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ゆずの名前の由来や魅力・代表曲とメンバーのプロフィールを紹介!

ゆずの名前の由来や魅力・代表曲とメンバーのプロフィールを紹介!

ゆずは男性2人組のフォーク・デュオで、小学校からの同級生である北川悠仁さんと岩沢厚治さんがメンバーです。もともとは「Light’s」というバンド名を名乗っていましたが、あることをきっかけに現在の「ゆず」へと改名しました。飾らないストレートな歌詞や、歌声の美しさによって日本中で人気を博しており、数々の名曲をリリースしています。

この記事では、ゆずの名前の由来や魅力、北川さんと岩沢さんのプロフィールや、代表曲を紹介します。

1.「ゆず」とは?

ゆずは北川悠仁さんと岩沢厚治さんによる男性2人組のフォーク・デュオです。2人は路上ライブ出身で、1996年3月に結成されました。

元々同じ小学校に通っていましたが、お互いの認識はありませんでした。しかし、中学3年生で同じクラスになり意気投合します。別の高校に進学しましたが、一人で弾き語りライブをしている岩沢さんを見た北川さんが声をかけ、2人での音楽活動が始まりました。

毎週日曜日に横浜・伊勢佐木町で路上ライブを行い、1997年10月にはミニアルバム「ゆずの素」をリリースします。

その後、1998年2月に2作目のアルバム「ゆずマン」でメジャーデビューを果たします。1998年8月に開催された最後の路上ライブでは、台風接近中にもかかわらず約7,000人もの観客が集まりました。

数々の名曲を生み出し、紅白歌合戦の出場や海外公演も行いながら、実力派音楽アーティストとして音楽シーンの第一線で活躍中です。

1-1.ゆずの名前の由来

「ゆず」という名前は北川さんが食事会のデザートで食べた「ゆずシャーベット」が由来です。

当時、2人のユニット名は「Light’s」でした。これは2人が吸っていた、たばこの銘柄である「マイルドセブンライト」が由来でしたが、「自分たちに合っていない」「ダサい」と感じていました。そのときにアルバイト先の食事会で北川さんがゆずシャーベットを食べ、ユニット名を改名したそうです。なお、そのとき岩沢さんが食べていたのはバニラアイスです。

90年代当時、グループ名は英語などの横文字が主流でしたが、「柚子」をあえて平仮名2文字にすることで覚えやすく、インパクトのあるユニット名が誕生しました。

2.ゆずのメンバー2名のプロフィールを紹介!

北川さんと岩沢さんは同じ小学校に通っており、小学生の学生時代から考えると約30年の付き合いになります。中学生の頃、トイレットペーパーで遊んでいた北川さんを岩沢さんが注意したことが初めての会話のきっかけでした。友達として意気投合し、活動を始めたのは高校生の頃ですが、現在でも2人はとても仲がよいと評判です。

歌うときはアイコンタクトをとったり、寄り添ったりする姿に2人の絆の強さが伺えます。ライブのMCでは同級生ならではのエピソードを聞くこともでき、2人の仲の良さにファンも癒されていました。

ゆずのメンバー2人のプロフィールを紹介します。

2-1.北川 悠仁(きたがわ ゆうじん)

名前 北川 悠仁(きたがわ ゆうじん)
担当 リーダー
生年月日 1977年1月14日
年齢 47歳 ※2023年7月時点
血液型 A型
身長 175cm
出身地 神奈川県 横浜市

明るい笑顔が魅力の北川さんは、ミュージシャンとして活躍する前は俳優として活動をしていました。ゆずとしてメジャーデビューした後はフジテレビの月9のキャストにも抜擢され、「イノセント・ラヴ」にて堀北真希さんと共演した過去もあります。

北川さんが音楽を始めたのは、兄が持っていたドラムセットを叩いてみたことがきっかけでした。そこから音楽に目覚め、中学時代に岩沢さんを含む4人のバンドを組んでいた時期はドラムを担当していました。当時はX JAPANのYOSHIKIさんに憧れを抱いていたそうです。

ゆずとして活動を始めてから、数々の楽曲の作詞作曲を手がけており、関ジャニ∞など他アーティストへの楽曲提供も行っています。

2011年に結婚をしており、奥さんは「アヤパン」で親しまれていた元フジテレビアナウンサーの高島彩さんです。

2-2.岩沢 厚治(いわさわ こうじ)

名前 岩沢 厚治(いわさわ こうじ)
担当 サブリーダー
生年月日 1976年10月14日
年齢 46歳 ※2023年7月時点
血液型 O型
身長 165cm
出身地 神奈川県 横浜市

人柄が良さそうな優しいルックスとハイトーンの歌声が魅力の岩沢さんは、ハーモニカを使用している姿も印象的です。北川さんと同様に、岩沢さんも作詞作曲をしています。

岩沢さんが楽器に触れ、音楽を始めたきっかけは、13歳の頃に父からギターをもらったことでした。高校ではラグビー部に所属し、通っていた専門学校ではピアノの調律師を目指し勉強をしていました。

岩沢さんは、日本ジーンズ協議会が主催している、ジーンズの似合う有名人に与えられる賞「ベストジーニストトップ10」に15回連続でランクインしています。

岩沢さんの実家は整骨院と道場を営んでおり、ファンからは聖地巡礼の場所の1つとして有名です。

3.ゆずの魅力

昨年デビュー25周年を迎えたゆずは、さまざまな魅力でファンを虜にしています。その中でも、特に魅力的なポイントは以下の3点です。

美しい歌声を生かしたハーモニー

北川さんと岩沢さんの美しい歌声で奏でるハーモニーは、一度聴くと心に残る圧倒的な存在感です。

歌い方も声質も全く違う2人ですが、声の相性は抜群です。北川さんの落ち着いた低音に岩沢さんの華やかなハイトーンボイスが重なった瞬間、ぴったりとハマる感覚があります。弾き語りでは、ゆずの素晴らしいハーモニーを堪能できます。

一体感溢れるライブパフォーマンス

観客を巻き込んだ一体感あるライブパフォーマンスもゆずの魅力の1つです。ライブでは、最初に全員でラジオ体操を行うという個性的なコミュニケーションから始まります。

ライブではタオルを回したり合唱したりして盛り上がる場面がある一方で、ゆずが体現する音楽の世界観を静かに聴く場面もあります。世代に関係なく、誰もが楽しめるライブパフォーマンスを一体となって楽しめる点が魅力です。

ストレートな歌詞
ゆずの楽曲には、飾らないストレートな歌詞が多くあります。歌っている内容が分かりやすいからこそ、聞き手に寄り添うような等身大の優しい歌詞に勇気づけられ、励まされます。

4.ゆずの代表曲を3曲紹介!

ゆずはこれまで、数々のヒット曲を生み出してきました。2000年に10枚目のシングルとして発売された「飛べない鳥」は、ドラマ「涙をふいて」の主題歌で、オリコンシングルランキング1位を獲得しました。他にも明るい曲調に対して哀愁を感じさせる歌詞が特徴の「サヨナラバス」など、発売から20年以上経っても愛されている曲ばかりです。

その中でも、特に大ヒットとなったゆずの代表曲を紹介します。

4-1.夏色

「夏色」は夏になればどこかで必ず耳にすると言っても過言ではない大ヒット曲です。ゆずのメジャーデビューシングルで、世代関係なく多くの人に知られている有名な楽曲です。

爽やかでポップな曲調と2人の絶妙なハーモニーが夏を感じさせます。思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなサビも魅了的で、聴くだけで元気になるような夏色はライブで大盛り上がりします。ライブの演奏終了後にファンが「もう一回!」と掛け声をするのがお決まりです。

4-2.栄光の架橋

「栄光の架橋」は、2004年のNHKアテネオリンピックの公式テーマソングとして起用されました。北川さんが作詞作曲を務め、編曲を松任谷正隆さんが行いました。

ゆずの歌唱力の高さを強く感じられる栄光の架橋は、まっすぐで力強いメッセージ性のある楽曲をしっとりと歌い上げます。サビ部分「いくつもの日々を越えて辿り着いた今がある」など、さまざまな人の人生に寄り添いながらそっと背中を押してくれる大ヒット曲です。

4-3.虹

「虹」は2009年に29枚目のシングルとして発売されました。

印象的なサビ部分「越えて 越えて 越えて」は、一度聞けば忘れられないほどのインパクトを残します。華やかで圧巻のサビを歌い終えた最後に「雨上がりの空にそっとかかる虹の橋」と優しく包み込むように歌う場面にも心を惹きつけられます。

日本生命のCMとしても起用された楽曲です。

まとめ

ゆずは、1996年3月に結成された北川悠仁さんと岩沢厚治さんによる男性2人組のフォーク・デュオです。楽曲「栄光の架橋」が2004年のNHKアテネオリンピックの公式テーマソングとして起用されたほか、紅白歌合戦の出場や海外公演など音楽シーンの第一線で活躍しています。北川さんと岩沢さんは同じ小学校に通っており、高校生のときに意気投合して音楽活動を始めました。

ゆずの楽曲は美しい歌声を生かしたハーモニーや、飾らないストレートな歌詞が魅力です。また、ライブのときには世代に関係なく、誰もが楽しめるライブパフォーマンスを一体となって楽しめる点も特徴です。

※当記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しています

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