yamaさんはメジャーデビューもしていない頃に「春を告げる」でTikTokやYouTubeから爆発的に人気を獲得し、今も話題急上昇中のアーティストです。デビュー後はアニメとのタイアップやライブ・テレビ出演など精力的に活動をしており、素顔を見せないミステリアスなビジュアルにも注目が集まっています。
当記事では、yamaさんのこれまでの経歴や魅力・代表曲を紹介します。yamaさんが好きな方は、ぜひご一読ください。
1.yamaのプロフィールを紹介!
名前 | yama |
---|---|
性別 | 非公開 |
職業 | ミュージシャン、歌手 |
年齢 | 非公開 |
身長 | 非公開 |
出身地 | 非公開 |
所属事務所 | ソニーミュージック MASTERSIX FOUNDATION |
yamaさんは圧倒的な歌唱力を持つ、これからの音楽シーンをけん引するアーティストの1人として注目されています。ただ、個人的な情報はほとんど公開されていません。ネット上ではさまざまな推測がされているものの、性別はもちろん年齢、出身地なども不明です。公式Twitterでも素性が分かるようなツイートは避けています。
そこで以下では、yamaさんの経歴や仮面をつけ素顔を隠している理由について詳しく解説します。
1-1.yamaの経歴
yamaさんは、2018年3月からYouTubeでカバー曲を投稿していました。2018年8月20日にコメダワラ(猫アレルギー)さんの曲「BIN」をカバーしたことで、人気に火がつきました。コメダワラさんと結成したユニット「BIN」では、2019年3月16日にファーストミュージックビデオ「チルドレン」を配信しています。
YouTubeを中心に活動を続ける中で、2019年11月2日にはボカロPくじらさんのオファーを受け、楽曲「ねむるまち feat.yama」の歌い手を務めます。その後、2020年4月17日にくじらさんに制作を依頼した初のオリジナル曲「春を告げる」をリリース。2023年5月時点で1億2千万回以上の再生回数を誇る、爆発的なヒットとなりました。
人気の勢いは止まることなく、2020年10月21日に「真っ白」でメジャーデビューを果たします。2021年には初のCDシングル「麻痺」のリリースや、テレビ番組「ミュージックステーション」にも出演しました。
現在まで、フルアルバムの制作やフェスへの参加、観客を入れてのライブツアーを開催するなど、精力的な活動を行っています。
1-2.yamaが仮面をつけているのはなぜ?素顔は?
yamaさんは、目元を覆う白い仮面と青い髪、大きめのパーカー姿が特徴的な歌手です。仮面をつけたミステリアスなビジュアルに驚いた方もいるのではないでしょうか。
初めてメディアに登場した「THE FIRST TAKE」のときから一貫して仮面を着用し、目元を隠しています。これまで音楽番組やフェスの出演など人前に出るさまざまなシーンで活動していますが、公的な場で素顔をさらしたことはありません。
yamaさんは「昔から人前に出るのが苦手だった」とインタビューで答えています。素性を隠し実生活とアーティストとしての自分を切り離すことで、少しでも緊張を和らげたいとの思いがあったそうです。
仮面をつけることで「純粋に作品となる楽曲だけを楽しんでほしい」とも話しています。余計な情報を公開しないことで、楽曲に属性による先入観がつくことを防ぎ、楽曲自体を評価してもらうことを望んでいるのです。
2.yamaの歌手としての魅力
yamaさんは、動画投稿アプリであるTikTokによって爆発的な人気を獲得しました。もともとYouTubeで多くのファンを獲得していましたが、TikTokでyamaさんの楽曲を耳にした方がyamaさんの魅力に気づきます。動画が拡散されたり制作動画にyamaさんの楽曲が使用されたりしたことで、一気にブレイクしました。
以下では、楽曲を聞いた多くの方が引きつけられるyamaさんの魅力を紹介します。
2-1.透明感のある中性的な歌声
yamaさんの魅力の1つは、透明感のある中性的な歌声です。性別を感じさせないハスキーなウィスパーボイスは、日常生活の景色に溶け合う柔らかさを持っており、心地よく耳に響きます。美しい歌声だからこそ、力を抜いて自然体で楽しめるのが特徴です。
人間らしい弱さを歌うときには、聴く人をしっかりと導いてくれる独特の力強さがあります。透き通った繊細な歌声で楽曲に合わせた、多彩な表現を見せてくれます。
2-2.中毒性のあるメロディー
