとしてWANIMAメンバーに加入しました。小学6年生のときの卒業文集にも「ドラマーになりたい」と書いていましたが、高校時代には美容師になる夢もあったというエピソードがあります。結局音楽への夢が捨てきれず18歳で熊本県から上京し、多くのバンドでドラムを担当していました。

しかし、FUJIさんの所属するバンドは最終的に活動休止または解散することから、「クラッシャー藤原」というあだ名を付けられます。10組目くらいのバンドが活動休止となったことを機に地元での就職を考えていた矢先、KENTAさん・KO-SHINさんとの運命的な出会いを果たしました。

WANIMAはFUJIさんの加入によって、バンド活動を継続できることになりました。しかし、FUJIさんにとってもWANIMAはドラマーとして活躍できる救世主であったと言えます。

3.WNIMAの代表曲を3曲紹介!

WANIMAはこれまでに、祖父の命日をタイトルとした「1106」や大切な方との別れを前向きに歌った「THANX」など、人気曲を多くリリースしています。ドラマやCM・映画などの主題歌を数多く担当しているため、一度は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

人気曲の多いWANIMAですが、その中でも代表曲と言える3曲を紹介します!

3-1.ともに

「ともに」は、2016年8月3日発売のシングル「JUICE UP!!」に収録された曲で、世間にWANIMAの名を広めた曲と言っても過言ではありません。ミュージックビデオの再生回数が1.5億回を越えるなど、WANIMAを代表する人気曲の1つです。(2023年6月時点)

「ともに」はニベア花王の8×4のCMソングに起用され、「青春」「部活」「汗」をテーマとして生まれた楽曲です。作詞作曲中にWANIMAの出身地である熊本県で地震が起きたこともあり、「生きていれば」「命さえあれば」など熊本県に思いを寄せた歌詞がつづられています。

日々のつらさや心の悩みを丁寧に描写し、聴く人を鼓舞するとともに支え合いながら進んでいこうとする関係性を歌ったWANIMAらしい1曲です。

3-2.やってみよう

「やってみよう」はWANIMA初の配信限定シングルで、au「三太郎」シリーズのCM曲としても有名な楽曲です。「丘をこえ行こうよ」という歌詞で有名な、イギリス民謡「ピクニック」をロック風にアレンジしています。

WANIMAらしさがたっぷりと詰まった軽快でアップテンポな曲調で、前向きな歌詞は聴く人に挑戦する勇気を与えています。

3-3.シグナル

「シグナル」はメロコア感溢れる曲調が特徴的な楽曲で、アルバム「Everybody!!」に収録されています。

もともと「シグナル」は2017年放送のNHK特番「WANIMA18祭(フェス) -1000 人のシグナル-」のために制作された楽曲でした。歌詞の中にはKENTAさんが以前祖父から貰った「好きにやって駄目なら戻って来い」という言葉が綴られており、聴いた人が元気を貰えるポジティブで爽やかな一曲です。

まとめ

WANIMAとは、熊本県出身のスリー・ピース・ロックバンドです。2010年に結成し2014年にメジャーデビュー、今では夏フェスには欠かせない人気バンドとなっています。

WANIMAの楽曲を作成しているのは、ボーカルを務めるKENTAさんです。楽曲は前向きになる応援ソングが多く、頑張れという応援よりも一緒に頑張ろう・前に進んでいこうと寄り添ってくれる歌詞が特徴です。

メンバーはそれぞれ個性に富んでおり、心から楽しそうに演奏するためパフォーマンスから元気をもらうファンも少なくありません。落ち込んだときや悲しいときは、ぜひWANIMAの楽曲を聴いてみてくださいね!

※当記事は2023年6月時点の情報をもとに作成しています

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