yamaさんの楽曲は、くせになる中毒性の高いメロディーが魅力です。メロディーは開始数秒で聴く人の心を掴む、インパクトのある構成になっています。印象的で耳に残りやすいメロディーのため、繰り返し聴きたくなったり、無意識のうちに口ずさんだりする方もいるでしょう。
大ヒットした「春を告げる」をはじめ、ポップさを持つ楽曲は特に中毒性が高い傾向にあります。また「ねむるまち feat.yama」ではバラードながら、ドラムと電子ピアノのサウンドが現代的です。気だるさのあるメロディーで始まりサビにかけて徐々に気だるさが開放されていくメロディーは心地がよく、再度聴きたくなる中毒性があります。yamaさんの楽曲はバラードであっても十分に個性があり、yamaさんの歌声によってさらに色づくようになっています。
2-3.共感できるリアルな歌詞
yamaさんの楽曲には、共感できるリアルな歌詞がつけられています。今の時代を生きる若者の等身大の感情を豊かに描き出している歌詞も、人を惹きつける魅力です。
活動を開始した当時は、作詞作曲の多くをくじらさんやTOOBOEさんが担当していたものの、最近ではyamaさん自身も作詞作曲を手掛けています。胸を突かれるような切なく共感できる歌詞とyamaさんの優しく落ち着いた歌声が相まって、聴いた方の心に響く楽曲に仕上がっています。
3.yamaの代表曲を3曲紹介
yamaさんは、これまでにさまざまな楽曲をリリースしています。切ない真夜中の心情を描いた「a.m.3:21」や、TVアニメ「SPY×FAMILY」の第2クールのエンディング曲「色彩」など人気の高い楽曲も豊富です。
2023年にはTVアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第2クールのオープニング曲「slash」も担当しています。現在はライブ開催にも意欲的に取り組んでいます。
以下では、人気曲が多いyamaさんを代表する楽曲を3曲紹介します。
3-1.春を告げる
yamaさんを代表する外せない楽曲が「春を告げる」です。「春を告げる」は、現在でもさまざまなアーティストに楽曲提供をする、くじらさんが作詞作曲した楽曲です。yamaさんの初のオリジナル曲としてリリースされました。
冒頭から「深夜東京の6上半夢を見てた」と情景がリアルに浮かび上がるような歌詞から始まり、yamaさんの優しいウィスパーボイスが印象的で耳に残ります。
歌詞には「ここに救いはないよ」「あした世界は終わる」といった少し否定的な言葉を含んでいるものの、楽曲全体を通してネガティブな雰囲気はありません。切なさを感じる歌詞と弾むような明るいテンポが絶妙な違和感を生み出した、くせになる楽曲です。
3-2.真っ白
「真っ白」は、ABEMAで配信された番組「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」の主題歌に起用された、yamaさんのメジャーデビュー曲です。
作詞作曲を担当したのは、自身もアーティストとして活躍しているTOOBOEさん。ロマンティックなメロディーに乗せて報われない恋の苦しさを歌う、切ないラブソングです。
柔らかな曲調の「真っ白」は、yamaさんの吐息を含んだ繊細な歌声が際立ちます。聴く人の心にじんわりと沁みこむような、優しさを感じられる楽曲です。
3-3.麻痺
「麻痺」はTOOBOEさんが書き下ろし、TVアニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」のオープニングに起用された楽曲です。初のシングルとして「麻痺」をリリースしたことで、SNSを利用しない方にもyamaさんの魅力が知れ渡るきっかけとなりました。
疾走感のあるアップテンポな楽曲で、自分の弱さや恐怖に打ち勝とうともがく歌詞になっています。yamaさんの歌声が持つ、力強い響きを感じられる一曲です。
まとめ
yamaさんは、2020年10月21日に「真っ白」でメジャーデビューした歌手です。白い仮面と青い髪、オーバーサイズのパーカーが特徴的で、生年月日や身長、性別など個人情報はほとんど非公開となっています。
yamaさんはメジャーデビュー前からYouTubeやTikTokで活動しており、多くのファンを獲得していました。透き通った歌声は繊細で、日常に溶け込むような柔らかさがあります。また抜群のセンスで作られたメロディーには、共感できるリアルな歌詞がつけられています。
デビューしてからまだ3年ですが、今後の音楽業界をけん引する注目アーティストです!ライブや番組出演なども多いため、ぜひチェックしてみてくださいね。
※当記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています